お葬式
お別れの会の流れについて|当日までの準備についても解説
更新日:2024.01.23 公開日:2022.01.17
家族葬など身内のみの葬儀を行ったあと、別日を設けてお別れの会をすることがあります。
お別れの会に決まった形式はあるのでしょうか?
この記事では、お別れの会の流れについて詳しくお伝えします。
この機会にお別れの会を行うまでの準備についても知っておきましょう。
お別れの会に参列するときに着用する服装についてもご説明しますので、ぜひ最後までご覧ください。
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お別れの会とは
お別れの会とは、家族葬など小規模な葬儀を行ったあと、別日に設ける会のことです。
故人と親しかった方たちを迎え、献花や会食を行って故人を偲び、弔います。
家族葬では身内やごく近しい方しか参列しないため、そのほかの友人・知人は故人とのお別れに立ち会えません。
親族以外の方にも、故人とのお別れの機会を持ってもらうのが会の目的となります。
告別式よりも宗教的な縛りがなく、自由なスタイル・流れで行えるのがお別れの会の特徴です。
葬儀が終わってから、2週間後~四十九日までの間に行われることが多いようです。
一般的に四十九日より前に行う会を「お別れの会」、四十九日以降を「偲ぶ会」と呼びます。
お別れの会の形態
お別れの会の形態は大きく分けて3種類あります。
まず、葬儀の告別式のように祭壇を設けて宗教的な儀式を行うセレモニー形式があります。
焼香や読経を参列者全員で行いたい場合は、セレモニー形式が便利です。
ホテルなど会場で会食しながら、故人との思い出を語らう立食パーティー形式があります。
会食がメインとなるタイプで、宗教的な儀式は行いません。
ミックス形式はセレモニーと会食を合わせたタイプで、セレモニー後に会食となる流れが多いようです。
お別れの会の基本的な流れ
お別れの会の基本的な流れについてご説明します。
葬儀や告別式とは違い、自由な形式・流れで行われますが、基本的に入れるべき項目もあります。
開式の辞
お別れの会は、喪主もしくはお別れの会の委員長が開式の辞を述べるところから始まります。
「只今より、故〇〇〇〇(故人名)様のお別れの会を執り行います」などの挨拶をします。
開式の辞を述べる際は、お別れの会を開くに至った経緯なども話しましょう。
葬儀に参列できなかった方のために、葬儀での様子も伝えると丁寧です。
故人の紹介
開式の辞に続いて、故人の略歴などを紹介します。
思い出の曲が流れたり、スライドショーの映像が流れたりすることで故人を想うことができるでしょう。
故人の紹介の前、もしくは黙祷後に祭壇へ献花する場合もあります。
黙祷
参列者全員で故人へ黙祷をささげます。
ライトを落として、会場を暗くする演出してくれる会場もあります。
献杯・会食
遺族の代表や参列者の代表からお礼の挨拶を述べたあと、献杯する流れとなります。
献杯とは乾杯と似たような動作ですが、グラスは低めに掲げ、小さな声で唱和するのがマナーです。
会食には、故人の好物のメニューを入れると思い出話などができます。
会食の間は故人の写真を上映したり、パネル展示を作って眺められるようにするといいでしょう。
閉会の辞
会場の貸切時間なども考慮して、会食の終盤に差し掛かったら閉会の辞を述べます。
「お忙しい中、故〇〇〇〇のためにご来訪いただきありがとうございました」など挨拶しましょう。
写真撮影
故人の遺影を真ん中にして、参列者全員で写真撮影します。
遺影を持った親族を真ん中にして共に撮影することもあるようです。
お見送り
親族やお別れの会の主催者が、参列者を一人ひとり見送ります。
お見送りの際に主催者側が用意した粗品を渡しましょう。
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お別れの会に必要な準備
お別れの会を執り行う際の、準備の流れについてご説明します。
準備はお別れの会の1ヶ月前から始めたほうが良いでしょう。
1ヵ月ほど前
まずはお別れの会を実施する日時を決め、参加人数と会場の見当をつけます。
お別れの会は会費制となることが多いですが、一般の葬儀のように香典をいただいて経費を賄うこともあります。
人数や会場の規模・会の内容によっても費用は異なるため、この段階で会費制なのか香典制なのかを決めましょう。
参列者を選定したら、出欠の可否が記載できる往復はがきで案内状を郵送します。
焼香や読経など宗教的な儀式を行う場合、ホテルやレストラン会場はNGとなることが多いです。
ホテルなどを会場とする場合は焼香を献花に変えるなど、式自体の流れの変更が必要となります。
どうしても焼香等を行いたいときは、広いホールのある斎場を借りると良いでしょう。
3週間前
案内状の返信を確認して、参加人数を把握します。
会の内容や料理など、細部を打ち合わせするのがこの時期です。
実際に会場を下見してレイアウトなども考えます。
会の内容を決めたらタイムスケジュールを組み、祭壇や供花などの展示物も決定します。
当日の式次第や、料理のメニューが記載されたしおりの印刷も依頼しましょう。
参列者にお別れの言葉をお願いする場合は、案内状の返信から選定して依頼します。
その際、故人の略歴が記された資料などを送付すると依頼された側も助かるでしょう。
2週間前
