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お葬式

葬儀の翌日にすることとは?やるべきことや注意点も解説

更新日:2022.11.21

喪主

紹介

葬儀が終わっても翌日からは挨拶回りや、事務手続きなどの重要な務めが残っています。
葬儀翌日以降に遺族がやるべきこととは、どのようなことでしょうか。

そこで、この記事では

  • お世話になった方への挨拶回り
  • 葬儀関連の事務手続き
  • 葬儀翌日以降に執り行う法要について

以上の内容で解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください。

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  1. お世話になった方への挨拶回り
  2. 葬儀の事務手続き
  3. 葬儀の翌日以降に行うこと
  4. 葬式の翌日は会社を休んでもいい?
  5. 葬儀の翌日についてのまとめ
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お世話になった方への挨拶回り

葬儀 お辞儀

まずは葬儀世話役や受付をしてくださった方から礼品を携え、お礼の挨拶をしましょう。
そして弔事をいただいた方、寺院、葬儀お手伝いをしてくださった方の順に挨拶をします。
故人との関係性が深い順番に挨拶しましょう

近隣の場合は挨拶に伺う

可能であるならば、葬儀当日に喪主と遺族で喪服のままで、挨拶に伺うと良いです。
葬儀翌日からの挨拶回りは地味目な服装で、男性はネクタイ着用が礼を崩さず好まれます。

葬儀を手伝ってくれた方

葬儀で世話役や受付を担ってくださった方々には、お礼の品を持参すると良いでしょう。
地域により礼品を渡す場合もありますので、地域の風習を予めチェックしておきましょう。
礼品も近隣の助け合いですので、高価なものは避け、互いに負担を感じないものにします。

【挨拶例文】

このたびの葬儀では、世話役・受付の役目をお引き受けいただきまして誠にありがとうございました。
おかげさまで、葬儀も滞りなく済ませることができました。
心より御礼を申し上げます。

故人が世話になった方

故人が生前お世話になった方々も、葬儀には参列されることでしょう。
故人との関係性が深い方が多く、供花や供え物を頂戴するケースが考えられます。

【挨拶例文】

亡き父〇〇〇〇の葬儀では過分なご配慮をいただきありがとうございました。
〇〇様には生前父が大変お世話になったことと存じます。
亡き父に代わりまして心からお礼を申し上げます。
おかげさまで葬儀も無事に済ませることができ、故人も喜んでいることと思います。
〇〇様もお体を大切に、ご健勝に過ごされるよう心よりお祈り申し上げます。
どうぞこれからも亡き父同様に、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

近所の方

葬儀には故人が慣れ親しんだ住まいのご近所さんも、参列されることでしょう。
家事や仕事に忙しい中、葬儀に足を運んでくださった方々にはお礼を言いましょう。

【挨拶例文】

葬儀ではご多用の中、ご参列くださりありがとうございました。
葬儀中は何かと行き届かないことが多く、申し訳ございませんでした。
おかげさまで、無事に葬儀を終えることができました。心より御礼を申し上げます。

遠方なら挨拶状を送る

葬儀では故人の親類や長年の親友など、遠方から参列してくださる方もいます。
お会いしてお礼を言いたいところですが、遠方だと難しくお礼状を送ることが一般的です。
その際、遠方より葬儀に足を運んでくださったことに対するお礼の言葉を添えましょう。

【挨拶状例文】

拝啓
亡き父の葬儀では何かとご多用の中
遠路より足を運んでいただきありがとうございました
本来であればそちらへ赴きお礼を申し上げるべきところですが
略儀ながら書中にて御礼のご挨拶を申し上げます
敬具
令和〇〇年〇〇月〇〇日
喪主 〇〇〇〇

弔電などをいただいた方

弔電をいただいた方々へのお礼状は直筆のため、1週間以内に発送が基本です。
弔電のみであれば返礼品は不要ですが、供花や香典をいただくケースもあります。
その場合、取り急ぎお礼状を送り、忌明けの時に香典返しを送るようにしましょう

【挨拶状例文】

拝啓
〇〇葬儀の折 丁重なご弔電を賜り 心より御礼を申し上げます
〇〇様には生前 とても親しくしてくださり 故人もさぞ喜んでいることと思います
おかげさまで 滞りなく葬儀を終えることができましたことをご報告いたします
生前賜りましたご厚情に感謝申し上げるとともに
今後とも変わらぬご厚誼のほどよろしくお願いいたします
本来ならば直接お会いして御礼申し上げたいところではございますが
略儀ながら 書中にて御礼のご挨拶を申し上げます
敬具
令和〇〇年〇〇月〇〇日
喪主 〇〇〇〇

