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お葬式

通夜・葬儀で使われる花は?相場や送り方も解説

更新日:2022.11.15

弔問

記事のポイントを先取り!

  • 供花、枕花、花輪、献花の4種類ある
  • 四十九日までの供花は白い花を選ぶ
  • お花を頂いたらお返しが必要

葬儀の際に送る花にはお悔やみの気持ちをお伝えする意味が込められています。
葬儀のお花の中にもそれぞれ種類があり、適切な花の種類や送るタイミングなどが決められています。

お花の送り方や相場などを知っている方は多くないと思います。
そこでこの記事では、葬儀で使われる花について詳しく解説します。

お花をいただいた際のお返しにも触れていますので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 通夜・葬儀に供える花は4種類
  2. 供花(きょうか・くげ)
  3. 枕花(まくらばな)
  4. 花輪
  5. 献花(けんか)
  6. 葬儀以外の法要で送る花と注意点
  7. 供花をいただいたときのお返し
  8. よくある質問
  9. 葬儀に関する花のまとめ
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通夜・葬儀に供える花は4種類

葬儀の際に送る花には、枕花・供花・花輪・献花といった種類が存在します。

それぞれ花に込められる意味や送る場面、使用する花などに違いがあるため、葬儀で花を送る場合には事前に知っておく必要があります。

ここから、葬儀の際に送る花の種類について詳しく解説をしていくので、ぜひ参考にしてください。

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供花(きょうか・くげ)

供花は葬儀やお通夜の際に送る花です。

供花は、2つセットになっている一対か、1つの一基になっています。
近年では、1つの一基で送ることが増えています。

贈られた花は誰が贈った物なのかわかるように名札が取り付けられ、葬儀会場に飾られます。
故人と関係のあった方が送ることがある花となっています。

供花の意味

供花には故人の霊を慰める意味やお悔やみの気持ちを伝える意味が込められています。
また、供花は祭壇や葬儀会場を飾る意味も込められています。

供花の種類

供花は、白菊の生花が一般的ですが、宗教によって異なります。

仏教や神式で使われる供花は、百合などの白い生花です。
関西地方では、樒(しきみ)という白い花を使うことがあります。

キリスト教の供花は、百合やカーネーションなどの花です。

供花の相場

供花の相場は、1基あたり7,500~1万5,000円程度といわれています。
もし1対(2基)送るのであれば、1万5000円~3万円程度です。

あまりに高額な物を送るとご遺族の方が気を遣う可能性があるので、相場内で検討するのが良いでしょう。

供花を送る際は葬儀社や遺族に相談する

供花を送る場合も事前に葬儀会社に相談する必要があります。
他社の物は受け付けていない可能性があるためです。

また、家族葬で葬儀が行われる場合、ご遺族の意向により供花をお断りしていることもあります。
供花を辞退されているのに送ってしまうとご遺族の方に迷惑をかけてしまう恐れがあります。

葬儀会社に相談をすることで供花を辞退されているかも分かるので、必ず一度相談をするようにしてください。

供花を送るタイミング

供花はお通夜の前に飾るため、早めに葬儀社に依頼しましょう。
通夜が始まる3~4時間前には、葬儀社に依頼しましょう。

もし、通夜までに間に合わなかったら、葬儀を終えた後に自宅に飾る祭壇用として送るといいでしょう。
祭壇用として送る場合は、四十九日までに送りましょう。

供花の札名の書き方

供花には札名を添えます。
札名は故人で供花を送った場合は、フルネームで書きます。

会社の法人で送る場合は、会社の正式名称で記載します。
会社の部署で送る場合は、会社名の左側に部署・所属・一同と書きます。

連名で送る場合は、兄弟であれば、「兄弟一同」、友人であれば、「友人一同」と書きます。
また、肩書きのある団体で送る場合は、地位が上の人の名前を右から順に書きます。

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枕花(まくらばな)

枕花とは、故人が亡くなってから葬儀が行われるまでの間、枕元に飾る花になります。
故人の枕元に飾るため、故人の自宅に送ります。
故人と特に親しくされていた方や故人の親族など、故人と親交が深かった方が送る花とされています。 