会の内容や全体の流れの最終確認をします。
注文した印刷物も届くので、料理メニューの誤字脱字をチェックするなど細部を確認しましょう。
祭壇のデザイン・展示パネルに使用する故人の写真・BGMなどもしっかりチェックします。
会場によっては、手付金として一部入金する場合もあるようです。
1週間前
参加人数の最終確認をします。
会食の料理の数量を最終決定して会場側へ伝えます。
当日(~お別れの会の開始前)
当日は会場のレイアウトや供花などの注文品を確認します。
会場に早めに入ることが可能であればリハーサルを行い、全体の流れを把握しましょう。
スポンサーリンクお別れ会はこのような場合におすすめ
お別れ会を執り行うべきか悩んでいる方もいるかと思われます。
そのような場合は下記に当てはまるか考えるといいでしょう。
葬儀に案内した方が来られなかった場合
どうしても外せない仕事があったり、あまりにも遠方に住んでいたりと、様々な事情から葬儀に残念ながら参列できなかった方がいるかもしれません。
そんなとき、後日お別れ会を執り行うことで故人との最後のお別れができる機会を設けてあげることができます。
最後に自由にゆったりとした時間を設けたい場合
葬儀は基本的には形式張っている上、時間に制限があるため、参列者全員が満足する別れ方ができないこともあります。
そのため、形式にも時間にも制限のなく、遺族側で自由に執り行えるお別れ会をセッティングすることで多くの方がよりしっかりお別れの時間をとることができます。
参列者同士の語る場が欲しい場合
葬儀は厳粛な場であるため、基本的には口を開くタイミングがないでしょう。
ですが、お別れ会を開くことで故人との思い出話に花を咲かせることができます。
様々な参列者から故人の話を聞くことで気づけなかった一面を知ることもできるかもしれません。
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お別れの会の服装のマナー
お別れの会の服装は、基本的に平服となることが多いです。
平服といっても私服ではなく、略喪服のような地味な色合いの服装になります。
具体的にどのような服装になるのかを主催者のほか、男女・子供別にご説明します。
主催側
主催者側は、モーニングなどの正喪服が基本となります。
遺族や主催者側は、正式な服装で参列者をお迎えしましょう。
男性(参加者)
男性は紺色やグレーなどダークカラーのスーツに、白い無地のシャツを着用します。
ネクタイは黒以外を結びますが、こちらも地味な色を選びましょう。
ネクタイピンは光ってしまうため、葬儀のときと同様に基本的にはつけません。
ベルトや小物も落ち着いた色合いでシンプルなデザインを選びます。
女性(参加者)
女性は黒色やダークカラーのスーツやワンピース、セットアップなどを着用します。
パンプスやカバンは黒色を基調として、光沢のない地味な色を身につけましょう。
ノーメイクは失礼にあたるため、ナチュラルメイクを心がけます。
ラメ・パールの入った口紅や、アイシャドウなど光るものは避けてください。
子供(参加者)
子供が参加する場合、中高生は制服で問題ありません。
小さい子供が参加するときは白いブラウスやシャツに、紺色やグレーのスカート・半ズボンでOKです。
女の子ならワンピースでも問題ありません。
スポンサーリンクお別れ会を行う際の演出例
お別れ会は葬儀と異なり、湿っぽくなることはできるだけ避けたいところです。
もちろん厳粛な雰囲気の中でも和やかで温かい会にするのが故人のためでもあります。
そのために故人を想った演出を考えると場の雰囲気が格段に良くなります。
下記で演出例をいくつか挙げるのでよかったら参考にしてください。
- 故人のすきな曲をBGMとして流す
- メモリアルコーナーを作る
- 故人が好きだったお店を会場に選択する
- お花好きな故人様に向けて会場内を綺麗なお花でうめる
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お別れの会の流れのまとめ
ここまで、お別れの会の流れについての情報を中心にお伝えしました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りになります。
- お別れの会とは親族以外の方にも故人とのお別れをしてもらう会
- お別れの会は自由な形式で行われるのが特徴
- お別れの会での服装は、主催者以外は平服の場合が多い
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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監修者
唐沢 淳(からさわ じゅん)
経歴
業界経歴10年以上。大手プロバイダーで終活事業に携わる。葬儀の現場でお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから大人数の葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとにも数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、ユーザー目線でのサービス構築を目指す。
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