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お墓

納骨式のお布施の金額は?お布施の表書き・渡すマナーについて解説

更新日:2024.01.24

納骨

お布施と数珠と袱紗

記事のポイントを先取り!

  • 納骨式のお布施は3万円〜5万円
  • 表書きは「御布施」裏面に金額を記入
  • お布施は袱紗に包んで持参する

家族を亡くした遺族はお通夜や葬儀、火葬、納骨といったさまざまな手順を踏むことになります。

その中で一つの区切りとなるのが納骨式です。
納骨式には僧侶による読経が行われ、その際に必要になるのがお布施です。

この記事では、納骨式で渡すお布施の準備、マナーなどを中心に解説していきます。
表書きの書き方についても解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 納骨式のお布施はなぜ必要?
  2. 納骨式のお布施の相場
  3. 納骨式のお布施の封筒
  4. 納骨式のお布施の表書き
  5. 納骨式でお布施を渡す時のマナー
  6. 納骨式当日の流れ
  7. 納骨式でお布施はいつ渡す?
  8. 納骨式のお布施は相続税で控除できる?
  9. 納骨をお願いできる僧侶がいない場合
  10. 納骨式のお布施まとめ
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納骨式のお布施はなぜ必要?

日本では亡くなった人の遺体の取扱いが法律で定められています。
そのため人が亡くなると多く場合、仏式の葬儀と火葬が行われます。

火葬後、遺骨は骨壷に入れられお墓などに納められるのですが、その際に執り行われるのが納骨式です。
納骨式は僧侶の読経を中心に進行します。

その際に僧侶へお渡しするのが、お金が包まれたお布施です。
納骨のお布施は世間一般的には、僧侶への謝礼として認識されています。

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納骨式のお布施の相場

納骨式に支払うお布施・金額について解説します。

納骨式のみを行う場合

納骨式のみのお布施の相場は3万〜5万円とされています。

しかし、この金額はあくまで相場であるため、この金額より多くても少なくても問題ありません

お布施は僧侶やお寺のサービスの対価として支払うものではなく、感謝の気持ちを表したものなので、どんな金額であっても心をこめてお包みすることが何より重要になります。

開眼供養と納骨式を一緒に行う場合

お墓を新しく建立した場合は、開眼供養(魂入れ・建碑式)といい、お墓に故人の魂を宿す儀式が必要になります。

開眼供養と納骨式を一緒に行う場合はさらに開眼供養のお布施が必要です。
開眼供養のお布施+納骨式のお布施で5万円〜10万円のお金を包むようにしましょう。
封筒を分ける必要は特にありません。

御車代

納骨式で読経を頂く僧侶が、お墓まで車やタクシー、電車などを利用して来られる場合には交通費として「御車代」を渡すのがマナーです。

御車代の相場は5000円程度です。
お墓が僧侶のいるお寺にある場合は、御車代を渡す必要はありません

御膳料

納骨式の後に親族や僧侶を交えて会食を開く方もいらっしゃると思います。
会食に僧侶がお断りをした場合は、お食事代として「御膳料」をお包みします。

御膳料の相場は5000円〜1万円程度です。
僧侶が会食に参加する場合は、御膳料は不要です。

なお、御車代と御膳料はそれぞれ封筒を分けて渡すようにしましょう。

お布施金額
開眼供養3万円〜5万円程度
納骨式のお布施3万円〜5万円程度
御車代5000円程度
御膳料5000円〜1万円程度

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納骨式のお布施の封筒

納骨式のお布施を用意する際には、どのような封筒を使えば良いのでしょうか。
お通夜や告別式に持参する香典袋は、納骨式などに使用するお布施には不適切です。

納骨式のお布施の封筒は、白無地の封筒を使います。
郵便番号の枠などが印刷されていないものを選びます。

また、奉書紙(ほうしょし・ほうしょがみ)という格式の高い和紙でできた封筒でも正式なものですので構いません。
奉書紙の封筒はコンビニはもちろんスーパーやホームセンターなどにもないことが多く、仏具屋や通販で購入すると確実です。

