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お葬式

喪中のクリスマスの過ごし方は?クリスマスカードについても解説

更新日:2024.01.24 公開日:2021.11.12

喪中

指さす女性

記事のポイントを先取り!

  • 喪中のクリスマスは控えめにする
  •  
  • クリスマスカードは受取り側次第
  •  
  • ツリーや飾りつけは問題ない

喪中は結婚式やパーティーなど、お祝い事への参加を慎むのがマナーとされています。

喪中のクリスマスはどういう過ごし方をするものか疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。

そこでこの記事では喪中のクリスマスの過ごし方について、詳しく解説します。

アメリカの喪中文化にも触れ、日本との違いやクリスマスの過ごし方についてもお伝えします。

ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 喪中とは
  2. 喪中にクリスマスカードを送ってもいい?
  3. 喪中の人へのクリスマスカードの書き方
  4. 喪中のクリスマスの過ごし方
  5. アメリカに喪中の文化はある?
  6. アメリカのクリスマスとは
  7. 喪中のクリスマスまとめ
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喪中とは

頭の中にクエスチョンマークがある顔のシルエット

喪中は、故人が亡くなってから1年間ほどの期間を指します。

この期間は故人の死を悼み、結婚式などの慶事や贅沢を避けるのが一般的です。

喪中の期間には忌中が含まれます。

忌中は神道の「死は穢れ(けがれ)である」という教えをもとに定められた期間です。

神道の場合は50日、仏教の場合は49日までは忌中とされています。

穢れの状態で神様の前に立つことは不浄とされています。

そのため、忌中期間は神社への参拝ができないのが一般的です。

忌中期間を過ぎると参拝可能な神社もあり、お祝い事への参加も緩和される傾向があります。

しかしお正月の飾りつけは慎み、慶事も周りと相談して参加となることが多いです。

基本的に喪中は、身を慎んで過ごす期間とされています。

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喪中にクリスマスカードを送ってもいい?

