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お葬式

寺院葬の費用は?寺院葬の流れやメリット、お布施の相場も解説

更新日:2024.04.09

葬儀 費用

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記事のポイントを先取り!

  • 会場の使用料相場は10万円〜20万円ほど
  • 檀家と菩提寺の関係であれば安価で利用できることもある
  • 葬儀では読経料と戒名料を合わせたお布施が必要

近年のお葬式はセレモニーホールなどの葬儀場で執り行う方が多いですが、お寺の本堂や境内の敷地内にある会館で葬儀を執り行う寺院葬はご存じでしょうか。

檀家でないとお寺で葬儀ができないイメージが強い寺院葬ですが、近年では宗派に関係なく寺院葬ができるお寺も増えてきています。

そこでこの記事では、寺院葬の費用や流れ、メリットとデメリットなどをご紹介します。

後半にはお布施を渡すタイミング、お布施の書き方についても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 寺院葬とは
  2. 寺院葬の流れ
  3. 寺院葬の費用
  4. 宗派別の葬儀のお布施の相場
  5. 葬儀のお布施袋の書き方
  6. 葬儀のお布施を渡すタイミング
  7. 葬儀後に必要なお布施の相場
  8. お布施に相応しくない金額
  9. 併修のお布施の相場
  10. 葬儀費用を安く抑える方法
  11. お葬式の種類やマナー
  12. 寺院葬の費用とお布施のよくある質問
  13. 寺院葬の費用とお布施のまとめ
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寺院葬とは

寺院葬とは、お寺の本堂の中や檀信徒会館で執り行う葬儀のことです。
寺院葬は、お寺と檀家としての付き合いが無いと中々できないこともありましたが、近年では宗派関係なく利用できる寺院も増えてきています。

以下で寺院葬の執り行い方やメリット、デメリットについてご紹介します。

寺院葬の執り行い方

寺院葬には、葬儀社が主体となるものと、寺院が主体となる2つのパターンが存在します。
葬儀社が主体の場合、寺院の境内に併設された会館などの施設が使われることが多いです。

寺院によっては施設の利用に規則がありますが、寺院の本堂で執り行うよりも柔軟性があり、比較的自由度の高い葬儀が可能です。

一方、寺院主体の場合は、基本的にその寺院の檀家であることが前提となっています。

特に本堂での葬儀は、寺院ごとに厳格な規定が存在するため、檀家でない方が本堂で葬儀を執り行うことは難しいです。

寺院葬のメリット

寺院葬のメリットは、葬儀の規模にかかわらず、すでに祭壇が用意されているため、祭壇の費用が不要であることです

祭壇だけでなく寺院には各宗派の教義に則ったご本尊や仏様などが祀られており、祀るために必要な装飾も施されています。

そのため、格式高く荘厳な雰囲気の中で葬儀を執り行うことができます。

さらに、セレモニーホールの場合、僧侶を招くためには送迎の手配や交通費が必要ですが、寺院葬ではこれらが不要なため、費用を抑えることが可能です。

寺院葬のデメリット

寺院葬のデメリットのひとつは、料金体系などのルールが統一されていないことです。

寺院はお葬式をするために建てられたものではないので、檀家の方が使用する場合とそれ以外の家族が利用する場合の料金設定に整合性が無い場合もあります。

また、お盆やお彼岸などの時期は法事の予定で寺院は忙しいため、いつでも葬儀が執り行えるセレモニーホールなどと比べるとデメリットといえます

設備面でも、バリアフリーに対応している寺院は少なく、高齢者の参列者に負担がかかる可能性があります。

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寺院葬の流れ

寺院葬であっても、葬儀の流れは基本的に変わりません。
寺院や地域によって流れは異なりますが、主な流れは以下の通りとなります。

遺体搬送、安置

故人の逝去後は病院から安置先まで遺体を運んでもらいます。
安置場所は葬儀社の提案もありますが、故人や遺族側の希望がある場合は相談しましょう。

24時間の安置を終えると、故人の身体は法的に遺体として扱われるようになります。

打ち合わせ

寺院葬を執り行うことを勝手に決めることは出来ません。
必ず寺院の承諾が必要となります。

また、基本的にお寺の方から葬儀社の紹介はありません。
順番としては寺院に依頼をして、許可が降りてから、その手伝いをお願い出来る葬儀社を探しましょう。
その後、葬儀社の方と今後の流れについての話し合いをします。

