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お墓

墓地の値段と相場は?永代使用料と管理費用についても解説

更新日:2023.11.19

お墓 費用

記事のポイントを先取り!

  • お墓購入には墓石代、墓地代、施工費用が必要
  • お墓の値段の内訳をしることで費用を抑えられる
  • 費用を抑えるポイントを知っておくことも大切

お墓を建てる際、墓地がどの程度の値段かご存知でしょうか。
墓地の費用を知ることで、お墓全体の値段を考える際の参考になります。

そこでこの記事では、墓地の値段の相場について解説します。

この機会に、永代使用料と管理費用も覚えておきましょう。
後半では墓石が安くなる時期がないかにも触れていますので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 墓地の値段と相場を解説
  2. 墓地の値段と相場の内訳
  3. 墓地の値段を安くする4つの方法
  4. 墓地の相場が分かったら!墓石代の相場は?
  5. 墓石が安くなる時期はある?
  6. 墓地の値段相場と相場値段についてのまとめ
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墓地の値段と相場を解説

まず、お墓を新しく建てようとした場合に必要な費用は、大別して3つに分類できます。
お墓そのものの値段となる墓石費用、墓石を設置する区画の墓地代、墓石の設置や設置に必要となる作業の施工費用の3点です。

この3つの中でも、墓石費用と墓地代がほとんどの費用を占めています。
費用の支払いは、墓石費用と施工費用は石材店に支払う代金ですが、墓地代は墓地の管理者に支払う代金です。
もっとも、多くの場合は石材店に一度に支払う形となるので、購入者が手続きを分けることはあまりないでしょう。

墓石費用はさまざまな要因で決まるので事前にすべて把握するのは難しいですが、墓地代は墓地単位で決まることが多いため、事前にある程度把握できます。
墓地代を把握しておくことで、お墓を建てる際の費用を把握しやすくなるメリットがあります。

ちなみに、墓地代の費用相場は35万円〜130万円ほどです。
墓地の立地や経営方針などで費用が変わるため、同じ区画の墓地代を購入するにしても、墓地ごとに値段が変わることを覚えておきましょう。

墓地には公営墓地・民営墓地・寺院墓地とありますが、公営墓地の値段がもっとも安く、民営墓地と寺院墓地は墓地の管理者によって変わります。
特に、寺院墓地は寺院の考え方などによって大きく異なるうえ、さまざまな条件を満たさなければならない場合もありますので、利用の際は十分注意しましょう。

また、墓地代はあくまで大きな分類です。
細かい内訳は次項でご紹介しますので、ぜひご覧ください。

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墓地の値段と相場の内訳

墓地代は実質、永代使用料のことを示していることがほとんどです。
墓地の管理費用もありますが、墓地代の中に含める場合とそうでない場合があるので注意しましょう。

永代使用料と墓地の管理費用についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
支払いに関する疑問もあるかと思いますので、そちらも併せて解説します。

永代使用料

永代使用料とは、指定区域の永代にわたる使用権を購入するための料金です。
永代使用料を支払うことで、お墓を建てる場所を使用できます。

永代使用料は土地そのものを買うのではなく、使用権を買うという点を忘れてはいけません。
購入した区画を売買・譲渡することはできず、お墓を撤去する際に権利も返還しますので覚えておきましょう。

永代使用料の値段相場は、前述の墓地代と同様の35万円〜130万円です。

墓地の立地や経営方針、区画の広さなどで費用が変動しますので、墓地選びの段階で把握しておきましょう。

墓地が郊外であれば値段も安くなる傾向があり、逆に市街内などの密集地帯であれば高くなる傾向にあります。
また、墓地の経営主体が民営か公営か、はたまた寺院なのかでも費用が異なりますので注意してください。

区画は1㎡あたりで値段が決まることが多いので、設置する予定の区画を事前に調べておきましょう。
具体的な値段については、事前に見積書を出してもらうことをおすすめします。

管理費用

墓地の管理費用とは、墓地を運営・維持していくために必要な費用です。
お墓を墓地内に設置していただく以上、この管理費用も支払わなければなりません。

多くの場合、1年に1度まとめて支払う形になります。
支払いを忘れることで永代使用権が剥奪される場合もありますので、決して支払い忘れてはならない費用です。

管理費用の相場は、1年あたり5,000円〜1万5,000円です。
こちらも墓地の経営主体によって値段相場が変わり、公営墓地は4,000円〜1万円、民営墓地は5,000円〜1万5,000円、寺院墓地が1万円前後となります。

墓地の運営状況によって大きく異なるので、安い公営墓地なら1,000円未満のところもありますし、高い寺院墓地であれば2万円を超える場合もあります。
お墓は長い期間管理するもので、1回あたりの値段が大差なくとも30年程度管理すると大差になることもあるので注意しましょう。

ちなみに、墓地にもよりますが管理費用をまとめて支払うこともできる場合があります。
毎年の支払いだと忘れてしまいがちな方は、数年分まとめて支払うことも考えてみると良いでしょう。

また、同じ墓地であっても管理費用が異なる場合があります。
これは、区画の広さや墓地内の立地で異なり、管理が難しかったり通いづらい場所だったりすれば値段も上がります。
区画は永代使用料と同じように1㎡あたりの値段が定められている場合もありますので、事前に確認しておきましょう。

墓地の相場の値段が分かったら!支払いは?

