お葬式
厄払いに適した服装とは?コートや帽子などを着た扱いも紹介
更新日:2022.11.17 公開日:2022.02.08
人生に数回訪れる厄年ですが、厄払いをしておこうと考える方も多いのではないでしょうか。
ですが、あまり経験がない行事であるため、どのような服装で臨めばよいのかわからない方もいるはずです。
そこで、この記事では厄払いに適した服装について詳しく説明していきます。
この機会に、厄払いの服装マナーを知っておきましょう。
厄除けや厄落とし時の服装についても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。
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厄払いとは
厄払いとは、厄年に厄を払うために行う儀式のことです。
厄年は災難や不幸が降りかかりやすい年齢のことを指し、平安時代の陰陽道(日時・方角などで人の運勢を判断する俗信のこと)を起源としている風習のことです。
数え年で男性は25・42・61歳が、女性は19・33・37・61歳が厄年にあたります。
この前の年を前厄、後の年を後厄といい、この前後3年間が注意するべき年になります。
また、男性は42歳、女性は33歳を大厄と呼び、とくに災難が起こりやすい年であるとされています。
一般的には、これらの年齢が厄年となっていますが、地域によって違うこともあるので、気になる方は、神社に問い合わせるなどして調べることをおすすめします。
厄年に科学的な根拠はなく、迷信のたぐいだと考えられますが、つつましく1年を過ごそうと意識する風潮が広まっています。
そんな厄年に自分の健康や安全を祈って行う儀式が厄払いとなります。
厄払いの目的
厄払いは、厄年に降りかかる災難などから身を守ることを目的に祈願・祈祷をしてもらうものです。
厄払いは主に神社で行ってもらうもので、神社の教えに則ったお払いとなります。
厄払いは厄年でなければ受けることができないというわけではありません。
厄払いは厄に見舞われやすくなっている状況を、神様の力をお借りして災難や不幸を遠ざけることを目的としています。
ですので、家族に不幸が続いていたり、病気にかかりやすいなどの理由で厄払いを受けるケースも多くあります。
また、新車を購入したときなど不幸をあらかじめ避けておきたいタイミングでも、予防的に厄払いをしてもらい安全を祈願することも多いようです。
厄除けと厄落としの違い
厄払いのほかに、厄除けと厄落としという言葉を聞いたことがあると思います。
それぞれ言い方が違うだけで同じ意味だと思っている方もいるかもしれませんが、実はちゃんとした定義が存在します。
厄除けと厄落としについて具体的に説明していきます。
厄除けとは
厄除けは厄払いと同じく、災難や不幸が寄ってこないように祈願・祈祷をしてもらうことを指します。
しかし、こちらは神社ではなく密教系のお寺で行ってもらうことが一般的です。
厄除けも厄年でなくとも受けることができ、何か不幸や災難が続くようなときに仏様の力をお借りすることで厄から遠ざかることができます。
厄落としとは
こちらは、厄払いや厄除けとは大きな違いがあります。
厄落としは、あえて自らに災難を作り出すことで、これ以上災難が降りかからないようにすることを言います。
自身が大切にしてきたものや、いつも身に着けているものをわざと落とすことで、厄も一緒に落とすことができるという考え方です。
この厄落としは豊臣秀吉も嫡男が誕生したときに行ったといわれています。
また、親戚や近所にご飯をふるまうことで厄が落ちると考えられている地域もあり、食事をごちそうすることで厄落としの代わりとする風習もあります。
厄落としは神社やお寺で祈祷を受け行うことになっています。
地域によって、厄落としのやり方にも違いがありますので、お住いの地域の慣習に則って行いましょう。
この記事をご覧になってどちらで受ければいいのか悩まれる方もいるかもしれません。
その場合は気軽に無料相談口「あんしんよろず相談ダイヤル」におかけください。
スポンサーリンク厄払い時の服装
厄払いするときは、神社に行くことになります。
神社などフォーマルな場に行く場合、どのような服装で行くのが適切なのでしょうか。
ここでは、厄払い時の服装について紹介していきます。
男性の服装
厄払いに行くときは、礼服などのきっちりとした服装で行く必要はありません。
しかし、こちらから厄払いをお願いするという立場なので、ある程度は礼節を保つことができる服装で行くことが望ましいです。
基本的には、お仕事で着用するようなシックなスーツであれば、何も問題はありません。
女性の服装
女性の場合も礼服を着る必要はありません。
こちらも男性と同様、スーツを着用すれば問題ありません。
また、シックなものであればワンピースも選択肢に入ります。
しかし、注意点としては、スカートを履く場合はストッキングを着用し、肌を見せることを避けましょう。
カジュアル過ぎなければ私服でも大丈夫
厄払いの服装に決まったルールはないので、私服で行っても大丈夫です。
ですが、あまりにカジュアルすぎるものはおすすめしません。
ここでは厄払いに向いている服と向いていない服を、男女それぞれ具体例を挙げながら説明していきます。
男性はジャケットを着用し、インナーは襟のあるもの、パンツはスラックスを選ぶと良いでしょう。
一般的にビジネスカジュアルと捉えられるような恰好が望ましいです。
向いていない服装としては、上着はレザージャケットやデニムジャケット、パンツはジーンズやチノパンなどになります。
また、全身黒や全身白、派手な色や柄などの、ラフやカジュアルに見えやすい服装は避けるべきです。
目上の方に合うときに選ぶような服装にするのが好ましいです。
女性はキレイ目なスカートやパンツに、ブラウスやシャツを選ぶと良いでしょう。
向いていない服装としては、短いスカートやノースリーブなどの露出の多い服、カラフルな服や奇抜な服は避けましょう。
こちらも落ち着いたお出かけ着を意識すれば大丈夫です。
また、男女ともにサンダルやブーツはNGです。
神社によっては、本殿に入って祈祷を受ける場合もあるので、素足で上がることになるサンダルや、脱ぎ履きに手間取るブーツはおすすめしません。
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コートや帽子を着ても大丈夫?