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葬儀の事務手続き

数字 123

葬儀で受付をしてくださった方から、会葬者名簿や香典などの受け取りを行います。
また現金出納帳・弔電などを受け取る際には立て替え金があるかも確認してください。

葬儀の受付の方からの引き継ぎ

葬儀の受付の方から、引き継ぐ名簿や香典・立て替え金の清算について解説します。

名簿や香典などの受け取り

香典や供花・供物は誰からいただいたものか、香典帳や会葬者名簿などに記入します。
葬儀に伴う物品の請求書・納品書・領収証など、各書類は整理保管しましょう
あとで現金出納帳と差異がないか、出金額と未払い金の額を計算し、精算します。
葬儀に掛かる費用は法律上、相続税の控除対象となります。
現金出納帳の記入は間違いのないよう確実に行い、必要書類も保管しましょう。

立て替え金の清算

葬儀では受付にて、必要経費を立て替えお支払いするケースもあります。
葬儀受付の方から引継ぎの際は、立て替えがなかったかどうかを確認しましょう。
そしてその場で清算すると、引継ぎがスムーズに進みます。

葬儀社への支払い

葬儀社への支払いは一般的には2~3日以内に請求されることが多いようです。
請求書と葬儀前見積書の額を照らし合わせ、不明点などあれば質問すると良いでしょう。
双方の書類に相違点がないかの確認を行い、納得の上で支払うようにします。

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葬儀の翌日以降に行うこと

感嘆符 !

遺族は悲しみに暮れる暇もなく、葬儀の翌日以降も法要などに追われます。

法要などを執り行う

ここでは「仏式」「神式」「キリスト教」に分けて法要について分かりやすく解説します。

仏式

仏式では亡くなった日を含め、7日ごとに法要を執り行います
「初七日」から始まり、7日後の「二七日」、そして「四十九日」まで法要を営みます。
昨今、法要ごとに親戚が集まることが難しくなっています。

出席が困難なことから、葬儀当日に「初七日・四十九日」法要を行う地域もあります。
また最近では、「繰り上げ法要」が見られるようになってきました。

神式

神式では「翌日祭」から始まり、10日ごとに霊祭(みたままつり)を執り行います
「十日祭」「二十日祭」「三十日祭」「四十日祭」「五十日祭」「百日祭」までです。

通常「三十日祭」「五十日祭」をもって忌明けとされます。
仏式同様に法要を簡素化する流れから「二十日祭」「四十日祭」は省略されるようです。
最近では仏式の慣習である香典返しが神式でも忌明けの時に行われます。

キリスト教式

カトリックは亡くなってから3日目7日目30日目の節目に追悼ミサが行われます
教会や自宅に親族・知人・友人を招いて盛大に聖歌を歌い、祈祷や聖書の朗読を行います。
また1年後の昇天日には盛大に死者記念のミサを行います。

プロテスタントは亡くなって1週間10日1ヶ月目の昇天記念日に記念集会を行います
教会や自宅にて牧師・親族・知人・友人を招き、祭壇を設け遺影やお花を飾ります。
滞りなくみんなの礼拝が終われば、故人を偲び茶話会を開きます。
キリスト教の場合、通常は追悼ミサや昇天記念日の後にお礼状や礼品を渡すようです。

お金に関する事務手続き

葬儀が終わり次第、故人名義の保険金や年金の支給停止などの事務手続きが必要です。

保険金の請求

故人名義の生命保険などがある場合、保険会社に給付金の申請をします。
保険金の請求には所定の請求用紙がありますので、必要事項を記入します。
また死亡診断書等の必要な書類を、不備なく揃えて提出してください。

年金の支給停止

故人が年金に加入していた場合には、出来るだけ早く年金の支給停止手続きをしましょう
もしも年金証書番号が不明の場合は、日本年金機構へ電話連絡をして確認してください。

故人の氏名・生年月日・死亡年月日や電話応対をしている者の氏名と続柄を伝えます。
そうすれば担当者が、故人が加入していた年金支給停止手続きの手順を教えてくれます。

葬祭費の請求

葬祭費とは国民健康保険法が定めた、被保険者が亡くなった場合に喪主に支給されるものです。
故人が国民健康保険に加入していた場合には、管轄する役所に葬祭費の請求をします。