納棺、通夜

寺院以外を安置場所にしている場合、通夜当日に遺体を移送します。
その後、納棺式と通夜式を行います。
納棺の際、故人には旅装束と死化粧して、副葬品と一緒に故人との別れを告げましょう。
通夜ではご焼香・読経が行われ、最後には通夜ぶるまいが設けられます。

葬儀・告別式

通夜と同様に僧侶の読経が行われ、弔事・弔電の読み上げ、焼香と続きます。
宗派によって、読経の内容や焼香の方法が異なるため、事前に確認しておくと良いでしょう。

参列者の人数にもよりますが、基本的に葬儀・告別式は1時間〜2時間ほどを必要とします。

火葬

火葬場まで移動し、故人と最後の別れを終え、骨上げをして一連の流れは終わりです。
お斎(おとき)などがあれば会食しますが、なければ骨上げまで終えた時点で解散となります。

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寺院葬の費用

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葬儀の費用相場は150万円程度とされております。
金額を抑えようとすると120万円程度で行えます。

下記で内訳を説明していきます。

寺院の会場費用

寺院葬の会場の使用料の相場は10万円〜20万円ほどですが、檀家と菩提寺の関係であれば使用料が無料の場合や安価で利用できるところもあります

また、本堂での葬儀は檀家の方のみで、それ以外の方は境内にある会館などで葬儀を執り行うことも多いです。

支払いは葬儀社を介しても可能ですが、会場費に限り、お寺に直接渡すこともできます。
もし自分でお寺に会場費用を渡す場合は、直接お寺と相談して費用の確認が必要です。

遺体の安置にかかる費用

病院などの亡くなった場所から安置設備がある場所に搬送するため、遺体の安置には搬送費用がかかります。

自宅に安置する場合は、遺体の腐敗を防ぐためのドライアイス代が必要になり、自宅以外の安置室を利用する場合は利用料がかかります。

ドライアイスの費用相場は1日あたり1万〜2万円、葬儀社の安置室や安置専門施設の利用料金の相場は1日あたり5,000円〜3万円です

一方、遺体搬送の料金は搬送距離によって算出されます。
搬送料金は一般的に10㎞ごとに設定されており、10㎞までであれば1万2,000円~2万円ほどで、それ以上の距離は10㎞ごとに2,000円〜5,000円が加算されます。

また、搬送する時間帯によっては深夜料金や早朝料金が加算される場合があります。

祭壇の費用

セレモニーホールなどでの葬儀は祭壇を設置しますが、お寺には最初から祭壇が設置されていることも少なくありません。
そのため、祭壇の設置費用が浮く場合があります。

祭壇の設置費用の相場は10万円〜100万円となりますので、場合によっては大きく費用を抑えることが可能です。

葬祭用具などの費用

お寺にはあらかじめ祭壇が用意されているため、祭壇の費用は必要ありません。

そのため、寺院葬で必要になる葬祭用具などの費用には、枕飾りの費用や、棺、遺影写真、受付関係の費用、骨壺、会葬礼状、人件費などが該当します。

これらの葬祭用具の費用相場は18万円〜20万円ほどです。

ただし、棺や骨壺は種類や大きさで値段が異なり、受付関係の費用や会葬礼状、人件費は参列者の人数によって必要な数量が変化します。

寺院葬の規模によっては、相場以上の金額になる可能性もあるため、参列者の人数は十分に検討することをおすすめします。

飲食費用や返礼品の費用

参列者に振舞う通夜振る舞いや精進落としの飲食の費用や、会葬返礼品の費用も必要になります。

通夜振る舞いの飲食費の相場は1人あたり約3,000円×参列人数で、精進落としの飲食費用は1人あたり約5,000円×参列人数といわれています。
会葬返礼品の相場は、1人あたり1,000円前後が多いです。

