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お葬式

葬儀にコートは着てもいい?冬場の葬儀の服装マナーについて徹底解説!

更新日:2025.05.16 公開日:2021.06.22

弔問

記事のポイントを先取り!

  • フォーマルなデザインの上着を選ぶ
  • ファーが付いていたり光沢のあるデザインの上着は避ける
  • 防寒対策はインナーやカイロなど内側で行うと良い

寒い季節の葬儀では「喪服の上に上着を着てもいいの?」「葬儀にコートを着て行くのは非常識では?」と悩む方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、冬場の葬儀ではコートなどの上着を着用しても問題ありません。ただし、上着の種類やデザインによっては、マナー違反と受け取られる可能性があるため注意が必要です。

本記事では、葬儀にふさわしい上着の選び方や避けるべきポイント、防寒対策のコツをわかりやすく解説します。また、上着以外の靴やバッグ、アクセサリーといった小物選びの注意点についてもあわせてご紹介します。

「どんな服装なら失礼にならないのか」と不安に感じる方は、ぜひ最後までご覧ください。葬儀の服装選びに迷わないためのヒントがきっと見つかります。ぜひ、最後までお読みください。
以下の記事でも、葬儀に着て行くふさわしいコートについて詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

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  1. 葬儀でコートなどの上着を着るときのマナー
  2. 着用可能なコートの色
  3. 礼装用コートでもOK
  4. 雪国の葬儀事情
  5. 葬儀で着用可能な上着に関するよくある質問
  6. 寒い冬場の上着マナーのまとめ
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葬儀でコートなどの上着を着るときのマナー

寒い季節の葬儀では、防寒のために喪服の上からコートなどの上着を羽織ることは問題ありません。ただし、到着したら屋内に入る前に脱ぐのがマナーです。故人への敬意を表す場であることを忘れず、控えめで上品な装いを心がけましょう。

基本マナーのポイント

  項目       マナー・注意点
上着の着用防寒のため着用OK(式場では脱ぐ)
黒が基本。濃紺・ダークグレーも可
デザイン無地でシンプル。装飾のないもの
素材光沢のないウールやカシミアが適している
丈の長さ膝丈が理想。短すぎる/長すぎるコートは避ける

避けた方がよいコートの例

以下のようなコートは、カジュアルな印象や不適切とされる要素があるため、葬儀の場には避けた方が無難です。

  • ダウンコート(羽毛=殺生のイメージ)
  • ダッフルコート(カジュアルなデザイン)
  • トレンチコート(ビジネスやおしゃれ向け)
  • モッズコート(軍用起源でカジュアル)

ただ近年では、多少カジュアルなコートでも着用する参列者が増えてきています。そのため、あくまでも遺族や会場の雰囲気に配慮することが大切です。迷った場合は、できる限りフォーマルな印象の上着を選ぶようにしましょう。

おすすめのコート素材と特徴

素材   特徴葬儀に適している理由
カシミア高級感・保温性が高い光沢が控えめで上品、冬場に最適
ウール厚手で暖かいフォーマルな印象で音も出にくい
ポリエステル(厚手)手頃な価格帯光沢が目立たなければ使用可
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着用可能なコートの色

葬儀の場では服装のマナーが重視されますが、冬場など気温が低い時期にはコートの着用も必要になります。ここでは、参列時にふさわしいコートの色や選び方のポイントについて、わかりやすくご紹介します。

基本は黒色の無地コート

葬儀の場では、黒色の無地コートが最も適しています。黒は喪服と調和し、厳粛な雰囲気を保つことができます。礼装用のコートや、シンプルなビジネスコートでも問題ありません。

黒がない場合はダークカラーで代用

黒のコートが手元にない場合は、ダークグレーや濃紺、ダークブラウンなどの落ち着いた色合いのコートでも許容されます。ただし、明るい色や派手な柄のコートは避けましょう。

避けるべき色とデザイン

赤、青、黄色などの原色や、白、パステルカラーのコートは、葬儀の場には不適切です。また、光沢のある素材や装飾が目立つデザインのコートも控えましょう。

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礼装用コートでもOK

喪服に適切な専用のコートというものはありません。
ですが、 礼装用のコート というものがあります。持っておくと便利な一枚です。

礼装用コートとは?

