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お葬式

祭壇の生花の意味は?代表的な花の種類や葬儀後どうするのかを調査

更新日:2022.11.19

宗教

葬儀の祭壇

記事のポイントを先取り!

  • 近年は生花祭壇が人気
  • 生花祭壇は様々な宗教で用いる
  • 故人の好きな花を飾れる

葬儀に参列すると目にする祭壇ですが、祭壇に飾られている生花に意味があることをご存知ですか?

祭壇には様々な種類があり、ご遺族で選ぶことができます。

そこでこの記事では、祭壇に置く生花の意味を中心に解説していきます。

祭壇の生花について疑問をお持ちの方等にご参考頂ければ幸いです。

ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 祭壇とは
  2. 祭壇に置く生花の意味
  3. 生花を使用する祭壇の種類
  4. 祭壇におく生花の使用方法
  5. 葬儀で使う生花の種類
  6. 祭壇の生花まとめ
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祭壇とは

祭壇とは、葬儀会場の正面に設けられている壇のことを指します。

遺影写真を飾り、供物を捧げて故人を供養するという意味が込められています。

以前は白木で組まれた祭壇が一般的でしたが、現在は沢山の生花で送る生花祭壇(せいかさいだん)が人気です。

祭壇の種類は宗派によって異なり、葬儀の形が多様化する現在は様々な形の祭壇があります。

祭壇を設ける最大の目的は、故人を偲び生前の記憶を思い出しながら供養をするためとされています。

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祭壇に置く生花の意味

葬儀が執り行われると、祭壇には沢山の生花が飾られます。

なぜ祭壇に生花を飾るのでしょうか。

仏教説話には、「亡くなった仏陀の上に沙羅樹の花の長い枝が垂れ下がり、遺体を囲んでいた」と記述されています。

また再生の象徴として花を飾ることで、新生を願う意味もあります。

そのほかにも、極楽浄土はお花畑のような場所と言われているので、極楽浄土へ無事に旅立てるように供えるという説もあります。

さらには宗教的な意味以外にも、生花祭壇を飾る理由は考えられます。

以下で代表的なものを紹介します。

生花で故人の一生を表す

様々な生花を組み合わせて飾ることで、故人の一生を花で表すことが出来ます。

例えば桜の花を大きな枝ごと飾ったり、落ち着いた和の雰囲気が漂う竹林を表したりすることで、その人の人柄を表すことが可能です。

そのほかにも、花の配置で故人の好きだったものを描くことも可能です。

生花の飾り方で故人を象徴することができ、また参列者が生前を思い出す気持ちも一層強くなることでしょう。

故人の好きな花を飾れる

祭壇には様々な種類の生花をかざることができます。

そのため故人が生前好きだった花や草木を飾ることで、故人を身近に感じることができるでしょう。

故人の好きだった花を飾ることで生前の故人を思い、厳かに葬儀を執り行えることは、生花祭壇の大きなメリットです。

遺族の思いを表す

祭壇に生花を飾ることで、遺族の思いを表すことができます。

お花には花言葉というそれぞれの意味があり、葬儀の場以外にも人生の様々な場面で引用されます。

その花言葉を利用し、故人への遺族の思いを表すことができます。

個人への感謝の想いを表したり故人の人柄を表す花を飾ることで、より気持ちの籠った祭壇を設けることができます。

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生花を使用する祭壇の種類

祭壇は宗教によりその形に違いがあります。

しかし、現代では宗教に関係なく様々な祭壇を選ぶことができます。

生花を使用する祭壇には、どのような種類があるのでしょうか。

以前まで主流であった白木祭壇から、新しいタイプのキャンドル祭壇など様々な祭壇をご紹介します。

白木祭壇

白木祭壇(しらきさいだん)とは、日本の葬儀の場でよく見られる一般的な祭壇です。

白木を用いた荘厳な印象の祭壇で、仏式の葬儀で使用されます。

白木祭壇では、生花を用いる場合と用いない場合があります。

戦前、白木で作られた輿(こし)にお棺を入れ、墓地に故人を送っていたことが現在の白木祭壇の始まりとされています。

白木祭壇は葬儀の都度作成されるものではなく、葬儀社から借りて葬儀を執り行うのが一般的です。

生花祭壇(花祭壇)