必要書類は死体埋火葬許可証・喪主と、亡くなられた方の氏名記載の葬儀の領収証です。
そして、喪主の方の葬祭費振り込み金融機関の口座番号と銀行印となる印鑑が必要です。

役所や会社への手続き

家族が亡くなったことを知った日から、7日以内(国外にいる場合は3ヶ月以内)に死亡届を出さないといけません
そして死体埋火葬許可申請も必要になりますので、火葬前に必ず書類を揃えます。

大抵は葬儀を依頼した葬儀社担当者が、代理で手続きを行ってくれるケースが多いです。
葬儀後、一段落ついたら死亡から14日以内に住民票の抹消届を済ませましょう
故人が世帯主だった場合には、あわせて世帯主変更届も必要になります。
介護保険加入者であった場合、介護保険資格喪失届を死亡から14日以内に出します

雇用保険を受給していたハローワークで、雇用保険受給資格者証の返還手続きも必要です。
また税務署や勤務していた会社にて、所得税準確定申告・納税の手続きを行います。
住所地の税務署にて、相続税の申告と納税の手続きも必要です。

銀行口座の解約や公共料金の名義変更、運転免許証やクレジットカードの解約もしましょう。
このように葬儀後のお金に関する事務手続きは、故人名義の全てのものに関係します

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葬式の翌日は会社を休んでもいい?

クエスチョンマーク

仕事をしながら葬儀の手配や事務手続きを行うのは、容易に出来るものではありません。
そこで多くの会社では、気兼ねなく事務手続きができるよう、忌引き休暇制度を設けています。

忌引き休暇の目安

亡くなった方との関係性によって忌引き休暇の目安は変わります。

  • 配偶者の場合 約10日
  • ご両親の場合 葬儀の役割や子供が自立しているかで5〜10日
  • 兄弟の場合 葬儀の準備に通夜式や葬儀参列を考慮して約3日
  • 祖父母の場合 葬儀の役割によって1日~3日
  • 配偶者のご両親の場合 約3日
  • 叔父・叔母・伯父・伯母の場合 約1日
  • 配偶者の祖父母や兄弟姉妹の場合 約1日

以上は目安で、関係性が薄くても喪主を務める場合は長い休暇が取れるケースが多いです。
ただし、最終的には学則や就業規則を確認するようにしましょう。

忌引き休暇の申請例文

忌引き休暇申請の例文を、電話とメールに分けて紹介します。

【電話例文】

おはようございます。〇〇課の〇〇です。
実は昨日、祖母が急に亡くなりました。
つきましては葬儀に参列することとなり、忌引き休暇を頂戴したく存じます。
急な連絡となり恐縮ですが、許可をいただけますでしょうか。
葬儀日程は通夜式が〇月〇日〇時、葬式が〇月〇日〇時となっております。

【メール例文】

件名:〇月〇日~〇月〇日 忌引き休暇のお願い
〇〇課長
お疲れ様です。広報担当の〇〇です。
昨日深夜、祖父が亡くなりました。
〇月〇日から〇月〇日の間、忌引き休暇を取得したくご連絡をさしあげました。
故人:〇〇〇〇
葬儀日程:通夜式〇月〇日〇時 葬式〇月〇日〇時
何かとご多用の折、恐縮ですがよろしくお願いいたします。
署名〇〇〇〇

忌引き休暇明けのマナー

忌引き休暇明けに仕事に復帰した際には、先ずは上司にお礼の言葉を伝えましょう
自分の業務を引き継ぎ頑張ってくれた同僚や、取引先の方にも謝罪とお礼を伝えます。
急な忌引き休暇取得の連絡に対応してくれたことへの、感謝の気持ちを伝えましょう。
そして、故人の葬儀が滞りなく終了したことへの感謝の言葉を伝えます。

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葬儀の翌日についてのまとめ

「ま」「と」「め」と書かれた積み木と電卓と時計

ここまで葬儀翌日にやるべきことや、注意点の情報について解説しました。
この情報のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 葬儀でお世話になった方への挨拶回りは故人との関係性の深い順にする
  • 葬儀受付から会葬者名簿や香典・現金出納帳を確実に引き継ぐ
  • 仏式では7日ごとに法要、神式では10日ごと、キリスト教は節目に追悼ミサを行う

この情報が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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監修者

評価員(たなか)

田中 大敬(たなか ひろたか)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。

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