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お葬式

葬儀の祭壇のお供え物は果物でいい?選ぶ際のマナーとは?

更新日:2025.06.16 公開日:2021.07.02

弔問

記事のポイントを先取り!

  • お供えの果物は丸いものがいい
  • お供えの果物は常温で日持ちするもの
  • お供えに肉や魚は避ける

葬儀の祭壇に果物がお供えされているのを見たことはある方は多いと思います。
しかし、実際に祭壇に果物をお供えするときに、どんな果物がいいか迷う方が多いと思います。

そこで、この記事では祭壇にお供えに適している果物について解説します。
お供えには避けるべき品物についても解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 葬儀の際にお供えをする意味
  2. 葬儀の祭壇にお供えできるもの
  3. お供え物に適した果物
  4. お供えに適さないもの
  5. 葬儀のお供え物に関するマナー
  6. お供え物にお返しは必要なのか
  7. 祭壇の果物のまとめ
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葬儀の際にお供えをする意味

葬儀の際のお供え物には、以下のような意味が込められております。

1.故人への供養の意

お供え物(供花、果物、菓子、線香など)は、故人の御霊に対する感謝と供養の気持ちを表すものです。特に仏教においては「供養」と呼ばれ、故人が安らかに成仏されることを願い、心を込めてお供えをいたします。

2.遺族への哀悼と心遣い

お供え物を持参することは、遺族に対してお悔やみの気持ちを示す行為でもあります。これは、「ご遺族のお悲しみを分かち合う」という弔意を表すものです。

3.神仏や祖先への敬意

宗派や地域によっては、故人の御霊のみならず、神仏や祖先への敬意を示す意味も込められています。お供え物は、霊界や神仏への感謝と祈りとしても捧げられます。

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葬儀の祭壇にお供えできるもの

葬儀の祭壇にはさまざまなお供え物が並んでいます。
これは亡くなった方を供養すると同時に、ご遺族へのお悔みの気持ちを表すものです。

仏教では「五供」といわれる「線香・灯明・花・浄水・飲食」を祭壇にお供えするとされています。

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お供え物に適した果物

五供の一つである飲食の中でも、果物を選ぶ場合はどんなポイントがあるのでしょうか。
金額の相場や、お供えに向いているもの、ふさわしくないもの、購入の注意点などを見ていきます。

果物は丸いものが基本

お供え用の果物は丸いものが基本とされています。
「円」が「縁」に通ずるとされていたり、魂が丸い形をしているためという説があるからです。

果物をお供えするときは奇数で

お供えする果物の数は奇数が良いとされています。
偶数は「割り切れる」ことから「縁を切る」につながるとされ、避けられているのです。

果物に限らず、お供え全般に通じるものですので覚えておくといいでしょう。

お供物を果物にした場合の相場

お供え物の金額の相場は5,000円1万5千円程度といわれています。
果物を贈る場合も同様です。

また、祭壇をバランスよく整えるために葬儀社側でお供え物も揃える場合があります。
あらかじめ葬儀社に確認してから注文してもいいでしょう。

お供えする果物の置き方

お供えの果物を葬儀場に持参した場合、祭壇に自分で置いてはいけません
祭壇は葬儀社が取り仕切って整えるものですので、お供えは受付で渡しましょう。

自宅での法事など、自分で仏壇に果物をお供えする場合は以下を参考にしてください。
高坏(たかつき)という脚のついた器や供物台がある場合は、高坏を使います。

半紙を三角形に折って敷き、その上に果物を中央が高くなるように盛り付けます。
果物の向きは、ヘタを上に向けます。

祭壇でも仏壇でも、お供物の果物は下段に置きます。

お供え物に向いてるおすすめの果物

お供え物に向いている果物は、まず常温で長持ちすることが基本です。
汁が出やすいものは避けるようにします。

おすすめとしては、次のようなものが挙げられます。

  • メロン
  • りんご
  • みかん
  • オレンジ
  • グレープフルーツ

果物の購入場所

主な購入場所を挙げておきます。
お店で直接購入する場合は、葬儀のお供え用と言えば見繕ってもらえるでしょう。

  • フルーツショップ
  • デパート
  • スーパーマーケット
  • ネットショップ
  • 葬儀社に依頼する

購入するときの注意点

お供え物として果物を購入するときの注意点として、以下のようなことに気をつけましょう。

  • のし紙をかける
  • のし紙の表書きは「御供」「御供物」などとする
  • のし紙の水引は黒白の結び切りとする

購入時に「葬儀用」と伝えると用意してもらえます。
ネットショップの場合も、葬儀用ののし紙を指定するようにしましょう。

お供物に困ったら盛籠がおすすめ

お供物の果物を自分で選ぶのに迷ったら、盛籠にすることをおすすめします。
盛籠とは、籠にお供え物をきれいに盛り付けたもので、果物以外のものを取り合わせることもあります。

祭壇が華やかになるので、よく用いられます。
盛籠の相場は1万5000円~2万円です。

手配の方法としては葬儀社に依頼するのが一般的です。

お供えした果物は食べる?

