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お葬式

そもそも弔電って何?弔電の送り方や頂いた時のお礼の方法を解説

更新日:2022.11.21

弔問

クエスチョンマークが書かれた積み木が3つ積まれている

記事のポイントを先取り!

  • 弔電でお悔みの気持ちを伝える
  • 弔電では忌み言葉を使わない
  • 電話やインターネットから送る

弔電とは急な不幸の知らせを聞いたものの、お通夜や葬儀への参列が叶わない時に送る電報のことです。

しかし弔電を送った経験があるという人は、それほど多くはないでしょう。

弔電にまつわる作法を知らずに、故人やご遺族に不快な思いをさせたくはありません。

そこで今回は弔電について解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 弔電とは
  2. 弔電を送る際のマナー
  3. 弔電の送り方
  4. 宗教ごとの弔電の文例
  5. 弔電を頂いたらお返しは?
  6. 弔電についてまとめ
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弔電とは

弔電とは、ご遺族にお悔やみの気持ちを伝えるための電報です。

弔電はお通夜や葬儀に参列できない人が、取り急ぎ弔意を伝えるために送ります。

訃報を聞いた時に遠方にいたり、多忙だったり、健康上の問題があったりして葬儀に行けない場合のものです。

通夜や葬儀の会場で、読み上げられることが一般的であるため、お通夜や葬儀が始まる前に届けることが必要になります。

弔電を送る際の香典について

弔電を送る際に、香典も一緒に送るものなのかと疑問に思う人もいるかもしれません。

弔電と香典は、全く別のものです。

弔電だけではなく香典も包みたい場合は、現金書留で別に送るようにしましょう。

また故人やご遺族と、それほど関係性が深くない場合には香典を送らず、弔電のみ送るということが一般的です。

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弔電を送る際のマナー

それではここで、弔電を送る際のマナーについて確認しておきましょう。

遺族へ確認をとる

まずはご遺族に弔電を送っていいのか確認を取らなければなりません。



近年は特に、家族葬という、家族のみで故人を送る葬儀の形が増えてきています。

家族葬の場合は弔問や参列だけではなく、香典や弔電も辞退するケースがあります。

ご遺族が「弔電を辞退したい」という考えであれば、弔電は送るべきではありません。

忌み言葉を使わない

弔電の文面を考える際に気をつけたいのは、忌み言葉を使ってはいけないということです。

悲しみにくれるご遺族を、不快にさせる言葉は避けなければなりません

重ね言葉

代表的な忌み言葉として、重ね言葉があげられます。

重ね言葉とは、「たびたび」「くれぐれも」「重ね重ね」「再三」など、同じ言葉を重ねるものです。

重ね言葉は不幸が続くことを連想させてしまうので、必ず避けるようにしてください。

死につながる直接的な表現

また「死」や「苦しむ」など、死につながる直接的な表現も避けましょう。

同様に漢字の「四」や「九」も、忌み言葉としてよく知られています。

宗教によって避ける言葉

宗教によっても、使ってはいけない言葉があります。

仏教では「天国」という言葉は使ってはいけません。

「迷う」や「浮かばれない」という言葉は、故人の成仏を妨げる印象を与えてしまいます。

キリスト教では、「成仏」「供養」「冥福」「弔う」などの、仏教的な言葉は使えません。

敬称に注意する

敬称とは、人に対して敬意をもって使う言葉です。

「○○様」「○○殿」などが一般的ですが、弔電は独特な使い方をします。

弔電で用いられる故人と喪主との続柄による敬称は、主に以下のようなものがあります。

故人が喪主の父の場合ご尊父様(ごそんぷさま)
故人が喪主の母の場合ご母堂様(ごぼどうさま)
故人が喪主の祖父の場合ご祖父様(ごそふさま)
故人が喪主の祖母の場合ご祖母様(ごそぼさま)
故人が喪主の夫の場合ご主君様(ごしゅくんさま)
故人が喪主の妻の場合ご令室様(ごれいしつさま)

