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法事法要

仏壇には何をお供えすればいい?お供えのやり方についても紹介

更新日:2022.05.15

仏壇

供花と果物とおりん

記事のポイントを先取り!

  • お供え物で故人やご先祖様に感謝を伝える
  • 仏壇へのお供え物は五供か故人の好きだったもの
  • お供え物は毎日交換し、ご飯は昼前までに下げる

仏壇は故人と遺族の心の拠り所となる場所です。
そのため、仏壇にお供え物をすることがとても大切になってきますが、どのようなものをお供えすれば良いのでしょうか。

そこで、この記事では仏壇に供える理由やお供えするものについて解説します。

法事や法要でのお供え物についても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 仏壇にお供え物をする理由
  2. 仏壇にお供えする物
  3. お供えのやり方
  4. 法事・法要の際のお供え物は?
  5. 仏壇のお供えまとめ
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仏壇にお供え物をする理由

ここでは、仏壇にお供え物をする理由について解説していきます。
普段何気なくしている仏壇へのお供えですが、どのような意味合いがあるのでしょうか。

飲食をお供えする理由

仏様はお供えした飲食を直接口にするわけではありませんが、私たちがしている食事と同様に目で見て楽しんでいると考えられています。

そして、飲食をお供えすることで「人間が日々飢えずに生きることができている」という感謝の意を表すものとも考えられています。

お供えした食べ物をお下がりとして私たちが食べることには、こういった意味合いがあります。

また、透明で綺麗な水は、「穢れのない浄土」を表すとされているため、水はお供え物にはなくてはならないものになります。
そのため、毎日きれいな水に換えてお供えすることが大切になります。

花をお供えする理由

仏壇に花をお供えすることにはさまざまな意味合いがあります。

まず、故人を想う気持ちを花で表しているという意味合いです。
私たち生きている人間も節目の際やお祝い事で花束などを贈ることがあると思いますが、これと同じような意味合いで仏壇に花をお供えしています。

その他にも、花をお供えすることには仏様を敬い、修行の誓いをするといった意味合いもあります。
花は厳しい自然の力に耐えながらも、きれいな花を咲かせ、私たちを楽しませてくれます。

このように私たちも厳しい社会で修行し、悩みながらも強く生きていければといった誓いの念も込められています。

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仏壇にお供えする物

仏壇のお供え物は五供(ごく・ごくう)が基本的な考え方になります。

ここでは五供の概要を具体例とともに解説していくので、ぜひ参考にしてください。

五供とは

五供とは

  • 灯燭(とうしょく)
  • 浄水
  • 飲食

の5つを意味するものです。

この5つの意味合いについては次の章から具体的に説明します。

お線香やお香のことを指します。
仏様は匂いを楽しむと考えられているので、仏様にとってお線香やお香は食べ物と同様の意味合いがあります。

また、お線香をたくことでその場を浄化させる作用もあります。
ご先祖様や故人を供養することを手助けしたり、心身の浄化の作用もあるとされています。

生花のことを指します。
花の種類は匂いがきついものやトゲのあるものは避けることがマナーです。

しかし、最近ではこのような考え方にとらわれず、故人が好きだった花を飾るケースも増えてきています。

さらに詳しく知りたい方は、「仏壇にはどんな花がおすすめ?お供えする際のマナーについても紹介」をご覧ください。

灯燭

灯燭とはろうそくのことを指します。

ろうそくの火を消すときは息を吹きかけるなどはせずに手であおいだり、火消しを使用することがマナーです。

浄水

飲用に適した清らかな水のことを浄水と言います。
浄水には浄化作用があるため、仏壇に毎日きれいな水をお供えすることが大切です。

また、浄水の代わりにお茶をお供えしても問題ありません

飲食

仏様も私たち人間と同様に食べ物を楽しむと考えられています。

よって、封がされているものは封を開けた状態でお供えし、果物は皮をむいたり切ったりした状態でお供えすることがマナーです。

傷みやすいものは避け、お供え後はできるだけ早めにいただくことをおすすめします。

また、五辛と呼ばれるニラやにんにくなどの匂いのきついものや、生ものは避けることがマナーです。

故人の好きだったもの

他にも故人の好きだったものをお供えする方も多いです。

生前、故人がたばこやお酒を好きだった場合はそのようなものをお供えしても問題ありません。

故人に喜んでもらいたいといった遺族の思いから、このように嗜好品などをお供えすることもできます。

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お供えのやり方

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ここでは、お供えのタイミングや手順などを詳しく紹介していきます。

