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お葬式

葬儀をやってはいけない日は?年末年始の葬儀や四十九日までやってはいけないことを紹介

更新日:2023.12.06 公開日:2021.08.25

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  • 友引の日には葬儀を避けるべき
  • 友引だと火葬場が開いていない場合があるので要チェック
  • とはいえ友引にやってはいけないわけではない

訃報(ふほう)が届いた際、葬儀の日程を決めなければいけません。
その際、葬儀をやってはいけない日はあるか、と気になる方もいらっしゃるかもしれません。

そこで、今回の記事では葬儀をやってはいけない日があるかを中心に解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 葬儀をやってはいけない日
  2. 友引を避けるべき理由
  3. 友引に葬儀を行う場合
  4. 友引の日にお通夜はできる?
  5. 六曜とは
  6. 年末年始に亡くなった場合
  7. 四十九日までやってはいけないこと
  8. まとめ
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葬儀をやってはいけない日

やってはいけないこと

結論から述べると、葬儀をやってはいけない日は特にありません。

しかし葬儀をやってはいけないとされている日は友引(ともびき)の日で、凶事に友を引くという解釈がされています

葬儀では「故人が仲の良かった友を冥途に引き入れてしまう」という迷信があるため、友引は縁起が悪いとして葬儀屋や火葬場も休みのところが多いです。

友引の日に葬儀をやることになった場合は必ず事前にチェックしておきましょう。

近年は六曜を重視する傾向も薄れつつあります。

そのため火葬を友引にする人も増加しています。
そもそも本来、六曜は仏教と関係がありません。

よって友引に葬儀を行うことは、宗教上の問題もないということです。
しかし葬儀には、多くの方が参列しますので参列者への配慮をした上で葬儀の日程を決めましょう

葬儀の流れや費用|葬儀の基本事項や注意点について詳しく解説

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友引を避けるべき理由

これまで、友引においても通夜や葬儀を行って問題ないことをご説明しました。

それでも可能であるならば、日程を決める際に友引を避ける方が望ましいと言えるでしょう。

ここではその理由についてご説明いたします。

迷信を気にする方もいる

友引に関する考えは迷信とされるものの、気にされる方が存在することは確かです。

もし、身近な方が健康を害している状況であれば、友引の日を避けて葬儀を実施することを検討するのも一つの選択です。

葬儀は故人を思い出し、敬意を表する大切な儀式となります。
そのため迷信に敏感な参列者の気持ちを尊重し配慮することも必要です。

火葬場が定休日であることが多い

友引に関する迷信を重んじる人は減少しつつも、依然として気にする方もいます。

そのため、火葬場の方々は客入りが少ないであろうと予想できる友引の日をあえて定休日に設定しています。

友引の日で葬式や火葬を行おうとしても、営業している火葬場を探し出すこと自体が大変です。

この事実からも友引の日に葬儀を行うことは避けるべきでしょう。

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友引に葬儀を行う場合

友引は葬儀を行う日として避けるべきではありますが、友引に葬儀を行うことになった場合に行うべきことについて解説いたします。

親族に説明する

迷信を信じている親族がいる場合、友引に葬儀を行うことの理解を得られない可能性があります。

葬儀後のトラブルを避けるために、友引に葬儀を行うことになった場合にはきちんと親族へ説明をしましょう。

友引人形を用意する

関西地方では友引の日に行われる葬儀で棺に人形を納める友引人形の風習があります

友引の日に葬儀を行なうと「友を引く」という迷信があるため、人形を代役にするために棺に納めます。

友引人形ではなく故人が愛用していたぬいぐるみや、葬儀社が用意する場合もあります。

ただし友引人形の代わりにぬいぐるみを用意する場合は、燃えやすい素材で小さめの物を用意してください。

燃えにくい素材や装飾が施されたぬいぐるみを棺に入れると、故人の遺骨に付着し傷めたりするリスクがあるためです。

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友引の日にお通夜はできる?

