お葬式
分骨ペンダントとは?手元供養のためのアクセサリーについて解説
更新日:2022.11.17 公開日:2022.02.14
手元供養は遺骨の一部を分骨して、身近なところに置いて供養する方法です。
自宅だけでなく、普段から近くに置いておきたいという方は分骨ペンダントがオススメです。
そこで、この記事では分骨ペンダントについて詳しく説明していきます。
この機会に、分骨ペンダントの種類や費用相場について知っておきましょう。
分骨ペンダントのお手入れ方法についても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。
みんなが選んだお葬式の電話相談
みんなが選んだお葬式では葬儀社、葬儀場選びのご相談に対応しております 他にも、葬儀を行う上での費用、お布施にかかる費用など葬儀にかかわること全般に対応しております。 なにかご不明な点がございましたら以下のボタンから遠慮なくお申し付けください。24時間365日無料相談
0120-33-3737
電話をかける
手配いたします
ご危篤・ご逝去で
お急ぎの方はこちら
厳選して無料でご案内いたします
都道府県一覧から葬儀場を探す
こちらでご希望のエリアから葬儀場を検索できます。
こちらでご希望のエリアから葬儀場を検索できます。
- 分骨ペンダントとは
- 分骨ペンダントの主な種類
- 分骨ペンダントの主な素材
- 法律的な問題はないの?
- 宗教的な問題もないの?
- 分骨ペンダントが良くないと言われるのはなぜ?
- 分骨ペンダントの費用相場
- 分骨ペンダントの注意点
- 分骨ペンダントのお手入れ方法
- その他の分骨アクセサリー
- 分骨ペンダントについてのまとめ
分骨ペンダントとは
分骨ペンダントは、手元供養のひとつで、遺骨の一部を身近に置いておきたいという方におすすめです。
手元供養とは、遺骨の一部を自宅もしくは身につけて身近に置いておく供養方法です。
分骨ペンダントとは、ペンダントトップの部分に少量の遺骨を収骨できるようになっているペンダントです。
それ以外にも、遺骨を加工して作成したダイヤモンドを使ったペンダントもあります。
ペンダントトップには、遺骨以外にも遺髪やペットの遺骨を入れる方がいます。
分骨ペンダントの主な種類
分骨ペンダントには主に以下の2種類があります。
- カプセル型のペンダント
- 人工ダイヤモンドを使ったペンダント
この2つについて詳しく説明いたします。
カプセル型
カプセル型のペンダントは、遺骨の一部をペンダントに収骨するタイプのものです。
人工ダイアモンド型
人工ダイアモンド型は、遺骨の炭素の成分から人工ダイヤモンドを作るペンダントです。
みんなが選んだお葬式の電話相談
みんなが選んだお葬式では葬儀社、葬儀場選びのご相談に対応しております 他にも、葬儀を行う上での費用、お布施にかかる費用など葬儀にかかわること全般に対応しております。 なにかご不明な点がございましたら以下のボタンから遠慮なくお申し付けください。24時間365日無料相談
0120-33-3737
電話をかける
手配いたします
ご危篤・ご逝去で
お急ぎの方はこちら
厳選して無料でご案内いたします
分骨ペンダントの主な素材
分骨ペンダントは、さまざまな素材から選ぶことができます。
主な素材には、ステンレス・チタン・シルバー・ゴールド・プラチナ・真鍮などがあります。
普通のアクセサリーと同じように素材、デザインが豊富なので、予算やお好みに合わせて選ぶことができます。
法律的な問題はないの?
遺骨ペンダントは「法律的に問題がないか」心配される方もいらっしゃるのではないでしょうか。
結論としては問題ありません。
遺骨に関係する法律として「墓地・埋葬等に関する法律」「刑法第190条(死体損壊等)」がありますが、遺骨ペンダントが違法になることはありません。
ただし、ひとつだけ注意点があります。
分骨した遺骨を将来的に納骨する際に「分骨証明書」が必要となります。
これは法律で定められているため、粉骨の際に発行される証明書を大切に保管してください。
みんなが選んだお葬式の電話相談
みんなが選んだお葬式では葬儀社、葬儀場選びのご相談に対応しております 他にも、葬儀を行う上での費用、お布施にかかる費用など葬儀にかかわること全般に対応しております。 なにかご不明な点がございましたら以下のボタンから遠慮なくお申し付けください。24時間365日無料相談
0120-33-3737
電話をかける
手配いたします
ご危篤・ご逝去で
お急ぎの方はこちら
厳選して無料でご案内いたします
宗教的な問題もないの?