葬儀の終了後、果物などのお供え物は小分けにして、参列者に持ち帰ってもらうことがあります。
これを「お下がり」といいます。

お下がりは食べるのが良いとされています。
お供え物は、仏様への供養とともに、感謝や敬いの気持ちを表したものです。

そのお下がりをいただくことは、仏様と縁を結びすべての命に感謝するという意味があります。
故人を偲びながら、ありがたくいただきましょう。

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お供えに適さないもの

葬儀や法事などの弔事のお供えには、避けたほうがいいとされているものがあります。
以下に仏式の葬儀での主なものを挙げてみましょう。

肉や魚などの生もの

殺生につながるため。

昆布や鰹節

おめでたい意味があるため。

とげのある花

攻撃的な印象があるため。

派手な色の花

おめでたい印象があるため。

鉢植えの花

不幸が根付くという意味があるため。

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葬儀のお供え物に関するマナー

お供え物は、葬儀において故人やご遺族に対する敬意と哀悼の気持ちを伝えるものです。宗派や地域のしきたりによって異なる場合も多く、正しいマナーを守ることが重要です。ここでは、葬儀のお供え物に関する一般的なマナーについてご紹介いたします。

1.贈るタイミング

お供え物を贈るタイミングは、遺族や葬儀社の運営方法、地域の慣習によって異なる場合があります。以下の点に注意しておくと良いでしょう。

  • 通夜・告別式当日
    一般的には、通夜または告別式当日に持参するのが基本です。受付で渡す際には、係の方に「お供え物でございます」と一言添えると丁寧です。
  • 式場への直送
    生花などの場合、葬儀社や式場に事前に注文し、直接届けてもらう方法もあります。この場合は、必ず喪家に事前に了承を得てから手配します。
  • 後日のお供え
    都合がつかない場合や、告別式後の初七日・四十九日法要などの際にお供えを贈る場合もあります。その際も、事前に遺族に相談し、失礼のないように心がけましょう。

2.贈り主の名前についての詳細

お供え物の掛け紙の下段には、必ず贈り主の名前を記載します。

  • 個人の場合
    フルネームを記載するのが基本です。姓のみの記載でも問題はありませんが、より丁寧にしたい場合はフルネームが望ましいです。

  • 連名の場合
    夫婦や家族、あるいは複数人で贈る場合は、贈り主の姓をまとめて書くか、人数が多い場合は代表者の名前を記載し、その下に「他一同」と添えるのが一般的です。
  • 会社・団体名の場合
    会社名・部署名・代表者名などを記載することが多いです。

    例:

    株式会社〇〇  

    代表取締役社長 〇〇〇〇  

といった形で記載すると丁寧です。

3.宗派・地域による違いの詳細

お供え物のマナーは、宗派や地域によって微妙に異なるため、以下の点に注意してください。

  • 仏式
    最も一般的で、供花や菓子、果物などをお供えします。表書きは「御霊前」または「御供」とするのが一般的ですが、四十九日以降は「御仏前」とするのが正式です。

  • 神式
    お供え物は「御玉串料」や「御神前」といった表書きが一般的です。供物は果物や乾物、酒、米などが選ばれることがあります。

  • キリスト教式
    基本的に供花のみで、供物を持参する習慣はあまりありません。ただし、故人の家族の意向を尊重し、相応しい形で贈ることが大切です。

  • 地域差
    西日本と東日本、または都市部と地方で慣習が異なる場合があります。特に、表書きやお供え物の品目、金額の相場などが変わることがあるため、事前に喪家や葬儀社に確認するのが無難です。
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お供え物にお返しは必要なのか

基本的に、葬儀後にいただいたお供え物(供花、果物、菓子、線香など)には、お香典返しのように「必ずお返しをしなければならない」という決まりはございません。お供え物は、故人への供養やご遺族への弔意として贈られるものであり、形式的なお返しは不要とされる場合が多いです。
ただし、いただいたお供え物が高額であったり、特別にお世話になった方からのものであった場合には、感謝の気持ちとしてお礼状や簡単な品物を添えてお返しをすることがあります。また、地域の風習やご遺族の意向によってはお返しをすることが一般的とされる場合もございます。

お返しをする場合の価格帯

【相場の目安】

  • いただいた品物の金額の半額程度(1/2)を目安
    一般的に「半返し」が目安とされ、いただいたお供え物の金額の半額程度の品物を選ぶことが多いです。

  • いただいたお供え物の金額が分からない場合は、3,000円〜5,000円程度の品物をお返しするケースが多いです。

【具体例】

いただいたお供え物の目安お返しの目安
3,000円〜5,000円程度1,500円〜3,000円程度
5,000円〜10,000円程度3,000円〜5,000円程度
10,000円以上5,000円〜5,000円超程度(上限を設ける場合もあり)

【お返しの品物例】

  • お茶や菓子(個包装のもの)
  • タオル・洗剤セット
  • 石鹸や日用品
  • カタログギフト(近年は好まれる傾向)

贈る時期

  • 四十九日法要(忌明け)のタイミングでお送りするのが一般的です。
  • その際、お礼状を添えるとより丁寧な印象になります。

お供え物のお返しについては、必ずしも必要ではございませんが、地域や関係性によってはお返しをする場合もございます。その際には、いただいたお供え物の金額の半額程度を目安とし、感謝の気持ちを込めてお送りするとよいでしょう。

以下のサイトでは香典返しの金額の相場について紹介しています。
こちらもぜひご覧ください。

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祭壇の果物のまとめ

キーボードの上に載っている「ま」「と」「め」と書かれた積み木

ここまで、葬儀の祭壇にお供えする果物の情報を中心ににお伝えしてきました。
今回の記事のポイントのまとめは以下の通りです。

  • 葬儀の祭壇では仏教の五供のどれかを供える
  • お供えに適した果物は「丸い」もの  
  • お供えに殺生につながる肉や魚は控える

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(はかまだ)

袴田 勝則(はかまだ かつのり)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴25年以上。当初、大学新卒での業界就職が珍しい中、葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから皇族関係、歴代首相などの要人、数千人規模の社葬までを経験。さらに、大手霊園墓地の管理事務所にも従事し、お墓に納骨を行うご遺族を現場でサポートするなど、ご遺族に寄り添う心とお墓に関する知識をあわせ持つ。

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