また寺院葬の場合は、飲食の席に必要なテーブルや椅子などを手配する費用がかかることもあります。

火葬の費用

寺院で葬儀を行ったあとは、故人を荼毘に付すため火葬場へ移動します。

火葬に必要な費用は、寺院から火葬場に移動する際に利用する霊柩車やマイクロバスなどの車両費と火葬場の施設利用料金が必要になります。

霊柩車の料金相場は、走行距離が10kmまでだと1万2,000〜2万円、それ以上の距離であれば10kmごとに2,000〜5,000円が上乗せされていきます。

一方、参列者が火葬場に移動する際に乗車するマイクロバスの費用相場は、5万〜5万5,000円ほどです。

火葬場の施設利用料金は、故人の住民票があった市区町村の公営火葬場の利用であれば無料〜5万円ほど、それ以外の公営火葬場の費用相場は5万円〜10万円です。

東京や神奈川などには民営火葬場もあり費用相場は5万〜15万円ですが、火葬炉には等級が設けられており、要望によっては相場以上の金額になる場合もあります。

お寺への謝礼金

お寺への謝礼金には、読経料戒名料を合わせた金額を渡す「お布施」と、もし通夜振る舞いなどの会食を行わなかった場合に渡す「お膳料」があります。

民営のセレモニーホールなどを利用して葬儀をする場合は、僧侶の交通費として「お車代」も必要になりますが、寺院葬は僧侶が移動しないためお車代の用意は不要です。

お布施の相場は、通夜と告別式での読経2回分と戒名料を合わせて、20万円前後です。
ただし、地域差や戒名の位によって前後するため、戒名の位が一般的なものより高ければ40万円~100万円を超えることもあります

お膳料は、5,000円〜1万円×僧侶の人数分が相場となっていますが、通夜振る舞いなどの会食をする場合は、お膳料は必要ありません。

御布施や香典返しの費用|お葬式以外にかかる費用や費用負担を抑える方法について

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宗派別の葬儀のお布施の相場

お布施は、葬儀や法要をお寺に依頼した際に、感謝の気持ちとして渡すお金です。

寺院の維持管理費や社会貢献活動の資金としても使われるため、地域社会への貢献を意味する行為でもあります。

葬儀や読経への依頼料ではなく謝礼金となることから、お寺側から金額が明示されることがほとんどないため、お布施を用意する際は事前に相場を調べておく必要があります。

ここでは、主要な宗派ごとのお布施の相場について詳しく解説します。

浄土真宗のお布施の相場

浄土真宗では、お布施は仏様への感謝の気持ちとして渡されます。
相場は10万円~30万円が目安で、他の宗派に比べると少し低めです。

法名を付けてもらう際にも、ランクがないためお布施は不要とされていますが、渡す場合は3万円~5万円が相場です。

曹洞宗のお布施の相場

曹洞宗では、葬儀の際には枕経やお通夜など、すべての儀式にお布施を用意する必要があります。

そのため、お布施の金額は30万円~60万円と高めです。
葬儀の規模やお寺との関係によっても金額が変わるため、事前に相談すると良いでしょう。

浄土宗のお布施の相場

浄土宗では、お布施は仏様への感謝の表れとして渡されます。
平均金額は10万円~30万円程度で、年収の1割~2割を目安に渡すこともあります。

戒名料についてはランクごとに金額が変わり、5万円~100万円の幅があります。

真言宗のお布施の相場

真言宗では、戒名を付けることが必須であり、ランクによってお布施の金額が大きく異なります。

戒名料と葬儀のお布施を合わせて、50万円~100万円以上が相場です。
故人の社会的地位や社会貢献、ご先祖様の戒名のランクも考慮されるため、戒名のランクが高くなる可能性もあります。

