お葬式
弔電の金額はいくらになる?関係性ごとの相場についても解説
更新日:2022.05.18 公開日:2021.11.22

記事のポイントを先取り!
- 金額は故人との関係性で異なる
- 相場は3000~5000円程度
- 電話やインターネットで申し込む
お通夜式などに参列できない場合、ご遺族の方に弔電を送るのがマナーとなっています。
ですが相場など様々なことを考慮しなければならないため、選ぶのが難しいと感じる方も多いです。
そこでこの記事では、弔電の金額とその内訳を中心に解説していきます。
その状況に適した金額の弔電を送りましょう。
弔電とともに香典を送るべきかどうかについても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。
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弔電とは

弔電とはお通夜式やご葬儀・告別式などに参列できない際に、ご遺族にお送りする電報のことを指します。
訃報の連絡を受けたが、遠方での暮らしや健康上の理由で参列できない際に、お悔やみの気持ちとともに伝えます。
素早く伝えるという点だけを見れば携帯電話での連絡も可能ですが、ご遺族はお通夜式などの準備で忙しいので、必ず弔電を利用しましょう。
ただしお通夜式やご葬儀・告別式のどれか1つにでも参列できるのであれば、弔電を送る必要はありません。
弔電の金額は?

弔電を用意するのにかかる金額は、故人やご遺族との関係性によって異なります。
必ずしも「〇円以上〇円未満」という決まりはないので、一般的な相場をもとに、適した金額の弔電を選ぶことが重要です。
弔電の内訳
弔電を用意するにあたって、主に以下の3つが必要となります。
- 台紙の金額
- メッセージ料金
- オプション料金
この3つの料金を合わせると、少なくとも3000円以上はかかるでしょう。
料金設定は電報会社によって異なります。
台紙料金にメッセージ料金やオプション料金などが含まれている場合もあるので、事前に確認してから手配すると安心です。
台紙の金額
台紙の金額には、大きく分けて4段階のグレード(料金)があります。
- 1000~3000円
- 3000~5000円
- 5000~1万円
- 1万円以上
どれかによって、台紙のデザインやセットが異なります。
1000~3000円の台紙は、花の刺繍がほどこされているような落ち着いたデザインのものが多いです。
3000~5000円になると、正絹を張って刺繍を入れたものや本漆塗りの黒いケースなどの紙以外の素材でできているものが多くあります。
5000~1万円になると、プリザーブドフラワーやフラワーアレンジメントがセットになっているものもあり、より高級感のあるデザインとなっています。
1万円以上になると、大きな生け花などがセットになっており、1万円以下の台紙と比べるとかなり豪華となっています。
台紙代の一般的な相場は1000円~5000円となっており、3000円前後の台紙が選ばれることが多いです。
メッセージ料金
台紙とは別で、メッセージの文字数に応じてプラスで料金が加算されます。
依頼する電報会社によってメッセージ料金は異なり、無料の場合もあります。
弔電に長い文章を書くのはマナーとしてふさわしくないので、必要最低限の情報のみを記載し、それ以上は手紙や電話で伝えましょう。
オプション料金
その他の料金として、オプション料金というのもあります。
具体例としては、特急便や配達通知・毛筆縦書きや写真の挿入が当てはまります。
これらは絶対に必要というわけではないので、用途に合わせて選択していきましょう。
必ずしも全ての電報会社で同じサービスが利用できるわけではないので、申し込む前にホームページで確認しておきましょう。
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関係別の金額相場

弔電の金額は、故人やご遺族との関係性によって異なります。
親族・友人・職場関連の知人のそれぞれの金額相場をもとに、適した金額の弔電を選びましょう。
親族への弔電
親族への弔電の場合、相場としては3000~1万円であることが多いです。
生前によく顔を合わせていたのであれば、5000円以上のより華やかな弔電を送るのが望ましいです。
友人や知人への弔電
友人や知人への弔電の場合は、相場としては1000~3000円であることが多いです。
さほど顔を合わせていない顔見知り程度の知人なら1000~2000円、昔からの付き合いなどで親交が深い友人の場合は3000円以上の弔電を送るケースが多いです。
親族や職場関連の方への弔電と比べると相場はやや低めですが、高価な弔電がいけないというわけではないので、弔電の見た目やセットを重視しましょう。
職場関連の方への弔電
職場関連の方への弔電の場合は、相場としては3000~7000円であることが多いです。
故人の生前の役職や自分との関係性を考慮したうえで決められることが多いですが、日頃からよくお世話になっている上司の方であれば、5000円以上が望ましいとされています。
金額相場は親族への弔電と近いので、悩む場合は同じようなデザインを選ぶのもよいでしょう。
弔電の送り方