礼装用コートは、お葬式や結婚式などのフォーマルな場面で着用できる上着です。喪服や礼服の上から羽織ることを前提に作られているため、格式ある場にふさわしいデザインと色合いになっています。

  • 黒や濃紺など落ち着いた色が基本
  • シンプルで装飾の少ないデザインが多い
  • 礼服との相性を考えて作られている

略喪服(ビジネススーツに近い服装)に合わせると、コートだけ浮いてしまうこともあるため、全体のバランスを考えて着用しましょう。また、ライナー付きのタイプなら季節を問わず活用できるので、一着持っておくと便利です。

礼装用コートの購入時のポイント

コートを購入する際のポイントをご紹介します。

礼装用は黒一色でフォーマルなデザインを選びます。
オールシーズン着用できるライナー付きのタイプが機能的でおすすめです。
冬場は喪服の重ね着をするので、袖周りに少しゆとりのあるサイズがいいです。

着丈は膝下の長さが一般的です。
特に女性の場合、コートから中途半端に喪服が出ないように長めの丈を選びます。

素材は光沢のないウールやカシミアがおすすめです。
ポリエステル混はシワになりにくく保管しやすいです。

ボタンも黒色が基本です。
黒色でない場合や光沢がある場合は葬儀用のボタンカバーを購入し着用することをおすすめします。

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雪国の葬儀事情

雪国の葬儀ではダウンの着用やブーツも着用は一般的です。
北海道では礼装用の滑り止め、中ボアつきのショートブーツが販売されています。
女性の場合、ストッキングではなくタイツの着用も問題ありません。

ブーツのヒールは、できれば3cm~5cmほどの高さがある方がフォーマルに近くなります。
雪国は気温も低く足元の悪い道を歩く場合もあるため、マナーよりも防寒対策が重視しされています。

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葬儀で着用可能な上着に関するよくある質問

Q:葬儀で結婚指輪は付けたままでも良い?

結婚指輪は付けたままで大丈夫です。
結婚指輪以外のアクセサリーはマナー違反となるので注意してください。

Q:葬儀で着用するマスクの色は?

白色のマスクが最も無難でしょう。
黒色のほうがいいのでは?と思う方もいますが、黒色のマスクはカジュアルなイメージがあります。
黒色でも問題ありませんが、特別な理由がなければ白色が最適です。

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寒い冬場の上着マナーのまとめ

キーボードの上に載っている「ま」「と」「め」と書かれた積み木

冬場の葬儀では黒色の礼装コートや黒一色のフォーマルな上着なら着用可能です。
黒色がない場合は、濃紺やグレーのダークカラーを選びます。

冬場の葬儀の際の上着についてまとめると、

  • カジュアルなデザインは避け、フォーマルに近いデザインを選ぶ
  • 華美な印象や殺生を関連づける洋服は避ける
  • インナーやセーターといった喪服の内側の部分で防寒対策を行う

という点に注意すると良いでしょう。

季節によって服装に迷うことも多いですが、葬儀では「お悔やみの気持ち」を表すことが何よりも大切になってきます。
ここまで葬儀に参列する際の上着の着用に関する情報や、服装に関するマナーなどについてお伝えしてきました。
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(はかまだ)

袴田 勝則(はかまだ かつのり)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴25年以上。当初、大学新卒での業界就職が珍しい中、葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから皇族関係、歴代首相などの要人、数千人規模の社葬までを経験。さらに、大手霊園墓地の管理事務所にも従事し、お墓に納骨を行うご遺族を現場でサポートするなど、ご遺族に寄り添う心とお墓に関する知識をあわせ持つ。

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