お葬式
花祭壇とはどんなもの?種類や費用は?花の種類についても解説
更新日:2023.12.15 公開日:2022.01.27
葬儀では故人の供養を行うために祭壇を飾りますが、その中でも近年存在感が増している種類が花祭壇です。
しかし花祭壇を見たことがあっても、詳しくは知らないという方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、花祭壇について詳しく解説していきます。
この機会に花祭壇の種類や費用などを知っておきましょう。
花祭壇に使われた花のその後の使い道などにも触れているので、ぜひ最後までご覧ください。
みんなが選んだお葬式の電話相談
みんなが選んだお葬式では葬儀社、葬儀場選びのご相談に対応しております 他にも、葬儀を行う上での費用、お布施にかかる費用など葬儀にかかわること全般に対応しております。 なにかご不明な点がございましたら以下のボタンから遠慮なくお申し付けください。24時間365日無料相談
0120-33-3737
電話をかける
手配いたします
ご危篤・ご逝去で
お急ぎの方はこちら
厳選して無料でご案内いたします
都道府県一覧から葬儀場を探す
こちらでご希望のエリアから葬儀場を検索できます。
こちらでご希望のエリアから葬儀場を検索できます。
花祭壇とは
花祭壇とは近年主流となっている祭壇の形式で、その名の通り花で飾られた祭壇のことを指します。
主に菊の花や洋花で飾られることが多いですが、遺族の意向で故人の生前好きだった花を飾ることもあります。
花祭壇は、生花や造花を使っているため見た目が華やかで、花の種類が豊富であることからアレンジやデザインも多様です。
そのため、故人を皆で暖かく送り出したいという方、葬儀を故人らしい形で行いたいという方に選ばれています。
葬儀の形式は多様化していますが、祭壇もそれに合わせて多様化しているのだと考えられます。
花祭壇の種類
次は花祭壇の種類をご紹介します。
主な花祭壇の形式を知ることで、葬儀で祭壇を用意する際にも知識が役立つことでしょう。
生花祭壇
生花祭壇とは名前からも分かるように、生花によって飾り付けられた祭壇のことです。
葬儀の場で選ばれる主な花以外にも、故人の好きな花を選ぶことで個性豊かな祭壇にすることができます。
数種類のお花を使って飾られるため、色鮮やかで華やかな印象にすることができます。
葬儀は色合いが素朴になりがちですが、花祭壇を用いれば故人の雰囲気に合った葬儀が行いやすくなります。
造花祭壇
造花祭壇はその名の通り、造花を使って祭壇を飾るタイプの花祭壇のことです。
生花祭壇だと生花を使うため高額になりやすく、季節によっては希望の花が飾れない可能性もあります。
葬儀は出費が多く時間もないため、生花祭壇には慎重になる方も多いでしょう。
しかし造花は生花と違って、花の香りや瑞々しさを感じることはできませんが、コストを抑えることができます。
また、近年では造花も質の高い商品が増えているため、花祭壇に造花を用いることも増えているのです。
場合によっては、生花と造花の両方を使って祭壇を飾ることもあります。
折衷祭壇
折衷祭壇(せっちゅうさいだん)とは、白木祭壇と花祭壇を合わせたタイプの祭壇のことです。
昔から主流であった白木祭壇は、白木を使って組まれた伝統的な仏式の祭壇です。
この白木祭壇をベースとして花を飾ることによって、荘厳で華やかな印象を与えることができます。
花祭壇の要素を取り入れた折衷祭壇は、新しい祭壇の形式として主な選択肢の一つになりつつあります。
みんなが選んだお葬式の電話相談
みんなが選んだお葬式では葬儀社、葬儀場選びのご相談に対応しております 他にも、葬儀を行う上での費用、お布施にかかる費用など葬儀にかかわること全般に対応しております。 なにかご不明な点がございましたら以下のボタンから遠慮なくお申し付けください。24時間365日無料相談
0120-33-3737
電話をかける
手配いたします
ご危篤・ご逝去で
お急ぎの方はこちら
厳選して無料でご案内いたします
花祭壇で使われる花の種類
次は花祭壇で使われることの多い花の種類をご紹介します。
参列者が多い葬儀の場合には、定番の花を選択するのが無難です。
しかし生花の祭壇ではそうした定番以外にも、淡く華やかな印象を与えるものも人気となっています。
百合
百合は葬儀で飾られる花として定番の種類です。
白や薄いピンクなどの色が好んで使われます。
百合は主にキリスト教の葬儀で使われる花ですが、仏教や神道の葬儀で使っても問題ありません。