枕花の意味

枕花にはお悔やみを伝える以外にも、故人の死を偲び悲しみ分かち合うという意味が込められています。

枕花の種類

枕花のスタイルは細網籠花かアレンジメントとなります。
1基、もしくは対になるように2基贈ります。

枕花を飾る部屋の大きさなどに合わせてアレンジメントのサイズを検討しなければいけません。
枕花にはユリや菊、カラー、カーネーション、デルフィニウムといった花が使用されることが一般的です。

花の色味は白系とし、落ち着いた色合いにする必要があります。

枕花の相場

枕花の相場は5,000~2万円程度といわれています。
あまりに高価な枕花を送るとサイズが大きくなり、ご遺族の方が手入れなどに困るため注意しなければいけません。

送るタイミング

枕花を送るるのは、訃報をいただいてからお通夜が始まる前までとなります。

送る際は葬儀会社に相談

故人のご遺体が葬儀社で安置されている場合、枕花を送る前に葬儀会社に相談をする必要があります。

葬儀会社によっては他社で用意した枕花は受け付けないことがあるため、相談をせずに枕花を受け取りを拒否される可能性があります。

送り主の名前を書いたカードと一緒に送る

枕花には、贈り主の名前を書いたカードを添えておくる必要があります。

複数人で送る場合には、「○○一同」として送るといいでしょう。ご遺族の方が誰から贈られた枕花なのか分かるように、正確に記入するようにしてください。

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花輪

花輪とは花で作られたリング状の花です。
開店祝いなどで贈られるイメージがある花輪ですが、葬儀の際にも送ることがあります。

供花同様に誰が贈った物なのかわかるよう、花輪にも名札が取り付けられます。

花輪の意味

花輪にはお悔やみの気持ちをお伝えする意味が込められています。
供花と同じく会場を飾る意味も込められており、花輪は会場の入り口に飾り付けられます。

花輪の種類

花輪のスタイルは造花で作られたリング状の物にスタンドが取り付けられています
供花などと違いスタンドがほぼ必須となるため、飾る際にスペースが必要になります。

花輪には白色の菊が使われることが多いです。
バラなど棘のある花を使用するとマナー違反となってしまうので注意しなければいけません。

花輪の相場

花輪の相場は1万5,000~2万円程度といわれています。
葬儀会場によっては花輪をレンタルすることも可能で、この場合は相場より安く手配できる場合もあります。

送るタイミング

花輪を送るタイミングとしては、供花と同じくお通夜が始まるまでに届けることが基本です。
葬儀会場へ飾る時間などを考慮して余裕を持って手配するようにしておきましょう。

送る際は葬儀会社に相談

花輪は地域によっては飾らない場合があります。
また、スペースを取ることから葬儀会社によっても花輪は受け付けていないこともあります。

事前に花輪を送ることができるのか葬儀会社に相談してから手配するようにしてください。

芳名名札をつけて送る

花輪には芳名名札を付けて、誰から送られたものなのか分かるようにして送る必要があります。
複数人で花輪を用意する場合には「一同」を使用してグループ名で書くと良いでしょう。

グループ名を使用する場合は、ご遺族の方に故人との関係性が分かるようにしてください。

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献花(けんか)

献花とは、葬儀の際に故人の周りにお供えしていく花です。
キリスト教の葬儀や無宗教形式の葬儀の場合に用いられる花となっています。

遺族側が用意する花となっているため、参列者側は贈りません。

献花の意味

献花には、棺を飾り付ける意味やお悔やみの気持ちを伝える意味込められているとされています。
故人とのお別れの気持ちを伝える意味もあり、仏式葬儀における焼香と同じ意味合いとなります。

献花の種類

献花のスタイルは枕花や供花などと違い、1本の花を使用します。
献花には白色のカーネーションユリが使われることが多いです。

最近では故人が生前に好んでいた花を献花として使用する場合もあります。

献花は準備しない

献花は基本的に自分で用意して葬儀会場に持っていくことはありません
葬儀会社が献花を用意し、スタッフより式中に手渡されますのでそちらを使用するようにしてください。

荷物は持たずに行う

献花を行う場合、基本的に荷物は持たずに行います
荷物を置く場所がない場合のみ、例外的に荷物を持って行います。

献花を供える手順

献花の手順としては、まずスタッフから花を渡されるので右手は花の下に添え、左手は茎の根元を上から持ちます。
次に遺族の方に一礼しててか祭壇の前に進み、祭壇の前でもう一度一礼をします。