マスクをつけて悩む女性

自分が喪中だった場合、クリスマスカードを送っても問題ないのでしょうか。

クリスマスカードとは

クリスマスカードは欧州や南米・北米の地域でやり取りされる、季節の挨拶状のようなカードです。

日本でいうところの、年賀状のような役割です。

クリスマスカードは、信仰がキリスト教ではない地域でもやり取りされています。

その場合はクリスマスカードではなく、グリーティングカードと呼ばれています。

日本ではクリスマス前後に送るイメージのクリスマスカードですが、海外では異なります。

アメリカでは、11月の第4木曜が感謝祭とされており、この時期以降にクリスマスの雰囲気が増していきます。

カナダでは10月の第2月曜が感謝祭とされています。

そのため、海外のクリスマスカードのやり取りは11月下旬から12月上旬となります。

日本の方に正式な時期で送ると「時期がずれている」と思われてしまうかもしれません。

カードを購入するときや、手作りするときに注意するのが宗教の違いです。

キリスト教以外の方に十字架やサンタクロース、ツリーのモチーフを選ぶのはNGです。

また挨拶文も「メリークリスマス」は使用しません。

シーズングリーティング」や「ハッピーホリデー」などに変更します。

送るかどうかは相手次第

クリスマスカードを送るか送らないかは、相手によるところが大きいといえます。

こちらが良いと思って出しても、相手からしたら「喪中なのに不謹慎だ」と思われるかもしれません。

逆に海外の方は喪中の概念がないため、「なぜ送ってくれないのか?」と思う方もいます。

キリスト教では、死を迎えるということは神様に召されて天国へ行くという考えです。

自分が死を迎えたときに故人と神の国で再会できるとされているため、喪中という考え方はありません

日本の場合は受け取る側の気持ち次第なので、難しいところです。

亡くなって日が浅い場合は、クリスマスカードではなくグリーティングカードにする方法もあります。

相手が目上の人であったり、喪中を重んじるタイプの人なら出さない方が賢明です。

寒中見舞いを出すのが無難

目上の人やビジネス関係の方には、寒中見舞いが無難です。

寒中見舞いは、寒い時期に相手の体調を気遣って出す挨拶状です。

1月7日の松の内から、2月3日の節分の間までに出すのが一般的です。

近年は、寒中見舞いの役割が少し変わってきています。

喪中で年賀状をいただいたときの挨拶状、もしくは喪中のお知らせという役割が強いといえます。

クリスマスカードを出すのに迷ってしまう間柄の方には、寒中見舞いがおすすめです。

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喪中の人へのクリスマスカードの書き方

オレンジ系の色の造花のバラの花束

相手が喪中だった場合、クリスマスカードはどのような書き方にすればいいのでしょうか。

文例も合わせてご紹介します。

お祝いの言葉や派手なものは避ける

通常のクリスマスカードには「メリークリスマス」などお祝いの言葉を入れます。

しかし喪中の相手へ送る場合はお祝いの言葉を使わずに、相手の心中を慮った言葉を選びましょう。

「まだまだ」や「度々」、「消える」などの忌み言葉も使わないよう気を付けます。

また、クリスマスカード自体も派手なものではなくシンプルなデザインにします。

文例

喪中の方へ送るクリスマスカードの文例をご紹介します。

「年賀欠礼のはがきを受け取りました。

突然の訃報に驚いております。

ご家族もさぞかしお辛いこととお察しします。

どうかお体に気を付けて健やかにお過ごしください」

「寒さの厳しい折、いかがお過ごしでしょうか。

ご家族に皆様におかれましてはお力落としのことと存じます。

おだやかな新春を迎えられますようお祈り申し上げます」

喪中の方へ送る文章は、必要最低限のことだけ簡潔に書くのがポイントです。

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喪中のクリスマスの過ごし方

お腹の前で手でハートを作る妊婦

喪中のクリスマスの過ごし方についてお伝えします。

子供たちが楽しみにしているクリスマスプレゼントやケーキは、喪中だとNGなのでしょうか。

クリスマスプレゼント

クリスマスプレゼントのやり取りは、喪中でも問題ありません。

喪中では、大々的にお祝いするクリスマスパーティーなどは控えるべきという風潮です。

しかしクリスマスプレゼントは、家族や恋人など親しい間柄で贈りあうものです。

決して派手にお祝いする行事ではないため、例年通り贈りあってもOKです。

気を付けるポイントは、プレゼントを派手な包装紙で包まないことです。

クリスマスツリー

クリスマスツリーの由来は、北欧ゲルマン民族の冬至祭りといわれています。

当時はモミの木ではなく、樫の木が使用されていました。

キリスト教に取り込まれてから、モミの木へと変わりました。

そのためキリスト生誕のお祝いと、クリスマスツリーは結びつきません。

ツリーを室内で飾る分には問題ないでしょう。

ただし、家の外にイルミネーションと一緒に飾りつけするのはおすすめできません。

近所の方から見て、あまり良い印象ではないでしょう。

隣家が喪中だった場合も、庭のツリーや派手なイルミネーションは避けた方が良いかもしれません。

クリスマスケーキ

ホールケーキは、クリスマスの定番の一つです。

喪中にクリスマスケーキを食べる事に問題はありません

忌中期間など亡くなってからまだ日が浅く抵抗がある場合は、ホールではなくカットケーキにする方法もあります。

ケーキ以外のクリスマス料理も、工夫すればクリスマス感を抑えられます。

チキンを唐揚げに変えたり、オードブルではなく小皿に分けるなどです。

クリスマスケーキも料理も、派手なパーティで食べない限りは普通に用意してもいいでしょう。

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アメリカに喪中の文化はある?

