お葬式
喪中だけど七五三をしても大丈夫?忌中の七五三についても紹介
更新日:2021.12.17 公開日:2021.11.11

記事のポイントを先取り!
- 喪中の七五三は問題ない
- 忌中の七五三は避けるべき
- 忌中に神社へ行くのは避けるべき
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喪中の七五三について

一般的に、喪中はお祝い事を避けるべきと言われています。
特に小さなお子さんがいる場合、七五三のお参りをして良いのか気になるのではないでしょうか?
七五三はお子さんの健康や無事を感謝しつつ、今後の健やかな成長を祈る場です。
喪中でもできることなら七五三を行いたいという方は多いでしょう。
そこで今回は、喪中の七五三について詳しく解説していきます。
喪中で小さなお子さんがおらっしゃるという方は、ぜひ最後までご覧ください。
スポンサーリンク七五三とは

七五三は、子供が3歳・5歳・7歳を迎えた節目に神社で祈願を行います。
男の子は3歳と5歳に、女の子は3歳と7歳でお祝いするのが一般的です。
もともとは平安時代に行われていた、子供のための3種類の儀式が由来になっています。
かつては乳幼児の死亡率が高かったため、子供の成長を祝う意味で行われてきました。
3歳・5歳・7歳を迎える年の秋に神社やお寺にお参りし、祈願するのが習わしです。
お参りに合わせて写真撮影したり、縁起物の千歳飴をいただいたりします。
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喪中だけど七五三はしても良い?

お子さんが七五三を祝う年頃になると、親としてはきちんとお参りを済ませたいでしょう。
一方で身内のご不幸で喪中の場合、七五三に行って良いのか悩むのではないでしょうか。
喪中と七五三を祝う時期が重なった場合、以下のように対処するのがおすすめです。
喪中なら問題ない
まず喪中と七五三の時期が重なっても、お参りすること自体は問題ありません。
喪中は身内でご不幸があった際、故人を悼んで喪に服すための期間です。
故人が亡くなってからの1年間で、お祝い事や派手なことは避けるべきとされています。
ただ七五三については、喪中であってもお参りすることに寛容なケースが多いです。
親族や神社の方に相談した上で問題なさそうであれば、お参りすると良いでしょう。
神社によっては禁則事項
ただし神社によっては、喪中であっても七五三参りをお断りされることもあります。
喪中の七五三に対する考え方は、神社によって異なるためです。
不安な場合は、事前にお参りする予定の神社に問い合わせて確認すると良いでしょう。
写真撮影をしても良い?
七五三の写真撮影についても、喪中であれば問題はありません。
写真撮影も七五三の一環であるため、喪中でも特に問題ないとされています。
ただし撮影日と故人の法事が重なる場合は、日程調整をした方が良いでしょう。
なるべく故人の法事を優先し、写真撮影は別の日にするようにしましょう。
忌中の七五三は問題あり?

喪中の七五三について、問題がない場合が多いことがわかりましたが、忌中に関してはどうなのでしょうか。
忌中の七五三については、喪中の場合に比べると厳しく見られやすいです。
忌中は穢れがあるからお参りできない
そもそも忌中とは、故人のご不幸を悲しみ悼む時期とされています。
一般的な忌中の期間は、故人が亡くなってから50日程度です。
仏教では故人の四十九日法要が終わった段階まで、神道では故人の命日から五十日後までが忌中です。
そして神道では、忌中を穢れ(けがれ)がある状態と考えます。
神社は神聖な空間であるため、穢れを持ち込むべきではないとされています。
ご不幸による悲しみを落ち着かせる意味でも、忌中の七五三参りは避けるべきです。
鳥居をくぐらなければ問題ない?
忌中の七五三参りには、「鳥居をくぐらなければ問題ない」という考え方もあります。
しかし上記の考え方は単なる迷信です。
「鳥居をくぐらない」ことは、忌中の神社参拝を控えるべきであることを意味します。
「鳥居以外の場所から境内に入っても良い」ということにはなりません。
鳥居は神社への正式な入口であるため、参拝の際は必ずくぐるのが作法とされています。
そのため、忌中だからと言って鳥居をくぐらなければ良いということはありません。
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寺院でなら喪中・忌中を気にしなくて良い

