お葬式
葬儀で飾る盛籠とは?中身や贈り方を解説!
更新日:2022.11.20 公開日:2021.07.11

記事のポイントを先取り!
- 籠盛りの中身は宗教によって異なる
- 盛籠は血の繋がりの濃い親族が出すのが一般的
- 盛籠を送る時は、先方に事前に了承を得る、宗教を考慮するように気をつける
葬儀に参加した時、仏壇や祭壇の横にある盛籠を見ることがあるかと思います。
盛籠の中身に何が入っているの知らないという方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、葬儀で飾る盛籠について詳しく説明していきます。
この機会に盛籠について覚えておきましょう。
盛籠の贈り方にも触れていますので、ぜひ最後までご覧ください。
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盛籠とは

盛籠(もりかご)とは、大分県を発祥としたお供え物のひとつです。
お通夜や葬儀、法事の際に仏壇や祭壇を華やかに飾ります。
フルーツや飲料、ローソク、線香などを籠に盛り、周囲を造花で飾った供物です。
中身は宗教によって異なります。
故人への感謝の気持ちと遺族への弔意のを表すためのものです。
葬儀や法事の際に、祭壇の脇にお供えします。
籠の中のものは葬儀や法事が終わった後、お手伝いしてくれた人などに配ることが出来ます。
実用的なお供え物とされています。
盛籠は誰が出す?

盛籠は誰が送っても良いのでしょうか。
親族と会社関係・友人に分けて解説します。
親族
盛籠を出すのは一般的に親族です。
特に故人と血の繋がりの濃い人が出す事が多いです。
喪主や親族と話し合っておくのが無難です。
会社関係・友人
盛籠は会社関係や友人が出す場合もあります。
会社で決まっていたり、供花の他にもお供えをしたい場合は、盛籠を送っても問題ありません。
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葬儀を行う宗教によって異なる盛籠

籠盛りの中身は宗教によって違います。
入れてはいけない物もあるので、注意が必要です。
盛籠を送る時は、まず葬儀や法要を行う先方の宗教を確認しましょう。
仏式
仏式で行われる葬儀の盛籠の中身は次のようなものです。
- フルーツ
- 果物の缶詰
- 干菓子
- ジュース
- 乾物
- 線香
- ローソク
- 抹香
仏教では殺生をタブーと考えるので、肉や魚、それらの加工品を送ってはいけません。
お酒も控えましょう。
神式
神式で行われる葬儀の盛籠の中身は次のようなものです。
- フルーツ
- 和菓子
- 海の幸
- 乾物
- お酒
神式では線香やローソクを使用して故人の霊を慰めるという考え方がありません。
そのため、盛籠の中に線香やローソク、抹香は入れません。
キリスト教式
キリスト教式で行われる葬儀ではお供え物の代わりに生花を贈ります。
白いユリや胡蝶蘭が一般的です。
白を基調にした淡いピンクの花束を贈る事もあります。
仏教で供えられる白菊ではなく、百合やカーネーションが多く使われます。
ただ、カトリックの場合供花を認めないこともあるので、注意が必要です。
盛籠につける熨斗(のし)の表書き

次に盛籠につける熨斗の表書きを解説します。
宗教別だけではなく法要によっても変わることがあるので気をつけましょう。
仏式
- 供物
…宗教や時期を問わず使えます。 - 御供物
…供物の丁寧な言い方です。
使い方は供物と同じです。
- 御霊前
…四十九日前で、宗教や宗派が分からない時に使われます。 - 御仏前(御佛前)
…四十九日後の仏教で使います。
浄土真宗では四十九日の前でも御霊前ではなく御仏前(御佛前)を使います。
神式
- 御玉串料
…玉串(たまぐし)とは神社で神事の際、神職や参列した人がお供えする供物のことです。 - 供物
- 御供物
- 御霊前
キリスト教式
- お花料
- 供物
- 御供物
- 御霊前
…プロテスタント以外で使えます。
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盛籠の贈り方

