お葬式
葬儀の時の喪主の服装は?マナーや持ち物などを詳しく解説
更新日:2022.11.21 公開日:2021.09.03

葬儀の服装は、一般の参列者と、喪主では着用する服装が異なります。
いざ自分が喪主を務めるとなった際、正しい服装について知っておいた方が良いでしょう。
そこで葬儀の時の喪主の服装について、本記事では以下の内容を網羅的に解説します。
- 喪主と参列者の服装の違い
- 喪主の葬儀における服装について
- 喪主が持参するべき物
ぜひ最後までお読みください。
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喪主は正喪服を着用する

葬儀の際、喪主は正喪服を着用することが一般的です。
正喪服は、弔事で着用する喪服の中で、最も格式が高い正装とされています。
そのため、参列者は正喪服を着用せず、準喪服を着用して参列します。
準喪服は正喪服に準ずる格式の喪服の事を指します。
一方、葬儀ではなく通夜の場合、たとえ喪主であっても服装は準喪服でかまいません。
男性喪主の服装

男性喪主として、正しい服装について解説します。
和装の正喪服
男性喪主として、和装の着用も選択できます。
男性喪主が、葬儀で着用する和装の正喪服は黒羽二重の染め抜き5つ紋付、羽織袴です。
身に着けるアイテムの種類については、以下の通りです。
- 袴:仙台平か博多平
- 帯:角帯
- 衿(えり):羽二重
- 足袋(たび):白色が一般的ですが、黒色を慣習とする地域もあります。
洋装の正喪服
男性の喪主が葬儀で着用する、洋装の正喪服は、ブラックのモー二ングコートです。
身に着けるアイテムの種類については、以下の通りです。
- スラックス:縞柄(しまがら)のダークグレイ
- ネクタイ:黒色
- ソックス:黒もしくは濃紺
- ワイシャツ:白色(光沢のあるものは避ける)
近年では、喪主の服装として、ブラックスーツを選ぶケースも増えています。その際、ワイシャツと同様に光沢のあるものは避け、ベスト着用時は同色同生地のシングルを選びます。
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女性喪主の服装

女性喪主として、正しい服装を解説します。
和装の正喪服
女性喪主が、葬儀で着用する和装の正喪服は、黒無地で羽二重に染抜きの五つ紋です。
近畿地方では、一越ちりめんを正式とする地域もあります。
身に着けるアイテムの種類については、以下の通りです。
- 足袋:白色
- 帯揚げ:黒色
- 草履:黒色
洋装の正喪服
女性喪主が、葬儀で着用する洋装の正喪服は、光沢のないフォーマルスーツかワンピースです。
靴は、光沢のないシンプルなパンプスを履きます。
夏場であっても、長袖、もしくは肘が隠れる長さの袖にします。
葬儀の喪主の服装に合わせる小物

服装に加え、小物類にも注意しておきたい点が、いくつかあります。
人目につくアクセサリーとバッグについて、項目ごとに解説します。
アクセサリー
アクセサリーは必要最低限にします。
既婚の女性であれば、結婚指輪の着用は問題ありません。
ネックレスやピアスといったアクセサリーは、パールのみ可能となっています。
粒が大きいものや、華美にみえるものは不適切とされているので、注意しましょう。
葬儀において二連のアクセサリーは着用NGです。
二連は「不幸な出来事が重なる」という連想を招くとされているためです。
バッグ
バッグは黒ベースの無地を選び、以下の点に注意します。
ツヤがあり光沢感のあるもの、光る素材は避けるようにします。
「殺生をイメージさせる」という宗教的観点から、動物の皮やファー付きの素材も控えましょう。
バッグのデザインは装飾を施した華美なものは避け、シンプルで装飾のないものを選びます。
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葬儀の喪主が持っておくもの

喪主として、持っておくべきものが、いくつかあります。
数珠
普段から使用している数珠でかまいません。
しかし、葬儀の宗派によっては相応しくない種類もあります。
喪主として宗派を事前に確認し、必要であれば仏具屋で購入します。
ハンカチ
葬儀に持参するハンカチは、黒か白の無地がよいとされています。
タオル地は、葬儀に相応しくありません。
袱紗
袱紗(ふくさ)とは、お布施や香典を包む布製の袋です。
葬儀では、寒色系の袱紗が用いられます。
喪主の場合は、格式のある紫色の台付袱紗が望ましいとされています。
喪主側の子供の服装

喪主の服装に比べると、喪主側の子供の服装は、そこまで厳しいものではありません。
子供の年齢によって、以下のように葬儀の服装が大別されます。
就学児
学校や幼稚園に通っている就学児の服装は、制服がよいとされています。
就学児の場合は、制服が葬儀における、礼装となっています。
未就学児
未就学児や学校に指定の制服がない場合の服装は、手持ちの服装から組み合わせます。
以下の点に注意して、派手にならないようにしましょう。
色は黒や白、グレー、紺といった色で光沢のない素材を選びます。
シャツは襟付きが無難で、デザインや装飾がないシンプルな服装にします。
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喪主の妻について

葬儀を出す側の代表である喪主には、さまざまな役目があり忙しいものです。
そんな喪主のパートナーとして、妻にはどのようなことが求められるのでしょうか。
喪主の妻としての心得
参列者の中には、妻としての働きぶりを評価する人もいるかもしれません。
妻として喪主を陰から支えサポートしますが、前に出過ぎることがないようにしましょう。
喪主の妻に相応しい服装
かつては喪主の妻には、和装が相応しいとされてきました。
近年では和装、洋装どちらの服装でも問題ないとされています。
葬儀に相応しい服装である正喪服を着用しましょう。
喪主の妻の役割
基本的には、参列者への挨拶やお茶を出すといった仕事があります。
喪主の負担が少しでも減らせるように、参列者への気配りにつとめます。
葬儀のスタイルや地域ごとの慣習によっても、役割が異なります。
気になる場合は、親戚や詳しい人に相談しましょう。
喪主の服装についてのまとめ

ここまで葬儀の喪主についての情報や、服装などを中心にお伝えしてきました。
この記事の内容をまとめると、以下のようになります。
- 喪主は最も格式の高い正喪服、参列者は準喪服を着用する
- 男性喪主は近年ブラックスーツ、女性喪主も洋装を着用するケースが増えている
- 喪主は数珠、ハンカチ、袱紗を持参する
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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監修者

田中 大敬(たなか ひろたか)
厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター
経歴
業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。
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