お葬式
喪服がない場合の対処法は?ビジネススーツでも問題がないかも説明
更新日:2022.11.19 公開日:2021.12.04

記事のポイントを先取り!
- 喪服は故人を祈るための正装
- 喪服のレンタルサービスがある
- お通夜は平服で参列する/li>
喪服はお通夜や葬儀へ参列する際に着るものですが、そのマナーについてご存知でしょうか。
急な訃報で、喪服を用意できないこともあるかもしれません。
そこでこの記事では、喪服がない場合の対応について詳しく説明していきます。
子ども用の喪服がない場合や葬儀へ参列するために必要な持ち物についても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。
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葬儀で喪服を着る理由
喪服とは、故人を悼み喪に服すための衣服のことを指します。
本来喪服は、遺族であることをわかりやすくするため遺族のみが着るものとされていました。
遺族と同様故人を心から悼みたいという気持ちの表れから、葬儀の参列者も喪服を着用するようになりました。
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急な不幸の際に喪服がない場合は、どうすればよいのでしょうか。
ここからは喪服がない場合の対応について説明していきます。
それぞれのメリット・デメリットを考え、自分の状況に一番合った対処方法を選びましょう。
知人に借りる
喪服がない場合は、友人や知人に借りられるか確認することも一つの対処方法です。
お金がかからないことがメリットとして挙げられますが、サイズが合わなかった場合には不格好になってしまい、遺族へ失礼になる恐れもあるため注意が必要です。
また喪服はそれなりに値段の張るものなので、借りた際には汚したりしないように配慮しましょう。
なお共通の友人や知人の葬儀であった場合にはもちろん借りられないため、借りる相手もよく考えなければいけません。
レンタルサービスを利用する
喪服がない場合、一般的には葬儀社や貸衣装屋のレンタルサービスを利用するケースが多いようです。
費用はやや高めですが、寸法をきちんと計測してくれるのでサイズの合う喪服を借りられます。
最近では、インターネットで喪服を借りられるレンタルサービスも増えてきています。
インターネットの場合、葬儀社や貸衣装屋より安く済むことが多いです。
葬儀までの日にちに余裕がある場合にはおすすめですが、葬儀社や貸衣装屋と異なり細かいサイズ合わせができないため、実際に着てみないとわからないという欠点もあります。
量販店で購入する
着る機会の限られる喪服ですが、レンタルではなく購入するというのも一つの手段です。
喪服はデパートや仕立て屋はもちろん、紳士服の量販店でも購入できます。
量販店で喪服を購入するメリットは、即日仕上げが可能という点です。
しかしウエストなどの大幅な調整は即日対応できないことが多く、葬儀まで日にちがない場合に間に合わないことも考えられます。
また短時間で選ぶ必要があるため、在庫状況によっては欲しいサイズの喪服がない可能性も考えられます。
毎年新調するものでもないため、数年先の体型まで考えるとなると短時間に考慮すべき点が多く、大変に感じる方も多いです。
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喪服はビジネススーツで代用できる?
喪服はないがビジネススーツならあるという場合に、代用できないかと考える方も多いと思います。
ここではビジネススーツで代用できる場合と、マナー違反になる場合を紹介していきますので参考にしてください。
告別式ではマナー違反となる
告別式や葬儀の際には、必ず喪服を着用しなければいけません。
喪主の場合には、いわゆる正喪服と呼ばれるモーニングスーツが適しています。
参列者は準喪服であるブラックスーツで参列することが一般的です。
告別式は故人を送るための正式な儀式です。
平服での参加はマナー違反に当たりますので注意が必要です。
お通夜なら問題ない
お通夜は急な知らせで駆けつけるケースが多いため、リクルートスーツや地味な色のスーツなどの平服でも問題ありません。
平服とはTPOに合った服装のことで、その場に適していれば平服にあたります。
しかし平服でも注意すべき点があります。
光沢感のある素材や殺生を思わせるような皮物、派手なアクセサリーなどはマナー違反に当たりますので、黒や暗めの色でコーディネートしたほうが無難です。
子どもの喪服がない場合
子どもの喪服がない場合の対応について紹介していきます。
子どもの場合は制服で良い
子どもが葬儀や告別式に参加する場合は、通っている幼稚園や学校の制服で問題ありません。
制服は正式な礼服なので、失礼には当たらないとされます。
また葬儀で大人がローファーやスニーカーを履いた場合はマナー違反とされますが、子どもの場合はマナー違反になりません。
なお制服のリボンやネクタイが派手な色合いや柄であれば、葬儀の際には取り外して参加することをおすすめします。
大学生ならリクルートスーツでも大丈夫
制服がない大学生の中には、喪服を持っていない方も多いと思われます。
そのような場合には、リクルートスーツで参加しても問題ありません。
リクルートスーツの場合でも靴やスーツは光沢のないものを選択し、全身ダークカラーでコーディネートすることが一般的です。
スーツは光沢感のあるものが多いため、喪服として着ることを想定し、あらかじめ地味なスーツを一着用意しておくのもおすすめです。
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持ち物がない場合はどうすれば良い?
お通夜や葬儀に参列する際には、持ち物にもマナーがあります。
訃報は急である場合が多いため、持ち物を用意できなかったり忘れたりする恐れがあります。
ここでは持ち物がない場合の対応について説明します。
香典がない場合
お通夜や葬儀で香典を渡せなかった場合、葬儀後に現金書留で郵送しても問題ありません。
香典を郵送する際は、以下のことに気をつけましょう。
- 香典の宛先・宛名は喪主の名前にする
- お金を香典袋に包む
- お悔やみの手紙を同封する
また現金書留のほかには、四十九日までに弔問して渡すという方法もあります。
どちらの方法でも、葬儀後できるだけ早めに行いましょう。
数珠がない場合
お通夜や葬儀に数珠を持っていくのは一般的なマナーとされますが、もしなくてもマナー違反になるということではありません。
数珠の有無にかかわらず、故人を思い手を合わせることが大切です。
数珠がなくても、ほかの参列者と同じようにお焼香しましょう。
なお数珠は故人に対して敬意や供養を表すためのもので、一人一つが基本です。
ほかの人から借りるのはマナー違反になるので注意しましょう。
喪服がない場合まとめ

ここまで喪服がない場合の対応についての情報や、注意点などを中心にお伝えしてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- 喪服がない場合には知人に借りたりレンタルサービスを利用できる
- お通夜は平服でも構わないが、葬儀屋や告別式は喪服の着用がマナー
- 子どもの場合は制服やリクルートスーツでもマナー違反にはならない
- 香典や数珠は葬儀や告別式に持って行かなくてもマナー違反にはならない
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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監修者

田中 大敬(たなか ひろたか)
厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター
経歴
業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。
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