ご遺族にとって大切な葬儀に、間違った敬称で弔電を送ると非常に不快な思いをさせてしまいます。

必ず喪主と故人の続柄を確認して、正しい敬称を使用してください。

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弔電の送り方

弔電はどのように送ればいいのでしょうか。

書き方

弔電の書き方には気をつけるべきポイントがあります。

宛名

弔電を送る際の宛名は、基本的には喪主です。

故人宛に送るのはマナー違反になります。

宛名はフルネームで表記するので、事前に喪主のフルネームを確認しておきましょう。

それでも喪主の名前が、分からない際には「故○○様 ご遺族様」と記して送りましょう。


喪主ではない友人宛に、弔電を送りたいこともあるかもしれません。

その場合には「○○様方 ○○様」と、喪主の方の名前の後ろに友人の名前を添えて送ります。


弔電を送る宛先は自宅の場合もありますが、一般的には斎場です。

斎場の住所と名前・連絡先を確認して、正確に記入しましょう。

差出人

差出人の名前は、弔電の末尾に書き添えます

差出人の名前を記入する際には、名前や住所などの他にも、故人との関係を明確にする必要があります。

仕事関係者の場合は、会社や団体の名前を記入したほうが良いでしょう。


また複数名で贈る場合には、目上の人から順に記入することが基本です。

人数が多くなる場合には「○○一同」と、わかりやすくまとめるようにしましょう。

注文方法

弔電の注文方法は、大きく分けると3種類あります。


電話

115」に電話をすることで、電報を送ることができます。

取扱時間は8時~20時までで、19時までに申し込めば当日の到着が可能です。

弔電の内容を、オペレーターの方に相談できる点がメリットと言えるでしょう。

郵便局

郵便局の窓口でも、弔電の発送を受け付けています。

弔電の台紙と文例を選ぶことが可能です。

手書きのメッセージも送ることができます。



インターネット

24時間いつでも受け付けているので、急な状況でも対応できます。

インターネットの弔電は、様々な会社がサービスを提供している点が特徴です。

料金

弔電の料金は、メッセージと台紙、オプションサービスの料金で構成されています。

メッセージの料金は、文字数で異なります。

弔電は最も安いものだと1,200円前後でも可能ですが、相場としては3,000円ほどとなっています。

弔電は故人への哀悼の意を表すものですので、葬儀の場に相応しいメッセージと台紙を選んで送りましょう。

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宗教ごとの弔電の文例

開いた本の上に置かれた虫眼鏡

弔電を送る際に注意したいのは、宗教ごとに異なるマナーがあることです。

考え方の違いから、各宗教によって使ってはいけない言葉があります。

仏教

日本の葬儀としては、広く一般的に行われているのが仏教式の葬儀です。

ただし宗派によって、使ってはいけない言葉があります。

浄土真宗では人は亡くなったら、すぐに成仏できると考えられているため、他の宗派ではよく使われる「冥福」や「成仏」という言葉は使用できません。

日本の仏教の中で、最も信徒が多い宗派は浄土真宗と言われています。

もしも宗派がわからない場合は、「ご冥福をお祈りします」というフレーズは使わないほうが無難でしょう。

故人が友人・知人の場合の文例

○○様の突然の訃報に接し、言葉が見つかりません。
在りし日のお姿を偲び、心より謹んでお悔やみ申し上げます。

故人が職場関係者の場合の文例

○○様の御逝去の報に接し、謹んで哀悼の意を表します。
おかけいただいた恩に、何もお返しできないままのお別れとなりましたこと、残でなりません。
ご遺族様の悲しみは計り知れないものがありますが、どうぞご自愛くださいませ。
社員一同、心からお悔やみ申し上げます。