普段何気なくお供えしている人もいると思いますが、正しい手順や方法を知る機会になればと思います。

お供え物は毎日交換する

基本的にお供え物は毎日交換することがマナーです。

お供えしたときは炊き立てであったご飯も、時間が経てば乾いて固くなってしまいます。

私たちも時間が経ったごはんよりも作りたてのものを食べたほうが美味しいと感じますが、それは故人やご先祖様も同様です。

できれば、毎日お昼前までには炊き立てのご飯をお供えすると良いでしょう。

お供えの手順

お供えの手順として、まずは朝のうちに炊き立てのご飯を専用の仏飲器に盛り、仏壇にお供えすることが一般的です。

また、仏様は午後には食事してはいけないと考えられていますので、午前中のうちにお供えすることがマナーになります。

宗派によってはお供えの仕方に注意が必要なケースもありますので、詳しくはお寺や僧侶に確認することをおすすめします。

下げるタイミングはいつ?

お供えしたご飯を例にとって下げるタイミングを説明していきます。

基本的にはご飯の湯気が出なくなった時点で下げるのが好ましいです。

仏教では昼前までに新しいお供え物に交換することがマナーとされており、冷めたご飯をそのままお供えしておくことは失礼に当たりますので注意が必要です

ただし、仕事など何らかの理由で午前中に下げることが難しい場合には帰宅してすぐに下げれば問題ありません。

下げた後のお供え物はどうするの?

基本的には下げた後のお供え物は自分でいただいても問題ありません

ただ、夏場の気温や湿度が高い時期には傷んでいる場合もありますので注意が必要です。
また、お供えしたご飯は捨てても構いません。

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法事・法要の際のお供え物は?


最後に法事や法要のお供え物について解説していきます。
法事や法要のお供え物も五供を基本とした消え物を選ぶことがおすすめです。

それぞれのタイミングで何をお供えしたらいいのかをまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

お盆の際のお供え物

毎年お墓参りに行くことが恒例となっている家庭も多いかと思います。

お盆の時期は気温が高く、食べ物が傷みやすいため常温で長持ちするようなものを選択するのが好ましいです。

お墓参りでのお供え物は動物への影響や傷みやすいことを考慮して、その日のうちに持ち帰ることがマナーとなります。

以下はお盆の際におすすめのお供え物になります。

  • 供花
  • 故人の好きだったもの
  • 日持ちするお菓子
  • お線香

お彼岸のお供え物

お彼岸には故人やご先祖様のことを想い、墓参りや法要を行うことが古くからの風習です。

お彼岸は春と秋の年に2回あり、お彼岸ならではのお供え物を以下に紹介します。

  • 春:ぼたもち
  • 秋:おはぎ

どちらも大きな違いはありませんが、時季によって呼び方が異なります。

初盆法要のお供え物

初盆は四十九日後の初めてのお盆のため、普段のお墓参りよりも丁寧に供養する必要があります。

初盆におすすめのお供え物を以下に挙げます。

  • 初盆提灯
  • 白を基調とした供花
  • お線香
  • ろうそく
  • 盛りかご
  • お菓子

普段のお盆では模様のついた提灯をお供えしますが、初盆は白提灯を用意します。

住宅環境を把握している施主がこの提灯を用意するケースも増えてきていることから、提灯代を包む場合も多いです。

法要の際のお供え物

法事や法要の際におすすめのお供え物を以下に挙げます。

  • お線香やお香
  • 生花
  • ろうそく
  • 果物

あくまでも一例にはなりますが、参考にしてください。

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仏壇のお供えまとめ

ここまで仏壇のお供え物やマナーについての情報を中心に書いてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです

  • 仏壇には故人やご先祖様に対して想いや感謝を伝えるためにお供え物をする
  • 仏壇にお供えする物は五供から選ぶことが基本
  • お供え物は毎日交換することがマナー

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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