喪中・忌中を気にすることなく、七五三のお参りをしたい方もいらっしゃるでしょう。
もし時期を一切気にせずにお参りするのであれば、神社ではなく寺院がおすすめです。
仏教の場合は神道と異なり、穢れの概念がありません。
そのためたとえ忌中の期間中でも、寺院であれば通常通りに七五三のお参りができます。
仏様にお子さんの健康を感謝したり、今後無事に成長することを祈願すると良いでしょう。
加えて寺院にお墓がある場合は、ご先祖様にご挨拶していくのもおすすめです。
成長したお子さんの姿をご先祖様にお見せすることも、供養になるでしょう。
スポンサーリンク他のお参りも避けるべき?

ですが、忌中の七五三を避けるべきだとすると、初詣などはどうなのでしょうか。
初詣やお宮参りなどについても、忌中の場合は神社に出かけるべきではありません。
神社で初詣などをする場合も、神社の境内に入るため、穢れを持ち込むことになります。
加えて忌中は故人の追悼に集中するべきであるため、お祝い事は避けるのが一般的です。
お宮参りのようなお祝い事も、忌中の間は避けるべきでしょう。
何としても決まった時期に合わせて初詣などをしたい場合は、寺院で行う方が無難です。
七五三以外のお参りについても、寺院で受け付けている場合が多いです。
なお、喪中であれば神社に入ることができるため、初詣なども問題ない場合が多いです。
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忌中だけど神社に用事がある場合は?

忌中でも、お札の返礼やお守りの購入などで神社にお参りする用事ができることはあるでしょう。
忌中は神社参拝を避けるべきとされている以上、適切な方法に悩む方も多いです。
もし忌中に神社を訪れるべき用事がある場合は、以下の方法がおすすめです。
忌明けに訪れる
時期をずらし、忌明けに訪れることで問題なく神社に入れることが多いです。
忌中が終わって喪中になれば、七五三なども含めてお参りがしやすくなります。
お守りの購入などの用事も忌中が過ぎれば問題ないことが多いため、忌明けを待つのがおすすめです。
友人にお願いする
忌明け前にお札やお守りを買い直す必要がある場合は、友人にお願いしても良いでしょう。
忌中でお参りできないご自身の代わりにお参りしてもらえば、無難に買い直しができます。
他の方に購入してもらったお守りでも効力はあるとされるため、心配は不要です。
当然ながら友人にお願いする場合は、忌中ではない方に依頼します。
お祓いを受ける
たとえ忌中でもご自身でお参りしたい場合は、参拝先の神社に電話などで相談すると良いでしょう。
神社によっては、忌中の場合でもお祓いを受ければお参りできるケースもあります。
ちなみにお祓いを受ける場所は、鳥居の外側であることが一般的です。
ただし大きな神社の場合は、不特定多数の方が参拝しています。
忌中にお参りする場合、人によっては不快な気持ちになる場合もあるため注意が必要です。
喪中の七五三まとめ

ここまで喪中の七五三に関する情報や、忌中での対処法などを中心にお伝えしてきました。
今回の記事の内容をまとめると、以下の通りになります。
- 喪中に七五三のお参りをしても、基本的には問題はない
- 忌中の七五三のお参りは、神社の場合は避けるべき
- 七五三以外のお参りについても、忌中に神社に行くのは避けるべき
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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監修者

袴田 勝則(はかまだ かつのり)
厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター
経歴
業界経歴25年以上。当初、大学新卒での業界就職が珍しい中、葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから皇族関係、歴代首相などの要人、数千人規模の社葬までを経験。さらに、大手霊園墓地の管理事務所にも従事し、お墓に納骨を行うご遺族を現場でサポートするなど、ご遺族に寄り添う心とお墓に関する知識をあわせ持つ。
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