友引の日にお通夜を行うことは、問題ありません
葬儀は、故人とお別れをする場、という意味合いを強く持っています。

一方お通夜は、親族や親しい人たちが故人を見守る、という意味合いがあります。
そのため友を引き入れてしまう、という解釈はされないので問題ありません。

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六曜とは

クエスチョンマーク

六曜は、日にちや時間の吉凶を表す言葉です。

中国で誕生し、14世紀の鎌倉時代に日本に伝わったとされています。
カレンダー等で見たことがある方もいると思います。

六曜には順番があり、
「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」
となっています。

そして、旧暦では月によりスタートする日が決められています。

  • 1月、7月→先勝からスタート
  • 2月、8月→友引からスタート
  • 3月、9月→先負からスタート
  • 4月、10月→仏滅からスタート
  • 5月、11月→大安からスタート
  • 6月、12月→赤口からスタート

ここからは友引以外の、六曜と葬儀の関係を紹介していきます。
友引以外にも葬儀をやってはいけない日はあるのでしょうか。

先勝

「せんしょう」とよく読まれています。
他には「さきがち」や「さきかち」とも読まれることもあります。

「先んずれば、すなわち勝つ」という意味があります。
そのため午前中は吉、午後は凶の時間になっています。

特に勝負事を行う日には、縁起が良いとされています。

葬儀を先勝の日に行うことは問題ありません
葬儀は勝負事でないため、気にする必要はありません。

もし気になる場合は、午後は避け、午前に葬儀を行うとよいです。

しかし、お通夜を先勝の日に行うことは、おすすめできません。
先勝にお通夜を行うと、次の日が友引で葬儀をやってはいけない日となります

お通夜は「先勝」以外の日を選ぶのがよいです。

先負

「せんぶ」とよく読まれています。
他にも「さきまけ」「せんまけ」という読み方もあります。

先勝とは逆の、「先んずれば、すなわち負ける」という意味になります。

勝負事や急用事に、控え目にするべき日とされています。
午前が凶で、午後が吉となります。

葬儀を先負の日に行うことは問題ありません
もし気になる場合は、午前を避け、午後に葬儀を行うとよいです。

仏滅

「ぶつめつ」と読みます。
仏を滅するような最悪の日とされており、六曜の中で最も凶の日になっています。

終日凶で、何をやってもうまくいかない日と言われています。

一方で、物が一旦滅び、新しいことを始めるのに適した日とも言われています。
仏滅の日に葬儀を行うことは問題ないと思われます

結婚式などお祝い事はしばしば避けられますが、葬儀を避ける人はほとんどいません
もし「凶」の日ということで、どうしても気になる場合は、他の日を選びましょう。

大安

「たいあん」と読みます。
大いに安しという意味があり、最も吉の日とされています。

そのため葬儀だけでなく祝い事なども問題ありません

赤口

「しゃっこう」と読みます。
他には「しゃっく」「じゃっこう」「せきぐち」とも読まれます。

赤が血や火を連想させ、火の元や刃物に注意すべき凶の日とされています。

一方、11~13時の間は吉とされているため、何か行う場合はこの時間帯がよいでしょう。
仏滅と同じく、祝い事は避けた方がよいとされています。

赤口の日に葬儀を行うことは問題ありません

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年末年始に亡くなった場合

年末年始に亡くなった場合、ほとんどの火葬場は年末から1月3日ぐらいまで休業している場合が多いので葬儀を執り行うのは難しいです

そのため、1月4日以降に通夜や葬儀を実施することが一般的です。

しかし、葬儀社の多くは年末年始でも営業しているので、葬儀の日程などの相談や葬儀の準備をすることができます。

一部の地域では、年末年始には不幸ごとの葬儀を控える文化があり、先に密葬を行い、後日本葬を執り行うこともあります。

菩提寺に早めに連絡する

菩提寺がある場合、年末年始はさまざまな儀式があり僧侶たちは多忙になります。

そのため、1月4日以降の葬儀の手配をスムーズに進めたい場合、早めに連絡をして読経の依頼をすることをおすすめします

年末年始であっても、お寺への問い合わせをすることは可能です。