日蓮宗のお布施の相場

日蓮宗の葬儀では、1回の読経につき5万円~7万円が相場です。
読経の回数によってお布施の総額が決まり、20万円~40万円ほどになることが一般的です。

戒名料も別途納める必要があり、ランクによって金額が異なります。

天台宗のお布施の相場

天台宗では、葬儀の規模やお寺との関係によってお布施の金額が変わりますが、一般的には30万円~50万円が相場です。

戒名料についてもランクがあり、5万円~30万円の幅があります。
事前にお寺と相談し、適切な金額を決めることが重要です。

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葬儀のお布施袋の書き方

葬儀においてお布施を渡す際、その包み方や書き方には特定のマナーが存在します。
正しい形式でお布施を包むことは、故人への敬意を表し、遺族との良好な関係を築くために重要です。

葬儀のお布施袋の正しい書き方について詳しく解説します。

表書き

お布施を入れる封筒の色は白を選び、水引は不要です。

お布施袋の表書きには「御霊前」または「御仏前」と書きます。
これは、お金を故人の霊前に捧げるという意味を持っています。

表書きは、袋の中央よりやや上の位置に書くのが一般的です。
筆ペンを使用し、濃い墨ではっきりと書くことが大切です。

また、表書きの下には自分の名前をフルネームで書き加えます。
名前は、表書きよりも小さめの文字で書くとバランスが良いです。

名前の下には、自分の住所を書くことも一般的ですが、これは省略しても構いません。

中包み・裏書き

お布施袋の中には、さらにもう一枚の包み紙(中包み)を用意し、お金を包みます。
中包みの裏側には金額を書きます。

金額は、旧字体の漢数字を使用し、千円単位で書くのが一般的です。
例えば、5000円の場合は「伍千円」と書きます。

金額を書く際には、「円」の字を省略し、数字の後に「也」と書くことで、お金を包む意味を表します。
また、中包みの表側には特に何も書かず、無地のままにしておきます。

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葬儀のお布施を渡すタイミング

お布施を渡す際には、袱紗に包んで持参し、お盆にのせて感謝の気持ちを伝えつつ両手で渡すのが礼儀です。

しかし、いざ当日になっていつ渡せばいいのかわからないと、渡すこと自体を忘れてトラブルに発展する可能性もあります。

以下で、葬儀や法要の際のお布施を渡すタイミングについてご紹介します。

行事の前後で渡す

お布施を渡すタイミングは葬儀・法要問わず、基本的に行事の前後で渡すのが一般的です。

特に、行事の前であれば、僧侶も安心して読経できますので、可能であれば通夜の前に僧侶へと挨拶するタイミングで一緒に渡しましょう。

行事のあとに渡す場合は、当日の感謝の気持ちを伝えるとともにお布施も渡しましょう。

告別式のあと、火葬場まで僧侶が同行する場合であれば、骨上げ等のすべての工程を終えたあとに挨拶すると良いでしょう。

行事の途中では僧侶も施主も忙しいため、お互いにとってとても不便です。
渡し忘れをなくすためにも、行事の前に渡すことをおすすめします。

お伝えした通り、行事の前後どちらでお布施を渡してもマナー違反とはなりません。
通常であれば、どちらでも僧侶と挨拶を交わしますので、タイミングがないことは少ないでしょう。