気品のある花であるため、葬儀のようにしめやかな場に似合う花といえるでしょう。
カーネーション
カーネーションは母の日に送られる花として有名ですが、葬儀でも飾られることのある花です。
「母の愛情」などの花言葉があるため、母親の葬儀で使われることが多い花です。
ラン
ランは胡蝶蘭を始め、お店が開店した時などおめでたい出来事があった場合によく飾られる花です。
そのため、弔事でランを飾って良いのか悩む方もいらっしゃるでしょう。
しかし、ランは華やかで上品な美しさを持つ花であるため、弔事にもぴったりの花です。
花祭壇では定番の花の一種であるため、安心して飾りましょう。
故人の好きだった花
ここまで紹介してきた花々は、どれも弔事で定番となっている花です。
しかし、花祭壇に使う花はこれらの定番だけでなく、故人の好きな花を使っても問題ありません。
例えば、トゲがある花は弔事ではマナー違反であるという声もありますが、故人の好きな花であれば入れても構わないでしょう。
故人を送り出す場である葬儀では、マナーだけでなく故人を想う気持ちを表現することも大切です。
しかし、葬儀の時期によってはその花が手に入らない場合もあるため注意しましょう。
故人のイメージに合った花祭壇を作れば、故人らしい最期を演出できるでしょう。
スポンサーリンク花祭壇の費用
花祭壇の費用はその葬儀の規模や業者によって異なります。
また、花の種類やデザインなども費用を左右する要素となっており、一概に費用がどの位か述べることはできません。
例えば一般的な家族葬の場合には、相場は20万〜80万円程度になると考えられるでしょう。
しかし季節の花じゃないものや、花祭壇を豪華にしたいといった要望がある場合にはさらに高額になる可能性もあります。
予定される参列者が多く、葬儀が大きくなる場合には花祭壇にかかる費用も高額になると考えられます。
場合によっては100万円を超えることもあるので、業者と相談して見積もりを出しながら進めましょう。
葬儀の費用について、以下で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
みんなが選んだお葬式の電話相談
みんなが選んだお葬式では葬儀社、葬儀場選びのご相談に対応しております 他にも、葬儀を行う上での費用、お布施にかかる費用など葬儀にかかわること全般に対応しております。 なにかご不明な点がございましたら以下のボタンから遠慮なくお申し付けください。24時間365日無料相談
0120-33-3737
電話をかける
手配いたします
ご危篤・ご逝去で
お急ぎの方はこちら
厳選して無料でご案内いたします
花祭壇が選ばれる理由
近年、メジャーになってきた花祭壇ですが、その理由にはどういったことが考えられるのでしょうか。
ここではその理由についてご紹介します。
宗教色がない
花祭壇は、それまでメジャーであった白木祭壇と違って宗教色がないということが、選ばれる大きな理由となっています。
白木祭壇は伝統的な祭壇であり宗教色が強く感じられるため、あまり馴染みのない人は抵抗がある方もいます。
しかし、花祭壇であればそうした宗教色を薄くして葬儀を行うことができます。
上記の理由から、無宗教の人にも選ばれやすいと考えられます。
デザイン性が高い
花祭壇は白木祭壇などと違いデザイン性が高いため、アレンジをしやすいという特徴があります。
白木祭壇ではある程度祭壇の形式が決められており、その枠組みの中でデザインを考えていました。
しかし花祭壇では、花で何かの形を模したり花を使って自由な色を入れたりできます。
自由なデザイン性が多様化する、現代の葬儀にマッチしているのだと考えられます。
個人や遺族の意思を反映できる
前述したデザイン性の高さにも関連していますが、故人や遺族の意思を反映しやすいのも選ばれる理由の一つです。
デザインやアレンジが自由に行える花祭壇では、故人が過去に好きだったものや色を取り入れることが容易になります。
そのため、故人らしい雰囲気の祭壇にしたりオリジナリティあるデザインにしたりといったことが可能になるのです。
花祭壇以外の祭壇の種類
ここからは花祭壇以外の祭壇の種類をご紹介します。
葬儀で使う祭壇を適切に選ぶために、様々な種類の祭壇を知っておきましょう。
白木祭壇
白木祭壇は仏式の祭壇で、日本では仏式で葬儀をすることが多いため、花祭壇と並んで一般的な種類となっています。
木の風合いを活かした白木で作られており、花祭壇よりも厳かな印象を演出することができます。
