法事法要
葬儀でお布施はいつ渡せばいい?お布施を渡すタイミングやマナーを解説
更新日:2022.11.03 公開日:2021.07.24
葬儀や法要を行なったら、お坊さんにお礼としてお布施を渡します。
お布施を渡すタイミングやマナーに不安を持っている方が少なくないと思います。
ここでは、お布施を渡すタイミングやマナーについて解説します。
お布施の包み方も解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
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お布施とは
お布施とは、僧侶へ読経や戒名を頂いた謝礼として金品をお渡しすることを指す言葉です。
お布施は僧侶が読経や戒名などの対価ではないため、お布施の金額は明確に決まっていません。
しかし、法事法要ごとにお布施の相場があるので、後で解説します。
葬儀のお布施はいつ渡すべき?
葬儀でお布施を渡すタイミング
僧侶を招いて葬儀を行った場合の、お布施を渡すタイミングは葬式の前です。
葬式が始まる前に、僧侶と挨拶する時間があるので、葬儀のお願いと同時にお布施を渡すといいでしょう。
葬儀社に葬儀を依頼している場合は、葬儀の前に挨拶をする時間を設けてくれることが多いので、そのときに渡しましょう。
葬儀前に余裕ばなくて、渡せなかったら、葬儀が終わった後で渡しても問題ありません。
僧侶が式場から帰ってしまったら、後日にお寺に行って渡すことになるので、葬式が始まる前か、後に渡しましょう。
法事でお布施を渡すタイミング
四十九日法要や回忌法要など、亡くなってから時間が経ったときに法事・法要を行います。
法事・法要でも、式が始まる前に僧侶に挨拶をするタイミングがあれば、挨拶と同時に渡しましょう。
葬式の前にお布施を渡せなかったら、式の終了後にお礼の言葉をかけて直接僧侶に渡しましょう。
合同で葬儀を行う場合は、葬式の前に受付口で担当者に渡します。
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お布施をお渡しする際のマナーとは
お布施をいつ渡すのかについて紹介しました。
お布施を渡す際にはいくつかの気を付けなければならないマナーがあるので、紹介いたします。
お布施の中のお札の向きを揃えておく
お布施のお札は揃えなければなりません。
表書きの方にお札の肖像画が来るように、向きを揃えましょう。
取り出す際に肖像画が先に見えるようにしてください。
お札を半紙で包んで渡す
一般的に奉書紙を使いお札を包む方法が正式で丁寧な方法だといわれています。
奉書紙を使う場合は半紙でお金を包んでから奉書紙で包むのがマナーです。
半紙の包み方は以下のとおりです。
- 長方形の半紙を斜めに置き、お札を置く。
- 左上の角と右下の対角の角をお札の幅に合わせて上下に折る。
- 左の角をお札の左端に接するように折り曲げる。
- 更にお札を包み込むように折り曲げていく。
- 最後に一番右の角をしっかりと折り曲げて、開かないようにすれば完成。
袱紗(ふくさ)に包む
お布施を渡す際は、封筒のままで渡さず、袱紗に包んで渡します。
葬儀や法事における袱紗の色は紺色や深い緑色、灰青色といった暗い色の袱紗を選ぶようにしましょう。
紫色の袱紗は、弔事と慶事どちらでも使用できるのでおすすめです。
袱紗の包み方は以下のとおりです。
- 袱紗を広げて、中央のやや右側にお布施の封筒を置く
- 右から封筒を被せるように折る
- 下→上→左の順で折る
- 余った部分を表側に折る
切手盆に乗せてお布施を渡す
お布施を切手盆に乗せて渡すのが、正式なマナーです。
しかし、切手盆がない場合は袱紗に包んだままお布施を渡しても問題ありません。
お布施の封筒のまま渡すのはマナー違反なので、注意しましょう。
お布施の表書きの書き方
お布施を包んだ封筒に表書きをします。
表書きには中央上部に「お布施」などど書き、その下に氏名を書きます。
お布施の表書きは宗派によって異なります。
仏教では「御礼」「御回向料」、浄土真宗では「お布施」「御布施」、神道では「御玉串料」「御祈祷料」「御祭祀料」キリスト教のカトリックは「謝礼」、プロテスタントは「記念献金」と書きます。
お布施の表書きは濃いペンで書きます
葬儀のお布施の相場とは
葬儀のお布施の相場は20万~50万円程と言われています。
法要などに比べると読経料と戒名料が含まれる為、高額になることがほとんどです。
地域や宗派などによってもその値段の相場は異なります。
お通夜を行わない一日葬では15万~25万円、火葬だけを行う直葬では5万~15万円が相場です。
葬儀の種類によっても大きく相場が異なります。
お布施をお渡しする際のマナー違反な金額などはありません。
あまりにも中途半端な金額にならないように端数が切り上げるのがいいでしょう。
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葬儀の際にお布施以外で包むもの
お布施には、僧侶へ渡す読経料以外に必要に応じて御車代や御膳料なども一緒に包むことがマナーとされています。
御車代とは
御車代は、僧侶が車で来られる際の交通費の事を指します。
御車代の相場は約5000~1万円が相場とされています。
遠方から新幹線などを利用して来られる場合、その交通費を計算して包むといいでしょう。
御膳料とは
御膳料は、葬儀式や告別式当日に行われる飲食の席に僧侶が参加しない場合、おもてなしの代わりに渡すお礼の事です。
相場は5000~1万円程とされています。
御車代と御膳料はお布施を同じタイミングで渡して大丈夫です。
よくある質問
Q:四十九日法要のお布施はいつ渡す?
A:法要の場合は、式が始まる前に渡すタイミングがあれば式の前にお布施を渡します。
Q:浄土真宗のお布施の表書きは?
A:浄土真宗のお布施の表書きは「お布施」と書きます。
Q:葬儀のお布施の相場は?
A:葬儀のお布施の相場は20~50万円です。
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葬儀でお布施を渡すタイミングのまとめ
ここまで葬儀のお布施についての情報や、いつ渡すのかなどを中心にお伝えしてきました。
- お布施をお渡しするタイミングは、一般的には葬儀の始まる前。
- いつ渡すのかは渡しやすいタイミングでも良い。
- お布施の相場は20万~50万円程度。
- お布施を渡す時のマナーは、お札の向きを整えたり袱紗に包んだりなどがある。
お布施をいつ渡すかやマナーに加えて、気持ちを込めることも非常に大切です。
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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