お布施の渡し忘れに注意する

お布施を渡し忘れることだけは必ず避けなければなりません。

お布施は施主が能動的に渡すものであることから、お寺や僧侶側から要求してくることがないからです

そのため、仕事を終えたあとの僧侶は、まだお布施を受け取っていなくても会場から離れることとなります。

お布施が渡せていないと、あとからトラブルに発展する可能性がありますので、遅くとも行事のあとには必ずお布施を渡すようにしてください。

また、お寺によっては渡すタイミングが決まっているケースもあります。

確実なタイミングを知りたい場合は、事前にお寺や僧侶からタイミングを確認しておくのも良いでしょう。

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葬儀後に必要なお布施の相場

お寺へ渡すお布施は、葬儀の時だけでなく、葬儀後に行う法要や納骨、お盆などでも必要になります。
以下で、納骨やそれぞれの法要、お盆で必要になるお布施の相場をご紹介します。

初七日のお布施の相場

初七日は、故人が亡くなってから7日目に行われる法要で、故人の冥福を祈ります。
お布施の相場は地域や寺院によって異なりますが、一般的には1万円から3万円程度が目安とされています。

信仰心や故人との関係性を考慮しながら、心からの感謝と敬意を込めてお布施を捧げましょう。

四十九日のお布施の相場

四十九日は、故人が亡くなってから49日目に行われ、故人の霊が来世へと旅立つとされる大切な法要です。

お布施の相場は2万円から5万円程度とされており、故人への最後のお別れとして、心を込めてお布施を行いましょう。

納骨のお布施の相場

納骨は、故人の遺骨を墓地や納骨堂に納める儀式です。
お布施の相場は1万円から3万円程度で、故人を敬い、新たな場所へと送り出す心持ちでお布施を捧げます。

初盆のお布施の相場

初盆は、故人が亡くなって初めて迎えるお盆の期間で、故人の霊をお迎えする重要な行事です。

お布施の相場は3万円から5万円程度とされており、故人を偲び、家族が集まる大切な時間に感謝の気持ちを込めてお布施を捧げます。

お盆のお布施の相場

お盆は、先祖の霊を迎え、敬う期間です。
お布施の相場は2万円から4万円程度で、家族や親戚が集まり、故人を偲ぶ大切な時間を過ごします。

お彼岸のお布施の相場

お彼岸は、春分の日と秋分の日を中心に行われる仏教行事で、先祖の霊を敬い、供養します。
お布施の相場は1万円から3万円程度とされており、心を込めてお布施を捧げることで、先祖との絆を感じることができます。

一周忌のお布施の相場

一周忌は、故人が亡くなってから1年目の法要で、故人を偲び、供養します。
お布施の相場は3万円から5万円程度とされており、故人への深い感謝と敬意を込めてお布施を捧げます。

三回忌のお布施の相場

三回忌は、故人が亡くなってから3年目の法要で、故人の霊が成仏するとされる重要な時期です。
お布施の相場は3万円から5万円程度で、故人への感謝の気持ちを新たにし、心からのお布施を捧げましょう。

七回忌のお布施の相場

七回忌は、故人が亡くなってから7年目の法要で、故人の霊が完全に成仏し、先祖として祀られるとされる大切な時期です。
お布施の相場は3万円から5万円程度とされており、長い時間をかけて故人を偲び、感謝の気持ちを込めてお布施を捧げます。