法律以外にも宗教的に問題がないか心配される方もいらっしゃると思います。
宗教的にも問題ありません。
宗教宗派問わずに分骨は可能で、分骨することで多くの人に供養されるので、良いとされる場合もあります。
仏教では開祖する際に、お釈迦様の遺骨を分骨して各地に祀られています。
このことからも宗教的に問題がないことがいえます。
分骨ペンダントが良くないと言われるのはなぜ?
遺骨はお墓に収骨するのが一般的であるため、分骨ペンダントに対して否定的な意見もあります。
否定的な意見として以下があります。
- 遺骨を身近に置いておくと不吉、縁起が悪い
- 故人に対する執着が強すぎて心配
それぞれについて詳しく説明していきます。
縁起が悪い・不吉といった誤解
遺骨を身近なところに置いておくと「不吉」「成仏できない」というイメージがあるようです。
これは誤解です。
そもそも遺骨には故人の魂は宿っていないので、遺骨を自宅に置いたり、身につけても悪いことはおきません。
宗教的にも問題はないので、遺骨ペンダントは決して悪いものではありません。
故人への執着を懸念
身近なところに遺骨を置くのは、大切な人が亡くなった悲しみに執着していると感じる方もいます。
故人を偲ぶ(しのぶ)気持ちは人それぞれです。
故人を偲び、供養することは良いことです。
供養してもらうことで故人も喜び、残された人の心も癒やされるので問題ありません。
みんなが選んだお葬式の電話相談
みんなが選んだお葬式では葬儀社、葬儀場選びのご相談に対応しております 他にも、葬儀を行う上での費用、お布施にかかる費用など葬儀にかかわること全般に対応しております。 なにかご不明な点がございましたら以下のボタンから遠慮なくお申し付けください。24時間365日無料相談
0120-33-3737
電話をかける
手配いたします
ご危篤・ご逝去で
お急ぎの方はこちら
厳選して無料でご案内いたします
分骨ペンダントの費用相場
分骨ペンダントの価格相場はさまざまです。
ペンダンステンレス製や合金製のもので1,000円ほどで購入できます。
通常のアクセサリーと同様、シルバー・ゴールド・プラチナなどの貴金属を使ったものであれば、1万〜数十万円と高くなります。
遺骨からダイヤモンドを作る遺骨ダイヤモンドになると100万円くらいかかる場合もあります。
大切な故人への気持ちもあると思いますが、予算やデザインから決めるようにしましょう。
分骨ペンダントの注意点
分骨ペンダントを希望する場合は以下の点に注意してください。
- 保管場所
- 遺族など周囲の理解
- 紛失や破損
それぞれについて詳しく説明します。
保管場所
遺骨の保管場所には十分に気をつける必要があります。
カビが増殖しやすい湿気が多い場所は避けてください。
また、台所・風呂場など水回りの近くは湿度が高くカビが生えやすいです。
日当たりが良く、風通しの良い場所に置くようにしましょう。
周囲の理解
分骨に対するイメージは人それぞれです。
分骨したり、遺骨を身近なところに置くことに抵抗を感じる方もいるので、分骨したあとにトラブルにならないよう、前もって親族と相談しておきましょう。
紛失や破損
分骨ペンダントは代わりのものがありません。
ペンダントのチェーンが切れて、失くしてしまう恐れもあります。
また、水が入ってしまっても駄目なので、水泳や入浴時は外す必要があります。
普通のペンダントとは扱いが異なるため注意が必要です。
みんなが選んだお葬式の電話相談
みんなが選んだお葬式では葬儀社、葬儀場選びのご相談に対応しております 他にも、葬儀を行う上での費用、お布施にかかる費用など葬儀にかかわること全般に対応しております。 なにかご不明な点がございましたら以下のボタンから遠慮なくお申し付けください。24時間365日無料相談
0120-33-3737
電話をかける
手配いたします
ご危篤・ご逝去で
お急ぎの方はこちら
厳選して無料でご案内いたします
分骨ペンダントのお手入れ方法
分骨ペンダントには金属製のものがあり、通常のアクセサリー同様にお手入れが必要となります。
素材によって手入れ方法が異なるので、それぞれのお手入れの方法について説明します。
チタン・ステンレス
チタンとステンレスは変色がほとんどなく、お手入れはほとんど必要ありません。
もし、汚れが気になるようでしたら、柔らかい布で拭きましょう。
シルバー
値段はお手頃ですが、変色しやすいです。
変色、黒ずみ、くすみが出てきたら、専用のシルバークリーナーやシルバークロスで拭くとキレイになります。
