お葬式
弔事とは?遺族と弔問客のやるべきことの違いや弔事の時の休暇などを解説
更新日:2023.05.23 公開日:2021.12.06

記事のポイントを先取り!
- 弔事はお悔み事、慶事はお祝い事
- 通夜・葬儀・告別式などがある
- 宗派により弔事のマナーが異なる
葬儀などお悔やみの場面でよく聞く言葉に「弔事(ちょうじ)」があります。
弔事は、遺族か弔問客かによって行うべきことが違います。
そこでこの記事では、弔事ですべきことを中心に解説していきます。
宗派別の弔辞のマナーにも触れているので、ぜひ最後までご覧ください。
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- 弔事とは
- 弔事の慶事、法事との違い
- 弔事ですべきこと
- 弔事のマナーは宗派別で違う
- 弔事の場合の休暇はどれくらい?
- 弔事用の切手やはがき
- 弔事の時の身だしなみのマナー
- 弔事用ののし紙の表書き
- 弔事でのふくさの色
- 弔事でのお菓子の目的
- 弔事のよくある質問
- 弔事まとめ
弔事とは
弔事とは「弔う(とむらう)」という字がさすように、亡くなった人の死を悲しみ悼むことに関すること全般のことです。
例えば通夜、葬儀、告別式、火葬、法事、などのお悔やみごとのことです。
通常、弔事の期間は故人が亡くなってから初七日、または四十九日法要までとされています。
弔事の慶事、法事との違い
弔事は慶事や法事とはどのような違いがあるのでしょうか。
弔事と慶事の違い
人をお祝いする目的で行われる行事のことを「慶事」と言います。
例えば、結婚や出産です。
弔事と慶事では、マナーが全く違いますので注意が必要です。
通常、弔事と慶事がたまたま同じ日に重なった場合は、弔事の方に参列するようにします。
弔事は故人との最後のお別れの場で、この機会を逃したらもう会えないと言うことになります。
しかし、慶事の場合はまた改めてお祝いすることができます。
とは言っても、相手との関係性によっては例外となることもありますので、慎重に対処しましょう。
弔事と法事の違い
「法事」とは、僧侶がお経を唱える行事である法要に、食事会などを含めたもののことです。
法事は、亡くなった人の供養をすることが目的になります。
一方、弔事は亡くなった人との最後のお別れが目的です。
法事も弔事の1つに含まれます。
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弔事ですべきこと
弔事では、どのようなことを行わなければならないのでしょうか。
遺族の場合
ここでは遺族のすべきことについて解説していきます。
訃報の連絡をする
まず遺族は親戚や友人、知人などに訃報の連絡をします。
職場の上司など目上の方には、メールよりも直接電話でお伝えする方が見落としなどを防止する意味でもいいでしょう。
それ以外の人には、親戚や友人に手伝ってもらって使って連絡をします。
故人およびご本人の勤務先にも連絡することを忘れないようにしましょう。
お通夜やお葬式の準備をする
故人が亡くなったらまずは葬儀社を決定し、葬儀社と打ち合わせを行います。
そして僧侶に連絡を取り、読経をお願いします。
葬儀社は、式場や火葬場の空き状況を確認します。
参列者の範囲や人数を予想し、通夜や告別式の日時や会場を決めるのです。
通夜や告別式の日時や場所が決まったら、詳細について準備する必要があります。
まずは、遺影にする写真を故人のアルバムから選定します。
そして葬儀で弔辞をお願いする方を決定し、その方にお願いします。
喪主となる場合は、通夜や精進落とし・告別式での挨拶を考えておきましょう。
加えて、枕飯・枕団子などの枕飾りの準備などを行います。
故人が愛用していた物などの副葬品をどうするかも考えておきましょう。
さらに、葬儀費用やお布施の費用を用意します。
葬儀が終わってから会食が行われることがよくあります。
会食の費用も用意しておきましょう。