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お布施に相応しくない金額

お布施には相応しくない金額が存在します。
一般的には、お布施の金額に明確な決まりはありませんが、地域や宗派によって異なる場合があります。

また、葬儀や法要の規模によっても適切な金額が変わってくるでしょう。
お布施に相応しくない金額について、具体的な例で解説していきます。

4と9を避ける

4(し)と9(く)は、それぞれ「死」と「苦」を連想させる数字とされています
そのため、これらの数字を含む金額は避けるべきとされています。

例えば、4万円や9千円といった金額は避け、3万円や5千円といった金額を選ぶと良いでしょう。
これにより、不吉な印象を避け、故人への敬意を表すことができます。

偶数を避ける

偶数は「割れる」ことから、関係が終わることを連想させるとされています。
そのため、結婚式などでは偶数を避ける傾向があります。

しかし、お布施においてはこのルールが厳密に適用されるわけではありません。
それでも、可能であれば奇数を選ぶと良いでしょう。

これにより、円滑な関係を築くことができます。

端数を避ける

お布施の金額を選ぶ際には、端数を避けることが重要です。
例えば、1万円や5千円といった「きりの良い」金額を選ぶと良いでしょう。

これにより、心を込めてお布施をしていることを僧侶に伝えることができます。
また、端数を避けることで、スムーズなやり取りが可能となります。

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併修のお布施の相場

併修とは、同じ年に2人の故人の法要が重なったときに、まとめて行うことを指します。
この方法は準備する遺族や参列する親族、招待される僧侶の負担を軽減するため、近年増えています。

しかし、お布施の金額については不安を感じる方も多いでしょう。
ここでは、併修の際のお布施の相場について詳しく解説します。

併修のお布施の意義と金額

併修は、2人の故人を同時に供養する方法であり、これにより遺族や参列者の負担を軽減することができます。
お布施は、僧侶への感謝の気持ちを表すために渡されるお金であり、併修の際もこの精神は変わりません。

しかし、2人分のお布施を準備する必要があるのか、それとも通常のお布施の金額で良いのかは、多くの人が疑問に思うところです。

実際には、併修の際のお布施の金額は、通常のお布施の金額の1.5倍程度を目安にすると良いでしょう。
2倍の金額を渡す必要はありませんが、2人分の故人を供養するという意味で、少し多めにお布施を準備することが一般的です。

併修の際のお布施の渡し方

併修の際のお布施の渡し方には、特別なルールはありません。
通常のお布施と同様に、封筒に入れて僧侶に直接渡すか、法要が終わった後に渡すことが一般的です。

重要なのは、お布施を渡す際に感謝の気持ちをしっかりと伝えることです。
お布施の金額だけでなく、言葉や態度で僧侶への感謝を示しましょう。

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葬儀費用を安く抑える方法

葬儀費用を安く抑える方法をご紹介します。

参列者の人数

参列者の人数が少ない場合であれば、葬儀の規模を抑えることによって金額を安くすることが可能です。

但しその反面、参列者が少ないので自己負担の割合が増えてしまうというデメリットもあります。
なので、どこに費用をかけるのかをポイントを絞って、金額を抑えるようにしましょう。

市民葬(区民葬)の活用

市民葬(区民葬)とは、市や区の自治体と葬儀社が連携して行う葬儀のことで、通常の葬儀社を通しての葬儀より低価格で葬儀をすることができます。

自治体の相談窓口で受け付けていて、葬儀を行う余裕が無い方は一度相談してみるのがおすすめです。

ただ、安くなるのは祭壇や棺、骨壺といった基本的なものが中心で、遺影や生花、飲食代は含まれません。

なので、見積もりと料金以外の要素を加味し、「葬儀に何を求めているか」をしっかりと考えて活用することが大事です。

補助金・葬祭扶助制度の活用

葬儀が終わった後、各保険会社や組合から補助金・葬祭扶助の給付金をもらうことも可能です。

もし故人が国民健康保険に加入していた場合は、自治体によっても異なりますが3万〜5万円程度の補助金がもらえます。

保険会社からも補助金がもらえますが、種類によってもらえる金額は異なりますので注意しましょう。
そして申告を事前にしないと補助金はもらえませんので、忘れずに行うことが大切です。


補助金や葬祭扶助制度について、以下で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
葬祭費補助金制度(お葬式の補助金)とは|種類や給付要件、給付金額について

葬儀保険などの活用

各保険会社では、葬儀費用のための葬儀保険のプランもありますので、それを活用して費用に充てるのもおすすめです。

掛け金や支払い金額などの条件は保険会社によって異なりますので、各社のHPやパンフレットを比較しましょう。

事前申込をする

ご家族が入院をしてる時に余命宣告を受けた場合、事前申込をして割引ができる制度を設けている葬儀社もあります。
事前に決めて心の余裕を持ちたい方の場合は、検討してみるのがおすすめです。