コートや帽子を着用して神社に行くことは問題ありません。
しかし、祈祷を受けている間は、帽子を取りコートも脱いでおきましょう。
厄払いは、災厄から身を守ってくれるよう、神様にお祈りする儀式なので、神様に対して敬意を表すことが大切です。
コートの色に関して、祈祷中は脱いでいることになるので、色遣いを気にする必要はありませんが、こちらもあまりに派手すぎるものは避けるほうが無難です。
また、厄払いの時期は寒い時期が多くなるので、防寒着を脱いでも寒くないように、暖かい下着やカイロなどを用意しておくと、快適に祈祷を受けることができます。
神社によって服装は異なる
神社によって服装に関する決まりは違います。
基本的にはスーツなど失礼がない服装で問題ありませんが、服装を指定している神社もあります。
私服を指定している神社にスーツや礼服などを着て行っても厄払いを断られることは少ないと思いますが、礼服を指定している神社に私服で行くと厄払いを受けさせてもらえない可能性が高いです。
このようなことがないよう、事前にホームページで確認や電話での問い合わせをしておきましょう。
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厄除けと厄落としの服装は?
厄除けや厄落としでも、厄払いと同様、礼節のある服装を心がけましょう。
どちらも祈祷や祈願を受けることは同じなので、神様や仏様に対するマナーはしっかりと意識しなければなりません。
フォーマルな服装をすれば失礼と思われることはないでしょう。
スポンサーリンク厄払いはいつ受ければ良いの?
ここまで厄払いについて具体的に説明してきましたが、厄払いはいつ受けるべきなのか知らない方も多いと思います。
ここでは、厄払いはいつ受ければ良いのか、具体例も交えて説明していきます。
厄払いを受ける時期
厄払いは厄年や受験がある年など、人生の中で大切だと考えられる時期に受けることが一般的だとされています。
厄年は数え年で数えるため、その年の1月1日から厄払いを受けることができます。
また、厄年だけでなく、前厄と後厄の厄払いをすることもあります。
この場合、厄払いを受けた一年後に、一年を無事に過ごせたことに対するお礼参りをし、そのまま厄払いを受ける形になります。
前厄・後厄あわせて3年間厄払いすれば、より安心して厄年を過ごすことができるでしょう。
厄払いは節分までに済ませること
厄払いは元日1月1日から1月7日、または1月1日から節分の間に行われることが多いようです。
これは、新暦の元旦である1月1日から、旧暦の元旦である節分の間に受けることが、一年の厄を払う時期としてふさわしいという考え方から来ています。
一年の厄を払うのが厄払いなので、あまりに遅すぎる時期に厄払いを行うのはあまり意味がないということなのでしょう。
この時期が厄払いが盛んに行われる時期なので、お正月に厄払いを祈願するイベントとして、大々的にお祭りを行う神社も多くあります。
同じく節分の時期に、豆まきをする節分祭と一緒に厄払いのお祭りを開く場合もあります。
ただ、厄払いは元旦から節分までの間にしか受けることができないわけではありません。
ほとんどの神社で一年中厄払いを受け付けているので、もし1月1日から節分の間は忙しくて受けることができないという方でも安心して厄払いを受けることができます。
また、時期が遅れてしまう場合は、大安や自分の干支の日などの吉日に受けることが良いとされています。
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厄払いの服装まとめ
ここまで厄払いに着ていく服装や、厄払いについての情報を中心にお伝えしてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- 厄払いは神社で受ける
- 厄払い時はスーツなどのフォーマルな服装がおすすめ
- 厄払いの時期は元旦から節分の間が一般的
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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監修者
田中 大敬(たなか ひろたか)
厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター
経歴
業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。
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