通夜を行う場合は、故人との最後の食事となる「通夜振る舞い」や、葬儀後の参列者や僧侶への労をねぎらう「精進落とし」についても検討します。
返礼品の準備をする
返礼品とは、通夜や葬儀の参列いただいた方へのお礼として差しあげる品物です。
消耗品・タオルやハンカチ・お菓子・お茶・コーヒーといった持ち帰りやすいものが人気です。
葬儀の当日に弔問客全員に同じ品物をお渡ししますので、参列者の数だけ準備しておく必要があります。
返礼品の準備は、葬儀社にまかせるのが効率的です。
なお、返礼品によく似た言葉に「香典返し」があります。
「香典返し」とは、返礼品は基本的に、香典をいただいた方へのお返しの品であり、参列者全員にお渡しするものではありません。
弔問客の場合
弔問客のすべきことは以下の通りです。
喪服を用意する
通夜や葬儀が終わってからの弔問の際、男性は黒や濃紺やグレーといったダークスーツなどの略喪服を着用するのがおすすめです。
葬儀や告別式では、ブラックスーツである準喪服を着用しましょう。
女性の場合は地味な色のワンピースやアンサンブルといった略喪服を着用するようにしましょう。
葬儀・告別式に参列する場合は、ブラックフォーマルである準喪服にします。
ベルトやバッグ、靴なども光沢のない黒とし、金具などの付いていないものにしましょう。
なお、制服がある学生の場合は制服を着ていくのが無難です。
香典を用意する
香典とは、現金を不祝儀袋に入れて故人の遺族にお渡しするものです。
お線香や供花の代わりとして差しあげるもので、通夜か葬儀の時にお渡しするようにしましょう。
白無地の不祝儀袋の表に薄墨で上段に表書きを、下段に氏名を書きます。
さらに、内袋に住所を書きます。
水引は黒白、あるいは双銀の結び切りのものを使用しましょう。
故人の家の宗教に合わせて、香典の表書きを記載するようにしましょう。
仏式の場合は「御霊前」「御香料」「御香典」「御悔」ですが、浄土真宗の場合は「御仏前」になります。
どの宗派なのかが不明な場合は「御香料」と書きましょう。
キリスト教の場合は「御花料」となります。
神道の場合は「御榊料(おさかきりょう)」や「玉串料(たまぐしりょう)」となります。
なお、不祝儀袋はあらかじめ「御霊前」「御仏前」などと印刷されたものが売られていますので、それを使用すれば効率的です。
お悔やみの言葉を考える
あらかじめ喪主やご遺族へのお悔やみの言葉を考えておいて、通夜や告別式に臨むのがよいでしょう。
宗教を問わず使われる挨拶文例
「この度は誠にご愁傷さまです。お悔やみ申し上げます。」
「この度は思いがけないことで、残念でなりません。心中お察し申し上げますが、どうかお力を落とさないでください。」
「この度は突然のことで、なんと申し上げてよいのか言葉もございません。お悔やみ申し上げます。」
「この度は突然なことで、ご遺族のお悲しみは計り知れないことと存じます。心よりご冥福をお祈りいたします。」
仏教のみで使われる挨拶文
「ご冥福をお祈りいたします」
キリスト教のみで使われる挨拶文
「安らかな眠りをお祈りいたします」
注意点として、これらの挨拶文には「忌み言葉」を避けるようにします。
忌み言葉は、縁起が悪いという理由で敬遠されています。
「終わる」や「消える」といった別れをイメージさせる言葉や、「度々」や「またまた」などの重ね言葉も使わないようにしましょう。
さらに、故人の死因を聞くことも遺族の悲しみをより戻すことになるので注意しましょう。
訃報連絡や葬儀での挨拶等の依頼を受けたものの、仕事や私用などの理由で欠席しなければならないこともあります。
そういった場合は、代理人をたてて香典を持参してもたったり、供花や弔電を送ったりすることで対処するといいでしょう。
弔事のマナーは宗派別で違う
弔事のマナーは宗派によってどのような違いがあるのでしょうか。
お経の違い
仏教の場合、宗派によってそれぞれのお経があります。
天台宗では「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」、あるいは「南無釈迦牟尼仏(なむしゃかむにぶつ)」と唱えます。