電報会社に弔電を申し込むにあたって、必要となる情報がいくつかあります。
ご遺族に失礼のないよう、住所や日時・文章などに誤りがないよう充分に配慮しましょう。
本文の文例とともに解説していくので、弔電を申し込む際はぜひ参考にしてください。
送る方法
弔電を送る方法は2種類あり、電話もしくはインターネットから申し込むことができます。
電話であればオペレーターの案内に沿って申し込みをしていき、インターネットであれば必要な情報を欄に記載していくという形になります。
どちらも弔電の内容は変わらないので、お好きな方法で申し込みましょう。
ただしインターネットでの申し込みには24時間対応していますが、電話での申し込みは時間帯によっては対応していないことも多いです。
いち早く弔電を届けたい、もしくは夜間しか時間が取れないというのであれば、インターネットでの申し込みをおすすめします。
必要事項
弔電を申し込む際に必要となる情報は、以下の4つになります。
- 弔電受取人(主に喪主)のフルネーム
- お通夜式・ご葬儀・告別式の日時
- 弔電の送り先住所と会場名
- 弔電受取人(主に喪主)と故人の続柄
この他にもクレジットカードでの支払いをする場合は、クレジットカードの番号と有効期限、セキュリティーコードが必要となります。
これらの情報がないと弔電を申し込むことはできないので、不明な点は事前に確認しておきましょう。
電話での申し込みの際は、あらかじめこれらをメモに残しておくとスムーズに進めることができます。
本文の文例
本文に必ず記載すべき内容は、故人へのお悔やみの気持ちとご遺族への励ましの言葉です。
ご遺族は準備や手続きで時間を確保できないので、できる限り簡潔な文章を心がけることが重要です。
〈文例〉
○○様のご逝去の報に接し、謹んでお悔やみ申し上げます。
ご遺族の皆様におかれましては、お力落としのことと存じますが、どうぞご自愛くださいませ。
これに追加して伝えたいメッセージがある場合は、1文目と2文目の間に入れるのが一般的です。
送る際の注意点
弔電を送る際の注意点として、避けるべき表現がいくつかあります。
- 忌み言葉:「追って」「また」など
- 重ね言葉:「たびたび」「くれぐれ」など
- 4と9
- 「死去」「死」などの直接的な表現
死や苦しみなどを連想させてしまうような表現を使うのは避けましょう。
「死去」という言葉であれば、「ご逝去」や「他界」と言い換えて表現するのが適切です。
また忌み言葉や重ね言葉は他にも多く存在するので、マナーに違反していないかを必ず確認してから送ることが大切です。
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弔電を送れば香典は必要ない?

香典というのは、お通夜式・ご葬儀・告別式の際に不祝儀袋に包んでご遺族に渡す現金のことを指します。
弔電のみを送るのはマナー違反なのか、弔電と香典を両方送る際はどんなマナーに気を付けるべきなのかなどを解説していきます。
弔電を送れば香典は送らなくても良い
弔電と香典の両方を送るべきと、明確に決められているわけではありません。
基本的には弔電を送れば香典を送る必要はなく、故人や遺族との関係性などに応じてその都度判断します。
故人やご遺族との付き合いがそれほど深くないのであれば、弔電のみを送り香典は送らないのが一般的です。
ですが古くからの友人や日頃からお世話になっている上司であれば、香典を送ったほうがいいともいわれています。
基本的には弔電のみ、場合に応じて香典も送るというのがマナーとしては適切です。
お通夜式やご葬儀・告別式などに参列できなかったことを考えると、お詫びの意味もかねて香典を送る方も少なくはないでしょう。
弔電を先に送る
弔電と香典の両方を送る場合、必ず弔電は先に送りましょう。
お通夜式の開始時刻に間に合うように速やかに手配し、どんなに遅くとも告別式までには届けるのがマナーです。
地域によってはご葬儀などで弔電が読み上げられることがあるので、より速い段階で届けることが重要です。
訃報を知ってからはそれほど時間に猶予がないため、参列できないことが分かり次第手配しましょう。
弔電の宛名は必ず喪主宛てにしたうえで、「斎場名 気付(喪主名)様」、喪主の名前が分からない場合は「○○家 ご遺族様」とします。
香典を送る際は現金書留を利用し、お悔やみの手紙を添え、お金は不祝儀袋に包んで送ります。
現金書留は郵便局の窓口で購入可能となっています。
香典はご葬儀や告別式から1週間以内に送るのがベストですが、もし過ぎてしまったのであれば、必ず1ヵ月以内には送りましょう。
忌明け法要が四十九日となっており、その当日や翌日に香典返しが行われるので、ご遺族の負担になってしまわないよう心がけましょう。
弔電の金額まとめ

ここまで弔電の金額に関する情報や、関係別の金額相場などを中心にお伝えしてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- 弔電とは告別式などに参列できない際にご遺族にお送りする電報
- 弔電の金額は故人やご遺族との関係性によって異なる
- 弔電は電話もしくはインターネットから申し込む
- 弔電を送る際は避けるべき表現がある
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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監修者

田中 大敬(たなか ひろたか)
厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター
経歴
業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。
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