年末年始は金融機関も休み

年末年始は銀行やその他の金融機関が休業となり、ATMの利用可能時間も通常より限られることが多いです

葬儀費用は、ほとんどが後払いの形となりますが、病院などの費用を含め想定外の支出が増えることが考えられます。

あらかじめ必要な現金を準備しておくことをおすすめします。

死亡届の手続き

逝去後7日以内に医師などから発行された死亡届を役所に届け出る必要があります。

役所は年末年始が休みなので通常の窓口での手続きではなく、時間外受付を利用して届け出を行います

ただし、火葬を行う際に必要な火葬許可証の交付は役所の休み明けになるので注意が必要です。

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四十九日までやってはいけないこと

日本では「死」を「穢れ」とみなしてきました。
この穢れを他者に伝えないため、祝い事などの行事を避ける習わしがあります

ここからは、四十九日法要までの期間中に避けたほうがいい行事をご紹介します。

結婚式や七五三

結婚式や七五三などの祝いの場は一旦見合わせて、後日お祝いの品を贈り祝福を示してください
欠席の連絡をする際には、「都合により参加できません」など理由をぼかして断ってください。

具体的な理由を説明すると忌み言葉になることがあるからです。
自身の結婚式についても、延期を考慮することをおすすめします。

結婚の日付が大切な場合は、まずは入籍のみを行い式は後日にするのも一つの方法です。

派手な催しを避けることをおすすめするだけで、結婚そのものが不適切であるわけではありません。

また、七五三のような行事で食事の予定がある場合も、時期を変更することを検討してください。

年賀状やお年玉

新年の挨拶や年賀状の交換、新年会などの祝賀の席も控えるようにしてください。
喪中はがきを年の終わり前に送り、新年の挨拶が難しい旨を伝えておきます

お年玉についても控える方がよいと考える方もいますが、待ち望む子供たちにはお年玉としてではなくお小遣いとして渡したりする方法などがあります。

明確なルールは存在しないので、家族と相談して決めることをおすすめします。

お中元やお歳暮

お中元やお歳暮は、日頃の感謝の気持ちを示すためのものです。
しかし、「不浄を伝えない」という観点から控えるのが望ましいとされています。

そのため、事前に相手方に事情を伝えお詫びを伝えるようにしてください。

一般的には、四十九日の法要を終えて喪が明けた後であれば、お中元やお歳暮を贈っても問題はないと考えられています

神社への参拝

神社は神聖な場所とされているため、喪中の際には参拝を控えることが推奨されます。
これは、不浄をもたらさないための配慮です。

地域によっては鳥居をくぐることなく、その前で手を合わせるのは許容されていることもあるので、事前に地域の慣習を確認してください。

どうしても神社への参拝が必要な場合は、事前に神社の方々に相談し、お祓いを受けた上で参拝してください

引っ越し

四十九日までの期間、新しく家を建てたり、引っ越しは控えることをおすすめします。

これは四十九日までは故人の魂は家に留まっているので、故人の魂を置いて新しい住まいに移るのは避けたほうがいいと考えられているからです

しかし仕事や学校などの事情で、喪中でも引っ越すケースも増えています。

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まとめ

ここまで葬儀をやってはいけない日や、六曜について書いてきました。
この記事のポイントをおさらいすると、以下の通りです。

  • 葬儀をしない方がよい日は「友引」の日だが「葬儀をやってはいけない」わけではない
  • 六曜とは吉凶占いのこと
  • 「友引」以外の六曜は、葬儀を行っても問題ない

これらの情報が、少しでも皆様のお役にたてれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。



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監修者

評価員(たなか)

田中 大敬(たなか ひろたか)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。

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