資産相続で支払う

あまり知られていないことですが、相続人は資産相続のお金から葬儀費用を支払うこともできます

葬儀費用を資産相続から支払うことで、葬儀費用を支払った分だけ相続財産から差し引いて相続税の計算ができることから、税金対策としても有効です。

葬儀を終えてからの申告になりますので、最初に葬儀費用を現金などで支払うことになるのと、費用の中には控除に含まれないものもありますので、事前によく確認しておきましょう。

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お葬式の種類やマナー

お葬式の種類やマナーをご紹介します。

一般葬

しきたりや慣習に従った普通のお葬式のことを「一般葬」といいます。


故人と生前親しかった友人や付き合いのあった人を招くなど、人の縁を大事にしているのが最大の特徴です。


遺族と参列者が故人を偲び食事する「通夜」に始まり、翌日に「葬儀・告別式」を行い、棺を火葬して遺骨を骨壺に拾い上げるというのが、一般葬の流れになります。

家族葬

親族やごく親しい友人のみが参列して行う葬儀を「家族葬」といいます。


遺族が参列者の対応に追われること無く、家庭的な雰囲気でゆっくり故人と最後の時間を過ごせるのがメリットです。

参列者が少ないので、費用はそれほど掛かりません。


家族葬について、以下で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

家族葬の基礎知識|費用や流れ、メリットと注意点について

一日葬

お通夜を行わずに、葬儀・告別式を1日だけで終わらせる葬儀を「一日葬」といいます。


喪主が高齢で、体力的な負担が大きくなる場合や、参列者の予定を合わせにくい時に行えるのがメリットです。


他にも、通夜料理や宿泊代などの経費を削減できたりできますが、まだ新しいスタイルの葬儀なので菩提寺がある場合は菩提寺の許可が必要になるなどのデメリットもあります。

直葬(火葬式)

通夜や告別式を行わず、火葬のみを行う葬儀を直葬(火葬式)といいます。


火葬場の火葬炉の前に遺族が集まって10分ほどのお別れを行い、それからすぐに火葬を行うというシンプルな葬儀です。

料金を大きく抑えられますが、宗教儀礼を省いた葬儀になるので、菩提寺の許可が必要になります。

社葬(団体葬)

企業や団体の発展に尽くした故人の功績を称えて、企業などが主催して行う葬儀を「社葬(団体葬)」といいます。


主に重役以上の方や、会社の創業者が亡くなった際に執り行われることが多いです。

市民葬(区民葬)(福祉葬)

自治体が市民、区民のためのサービスの一環として行う葬儀を「市民葬(区民葬)」といいます。


自治体と葬儀社の協定によって、簡素ながら安く葬儀ができ、故人がその自治体に住んでいればどなたでも利用可能です。

生前葬

本人が生きている内に喪主となって行う葬儀を「生前葬」といいます。


本人が元気なうちに、家族やお世話になった人に対して感謝の気持ちやお別れを言うスタイルで、決められた流れも無く自由に開催できる葬儀です。

一般的な挨拶、服装、持ち物マナー

一般的な葬儀での服装は、男性の場合は黒のモーニングスーツか和装が正装になりますが、喪主をする場合は色々動くことが多いので、なるべく動きやすい略礼装の喪服を着用して臨む方がふさわしいでしょう。