墓地代の内訳となる永代使用料と管理費用ですが、支払いを怠ると権限に問題が生じます。
そのため、支払いのタイミングを把握しておくことは大切なこととなるでしょう。

永代使用料・管理費用、それぞれの支払いタイミングと注意点をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

永代使用料の支払いのタイミング

永代使用料は、墓地の区画を使用する権利を購入するための費用です。
そのため、永代使用料が支払わなければ使用権利を得られません。
多くの場合、お墓の購入時に永代使用料も一括で支払うこととなるでしょう。

すべての墓地で可能とは限りませんが、一括で支払うことが困難な場合には分割支払いが可能な場合もあります。
この際は、支払い予定日に支払えないと使用権が返還される可能性がありますので、必ず予定通り支払うようにしてください。

ちなみに、永代使用料は使用権の購入であることから、借りている状態に近いものです。
そのため、永代使用料は非課税の費用となりますので、覚えておきましょう。

管理費用料の支払いのタイミング

管理費用の支払いタイミングは、1年に1度決まった時期に支払います。
ただし、最初の1回に限りお墓購入時に支払いますので注意してください。

具体的な日程は墓地と相談したうえで決めることとなりますので、必ず墓地の管理者に確認しておきましょう。

定期的に支払う形式から、基本的には振込や引き落としなどとなりますが、実際の支払い形式は墓地の意向によります。
支払い形式についても、お墓を建てたタイミングで管理者と相談することを忘れないようにしてください。

また、永代使用料と違い、管理費用は課税対象となるのが基本ですので、忘れないようにしておきましょう。

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墓地の値段を安くする4つの方法

お墓を購入する際、墓地の値段も割合が大きい部分となります。
もし、墓地の値段を安くできれば、お墓全体の費用を抑えることもできるでしょう。

墓地の値段を安くする方法を4つほどご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

墓地の区画を小さくする

墓地の値段は、購入する墓地の区画が広ければ広いほど高くなります。
逆に、狭ければ狭いほど安くなる傾向にありますので、できるだけ小さな区画を購入するように心がけることをおすすめします。

小さな区画ではお墓の形状やオプションなどが制限されますが、費用を抑えようとした場合には、区画の大きさにも十分気をつけてください。

同じ大きさでも区画の位置などで値段が変わることもありますので、墓地が用意している区画をある程度調べておくのもおすすめです。
費用を抑えたい旨を伝えて、墓地の管理者と相談すると良いでしょう。

地価の安い地域の霊園を選ぶ

墓地・霊園の立地次第で、墓地の値段も大きく異なります。
一般的には、人の密集地に設置された墓地は高価な傾向にあり、市街地などから外れるほど安価な傾向となり地価の安い地域の墓地や霊園を選ぶと良いでしょう。

具体的な値段の違いなどは、各墓地の経営方針などによって異なりますので、事前に公式サイトや電話、カタログなどで確認しておくと良いでしょう。
墓地の値段を安くするためには、墓地選びの段階から吟味する必要があります。

公営霊園を選ぶ

墓地の経営主体は、民営・公営・寺院の3種類に分かれます。
それぞれ、民営は法人団体などが経営し、公営は市区町村や都道府県が経営します。
寺院は文字通り寺院が管理しており、寺院の敷地内に墓地があることがほとんどです。

この経営主体の規模が大きければ大きいほど、使用者の負担を抑えられます。
そのため、市区町村や都道府県といった大きく公的な団体が経営している公営墓地は、墓地の値段自体が安い傾向にあります。

他の経営主体の墓地と比べて必ず安価になるわけではありませんが、基本的には公営墓地・霊園を選ぶことで費用を抑えられるでしょう。
ちなみに、寺院墓地は寺院の意向によって大きく値段が変わります。
入壇の必要性などもあるので、費用を抑える目的で寺院墓地を選ぶのはおすすめできません。
費用を抑えた墓地選びをしたい方は、基本的に公営墓地から選ぶようにすると良いでしょう。

永代供養を選ぶ

永代供養とは、墓地の管理者のお墓の管理も依頼する供養方法で、お墓参りにいける身内がいない場合などに利用されるものです。
一般墓のように個人のお墓を用意することもできますが、納骨堂や樹木葬などの墓石を使用しないタイプもあります。
また、いずれの永代供養であっても、基本的には契約期間を過ぎた時点で合祀(ごうし:他の遺骨と一緒に埋葬すること)されるので注意してください。

この永代供養ですが、一般墓と比べて費用相場が安い傾向にあります。
ただし、永代供養はお墓の承継ができなくなる供養方法でもあるので、あまり好ましく思っていない方もいます。

永代供養を選択する場合は、必ず親族と相談して納得してもらったうえで選ぶようにしましょう。

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墓地の相場が分かったら!墓石代の相場は?