花を時計回りに回転させ花を自分側に向けたら献花台へと供えます。
黙祷をした後一歩下がり祭壇に向けて一礼をして、最後にご遺族の方に一例をしてから席へ戻ります。

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葬儀以外の法要で送る花と注意点



葬儀だけではなく法要の際にも花を送ることがあり、そちらについてもマナーなどが存在しています。
ここでは葬儀以外の法要で送る花について解説をするので、参考にしてください。

四十九日が終わるまでは白を中心とした花

基本的に四十九日法要が終わるまでは、白色を基調とした花を送ることがマナーとされています。

忌明けとなる四十九日法要以降は、白色だけでなく故人が生前好きだった花を入れることができるので覚えておきましょう。

棘のある花は避ける

葬儀の際と同じく、法要の際に送る花もバラなど棘のある花を選ぶとマナー違反となります。
菊や胡蝶蘭、ユリ、カーネーションといった花を送るようにしてください。

持ち運びがしやすい小さめの花を

法要に送る花を選ぶ際には、持ち運びがしやすい小さめの花を選ぶといいでしょう。

大きなサイズの花を送るとご遺族の方の負担となってしまうので、ご遺族の方のことを考えながら選ぶようにしてください。

香典は送るの

葬儀の際には花だけではなく、香典を送ることもあります。
葬儀の際に花だけを贈ったとしてもマナー違反にはなりません

花も香典も弔意をお伝えするために送るので、関係性によってはどちらか一方のみでも問題はありません。

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供花をいただいたときのお返し

香典を頂いた際には、後日香典返しをすることが一般的です。
もし葬儀の際に供花を頂いた場合、お返しは必要になるのでしょうか。

ここでは供花をいただいた時のお返しについて解説をします。

供花のみでもお返しは必要

供花のみいただいた場合でも、お返しは必要です。
お礼の気持ちをお伝えするために、お礼状を添えてお返しをするといいでしょう。

供花のお返しの相場

供花のお返しをする場合、いただいた花の金額の3分の1程度の金額で品物を選ぶといいでしょう。

供花の金額が分からない場合、葬儀社に問い合わせることで教えてもらえる場合もあります。
あまりに高額なものを送ると相手の方が気を遣うので、相場内で品物を選びましょう。

四十九日が明けてからお返しするのが良い

供花のお返しする場合、香典返しと同じく四十九日が明けてからがいいでしょう。

お礼状のみを送る場合には、四十九日以前に送ることも可能です。
早くお礼を伝えたい場合には、葬儀が終了して1週間程経過してからまずお礼状を送るといいでしょう。

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よくある質問

Q:葬儀の供花は誰が出すの?

A:供花は誰が出しても問題ありません。
家族や親戚などの身内や知人、葬儀に参列できなかった人などが送ることが多いです。

Q:供花の相場はいくら?

A:一基あたり、7500~1万5000円程度です。
2基セットになっている場合は1万5000円~3万円です。

Q:供花を送られたら、お返しするの?

A:基本的にはお礼状を添えて、返礼品を送ります。

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葬儀に関する花のまとめ

キーボードの上に載っている「ま」「と」「め」と書かれた積み木

ここまで葬儀で送る花についての情報や、注意点を中心にお伝えしてきました。

  • 葬儀の際に送る花は、枕花、供花、花輪、献花
  • 供花は、通夜の3~4時間前に手配する
  • 枕花は故人の自宅に送る
  • 花を送る際は葬儀社や遺族に確認する

葬儀で送る花の種類やマナーを知り、正しく手配できるようにしておきましょう。

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(かまた)

鎌田 真紀子(かまた まきこ)

国家資格 キャリアコンサルタント ・CSスペシャリスト(協会認定)

経歴

終活関連の業界経歴12年以上。20年以上の大手生命保険会社のコンタクトセンターのマネジメントにおいて、コンタクトセンターに寄せられるお客様の声に寄り添い、様々なサポートを行う。自身の喪主経験、お墓探しの体験をはじめ、終活のこと全般に知見を持ち、お客様のお困りごとの解決をサポートするなど、活躍の場を広げる。

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