真言宗では「南無大師遍照金剛(なむたいしへんじょうこんごう)」です。
浄土宗および浄土真宗本願寺派・真宗大谷派は「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」で、全参列者が10回「南無阿弥陀仏」と唱えます。
曹洞宗および臨済宗は、「南無釈迦牟尼仏(なむしゃかむにぶつ)」です。
日蓮宗では、「南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)」です。
お焼香の違い
お焼香は、一般的には抹香を額近くまであげるのが一般的ですが、各宗派によって方法が異なります。
事前に故人がどの宗派なのかを確認しておくと安心です。
天台宗:お焼香は額に1〜3回、お線香は3本
真言宗:お焼香は抹香を額に3回、お線香は3本
浄土宗:お焼香は特に定めはなく、お線香は1本
浄土真宗本願寺派:お焼香は額に掲げずに1回、お線香は1本を折り寝かせる
真宗大谷派:抹香を額に掲げずに2回、お線香は2、3本に折ったものを寝かせる
曹洞宗:額に抹香を1回掲げ、2回目は額に掲げない。お線香は1本
臨済宗:抹香を額に掲げず1回、お線香は1本
日蓮宗:抹香に額に掲げず1〜3回、お線香は1〜3本
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弔事の場合の休暇はどれくらい?
弔事の場合の休暇では、本人と何親等かによって休暇の取得可能日数が設けられている場合が多いです。
配偶者は0親等とみなされるため、亡くなった際の弔事休暇は通常「7日間〜10日間」と最も長くなります。
父母や子どもなど1親等に該当する場合は、「5日間〜7日間程度」が一般的です。
兄弟姉妹、祖父母、孫など2親等にあたる場合は、「2日間〜3日間」など、会社ごとに規定が設けられています。
弔事は予定できない場合が多いため、事前に会社の規定を確認しておくことが重要です。
弔事用の切手やはがき
訃報の手紙や弔事用はがきを送る際には、弔事用の切手を使用することが一般的です。
弔事用の切手の金額は、普通のはがき用切手と同じです。
弔事用の切手は、通常の切手とは異なるデザインで、青と白を基調とした背景と花の落ち着いた絵柄が特徴です。
はがきには、切手が印刷されているため、弔事用切手を使う場合は私製はがきに貼ります。
大切な方へのお悔やみの気持ちを伝える際に、適切な切手を選ぶことで品位と敬意を示すことができます。
弔事用の切手の購入方法
弔事用の切手の購入は、全国の郵便局で行うことができます。
また、インターネット上でも購入することが可能です。
ただし、一般的な切手と同様に、コンビニエンスストアでの購入は難しい場合があります。
これは、各店舗ごとに品ぞろえが異なり、ストックの種類が店舗によって異なるためです。
そのため、切手を購入する際には、まずは近くの郵便局を訪れることがおすすめです。
郵便局では一般的に弔事用の切手を取り扱っており、必要な数を購入することができます。
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弔事の時の身だしなみのマナー
弔事の時の身だしなみのマナーをご紹介します。
喪服の種類
喪服には、正喪服、準喪服、略喪服の3つあります。
正喪服は、最も格式が高く、葬儀や告別式、一周忌の法要などで喪主や近しい親族が着用します。
男性は五つ紋の紋付羽織袴やモーニングコートが一般的です。
女性は染め抜き五つ紋の黒着物やブラックフォーマルのアンサンブル、スーツなどが選ばれます。
準喪服は、お通夜やお葬式など、ほぼ全ての弔事で着用されます。
男性はブラックスーツが一般的で、女性はブラックフォーマルのアンサンブルやスーツが適切です。
略喪服は、ブラックフォーマル以外の黒、紺、グレー、茶など地味な色味のスーツやワンピースを指します。
学生服での参列も略喪服に該当します。
喪服の選択は、場の格式や親族の関係性によって決まります。
適切な喪服の選択は故人への敬意を示すとともに、参列者同士の調和を保つためにも重要です。