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納骨式のお布施の表書き

納骨のお布施の表書きを書く時に気をつけるポイントは以下の通りです。

  • 表書きは「御布施
  • 薄墨ではなく濃墨
  • 封筒の中央に書く
  • 中央下部には名前を記入
お布施と数珠と袱紗

宗教によって表書きが違う

納骨式のお布施の表書きは、宗教によって違います。
各宗教の書き方は以下の通りです。

  • 仏教:「お布施」「御布施」
  • 神道:「御祭祀料」「御玉串料」「御初穂料」
  • キリスト教:「献金」「謝礼」

印刷済みの市販の封筒でも適切な表書きであれば問題ありません。

お布施の裏書き

香典の中袋裏面

封筒の裏には、住所と電話番号、金額を記載しましょう。

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納骨式でお布施を渡す時のマナー

仏壇に向かって祈りをささげる僧侶の背中

お布施を渡すときにはマナーがあります。
納骨式当日になって慌てないように、事前に確認しておいてください。

お布施は袱紗に入れる

お布施の封筒をそのまま内ポケットやカバンに入れて持参することはよくありません。
白い封筒は汚れや擦れが目立ちます。

マナーとして袱紗に入れて携帯してください。
袱紗(ふくさ)とは冠婚葬祭などで祝儀、不祝儀などの封筒を包む布製の包みです。

納骨式で用いる袱紗は弔事などで使う寒色系の紫紺色を選ぶと良いでしょう。

袱紗から取り出して渡す

いざお布施を僧侶に渡すときに、封筒を手渡しすることはマナー違反です。
お渡しの際は袱紗から封筒を取り出し、袱紗の上に封筒を乗せて僧侶に差し出します。

差し出したお布施を僧侶に受け取ってもらうのが正しいマナーです。

新札を用意する

お布施を渡す際、新札を用意するようにしましょう。

よく混同してしまうのが、「香典には新札を入れない」というマナーです。
お布施は香典と違い、しっかり準備して新札を入れることがマナーといえます。

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納骨式当日の流れ

納骨式当日の流れについて詳しく説明します。
納骨式を迎える前によく確認しておきましょう。

1.遺族の挨拶

参列者と僧侶が集まったら、納骨式が始まります。
遺族が代表して挨拶をします。

2.納骨

挨拶終了後、遺骨をお墓のカロートに納骨します。
カロートは、お墓の下にある納骨室のことです。

カロートの蓋は重いので、石材店の方に頼むことをおすすめします。
自分で開けると、思わぬケガを負う可能性もあります。

3.僧侶による読経、焼香

納骨後、僧侶による読経が行われます。
参列者は焼香し、祈りを捧げます。

ここまでの納骨式は1時間弱程度と考えておくと良いでしょう。

4.会食

納骨式終了後は、参列していただいた方へのお礼として会食を行う場合が多いです。
会食前後に遺族代表による挨拶が行われます。

会食終了後、参列者が帰宅する際には引き出物をお渡しし、お礼を伝えます。

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納骨式でお布施はいつ渡す?

納骨式を控え、お布施や封筒、表書き、袱紗の準備も整えたところで気になってくるのが、いつお布施を渡すのか。
納骨式を始め、法要で僧侶にお布施を渡す経験がないという人も多いと思います。

ここでは納骨式でお布施をいつ渡すのかというタイミングとともに、合わせて注意したいポイントをご紹介します。

納骨式の前に渡す

納骨式当日、予定時刻よりも少し早めに到着してお寺に挨拶をします。
その際にお寺の管理者や僧侶にお布施を渡すことができます。

納骨式の後に渡す

お布施を渡す前に納骨式が始まっても問題ありません。
僧侶による読経が終われば、お互いに落ち着いた中でお布施を渡すことができます。

納骨式の後日渡す

本来、お布施は納骨式当日に渡すべきものです。
しかし、さまざまな事情によって当日に渡せないことがあるかもしれません。

その場合は後日お寺に出向いて、お布施を僧侶に渡しても構いません。
なるべく日にちを空けず、早めに出向くと良いでしょう。

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納骨式のお布施は相続税で控除できる?

被相続人の納骨式のお布施を相続人が出した場合は、相続税の控除として計上が可能です。

告別式以降のお布施は控除の対象外

お布施は分類的に「葬儀費用」にされます。
葬儀費用は相続税の控除対象になりえます。

しかし、納骨式や四十九日法要などの葬儀、告別式以降に納めるお布施は控除対象ではありません。

お布施を控除するためのポイント

税金の控除を行う上で、発生した費用などを証明するため領収書が必要になります。

しかし、お布施の領収書を出してくれるお寺は少ないため、自分で記録を取って控除の書類として使います。

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納骨をお願いできる僧侶がいない場合

普段からお付き合いのある僧侶がいない場合は、信頼できる僧侶を紹介することが可能です。
1法要あたり4万円からご希望の宗教者を手配させていただきます。

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納骨式のお布施まとめ

「ま」「と」「め」と書かれた積み木と電卓と時計

ここまで納骨式のお布施の情報や、お布施のマナーなどを中心にお伝えしてきました。
内容をまとめると以下のようになります。

  • 納骨式のお布施は3万円〜5万円で、開眼供養と合わせる場合は5万〜10万円
  • お布施は無地の白い封筒に包み、表面中央に「御布施」と記入
  • お布施は袱紗に包み、封筒を袱紗に乗せた状態でお渡しする

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(たなか)

田中 大敬(たなか ひろたか)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。

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