ゴールド・プラチナ
シルバーほどではありませんが、同じように変色やくすみが出ます。
目立つようでしたら専用クリーナーを使って汚れを落としてください。
簡単な汚れでしたら、柔らかい布で優しく拭くと落ちます。
その他の分骨アクセサリー
ここまで分骨ペンダントについて紹介してきました。
ペンダント以外にも指輪、ブレスレット、イヤリングやピアス、ブローチがあります。
ここでは、それぞれについて紹介していきます。
指輪
ハート、星、花などをモチーフにした指輪があります。
モチーフが少し立体的になっているので、モチーフの部分に遺骨を収骨できるように鳴っています。
遺骨を入れるため、モチーフ部分が少し大きくなってしまうのがデメリットですが、普段から身につけやすく、故人を身近に感じられるのではないでしょうか。
またペンダントと違って、指輪は外で外すことがないので失くす心配がいりません。
ブレスレット
ブレスレットも指輪と同様、ハートや星などのモチーフのものがあり、モチーフの部分に遺骨を収骨します。
指輪だとモチーフの部分が大きく目立ちますが、ブレスレットは全体が大きいのでモチーフの部分も目立ちません。
ブレスレットには男性でも使えるデザインのものがあります。
トップの部分がシンプルなシルバーになっており、そこに収骨します。
全体は黒い革調になっているので、スーツにも合うデザインになっています。
男性で遺骨を身近に持っておきたいという方にはオススメです。
イヤリング・ピアス
イヤリングやピアスの中に収骨するタイプもあります。
耳元の場合、大きいと目立ってしまいます。
そのため分骨ではなく、遺骨からダイヤモンドを作りピアスにしている方が多いです。
ブローチ
ブローチに収骨するタイプもあり、普通のアクセサリーのように自然に見えます。
ほかのアクセサリーほど身につける機会は多くありませんが、普段は部屋に飾っておき、大切な日に身につけて一緒に外出できます。
大切な場に身に着けていきたいという方はブローチも選択肢の候補として考えてみるのはいかがでしょうか。
みんなが選んだお葬式の電話相談
みんなが選んだお葬式では葬儀社、葬儀場選びのご相談に対応しております 他にも、葬儀を行う上での費用、お布施にかかる費用など葬儀にかかわること全般に対応しております。 なにかご不明な点がございましたら以下のボタンから遠慮なくお申し付けください。24時間365日無料相談
0120-33-3737
電話をかける
手配いたします
ご危篤・ご逝去で
お急ぎの方はこちら
厳選して無料でご案内いたします
分骨ペンダントについてのまとめ
ここまで分骨ペンダントについての情報を中心にお伝えしてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- 分骨ペンダントには、カプセル型と人工ダイヤモンド型がある
- 分骨ペンダントは、法律的にも宗教的にも問題ない
- 分骨ペンダントの費用相場は、素材や大きさによってさまざま
- 分骨ペンダントは水に弱く、プールや入浴時には外す必要がある
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
スポンサーリンク都道府県一覧から葬儀場を探す
こちらでご希望のエリアから葬儀場を検索できます。
こちらでご希望のエリアから葬儀場を検索できます。
監修者
山口 隆司(やまぐち たかし)
一般社団法人 日本石材産業協会認定 二級 お墓ディレクター
経歴
業界経歴20年以上。大手葬儀社で葬儀の現場担当者に接し、お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、位牌や仏壇をはじめ、霊園・納骨堂の提案や、お墓に納骨されるご遺族を現場でサポートするなど活躍の場が広い。
お葬式の関連記事
お葬式
更新日:2022.11.21
町内会の回覧板で訃報のお知らせをするには?文例や注意点を紹介!
お葬式
更新日:2022.11.21
供花を頂いたらお礼はするべき?お礼状の書き方や例文も紹介
お葬式
更新日:2022.11.18
遺体の身元確認をする方法とは?確認項目や確認の流れも紹介
お葬式
更新日:2024.03.30
離婚した父の葬儀で喪主は誰がやる?参列の可否や香典の扱いについても解説
お葬式
更新日:2023.11.21
葬儀の団子の意味とは?宗派ごとのお供えの仕方も解説
お葬式
更新日:2024.03.12
葬儀で司会をする時のナレーションはどうすればいい?例文を紹介!