お葬式
忌引き休暇は何親等まで?申請方法や忌明け後の対応についても解説
更新日:2022.11.19 公開日:2021.12.02

記事のポイントを先取り!
- 日数は故人との関係性で異なる
- 忌引きは3親等まで許可される
- 忌引きがない場合は有給を取る
大切な人とのお別れは、誰もが避けては通れずに経験するものです。
その際には忌引き休暇を取る形になりますが、親族が亡くなった際に何親等まで取得できるのか、申請方法や対応については細かく知らない方が多いです。
そこでこの記事では、忌引き休暇と親等について詳しく説明していきます。
ぜひ、最後までご覧ください。
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忌引きとは

そもそも忌引きとは、どういった意味合いなのでしょうか。
会社や学校などで、誰もが一度は忌引きという言葉を耳にしたことがあると思います。
忌引きとは簡単にいうと、親族や身内の人などが亡くなった際にお通夜や葬儀に出席するために取る休暇のことです。
忌引きの意味
まず、忌引きという言葉の本質的な意味合いを説明します。
忌引きとは、故人を悼むために喪に服すことです。
忌引きは現代の使われ方において、単純に通夜や葬儀などに参列するための休暇を意味することがほとんどです。
しかし本来は一定の期間、故人を想い自宅にこもって悲しみと向き合い、故人を悼むという意味です。
それが現代になり、葬儀に参列するための休暇という意味で使われるようになりました。
法律で定められているものではない
忌引きは法律などで明確に定められているものではなく、会社や学校・公務員などのケースごとに日数やカウント方法が異なります。
忌引き休暇自体、必ず取らせなくてはいけないといった決まりもありません。
しかしほとんどの会社では身内が亡くなった際には、忌引き休暇を取ることができます。
場合によっては忌引き休暇という形ではなく、有休を消化して休暇をとる形になるケースもあります。
また葬儀会場が遠方な場合などのケースでは、忌引き休暇の延長が必要になります。
こういった場合でも、有休で延長することが可能なこともあります。
地方公務員の場合には、自治体の条例によって定められています。
企業ごとに定められているものであるため、それぞれの会社に確認する必要があります。
スポンサーリンク忌引き休暇の日数

忌引き休暇の日数は故人との関係、つまり故人が何親等に当たるのかによって異なります。
配偶者 | 10日間 |
父母 | 7日間 ※喪主の場合は10日間 |
子ども | 5日間 |
兄弟姉妹 | 3日間 |
孫 | 1日間 |
祖父母 | 3日間 |
配偶者の父母 | 3日間 |
配偶者の祖父母 | 1日間 |
配偶者の兄弟姉妹 | 1日間 |
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忌引きは何親等まで?

忌引きは、何親等まで取得できるのでしょうか。
忌引き自体には明確な決まりはありませんが、一般的なものをご紹介します。
会社ごとに規定は異なるため、あくまでも目安のひとつにしてください。
基本的には3親等まで
一般的に、故人との血縁関係の距離によって、忌引きの日数は変わってきます。
基本的には、3親等までが取得可能であるケースがほとんどです。
関係性について以下で詳しく紹介します。
1親等 | 自分の親・配偶者の親・子ども |
2親等 | 自分の兄弟姉妹・祖父母・孫、配偶者の兄弟姉妹・祖父母 |
3親等 | 自分の曾祖父母・叔父叔母・甥姪・ひ孫、配偶者の曾祖父母・叔父叔母・甥姪 |
3親等以上は取得が難しい
3親等以上の場合には、忌引きの取得が難しいケースがあるので注意が必要です。
故人との関係性が重要になるため、忌引きの連絡をした際に関係性をしっかりと説明することが大切です。
3親等以上でどうしても忌引き休暇が取りたい場合には、有休を消化して休暇を取得できるケースもあります。
上司と相談し交渉してみてください。
スポンサーリンク忌引き休暇の申請方法