盛籠は次の場所で注文することが出来ます。
葬儀社
ネットや電話で注文することが出来ます。
地域の風習に合った盛籠を用意してもらえます。
特にこだわりがなければ葬儀を行う葬儀社で注文するのが無難です。
仏具店、果物店
ネットや電話、来店して注文できます。
故人の好きだったフルーツを盛籠に入れたい場合は、果物店で直接注文するのが良いでしょう。
線香やローソクの盛籠を作りたい時は、仏具店で注文できます。
盛籠をお通夜にお供えしたい場合、当日の午前中、できれば2時間前には届くようにします。
お葬式や法事にお供えしたい時は、前日までに届くようにします。
盛籠を配列する順番は一般的に、故人の関係者、喪主の関係者、遺族の関係者と決まっています。
届くのが遅くなると並べ直す時間がなくなってしまい、遺族に迷惑をかけてしまいます。
盛籠の相場

盛籠の相場は1万円〜2万円程度です。
祭壇に飾った時の見た目を良くするため、金額を揃える事があります。
相場による中身は次のようなものです。
5000円
盛籠としては安価です。
故人の好きだったお菓子やビールなどを詰めます。
1万円
一般的な価格といえます。
缶詰や干菓子、手頃な価格のフルーツを詰めます。
1万5000円
一般的な価格で、見た目も豪華です。
フルーツや缶詰、ビールなどを詰め合わせます。
2万円以上
盛籠の中で最高級です。
マスクメロンや高級和菓子を入れて仕上げます。
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盛籠を送るときの注意点

盛籠を贈る時に、注意しなければいけないことがいくつかあります。
事前に了承を得る
遺族が盛籠を辞退することがあります。
法事の案内状に供物を遠慮する旨が書かれている事もあります。
お返しのことを考えたり、葬儀の規模が小さくて盛籠を置く場所がないことが主な理由です。
故人の生前の意思で盛籠を辞退している場合もあります。
香典は別に用意する
昔は盛籠を送る場合、香典は必要ないとされていました。
最近は盛籠を送る場合も香典を渡すのが一般的です。
遺族が香典を辞退している場合以外は、盛籠を送る場合も香典を用意しましょう。
盛籠の数え方
盛籠は「一対」や「一基」と数えます。
一対とは2つのことで、一基とは1つのことです。
仏壇の左右に飾る時は、一対用意します。
一対で送るか、一基で送るかの明確な決まりはありません。
ただ、他の人が一対で出しているのに自分だけ一基であったりすると目立ってしまうので気をつけてください。
親戚や地域でそれぞれの習慣が存在する事もあります。
先方や葬儀社に確認してから送るのが無難です。
盛籠はいつまで飾る?

盛籠はお通夜や葬儀が終わるまで、仏壇や祭壇に供えます。
持ち帰って後祭壇と仏壇に飾る場合は、一週間程度飾ります。
その後盛籠の中身を小分けにして、身内に配ります。
葬儀社の方に均等に分けていただくことができます。
地域によっては、葬儀を手伝ってくれた人や、近所の人に配ることもあります。
生物は傷みやすいので、早めに配るようにしましょう。
盛籠をいただいた時、一般的にお返しは不要とされています。
しかし、高価な盛籠をいただいた時は、3分の1〜半額程度のお返しをすることが多いです。
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葬儀で飾る盛籠のまとめ

ここまで盛籠の中身や送る時の注意点を中心にお伝えしてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- 籠盛りの中身は宗教によって異なる
- 盛籠は血の繋がりの濃い親族が出すのが一般的
- 盛籠を送る時は、先方に事前に了承を得る、宗教を考慮するように気をつける
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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監修者

鎌田 真紀子(かまた まきこ)
国家資格 キャリアコンサルタント ・CSスペシャリスト(協会認定)
経歴
終活関連の業界経歴12年以上。20年以上の大手生命保険会社のコンタクトセンターのマネジメントにおいて、コンタクトセンターに寄せられるお客様の声に寄り添い、様々なサポートを行う。自身の喪主経験、お墓探しの体験をはじめ、終活のこと全般に知見を持ち、お客様のお困りごとの解決をサポートするなど、活躍の場を広げる。
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