お葬式
葬儀用スタンド花の手配方法とは?スタンド花のマナーと相場も解説
更新日:2022.11.21 公開日:2021.08.25

葬儀やお通夜などで故人に対して送るお花の中でも、葬儀場では特に飾りやすい「スタンド花」が好まれています。
人生の節目である葬儀やお通夜でお悔やみの気持ちを届けるためにも、作法をきちんと理解してスタンド花を送りたいですよね。
この記事では、以下の内容を中心に解説します。
- 葬儀においてのスタンド花の手配について
- スタンド花を手配する方法
- 手配する時の注意点
- 相場、選ぶべき花
宗教によっての違いについても触れています。
ぜひ最後までご覧ください。
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- 葬儀用スタンド花の手配について
- 葬儀にスタンド花が選ばれる理由とは?
- 葬儀用スタンド花を手配する方法は?
- 葬儀用スタンド花を手配するときの注意点
- 葬儀用スタンド花の相場は?
- スタンド花で選ぶべき花は?
- スタンド花を直接持参しても大丈夫?
- 葬儀用スタンド花の手配まとめ
葬儀用スタンド花の手配について

仏教の葬儀は、亡くなった方を弔う儀式として、悲しいお別れの意味が強いです。
お花があることで、遺族や残された人たちの気持ちを明るくしてくれます。
また「生前にお世話になった故人に気持ちを伝えたい」そんな時にお花を贈ることで気持ちを表すことができます。
そんな計らいもマナー違反をしては台無しです。
しっかりと下調べをしてマナーを守り、故人へのお悔やみの気持ちを伝えましょう。
葬儀にスタンド花が選ばれる理由とは?

葬儀の場に、スタンド花が選ばれる理由はなんでしょうか?
主に次の理由があげられます。
置く場所に困らない
スタンド花は、自立式のお花です。
スタンドが既についており、狭いスペースにも配置しやすくなっています。
落ち着いた雰囲気を演出できる
スタンド花は高さがあり静かで落ち着いた雰囲気を演出することができます。そのため、厳かな葬儀の場に適しているといえます。
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葬儀用スタンド花を手配する方法は?

スタンド花を手配する方法は、大きく分けると葬儀社に頼む、自分で選ぶの2つの方法があります。
それぞれメリット・デメリットがあるのでご紹介します。
検討する際の参考にしてください。
花屋
自分でお花を選ぶのであれば、近くの花屋さんに依頼することも可能です。
故人が好きだった花や色味を取り入れることができますし、予算に合わせて対応してくれます。
ただし葬儀場に合うか、周りの花から浮いてしまわないかという点に注意が必要です。
また、葬儀場によっては、決まった業者以外の花の持ち込みを禁止しているところもあります。
事前に確認しておきましょう。
葬儀社に依頼
葬儀社は葬儀のプロです。
葬儀にあったお花を用意してくれるだけでなく、宗派ごとのお花の使い方も熟知しています。
また葬儀まで時間がなく急いで用意して欲しい時にも対応してくれます。
葬儀社は他にどんな花が来るかわかっていますので、悪目立ちすることなく統一感のある供花を準備してくれます。
デメリットとしては、決まったプランになっていることです。
好きなお花を入れたり価格を調整したりといった柔軟な対応は難しいかもしれません。
ネットショップ
個人でスタンド花を準備したいけど、遠方なので葬儀場の近くの花屋がわからない人もいると思います。
そのような方には、ネットショップでの手配がおすすめです。
ネットで注文するときは、予めスタンドを回収してくれるか確認しておきましょう。
まれに回収をしてくれない業者もあります。
葬儀用スタンド花を手配するときの注意点