忌引き休暇の日数が理解できたところで、次は忌引き休暇の申請方法について紹介していきます。
連絡した際に伝える内容や、必要な書類も参考にしてください。
就業規則、学生手帳を確認する
忌引き休暇の場合は明確な決まりはなく、企業によって決まりはそれぞれです。
そのため就業規則を確認し、忌引きの取り扱いについての詳細を確認する必要があります。
学生の場合は、学生手帳を参考にしてください。
雇用形態によっても、忌引き休暇の日数や規定が変わることがあるので注意が必要です。
不明な点があれば、直接会社や学校に問い合わせることをおすすめします。
上司や学校へ連絡する
忌引き休暇を取得する際には、会社や学校に連絡します。
連絡した際に伝える内容を以下にあげます。
- 自分と故人との関係性
- 故人はいつ亡くなったのか
- 忌引き休暇を希望する日数
- 通夜や葬儀の詳細(会場・日時・連絡先・住所・喪主であるのかどうか)
証明書が必要な場合がある
忌引きを取った際に、会社から証明書の提出を請求されるケースもあります。
証明書として使える書類を以下にあげます。
- 訃報:通夜と葬儀を伝える案内のための文章
- 会葬礼状:葬儀や通夜の会葬者に渡す礼状
- 死亡診断書のコピー:医師により死亡の診断がついたときに発行される診断書
- 火葬(埋葬)証明書:火葬(埋葬)を許可するために自治体が発行する書類
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忌明け後の対応

忌引きは突然のことであり、会社を休むことで休んでいる間の業務を同僚がフォローしてくれている場合が多いです。
そのため、感謝の意を伝えるためにもお礼の挨拶が必要になります。
社会人のマナーとして、菓子折りを用意することをおすすめします。
具体的な対応方法について、以下で紹介しますので参考にしてください。
上司へのお礼と挨拶
忌引き休暇後に出社した際には、まずは上司にお礼の挨拶をします。
その際に伝える内容は、以下を参考にしてください。
- 忌引き休暇をいただいたことに対する感謝の言葉
- 故人の最期を見送りしっかりとお別れができたこと
- 仕事を休んでしまったことへのお詫び
伝えるタイミングについては就業前に伝えることがマナーのため、忌引き休暇明けは普段より少し早めに出社するといいです。
同僚への挨拶
自分が仕事を休んでいた間に、同僚が仕事のフォローをしてくれていたはずです。
そのため、上司同様に同僚にもしっかりとお詫びと感謝の気持ちを伝える必要があります。
菓子折りの選び方
葬儀のために香典や供花をいただいていた場合には、菓子折りを持参することがマナーです。
必ず菓子折りを持参しなければいけないといった決まりはありませんが、会社の慣習を参考にするようにしてください。
仕事の穴埋めをしてくれた感謝の意を表すためにも、香典の有無に関わらず菓子折りを用意することをおすすめします。
菓子折りの選び方については、個別に渡す必要はなく分けることのできるような個包装のものを選ぶといいです。
仕事の合間に食べられて、好みが分かれない無難なものを選ぶよう配慮することが大切です。
せんべいやクッキー、マドレーヌなどが適しています。
忌引きの親等まとめ

ここまで忌引きの取得方法についての情報や、親等ごとの注意点などを中心に書いてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- 忌引き休暇の日数は故人との関係によって異なる
- 忌引き休暇は、3親等までが許可されているケースが多い
- 忌引き休暇は、会社や学校に連絡し、後々書類が必要になる場合もある。
- 忌引き明け後は上司や同僚に感謝やお詫びの挨拶をし、菓子折りなどを用意する
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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監修者

唐沢 淳(からさわ じゅん)
経歴
業界経歴10年以上。大手プロバイダーで終活事業に携わる。葬儀の現場でお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから大人数の葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとにも数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、ユーザー目線でのサービス構築を目指す。
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