弔事のバッグの選び方
突然の弔事では、喪服の準備ができてもバッグがないと困ることがあります。
弔事用のバッグは、ツヤのない黒色であることが必要です。
ブランドロゴや光る金属の留め具や装飾は避けましょう。
望ましいのは、装飾のないシンプルなデザインや、金具のないバッグか、金具を隠すことができるバッグです。
弔事の場では、控えめで慎み深い服装や小物が求められるため、バッグもそれに合わせて選びましょう。
マナーを守り、敬意を示すためにも、適切なバッグの選択が重要です。
弔事のネクタイの選び方
弔事の際には、黒無地のネクタイを身に着けることがマナーです。
黒色は故人への深い思いを表すとされており、濃い色ほど適切とされています。
できるだけ漆黒に近い濃さのネクタイを選ぶことが望ましいです。
光沢のある素材やストライプなどのデザインが入ったネクタイは避けましょう。
ただし、無地に近い織柄のネクタイは許容範囲内です。
弔事のアクセサリー
葬儀には華美さを避ける必要がありますが、ジュエリーの中でも真珠は控えめなので、葬儀の場でもマナー違反とはされません。
ただし、葬儀における真珠のネックレスは、1連のものに限られます。
2連以上の使用は「不幸が重なる」というイメージを連想させるため避けるべきです。
また、真珠のネックレスの長さにも注意が必要です。
長めのロングタイプは悲しみを引き延ばす印象を与えるため、避けるべきとされています。
さらに、チェーン部分がシルバーやゴールドなど目立つ色のものや、珠の大きさが目立つものも華美な印象を与え、マナー違反となる場合があります。
真珠のピアスやイヤリングを使用する場合は、揺れないデザインで固定されており、金具部分も目立ちにくい色を選ぶことが重要です。
弔事のハンカチ
弔事において使用するハンカチは、基本的には白色か黒色で無地のものが適切です。
神事や弔事では、白装束で行われることがあり、故人があの世へ旅立つ際にも白装束が用いられるとされています。
そのため、葬儀や告別式などの参列時には白いハンカチを使用することが正式とされています。
ただし、喪服に合わせた黒いハンカチでも問題ありません。
一方で、原色や特に鮮やかな色である赤、緑、ピンクなどのハンカチはマナー違反とされます。
弔事用ののし紙の表書き
弔事では、弔事用のし紙として、水引だけが印刷されたのし紙を使用します。
お供え物を葬儀当日に直接渡す場合、遺族が誰からの供え物かを明確にするために、「外のし」を使用するのが一般的です。
後日持参する場合や郵送する場合は、「内のし」を用いることが多いです。
のし紙の表書きは、宗教によって異なります。
仏式の場合、四十九日前は「御霊前」、それ以降は「御仏前」となります。
神式の場合は「御榊料」または「玉串料」、キリスト教式では「御花料」と表記します。
宗教が分からない場合は、「御香料」と記載します。
送り主の名前は、のし紙の下部にフルネームで書きます。
複数人の場合は、立場や年齢が上の人物を右に配置して並べます。
最大で3名まで記載でき、4名以上の場合は「○○一同」とまとめます。
夫婦の場合は、夫の名前をフルネームで書き、妻の名前はその左側に下の名前を記載します。
のし紙の表書きは薄墨で書くのがマナーとされており、毛筆がふさわしいとされていますが、筆ペンやサインペンを使用しても問題ありません。
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弔事でのふくさの色
弔事では、寒色系の袱紗を使用することが一般的です。
紫、緑、紺、藍色、灰色などが代表的な色とされています。
特に、蓮の花の刺繍が入った袱紗が望まれます。
ただし、地域によっては刺繍はふさわしくないという風習があります。
そのため、どんなシーンでも使用できる袱紗としては無地が最もおすすめです。
台付き袱紗の場合は、台に家紋や名前を入れるサービスを提供しているところもあります。
ふくさの包み方と渡し方
爪付き袱紗や台付き袱紗の場合、金封を使用する際は特定の配置方法に従うことが一般的です。
