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お葬式

葬儀の祭壇に供える果物は何がいい?果物を選ぶときのマナーをご紹介

更新日:2022.11.18 公開日:2021.07.02

弔問

記事のポイントを先取り!

  • お供えの果物は丸いものがいい
  • お供えの果物は常温で日持ちするもの
  • お供えに肉や魚は避ける

葬儀の祭壇に果物がお供えされているのを見たことはある方は多いと思います。
しかし、実際に祭壇に果物をお供えするときに、どんな果物がいいか迷う方が多いと思います。

そこで、この記事では祭壇にお供えに適している果物について解説します。
お供えには避けるべき品物についても解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 葬儀の祭壇にお供えできるもの
  2. お供え物に適した果物
  3. お供えに適さないもの
  4. 祭壇の果物のまとめ
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葬儀の祭壇にお供えできるもの

葬儀の祭壇にはさまざまなお供え物が並んでいます。
これは亡くなった方を供養すると同時に、ご遺族へのお悔みの気持ちを表すものです。

仏教では「五供」といわれる「線香・灯明・花・浄水・飲食」を祭壇にお供えするとされています。

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お供え物に適した果物

五供の一つである飲食の中でも、果物を選ぶ場合はどんなポイントがあるのでしょうか。
金額の相場や、お供えに向いているもの、ふさわしくないもの、購入の注意点などを見ていきます。

果物は丸いものが基本

お供え用の果物は丸いものが基本とされています。
「円」が「縁」に通ずるとされていたり、魂が丸い形をしているためという説があるからです。

果物をお供えするときは奇数で

お供えする果物の数は奇数が良いとされています。
偶数は「割り切れる」ことから「縁を切る」につながるとされ、避けられているのです。

果物に限らず、お供え全般に通じるものですので覚えておくといいでしょう。

お供物を果物にした場合の相場

お供え物の金額の相場は5,000円1万5千円程度といわれています。
果物を贈る場合も同様です。

また、祭壇をバランスよく整えるために葬儀社側でお供え物も揃える場合があります。
あらかじめ葬儀社に確認してから注文してもいいでしょう。

お供えする果物の置き方

お供えの果物を葬儀場に持参した場合、祭壇に自分で置いてはいけません
祭壇は葬儀社が取り仕切って整えるものですので、お供えは受付で渡しましょう。

自宅での法事など、自分で仏壇に果物をお供えする場合は以下を参考にしてください。
高坏(たかつき)という脚のついた器や供物台がある場合は、高坏を使います。

半紙を三角形に折って敷き、その上に果物を中央が高くなるように盛り付けます。
果物の向きは、ヘタを上に向けます。

祭壇でも仏壇でも、お供物の果物は下段に置きます。

お供え物に向いてるおすすめの果物

お供え物に向いている果物は、まず常温で長持ちすることが基本です。
汁が出やすいものは避けるようにします。

おすすめとしては、次のようなものが挙げられます。

  • メロン
  • りんご
  • みかん
  • オレンジ
  • グレープフルーツ

果物の購入場所

主な購入場所を挙げておきます。
お店で直接購入する場合は、葬儀のお供え用と言えば見繕ってもらえるでしょう。

  • フルーツショップ
  • デパート
  • スーパーマーケット
  • ネットショップ
  • 葬儀社に依頼する

購入するときの注意点

お供え物として果物を購入するときの注意点として、以下のようなことに気をつけましょう。

  • のし紙をかける
  • のし紙の表書きは「御供」「御供物」などとする
  • のし紙の水引は黒白の結び切りとする

購入時に「葬儀用」と伝えると用意してもらえます。
ネットショップの場合も、葬儀用ののし紙を指定するようにしましょう。

お供物に困ったら盛籠がおすすめ

お供物の果物を自分で選ぶのに迷ったら、盛籠にすることをおすすめします。
盛籠とは、籠にお供え物をきれいに盛り付けたもので、果物以外のものを取り合わせることもあります。

祭壇が華やかになるので、よく用いられます。
盛籠の相場は1万5000円~2万円です。

手配の方法としては葬儀社に依頼するのが一般的です。

お供えした果物は食べる?

葬儀の終了後、果物などのお供え物は小分けにして、参列者に持ち帰ってもらうことがあります。
これを「お下がり」といいます。

お下がりは食べるのが良いとされています。
お供え物は、仏様への供養とともに、感謝や敬いの気持ちを表したものです。

そのお下がりをいただくことは、仏様と縁を結びすべての命に感謝するという意味があります。
故人を偲びながら、ありがたくいただきましょう。

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お供えに適さないもの

葬儀や法事などの弔事のお供えには、避けたほうがいいとされているものがあります。
以下に仏式の葬儀での主なものを挙げてみましょう。

肉や魚などの生もの

殺生につながるため。

昆布や鰹節

おめでたい意味があるため。

とげのある花

攻撃的な印象があるため。

派手な色の花

おめでたい印象があるため。

鉢植えの花

不幸が根付くという意味があるため。

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祭壇の果物のまとめ

キーボードの上に載っている「ま」「と」「め」と書かれた積み木

ここまで、葬儀の祭壇にお供えする果物の情報を中心ににお伝えしてきました。
今回の記事のポイントのまとめは以下の通りです。

  • 葬儀の祭壇では仏教の五供のどれかを供える
  • お供えに適した果物は「丸い」もの  
  • お供えに殺生につながる肉や魚は控える

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(はかまだ)

袴田 勝則(はかまだ かつのり)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴25年以上。当初、大学新卒での業界就職が珍しい中、葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから皇族関係、歴代首相などの要人、数千人規模の社葬までを経験。さらに、大手霊園墓地の管理事務所にも従事し、お墓に納骨を行うご遺族を現場でサポートするなど、ご遺族に寄り添う心とお墓に関する知識をあわせ持つ。

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