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お葬式

お別れの会って何の会?香典を持参する際のマナーについても解説

更新日:2022.11.19 公開日:2021.12.13

弔問

ノートパソコンをもって紹介ているビジネスウーマン

記事のポイントを先取り!

  • お別れの会では故人を偲ぶ
  • 形式に決まりはない
  • お別れの会に弔電は適切でない

宗教儀式である葬儀とは別に、故人と親しかった方が集まり故人を偲ぶお別れの会が開かれることもあります。

しかしお別れの会には明確な定義がないため、服装やマナーについて悩まれる方も多いようです。

そこでこの記事では、お別れの会について詳しく説明していきます。

お別れの会に参加できない場合の対応についても触れていますので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. お別れの会とは
  2. 一般の葬儀との違い
  3. お別れの会の形式について
  4. お別れの会の基本的な流れ
  5. お別れの会の司会について
  6. お別れの会の服装のマナー
  7. お別れの会の香典のマナー
  8. お別れ会の費用は?
  9. お別れの会に参加できない場合
  10. お別れの会についてのまとめ
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お別れの会とは

かつての葬儀では、生前に故人と付き合いのあった方に広く案内を出し、参列者に制限をかけないのが一般的でした。

しかし近年では、遺族や親族など限られた人数で営まれる家族葬も増えているため、参列を遠慮せざるを得ないケースもあります

そのため最近では、故人と生前に親しかった方が集って故人を偲び別れを告げるお別れの会を開くこともあります。

お別れの会は宗教的な儀式ではありませんので、主催者や参加者の希望に合わせ自由な形式で行うことが可能です。

また、お別れの会は遺族だけでなく故人の友人などが主催することも可能ですが、遺族の意向を確認しておく必要があります。

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一般の葬儀との違い

本来、故人を見送る儀式には通夜式・葬儀・告別式があり、故人に最後の別れを告げるのが告別式です。

基本的に葬儀とは、故人が現世を離れるために宗教者が行う儀式をさし、仏式では僧侶による読経などがこれにあたります。

しかし近年では、葬儀・告別式を一連の流れで行うのが一般的です。

お別れの会も告別式の一つの形式といえますが、宗教色の強い告別式とは異なり、進行や演出についても自由な形式で行うことができます

お別れの会は、葬儀が終わった数日後以降に行われるのが一般的です。

しかし開催する時期にも決まりはないため、故人を偲びたいタイミングで行って問題ありません。

余裕をもって準備を進められるため、その人らしいお別れができるのもお別れの会の特徴の一つでしょう。

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お別れの会の形式について

お別れの会の目的は故人の弔いではなく、参加者で故人を偲ぶための集まりという主旨で催されるのが一般的です。

そのため形式にも特に決まりはなく、参加を希望される方の都合に合わせてさまざまなスタイルで行われています。

セレモニー形式

セレモニー形式のお別れの会は、葬儀の流れで行われる告別式に近い形で進行されるのが一般的です。

会場正面に生花や故人の写真が飾られ、故人の経歴や人柄などが紹介されたのちに献花を行うケースが多くなっています。

会食パーティー形式

会食パーティー形式では献花などは最初に行われ、その後は立食パーティー形式で進みます

そのため参加者の出入りも自由なケースが多く、セレモニー形式に比べ参加しやすい形式といえるでしょう。

混合形式

セレモニー形式と会食パーティー形式を混合した形式では、セレモニー終了後に立食パーティーに移行するケースが多くなっています。

混合形式では、セレモニー会場とパーティー会場が別に用意されるのが一般的です。

法人主催の会

法人主催の社葬では、通夜・葬儀を遺族と合同で行う合同葬と、葬儀とは別にお別れの会を開くケースがあります

かつては大規模な社葬を行う企業もありましたが、最近では通夜・葬儀を遺族だけの密葬で行い、後日お別れの会を開くケースも多いようです。

大企業が行うイメージの強い社葬ですが、中小企業の創業者などを企業主催で偲ぶケースも増えています

法人主催のお別れの会は、予想される参列者の人数や目的によって、会場の規模や形式を決める必要があります。

お別れの会の目的がご遺族への弔意であれば厳粛なお寺、取引先への感謝の表明ならば利便性のいいホテルなど、会場選びにも配慮しなければなりません。

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お別れの会の基本的な流れ

お別れの会には決まった形式はありませんので、進行や演出も主催者が自由に決めることができます。

しかし、いくら自由であるとはいっても遺族が不快感を抱くような演出や進行は控えるべきでしょう。

参考までに、お別れの会の一般的な流れを以下にご紹介します。

  • 遺族や主催者・参加者の入場
  • 遺族や主催者による開会の挨拶
  • 黙祷
  • 故人の略歴や人柄を紹介
  • 親族や友人代表による追悼の挨拶
  • 追悼の言葉に対する感謝の挨拶(遺族または主催者)
  • 献花
  • 閉会の挨拶