袱紗の右寄りに金封を配置し、袱紗を左開きに包むようにします。
金封袱紗を使用する場合、弔事の場では袱紗を左向きに開くようにします。
お金を袱紗ごと手渡さず、受付でも袱紗からお金を出して渡すようにしましょう。
受付で手渡す場合は、相手に表書きが見えるようにし、文字を読み取れるように配慮しながら両手で袱紗を持って手渡します。
また、お金を本人に手渡す場合は、袱紗を台の上に載せて渡します。
この際も相手から文字が読めるように向きを整えることが重要です。
弔事でのお菓子の目的
弔事の時には、お悔やみの気持ちを込めてお供え物として菓子折りを選ぶことがよくあります。
特に地域によっては通夜の際に通夜見舞いとして菓子折りを持参する習慣もあります。
菓子折りを選ぶ際には、持ち帰ることを前提に選ぶ必要があります。
生クリームを使用したもの、冷蔵保存が必要な菓子は避け、常温で保存ができる菓子を選ぶことが大切です。
また、葬式や法要には遠方から参列する方もいらっしゃるため、持ち帰りに困らないように軽量でかさばらない菓子を選ぶようにしましょう。
お供えの菓子は参列者で分ける場合もあるため、個包装の菓子が便利です。
弔事に持参する和菓子
弔事に持参する時におすすめの和菓子は、せんべい、ようかん、最中、カステラなどがあります。
これらの和菓子は、日持ちするものが少ない傾向がありますが、中には賞味期限の長いものも存在します。
特に定番の和菓子である「落雁(らくがん)」は、花を模した美しい形状と鮮やかな色合いが特徴です。
近年では、個包装の和菓子も増えており、特に年配の方々がいらっしゃるご家庭では好まれます。
個包装にすることで衛生面や持ち運びの利便性も高まります。
弔事に持参する洋菓子
洋菓子は日持ちがするものが多く、さまざまな種類があります。
弔事の際に持参する洋菓子としては、マドレーヌ、バウムクーヘン、クッキーなどの焼き菓子がおすすめです。
ただし、生クリームのデコレーションケーキなどの生菓子は、お供え物としてふさわしくありませんので避けましょう。
特に夏場には、冷やして食べることができるフルーツゼリーなども喜ばれます。
ゼリーを選ぶ際には、個包装で食べやすいものや常温保存に対応したものを選ぶことがおすすめです。
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弔事のよくある質問
「弔事」の読み方は何ですか?
「弔事」の読み方は「ちょうじ」です。
この言葉は、お悔やみの場面で使われ、葬儀などのお悔やみ事を表します。
漢字で書かれた「弔」は「とむらう」と読み、人の死を悲しむという意味を持つ字です。
弔事と弔辞の違いは何ですか?
弔事は葬儀などのお悔やみ事を指し、故人に対する哀悼や思いやりを表します。
一方、「弔辞」は故人に贈るお別れの言葉であり、故人を偲ぶ感謝や想いを込めて述べられます。
弔事と慶事どちらを優先すればいいですか?
弔事と慶事が重なり日程が調整できない場合、一般的なマナーでは、弔事を優先させることが求められます。
慶事は、後日改めてお祝いの機会を設けることも可能です。
しかし、弔事は故人との最後のお別れの機会であり、他の場面では代替できません。
亡くなった方との関係性を考慮しながら、弔事を優先することが望ましいです。
弔事まとめ

ここまで弔事についての情報や、それぞれの立場からやるべきことなどを中心に解説してきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下のとおりです。
- 弔事はお悔やみごと、慶事はお祝いごと、法事は一定の周期で行われる仏教の行事のこと
- 弔事ですべきことは遺族となるのか、弔問客となるのかによって異なる
- 宗派によってお経やお焼香の仕方が異なる
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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