お墓を新しく建てようとした場合、墓地代とは別に墓石代が必要です。
お墓の費用の中でも、墓地代以上に割合を占める費用となるので、墓石代を把握しておくことも大切です。

墓石代の相場と内訳をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

墓石代の相場

墓石代の費用相場は130万円ほどになります。
これは、日本全国の購入金額の平均であり、地域ごとに費用相場も大きく異なるので注意が必要です。

主要な都道府県ごとの費用相場では、広島県が100万円ほどなのに対して、福岡県では200万円です。
地域ごとの考え方や立地などによって、最大で100万円も相場が違うことを考慮した場合、自分の地域の相場についても調べておくことをおすすめします。

墓石代の内訳

墓石代の内訳を知っておくことで、少しでも値段を安くするための調整ができることもあるでしょう。
墓石代を購入する際にかかる費用の主な内訳は以下の通りです。

墓石の石材費用

墓石の加工費用

その他付属品等オプション

墓石を作るには、墓石に適した石材を選ぶ必要があります。
この石材の種類と使用量によって、墓石の値段が大きく変動します。
石材は同じ種類でも産地が違うだけでも費用が異なることもありますので、石材店の方と相談して後悔のない選択をしましょう。

そして、選んだ石材を使ってお墓の形に墓石を加工しなければなりません。
加工には技術や設備などが不可欠なため、加工費用も必要です。
加工する量や加工の複雑さによって費用が変動するため、デザインが細かいものほど加工費用も高くなります。
こだわりがないのであれば、石材店推奨のデザインのままにしておくと良いでしょう。

お墓には、外柵や香炉などの付属品が必要です。
墓石とは別に購入することとなるため、それぞれの付属品によって墓石の値段も変動します。

一般的に付属させるものとしては、香炉・花立・水鉢・灯籠などがあります。
いわゆる五供を供えるために必要な付属品となりますので、よほどの理由がないのなら付けておくのがおすすめです。
また、外柵や墓誌、塔婆立てなどのオプションを付属することでさらに費用もかさみますので、十分考えたうえでオプションを選びましょう。

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墓石が安くなる時期はある?

お墓の値段を少しでも安くしたい方にとっては、時期による費用の値段の変化も気になることかと思います。
結論としては、お墓が安くなりがちな時期はあります

多くの方がお墓参りを意識する、お彼岸とお盆の時期に石材店がセールを開催することがあるのです。
このセールに乗じてお墓を購入することで、少しでも費用を抑えられます。

ただし、セールを開催するかどうかは石材店の意向によります。
利用する予定の石材店がセールを開催する保証はありませんし、開催しても他の石材店と比べて割引が少ないこともあるでしょう。
事前に情報を集められれば、セールを開催する予定がある石材店を利用するのもおすすめです。
とはいえ、セールは費用を抑えるためのひとつの手段として考え、期待しすぎないことをおすすめします。

また、セールを開催するのはそれだけ購入者に期待できるということです。
セールの開催を期待できるお彼岸やお盆の時期には、他の購入者が多い可能性も考えられます。
購入者が多ければ建立完了までの期間も長くなることもありますので、その点には十分注意しておきましょう。

安くなる時期とは少し違いますが、アウトレットのお墓もあります。
これは、誰かがすでに使用したお墓というわけではなく、元々展示品だったものや誤発注によって生まれた使用されないお墓が用意されています。
すでに一度供養されていることもありませんし、多少の傷はあっても大きく目立つ傷などはないでしょう。

お墓は基本的にオーダーメイドなこともあり、すでに完成しているお墓を購入する方は多くありません。
そのため、処分するためにも石材店はアウトレットのお墓を安価で提供しています。
お墓にこだわりがない方であれば、アウトレットのお墓を検討してみるのも良いでしょう。

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墓地の値段相場と相場値段についてのまとめ

ここまで墓地の値段や相場についての情報や、内訳について解説してきました。
まとめると以下の通りです。

  • 墓地代の相場は35万円〜130万円
  • 永代使用料とは別に管理費用も必要
  • 霊園選びからしっかり考えることで費用を抑えられる
  • お彼岸やお盆の時期にセールが開催される場合もある

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(はかまだ)

袴田 勝則(はかまだ かつのり)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴25年以上。当初、大学新卒での業界就職が珍しい中、葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから皇族関係、歴代首相などの要人、数千人規模の社葬までを経験。さらに、大手霊園墓地の管理事務所にも従事し、お墓に納骨を行うご遺族を現場でサポートするなど、ご遺族に寄り添う心とお墓に関する知識をあわせ持つ。

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