会食が行われる場合は献花のあとで会食会場に移動し、会食後に遺族または主催者が閉会の挨拶を行います。

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お別れの会の司会について

お別れの会の司会は遺族が務めるケースが多いですが、喪主以外の方でも問題ありません

親族の中で場を取り仕切るのが得意な方や、人当たりの良い方などが務めるケースもあります。

また主催者が遺族以外の友人などの場合は、参加者の中の一人が司会を担当することも多いです。

しかし参列者が多い場合は進行も難しくなるため、司会者をプロに任せた方がよい場合もあります

特に企業が主催して行う社葬などは、取引先の方も参加されるケースが多いので、プロの司会者に任せた方が安心です。

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お別れの会の服装のマナー

お別れの会に参加する場合の服装は、基本的に案内状の記載に従います。

案内状に「喪服でお越しください」とあれば喪服で「平服でお越しください」とあれば平服で参加するのがマナーです。

平服の場合

平服といってもカジュアルな服装をさすわけではありません。

男性

男性の平服とは、ダークスーツや落ち着いた色のジャケットにパンツといった服装をさします。

シャツは白が基本で、ベルトやネクタイなどのアイテムについても地味なものを身につけましょう。

女性

女性の平服は、紺やグレーなどの落ち着いた色のワンピースにジャケットやカーデガンを羽織るとよいでしょう。

派手なアクセサリーなどは控えて、男性と同様に小物も地味なものを選びます。

メイクも控えめのナチュラルメイクを心がけ、派手な印象を与えないよう気をつけましょう。

喪服の場合

案内状に「喪服でお越しください」と記載されている場合は、通夜・葬儀に参列する際と同様にブラックフォーマルが基本となります。

男性

男性は光沢のない黒のスーツに白いシャツを身につけ、靴や靴下・ネクタイも黒で統一します。

女性

女性は光沢のない黒のスーツやアンサンブル、ワンピースなどを身につけ、やはり光沢のない黒のフォーマルバックを合わせます。

ストッキングや靴も黒で統一し、小物類も装飾のあるものや光る金具の付いたものは避けましょう。

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お別れの会の香典のマナー

香典については、お別れの会の案内状に特に記載がない場合は持参しますが、香典辞退の記載がある場合は遠慮するのがマナーです。

会員制の場合

お別れの会は会費制で行われることもあり、会費の相場は香典の相場と同じか、やや多いくらいのケースが多いです。

会費制のお別れの会では、別途香典を用意する必要はありません

相場

お別れの会に参加する際の香典の相場は、一般的に1万〜2万円とされています。

ただしお別れの会の内容に会食が含まれている場合は、飲食代の1万円を加えた2万〜3万円が相場となります。

香典の表書き

仏式の通夜・葬儀に参列する場合、香典の表書きは「御霊前」とするのが一般的です。

しかし、お別れの会は宗教的な儀式ではありませんので、表書きをどうすべきか判断が難しいところです。

もし判断に迷われた場合は「御香典」「御香料」「お花料」などと宗教色を排した表書きにしておけば問題ありません。

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お別れ会の費用は?

お別れの会にかかる費用は、形式や会食の有無によって異なりますが、参加人数×1万〜2万円ほどが相場とされています。

お別れの会の会費の相場は8000~1万5000円ほどとされていますので、集まった会費で費用の大部分はまかなえるでしょう

お別れの会の会費は香典の代わりとなりますので、案内状にも香典は不要の旨を記載しておきましょう。

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お別れの会に参加できない場合

お別れの会の案内状が届いた際に、仕事などで都合がつかず欠席せざるを得ない場合もあります。

欠席する場合は返信ハガキの欠席に丸を付けるだけでなく、欠席の理由にお詫びの言葉を添えてなるべく早く送るのが一マナーです。

手紙

親しかった方のお別れの会に招待されたものの、都合がつかずに欠席する場合は手紙でお悔やみを伝えるのがおすすめです。

ただし、手紙を送る場合に使うべきではない忌み言葉などに気をつける必要があります。
弔事では繰り返しをイメージさせる、たびたび・重ね重ね・くれぐれもなどの重ね言葉の使用を控えてください。
また「生きる」や「死ぬ」などの直接的な表現は忌み言葉となるので避け、「生前は」「ご逝去」などと言い換えましょう。

手紙の基本的な内容は以下の通りです。

  • お悔やみの言葉
  • 訃報を受けての落胆
  • お別れの会を欠席することへのお詫び
  • 結びの言葉

書中の言葉遣いについては、故人との関係性に応じて変えるとよいでしょう。

参考までに、遺族に送る手紙の文例を以下にご紹介します。

この度は〇〇さんの訃報を受け心よりお悔やみ申し上げます。
入院されているとは伺っておりましたが、お見舞いも叶わず悔やむばかりです。
本来であれば、遺族の皆様とともに〇〇さんを偲び冥福を祈るべきところでございますが、所用により参加できず申し訳ございません。
ご家族の皆様におかれましては、あまりお力を落とされませんよう。
略儀ながら、書中にてご冥福をお祈り申し上げます。

弔電

弔電とは、通夜・葬儀に駆けつけることができない場合に、取り急ぎ弔意を示す目的で送るものです。

お別れの会は日程に余裕をもって行われるものですので、弔電を送るのは適切ではありません

お悔やみを伝えるのであれば、弔電ではなく遺族あてに手紙を送りましょう。

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お別れの会についてのまとめ

「ま」「と」「め」と書かれた積み木と電卓と時計

ここまでお別れの会に参加する際の服装や、お別れの会の流れなどを中心にお伝えしてきました。

この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • お別れの会とは故人を偲び別れを告げる会
  • お別れの会は主催者が自由に形式を決めることが可能
  • お別れの会に参加する際の服装は案内状の記載に従う
  • お別れの会に弔電はふさわしくない

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(からさわ)

唐沢 淳(からさわ じゅん)

経歴

業界経歴10年以上。大手プロバイダーで終活事業に携わる。葬儀の現場でお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから大人数の葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとにも数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、ユーザー目線でのサービス構築を目指す。

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