不快から快に徐々に表情が変化している5つの積み木

現在のアメリカには、喪中の文化がありません

近親者が亡くなっても、クリスマスパーティやミサは行います。

クリスマスカードも、例年通り送るのが一般的です。

日本でいうところの喪に服している相手に送るカードには、慰めの言葉を書くこともあります。

日本ではカードを送ること自体をためらうのが、相手への気遣いという認識です。

一方アメリカでは、相手が少しでも元気になるようにと言葉をかけることが気遣いとされています。

しかし、昔のアメリカでは喪中の制限がかなり厳しかった地域もあります。

黒い服を着て外では顔を見せないようにしていた人もいました。

今でもキリスト教の葬儀で女性はベールのついた黒い帽子を被る方がいますが、その名残の文化でしょう。

アメリカでも近親者が亡くなって間もないころは、観光地や繁華街などには赴きません。

赴かないのは禁止されているためではなく、「気が向かないから」です。

逆に落ち込んだ気持ちを少しでも和らげるために、パーティへ参加する人もいるでしょう。

アメリカでは喪に服する期間が決められておらず、行く場所の制限もありません。

「禁止されているから行けない。」ではなく各々出かけたのかという気持ち次第となります。

アメリカと比較すると、日本の喪中はNGなことが明確になっている印象です。

アメリカでいう「喪に服す」という意識は、個々の気持ちの切り替え方で決まるのです。

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アメリカのクリスマスとは

人差し指を立ててこちらを向いている女性

アメリカのクリスマスの過ごし方をご存知でしょうか。

そもそも喪中の文化はない

アメリカにはそもそも喪中の文化がないため、クリスマスは普通に祝います。

日本と異なる点は、国民全員がクリスマスを祝うわけではないということです。

クリスマスは、キリスト生誕を祝う行事です。

そのためキリスト教を信仰していない他宗教の人にとって、クリスマス行事は関係ありません。

この時期は、すれ違う人同士で「メリークリスマス」と挨拶を交わすこともあります。

しかし宗教がわからない場合は、「ハッピーホリデー」という挨拶をします。

クリスマス時期はホリデーシーズンとも重なるため、このような挨拶にすれば違和感がありません。

日本では、クリスマスに恋人同士で過ごす方が大勢います。

しかしアメリカでは、クリスマスがファミリー行事になります。

家族や親戚が集まり、みんなでディナーを食べてクリスマスのお祝いをします。

日本でいう年末やお盆の印象に近いかもしれません。

食べるものにも違いがあります。

日本ではチキンが定番ですが、アメリカではターキーが主流です。

丸ごと焼いたターキーを薄切りにして、グレービーソースやクランベリーソースをかけて食べます。

デザートはクリスマスケーキではなく、パイやアイスクリーム系が多いです。

副菜は、マッシュポテトやキャセロールが定番です。

これらのメニューは感謝祭とほとんど同じとなります。

感謝祭も家族や親戚が集まって祝う行事のため、大勢で集まるときの定番メニューといったところでしょう。

クリスマスツリーは大人の背丈よりも大きい、本物のモミの木を室内に飾ります。

クリスマスプレゼントも1つではありません。

当日に向けて安価なものから高価なものまでそれぞれラッピングし、ツリーの根元に置いていきます。

24日のクリスマスイブには家族・親戚とクリスマスディナーを囲みます。

また子供たちは、サンタさんへミルクとクッキーを用意します。

そして25日になると、子供達にはプレゼントをすべて開けるという楽しみが待っています。

日本ではツリーやプレゼントなど本場のエッセンスを踏まえて、独自の季節行事となっています。

日本へクリスマスカードを送る場合

日本へクリスマスカードを送る場合は、時期を考慮しましょう。

アメリカでは11月下旬から遅くとも12月中旬までにはカードが届くように送ります。

クリスマスカードは、ツリーなどと一緒に並べて飾る習慣があるためです。

しかし日本であまりに早く送りすぎると、時期を間違えたような印象になってしまいます。

日本へ送る場合は、クリスマスイブが近づいたころを見計らって送った方が良いでしょう。

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喪中のクリスマスまとめ

「KEY POINT」と書かれたスタンプとペンとノート

ここまで、喪中のクリスマスについての情報や、アメリカとの比較などを中心に書いてきました。

この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 喪中のクリスマスは、派手なパーティーなどを控える
  • クリスマスカードは受け取る側の気持ち次第
  • 喪中のクリスマスプレゼントやツリーの飾りつけは例年通りでOK

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。



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監修者

評価員(たなか)

田中 大敬(たなか ひろたか)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。

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