生花祭壇は生花で作られた祭壇で、花祭壇は造花も含む花で作られた祭壇の総称をいいます。

現在は、白木祭壇と並んでスタンダードな祭壇とされています。

生花祭壇は宗教色がないため、様々な宗派の方が利用できる点が大きなメリットです。

また生花祭壇は当初、ライン祭壇と呼ばれ、菊の花で模様を作るといった形が主流でした。

しかし、現在では様々な生花を飾ることができます。

故人が生前好きだった花や思い出のある花などを飾り、故人のためだけにあつらえた特別な祭壇を作ることが可能です。

折衷祭壇

折衷祭壇とは、白木祭壇に生花などを飾り付けた祭壇のことをいいます。

厳かな雰囲気のある白木祭壇に華やかな生花を加えるため、見た目も豪華な祭壇です。

しかし白木祭壇に生花を加えるため、ただの白木祭壇よりも費用がかかります

そのため供花として贈られた花を祭壇に飾り、出費を抑えながら祭壇をより良いものにする場合もあります。

モダン祭壇

モダン祭壇とは白木の色味はそのままに、現代的に仕立てた祭壇のことをいいます。

白木祭壇の荘厳さを残しながら、清潔感のある美しさを感じることのできる祭壇です。

モダン祭壇の場合も、生花を飾り付けることが多いです。

遺影写真や棺を囲む祭壇

近頃は家族だけで行う家族葬を選ぶ方も多いです。

それに伴い、祭壇も故人の遺影や棺の周囲を生花で飾る小規模なタイプを選ぶ方が増えています

高価な祭壇は必要ないですが、お花を飾ってあげたいというご家族が選ばれます。

また故人の好きな花などを飾ることもできるため、比較的アレンジの自由度が高いのも魅力です。

大型の祭壇よりも棺との距離が近いため、故人のすぐそばでお別れができます。

キャンドル祭壇

キャンドル祭壇とは、祭壇の周りにたくさんのキャンドルを飾るタイプの祭壇をいいます。

無宗教の葬儀でよく用いられ、キャンドルの灯りがで幻想的な雰囲気を醸し出します。

またキャンドルを並べるだけでなく、キャンドルを水に浮かべるなど様々なバリエーションがあります。

故人やご遺族の好きなようにアレンジが出来るのが特徴です。

生花と組み合わせて飾り付けることもできます。

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祭壇におく生花の使用方法

葬式後に火葬を行う場合、葬儀・告別式が終わると出棺の準備が行われます。

この出棺の準備中に、葬儀社スタッフや花屋の担当者が祭壇に飾られた花をきれいに抜き取ります。

親族が故人を思い飾られた花たちは、抜き取られた後どうなるのでしょうか。

葬儀社により違いがありますが、抜き取られた後の生花の一般的な使用方法をご紹介します。

棺の中にお供えする

一般的に、祭壇から抜き取られた花は棺の中にお供えすることがほとんどです。

茎を取りお盆にたくさんの花を乗せ、ご遺族や参列者が棺の中へ花を入れていきます。

この花を「お別れ花」といいます。

出棺後花束にする

祭壇に飾られた花を花束にし、ご遺族や参列者にプレゼントする場合もあります。

そのようなサービスを実施していない葬儀社であっても、事前に相談することで花束にしてくださるところもあるようです。

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葬儀で使う生花の種類

葬儀では様々な場面で生花が使われ、それぞれ種類があるのをご存知でしょうか。

葬儀で使われる生花には、供花・花輪・枕花・献花の4つの種類があり、宗教や宗派によってもマナーや飾り方が決まっています。

それぞれの生花には異なる役割がありますが、故人への弔意・供養のためという点は全て同じです。

それぞれの生花の種類についてご紹介します。

供花

供花は通夜や告別式の際に、祭壇の脇に供物と一緒に供える生花です。

一般的に故人の近親者や遠方に住んでいるため、式に参列できない方から送られます。

花は白を基調とした百合・洋ラン・菊を供えることが多いです。

花輪

花輪は、通夜・告別式の際に式場の外や入り口に飾られる花です。

他の花飾りと比べて大きいため、式場によっては花輪を飾ることのできないところもあります。

親族や故人にゆかりのある会社から送られ、白や寒色系を基調とした円状のスタンドタイプであることが多いです。

花輪は入口や外に飾られるので、造花で作られたものがほとんどです。

注意点としてキリスト教では造花は使用できないため、花輪を置くことはありません

枕花

枕花は、臨終・訃報後から通夜にかけて、故人の枕元に飾られる生花です。

一般的に親族や故人と特別親しい友人から送られ、白を基調とした優しい色合いの生花であることが多いです。

ご遺体の近くに飾るため、控えめな小さい籠花などが適しています。

献花

献花は、告別式で祭壇に供えられる生花のことをいいます。

一般的に葬儀に参列した方から送られ、花は必ず白の生花と決まっています。

祭壇に供えられることが殆どですが、祭壇ではなく棺の中に花を直接供える場合もあります。

キリスト教や無宗教の葬儀で、お焼香の代わりとして行われることが多いです。

使用される代表的な花

祭壇と聞くと、どうしても白い菊や百合等が多く飾られているイメージを持たれる方が多いです。

しかし、近年ではカーネーションなどの洋花が使われることも増えてきました。

故人が好きだった花や思い入れのある花などを飾ることも増え、デザインやカラーのバリエーションがより一層豊富になりました。

近年祭壇に飾られる代表的な生花は以下の通りです。

  • 百合
  • カーネーション
  • トルコキキョウ
  • 胡蝶蘭

これらの他にも花言葉を参考に飾る花を選ぶこともできるので、花屋や葬儀社と事前に確認しておくと良いでしょう。

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祭壇の生花まとめ

キーボードの上に載っている「ま」「と」「め」と書かれた積み木

ここまで祭壇の生花の意味についての情報や、代表的な花の種類などを中心に書いてきました。

この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 祭壇に生花を飾り、故人の人生や遺族の想いを表すことができる
  • 祭壇の種類には白木祭壇や生花祭壇などがある
  • 葬儀で使う生花には、祭壇以外にも種類がある

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(からさわ)

唐沢 淳(からさわ じゅん)

経歴

業界経歴10年以上。大手プロバイダーで終活事業に携わる。葬儀の現場でお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから大人数の葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとにも数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、ユーザー目線でのサービス構築を目指す。

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