神道

神道の死生観は、仏教のものとは大きく異なります。

死者は先祖の神の元へ行き、氏神様となって家族を護ると考えられています。

そのため仏教でよく使われる、「冥福」「成仏」「供養」などの言葉は使いません。

神道式葬儀の文例は以下の通りです。

○○様の突然の訃報に接し、言葉を失っております。
お元気な頃の姿が目に浮かび、悲しみが募って参ります。
謹んでお悔やみを申し上げますと同時に、安らかなご永眠をお祈り申し上げます。

キリスト教

キリスト教の死生観も、仏教や神道とは大きく異なります。

死は生の終わりではなく、神の元に召されて最後の審判を受け、天国で過ごすという考え方です。

死は神から祝福されるもの、という考えなので、あまり悲嘆にくれた内容にしないほうがいいでしょう。


キリスト教では死のことを「しょうてん」と呼びますが、宗派によって字が異なります。

カトリックでは「昇天」と言うのに対し、プロテスタントでは「召天」と書きます。

キリスト教式葬儀の文例は以下の通りです。

○○様の訃報に接し、心から哀悼の意を捧げます。
神の御許に召された○○様が、天国で安らかに眠れますよう、お祈り申し上げます。

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弔電を頂いたらお返しは?

弔電をいただいた場合、どのように対応すればいいのでしょうか。

お返しの品は必要ない

弔電をいただいたらお礼をしたいところですが、基本的にはお返しの品物は必要ありません

弔電は哀悼の意を表すご挨拶で、香典をいただいた訳ではありません。

そのため返礼品を贈ったら、かえって先方に気を遣わせてしまうかもしれません。
もしどうしても何かお礼がしたい場合は、お礼状を書いて送るのがいいでしょう。

香典や供花を頂いた場合は香典返しを送る

弔電の他に、香典や供花をいただいた場合は別です。

弔電と香典をいただいたら、お礼として香典返しを贈りましょう

香典返しのマナーとしては、いただいた金品の3分の1〜半額程度のものをお返しします。

お茶や海苔・タオルや石鹸などの、返礼品として相応しい品を選んでお贈りしましょう。

お礼状を送る

お礼状の送り方を紹介します。

送るタイミング

お礼状は、できるだけ早く送るのがマナーとされています。

お礼を早く伝えるのと、葬儀がつつがなく執り行われたことを報告するためです。

しかし葬儀直後は、遺族の疲労がピークに達している時期です。

あまり無理をしないで、弔電をいただいてから一週間以内に送ることを目途にしましょう。

文例

お礼状は直筆で書いたほうが、誠意が伝わります。

毛筆がもっとも格式高いのですが、筆が苦手な場合は、筆ペンか万年筆で書きましょう。
縦書きで、句読点は使いません。

〈個人宛のお礼の文例〉

拝啓 
このたびは故○○儀の葬儀に際し お心のこもったご丁寧な弔電を賜り 誠にありがとうざいました
おかげ様で葬儀も滞りなく営むことができました
生前のご厚誼に深くお礼申し上げますとともに 今後とも変わらぬご指導をいただけます
ようお願い申し上げます
略儀ながら書中をもちまして謹んでお礼申しあげます
敬具



〈団体宛ての文例〉

謹啓
皆様方におかれましては ご健勝のことと慶び申し上げます
このたびは故○○儀の葬儀に際し ご鄭重な弔電を賜わり ご厚誼に深くお礼申し上げます
おかげ様で葬儀も滞りなく済みましたことをご報告申し上げます
略儀ながら書中をもちまして謹んでお礼申しあげます
謹白

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弔電についてまとめ

「ま」「と」「め」と書かれた積み木と電卓と時計

ここまで弔電の意味についての情報や、弔電を送る際のマナーなどを中心にお伝えしてきました。

記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 弔電とは、ご遺族にお悔やみの気持ちを伝えるための電報
  • 弔電を送る際には、忌み言葉を使わず、故人とご遺族の敬称に注意する
  • 弔電を送る方法は、郵便局窓口と電話、インターネットの3種類ある

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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