お葬式
喪服で電車に乗るのはマナー違反?喪服が気になる場合の対応も紹介
更新日:2022.11.19 公開日:2022.01.09
遠方の葬儀に参列するケースでは、電車などの公共交通機関を利用することも多いでしょう。
しかし中には、喪服を着用しての電車利用に問題はないのか気になる方もいらっしゃいます。
そこでこの記事では、喪服を着用しての公共交通機関の利用について詳しく説明していきます。
現地で着替えた方がよいケースもありますので、しっかり確認しておきましょう。
人目が気になる場合の対応法などについても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。
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喪服で電車に乗っても大丈夫?
日常生活の中でも、駅などで電車から喪服の方が降りてくるのを見かけることは少なくありません。
そのため喪服を着用したまま電車を利用することはマナー違反ではなさそうですが、実際のところはどうなのでしょう。
喪服のままでも問題はない
喪服を着用しての電車利用は、マナーの面でまったく問題ありません。
喪服はブラックフォーマルとも呼ばれ、公式の場で着用するに相応しい装いとされています。
むしろ格式高い服装ですので、そのまま公共交通機関である電車を利用してもマナー違反にはなりません。
周囲からは気にされやすい
喪服での電車利用に問題はありませんが、黒一色である喪服はどうしても人目を引きます。
また日本では死を穢れとして捉える風潮があるため、喪服を見ただけで縁起が悪いと考える方もいらっしゃいます。
中にはいやな顔をする方もいますが、ほとんどの方は「葬儀に行くのかな?」程度の関心しか示しませんので、あまり気にする必要はないでしょう。
喪服が気になる場合は?
喪服を着用したまま電車を利用することに後ろめたさを感じる方も、少なからずいらっしゃるでしょう。
そういった場合の対応法をいくつかご紹介します。
コートやストールを羽織る
喪服の上にコートを着てしまえば、電車の中で人目を気にすることもないでしょう。
また女性の方は、ストールなどを羽織ることで喪服の印象を和らげることも可能です。
黒いネクタイなどは外しておく
男性は喪服の黒いネクタイを外してしまえば、葬儀のイメージを抑えることができます。
略礼服であるブラックスーツなどは結婚式などにも着用しますので、ネクタイを外してしまえば見分けがつきません。
また女性であれば葬儀をイメージさせる真珠のネックレスなどは外し、ストッキングを肌色にするのも一つの方法です。
葬儀前に着替える
喪服を着たままの電車利用に抵抗を感じる方は、普段着で最寄り駅まで移動してから喪服に着替えても問題ありません。
ただし、基本的に葬儀場に入る際には喪服を着用するのがマナーですので、できれば葬儀場に入る前に着替えておいた方が無難でしょう。
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喪服を着ていく際の注意点
喪服を着用したまま電車を利用することは問題ありませんが、長距離を移動する場合は窮屈に感じることもあります。
また電車に限らず車での移動でも、喪服のまま長時間座っているとシワや汚れがつかないか心配になる方も多いでしょう。
もし遠方の葬儀に参列される場合は、喪服一式を持参して現地で着替えた方が安心です。
他の公共機関も喪服で問題ない?
遠方の葬儀に参列する場合は新幹線や飛行機を利用するケースもありますが、電車と同様に喪服を着用したままでも問題ありません。
しかし、普段から着慣れない喪服を着用しての長距離移動は思いのほか疲れますので、何らかの対策をしておいた方がよいでしょう。
新幹線
新幹線で長時間移動する場合は基本的に座りっぱなしになりますので、喪服は持参して普段着で移動した方が疲れにくくなります。
特に葬儀から帰宅する際は疲れが出やすいので、楽な服装に着替えた方が無難です。
飛行機
新幹線と同じく喪服を着用しての飛行機への搭乗も、マナー違反ではありません。
ただし喪服を持参する際は大きなスーツケースではなく、機内に持ち込めるサイズのガーメントバッグなどが便利です。
ガーメントバッグとは、スーツやシャツ・ベルトなどをハンガーにかけたまま持ち運べるバッグです。
スーツケースは多くの荷物をコンパクトに持ち運べますが、喪服やシャツなどはかえってシワがついてしまうこともあります。
現在ではガーメントバッグも用途に応じてさまざまものが市販されていますので、ご自身に合ったものを選ぶとよいでしょう。
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喪服はどこで着替えればいい?
喪服を持参して目的地まで普段着で移動する場合は、どこかで着替えなければなりません。
宿泊予定の場合はホテルなどで喪服に着替えることもできますが、日帰りするケースでは着替える場所を考えておく必要があります。
着替える場所
新幹線で葬儀場に向かうケースでは、到着前にトイレで喪服に着替えることも可能です。
また飛行機で目的地に向かう場合は、空港に着替えスペースのあるトイレが設置されていることもあります。
しかし在来線などに乗り継ぐ必要があるケースでは、目的地付近で着替える場所を確保しなければなりません。
葬儀場の更衣室
ほとんどの葬儀場には親族控室が用意されていますので、親族の葬儀に参列する場合は控室で着替えることも可能です。
また葬儀場に参列者用の更衣室がある場合は、現地到着後に着替えることもできます。
この場合は普段着で葬儀場に入ることになりますので、移動中の服装にも配慮が必要です。
しかし、すべての葬儀場に一般参列者用の更衣室が用意されているわけではありません。
親族以外の葬儀に参列する際は、式場で着替えることはできないと考えておいた方が無難でしょう。
駅やデパートのトイレ
喪服を持参する場合は、葬儀場の最寄駅やコンビニなどのトイレで喪服に着替える方もいらっしゃいます。
大きなデパートや商業施設などのトイレには、広いスペースが用意されていることもあるので便利です。
移動中に着用していた服はコインロッカーなどに預け、葬儀場には持ち込まないようにしましょう。
車の中
葬儀場まで車で移動する場合、車内スペースが広ければ車の中で着替えることも可能でしょう。
ただし着替えの際は外から見えないように、カーテンや布などでさえぎっておく必要があります。
喪服の持ち運び方
喪服を持参する場合は、汚れたりシワになったりしないように保護しておかなければなりません。
喪服を持ち運ぶ際にもっとも手軽な方法は、スーツを買ったときにもらえるカバーの利用です。
スーツのカバーはハンガー型になっていますが、スーツを入れた状態で半分に折って持ち運ぶこともできます。
またガーメントバッグを利用すれば、喪服一式をバッグ一つに納めることが可能です。
ガーメントバッグもスーツのカバーと同様に、ハンガーにかけたままスーツを収納することができます。
撥水加工が施されたものを利用すれば、雨天でも中の喪服一式が濡れる心配はありません。
スーツケースはすべての荷物をコンパクトにまとめることができますが、喪服などはシワになる恐れがあります。
型崩れしないようボタンをしっかりと留めて、タオルなどを挟むように畳むとシワができにくくなります。
スーツケースを利用する場合は、シワを防ぐためにも喪服を最後に入れるとよいでしょう。
スポンサーリンク電車で喪服まとめ
ここまで喪服での電車移動や、喪服で移動する場合の注意点などを中心にお伝えしてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- 喪服を着用しての電車移動はまったく問題ない
- 人目が気になる場合はコートやストールを利用する
- 遠方での葬儀に参列する場合、喪服は持参したほうが無難
- 喪服を持参する場合は着替え場所を考えておく
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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監修者
田中 大敬(たなか ひろたか)
厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター
経歴
業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。
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