スタンド花を葬儀場に贈るときの注意点を確認していきましょう。
葬儀はご遺族にとって大切な儀式です。
マナー違反をして気分を害してしまうことのないように、事前にしっかりと準備をしましょう。
葬儀場によって花屋が指定される場合もある
葬儀場によっては、決められたお花屋さんのスタンド花しか受け付けていない場合があります。
他のお花屋さんに依頼してしまった後ではどうすることもできません。
事前に葬儀場に供花の手配の方法を確認しておくと安心です。
訃報を受けてからスタンド花を手配する
お通夜用の供花は、お通夜当日の午前中に届けるように手配しましょう。
早めに届くと亡くなるのを待っていたかのように思われます。
周りの人から情報があったとしても、訃報を受けてから準備をしたほうがよいです。
スタンドに立札を立てる
供花には立て札を立てます。
個人で贈る場合は、個人名だけ書きます。
会社など法人で贈る時は、できるだけ正式な会社名を入れて贈りましょう。
部署で贈る場合は、「(部署名)一同」として贈ります。
いくつかの部署で贈る時は代表名を肩書きが上の人から、右から順に書いていきます。
また、その親族が連名であれば「兄弟一同」や「友人一同」となります。
兄弟で名前を入れる場合は、右から年齢順に名前を書きます。
遺族への了承が必要
スタンド花はそのまま飾ることができるので、広い会場であれば飾りやすい花だといえます。
高さもあり、おごそかな雰囲気を演出できますので、葬儀に向いているといえます。
しかし、葬儀の会場によっては、スペースに限りがある場合があります。
前もってご遺族に了承を得てから手配をすることをおすすめします。
また、葬儀によっては、香典や供花を辞退される場合もあります。
遺族が供花を辞退すると意思表示されている時は、供花は贈らない方がいいでしょう。
わからない時は、遺族や葬儀会場に問い合わせるか、訃報の書面に記載があるかを確認しましょう。
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葬儀用スタンド花の相場は?

供花は、一対(二基)で贈られるものだとされていた時代もありましたが、最近ではスペースの関係で一つ(一基)で贈ることが増えてきました。
本来は、供花は香典と同じ意味とされているのでどちらかでいいという考えもあります。
しかし、一般的に故人と親しい間柄や近親者の場合は、両方を贈ることが珍しくありません。
一基1万5000~2万円が相場
葬儀用のスタンド花の相場は、1基1万5000~2万円が相場となっています。
一対にする場合は2万円までに抑える
一対にすると金額も倍になります。
どちらにしても、あまり高額なものを贈ると遺族の負担となります。
一対を準備する場合でも2万円以内に収めるようにしましょう。
スタンド花で選ぶべき花は?

スタンド花で選ぶ花は、供花と言われるものになります。
「くげ」や「きょうか」と読みます。
故人の死後の幸福を願って贈るものです。
まさに最後の贈り物といえます。
スタンド花は、どのようなお花を選ぶのががいいのでしょうか?
お花に関しては宗教や宗派によって異なります。それぞれについて、これから解説していきます。
仏式の葬儀
仏教や神道式の場合、菊やゆり、カーネションや蘭といった白い花を供花に使います。
また薄いピンクの花を使う場合もあります。
最近では、生花の代わりに長持ちするプリザーブドフラワーを使うこともあります。
スタンド花などに故人が好きだったお花を取り入れることもあります。
これは故人を偲ぶ意味でも素晴らしいことだと思います。
生花を贈る時は、白と黒のリボンや水引をかけます。
キリスト式の葬儀
キリスト教の場合は、ユリやカーネーションが多く使われています。
仏花は、自宅に贈ることが一般的なようです。
葬儀は教会で行われることが多いので、キリスト教式の葬儀の場合は、持ち運びやすい盛りかごのお花を贈ります。
キリスト教式では、生花を贈ることがルールですからプリザーブドフラワーはマナー違反になりますので注意が必要です。
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スタンド花を直接持参しても大丈夫?

これまでスタンド花の手配の仕方を説明してきました。
直接持参することも可能なのでしょうか?
直接持参はNG
通夜や葬儀への参列の時にお花を持っていくことはありません。
当日は遺族の方も葬式などの準備で大忙しですから、お花を持参することはマナー違反になります。
自宅に供花を持っていく
お葬式までにスタンド花の手配が間に合わない場合は、葬儀後にご自宅に供花を贈るようにしましょう。
遺族が落ち着いた時期に届くように手配するのがおすすめです。
49日まではお花を欠かさないので、最初に用意されたお花が枯れる頃に贈るとタイミングがいいかもしれません。
葬儀から一週間後に届くようにするなどタイミングを見ましょう。
その際は、スタンド花ではなく、お供え用にアレンジメントなど飾りやすい小さいものを準備するといいでしょう。
葬儀用スタンド花の手配まとめ

ここまで葬儀用スタンド花の手配について詳しく説明してきました。
まとめると以下の通りです。
- 葬儀においてのスタンド花の手配は遺族の悲しみを癒してもらうもの
- スタンド花を手配する方法は葬儀社に頼むか自分で選ぶ
- 手配する時の注意点は訃報を知ってから手配する、お花を贈れるか事前に葬儀場 に確認する、遺族の了解をとる
- 相場、選ぶべき花は宗派によって違うので注意
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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監修者

田中 大敬(たなか ひろたか)
厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター
経歴
業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。
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