仏式の祭壇であるため、一般的に仏教の葬儀で使われるもので、キリスト教や神道の葬儀ではあまり使われることはありません。
神式祭壇
神式祭壇は神道の葬儀で使用される祭壇です。
神式では、神道の儀式で使われる神饌(しんせん)と呼ばれるお供え物が飾られます。
この神饌とは、米・酒・塩・水を始めとした食べ物が供えられます。
また、神式では仏教における焼香の代わりに玉串をお供えするため、玉串案と呼ばれる台を設置します。
キリスト教祭壇
キリスト教祭壇は、その名の通りキリスト教式の葬儀で使われる祭壇のことです。
キリスト教では祭壇に十字架を設置します。
また、キリスト教ではお供え物の代わりに献花を行うため、献花台を置きます。
オリジナル祭壇
オリジナル祭壇はその名の通り、故人らしい祭壇にするためにオリジナルで作られた祭壇のことです。
他にはない唯一無二の祭壇であるため、故人が好きだったものを飾ったり素材にこだわったりすることができます。
みんなが選んだお葬式の電話相談
みんなが選んだお葬式では葬儀社、葬儀場選びのご相談に対応しております 他にも、葬儀を行う上での費用、お布施にかかる費用など葬儀にかかわること全般に対応しております。 なにかご不明な点がございましたら以下のボタンから遠慮なくお申し付けください。24時間365日無料相談
0120-33-3737
電話をかける
手配いたします
ご危篤・ご逝去で
お急ぎの方はこちら
厳選して無料でご案内いたします
花祭壇を作るのは誰?
花祭壇は葬儀社と提携しているお花屋さんによって作られます。
花飾りは葬儀などの凝った装飾が必要となるため、専門的な資格を有している方が行う場合が多いでしょう。
例えば、生花祭壇を専門としたフューネラルフラワー検定というものもあり、こうした資格を持っていることが多いです。
また、遺族の要望に沿って花祭壇を作る場合は、それを実現するための高い技術が必要となります。
花祭壇を作るのは、技術力の高いお花屋さんだと考えてよいでしょう。
スポンサーリンク花祭壇に使われた花はどうする?
ここからは花祭壇で使われた花が、葬儀の後にどう使われるのかをご紹介します。
花祭壇には大量の花が使われるため、その使い道も知っておきましょう。
遺族が持ち帰る
花祭壇にはお金がかかっており、使った大量の花をすぐに処分してしまうのは勿体無いです。
そのため、花祭壇で使った花は葬儀社の方がブーケの形にして遺族へ配ることがあります。
しかし神道では、死を「穢れ(けがれ)」と考えており、縁起が悪いものだとされています。
そのため、遺族の中には「家に穢れを持ち込みたくない」と思い、花を持ち帰りたくない方もいるかもしれません。
遺族全員に配るのではなく、欲しい方だけが持ち帰るようにしましょう。
希望者に配る
参列者の中には、花祭壇の花を持って帰りたいという方もいるかもしれません。
そうした希望者に対して花を配るのも問題ありません。
しかし前述したように、花祭壇の花を持ち帰りたくない方もいると考えられるため、あくまで希望者にだけ渡しましょう。
地域によっては、葬儀で使ったお花を「長生き出来る」縁起物として考えている所もあります。
そうした地域では、抵抗なく花を受け取ってくれるでしょう。
地域や宗教によって、葬儀で使った花への考え方は大きく変わると考えられます。
みんなが選んだお葬式の電話相談
みんなが選んだお葬式では葬儀社、葬儀場選びのご相談に対応しております 他にも、葬儀を行う上での費用、お布施にかかる費用など葬儀にかかわること全般に対応しております。 なにかご不明な点がございましたら以下のボタンから遠慮なくお申し付けください。24時間365日無料相談
0120-33-3737
電話をかける
手配いたします
ご危篤・ご逝去で
お急ぎの方はこちら
厳選して無料でご案内いたします
花祭壇についてのまとめ
ここまで花祭壇の種類についての情報や、選ばれる理由などを中心にお伝えしてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- 花祭壇とは生花や造花で飾り付けた祭壇のこと
- 花祭壇は定番の花以外にも故人の好きだった花を使える
- 花祭壇は宗教性がなくデザイン性が高いため、故人らしい祭壇にできる
- 花祭壇で使われた花は遺族が持ち帰ったり希望者に配ったりする
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
スポンサーリンク都道府県一覧から葬儀場を探す
こちらでご希望のエリアから葬儀場を検索できます。
こちらでご希望のエリアから葬儀場を検索できます。