シャツは無地の白、ネクタイと靴下は黒を選びます。


女性の場合は、ワンピースの喪服を着用するのが望ましいです。

スカートは正座をした時に膝の見えない丈を選びましょう。

ストッキングは、柄の入って無い黒いものを選びます。

喪主の持ち物は、仏式ならば数珠、バッグは黒の無地の目立たないタイプを選びましょう。

ハンカチは黒か白の無地のものを選び、袱紗は寒色系で、喪主の方は台付袱紗を選んだ方が無難です。

この他に、葬儀での参列者に向けての挨拶も喪主の重要な仕事になります。


振る舞いのタイミングや告別式の最後などで挨拶がありますので、内容は多少短くてもかまわないので、自分の言葉ではっきりと内容を伝えるようにしましょう。


あまり長くなりすぎず、たびたびなどの重ね言葉や、不吉なことを連想させる言葉など、縁起の悪い言葉を入れないようにし、挨拶を考えておくのが大切です。

一般的な香典、供花・弔電マナー

香典は、故人への感謝と家族への支援の気持ちという意味で送られるものです。


包む金額に関しては、故人との関係の深さによって異なっていきます。

親の場合は10万円で、兄弟の場合は3万〜5万円、一般の弔問客で1番多い金額が3千〜1万円です。

4の数字がつく金額は縁起が悪いので、避けるようにしましょう。


供花は、故人に花を添えて弔うことです。

葬儀会場の大きさによって、数や大きさが制限される場合もありますので、事前に相談をして、葬儀会場に合わせた供花を送るようにしましょう。

送る際には、必ず遺族の了承を得ることと、葬儀によって使用する花が異なりますので、葬儀の形式を確認するのを忘れずにします。

供花を手配する時は、お通夜が始まる3時間〜4時間前に会場に届くように手配するのがマナーですので、注文の際には気をつけましょう。


またお通夜や葬儀に参列できない場合は、弔電を送ってお悔やみを伝えます

届ける時間は、葬儀告別式の前日までに届けるのがふさわしいです。


但し、弔電はあくまで形式的なものなので、もし故人と生前に付き合いがあったりするなど深い繋がりがあった場合は、後日弔問して焼香をしたりするなどの対応をしましょう。

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寺院葬の費用とお布施のよくある質問

寺院葬の費用とお布施のよくある質問をご紹介します。

寺院葬のメリットはなんですか?

寺院葬は葬儀の規模を選んだりする必要が無く、祭壇や参列者の席を設置できるというメリットがあります。

他にも、すでに祭壇が設置されているので祭壇の設置費用が必要ないというメリットや、仏教徒の方には格式のある雰囲気の寺院でできる強みがあるので、寺院葬を選択する人は多いです。

寺院葬で僧侶に払うお金はいくらですか?

葬儀や法要の時にお坊さんにお礼として渡すお金をお布施と言いますが、お布施の金額は儀式や宗教、宗派によって異なるので、一律の金額は決まってません。

葬儀の場合の金額は、全国的に15〜50万円となっています。
四十九日などの法要の場合は、3〜5万円が平均です。

法要以外では、納骨式やお墓を移動する際の儀式でも1〜5万円が平均で支払われています。

戒名料とは何ですか?

戒名料とは、戒名をつける際に僧侶に支払う費用のことを指します。
戒名料は一般的に信士、信女の場合5~10万円が相場と言われておりますが、戒名料の相場は宗派によって大きく異なります。

例えば、真言宗では6字の戒名で15~20万円、浄土宗では5~15万円、臨済宗では30~50万円、曹洞宗では15~30万円、日蓮宗では35万円、浄土真宗では20~30万円となっています。

死後、いつお寺に連絡すればいいでしょうか?

死後すぐに連絡するのが一番です。
ですが、深夜の場合は翌日にしましょう。

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寺院葬の費用とお布施のまとめ

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ここまでお寺での葬儀についての情報や、葬儀におけるお布施について解説してきました。
まとめると以下の通りです。

  • 檀家以外の方も寺院葬ができる境内に併設された会館がある
  • お寺は斎場ではないため設備などを事前に確認しておく
  • 葬儀におけるお布施の相場は20万円程度
  • お布施は戒名や宗派によって異なる

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

葬儀費用の平均相場|内訳や葬儀形式別にかかる費用、費用負担を抑える方法について

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監修者

評価員(たなか)

田中 大敬(たなか ひろたか)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。

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