お葬式
親戚に送る葬儀のお礼状の送り方は?書き方やお礼状のマナーも紹介
更新日:2024.01.24 公開日:2021.08.15
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会葬してくれた方や葬儀を手伝ってくれた方にはお礼状を送ることがマナーとなっていますが、あまり堅苦しくない、他人行儀にならないようなお礼状を送りたいと考える方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は親戚に送る葬儀のお礼状について書き方のポイントや注意点を解説していきます。
具体的な文例も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
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お礼状とは
そもそもなぜ葬儀のお礼状を送らないといけないのかと疑問に思われる方もいるでしょう。
お礼状には会葬者への返礼品と共に手渡す会葬礼状と、香典や弔電などをくださった方や葬儀を手伝ってくれた方に送るお礼状の2種類があります。
葬儀は遺族や葬儀社だけでできるものではありません。
葬儀を共に成り立たせてくれた方に対し、礼状という形でお礼の気持ちを示すのです。
お礼状には、内容や書き方に関して多くのマナーがあります。
必ずマナーを守ってお礼を伝えるようにしましょう。
お礼状の書き方
お礼状と聞くと、堅苦しく長文を書き連ねなければいけないのかと思うかもしれません。
しかし、お礼状はあまり長々と書くものではありません。
書くべきポイントを押え、簡潔に収めることが大切です。
以下でお礼状の中に書くべきことを紹介します。
お礼の挨拶
お礼状には必ずお礼の挨拶を記します。
会葬してくれた方は、多忙な中時間を作って葬儀に参列してくれています。
またお供え物や香典のために少なくない金額を費やしてくれています。
このようなご弔慰(ちょうい)に対し、まず感謝の意を伝えるようにしましょう。
故人の名前・戒名
お礼状では誰の葬儀についてのお礼か分からないと意味がありません。
そこで必ず冒頭に、故人の名前を書きます。
「故 ○○」や、「亡父」、「亡母」、「亡祖父」といった書き方で大丈夫です。
また故人に戒名がつけられた場合は、挨拶に併せて書き添えるようにしましょう。
手紙での挨拶であることの断り
本来、会葬や香典のお礼は直接会って伝えることが正式なマナーです。
ただ、最近では遠方から参列してくださることも多いことから、代わりにお礼状を送ることが主流になっています。
手紙での挨拶でお礼を済ませることに対してのお断りは必ず入れておきましょう。
法要日のお知らせ
葬儀のお礼状は四十九日法要が終了したタイミングで送ることが多いです。
法要を行った日程と併せて、無事四十九日法要まで終えることができたことを報告しましょう。
香典返しについてのお断り
お礼状に香典返しを添える場合は、そのことに対するお断りを書いておきます。
本来、香典返しは四十九日が過ぎたのちに送ることが一般的であるため、お礼状と共に香典返しを送ります。
そのため、受け取ってもらえるように断り書きを添えるのがマナーです。
ただし、葬儀の場で香典返しを一緒に持ち帰ってもらう場合もあります。
その場合は改めて香典返しを送る必要がないため、お礼状のみを贈るようにしましょう。
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親戚にお礼状を送る時のポイント
お礼状は葬儀でお世話になったすべての人に送るものです。
ただ、親しい親戚に他の方同様に堅苦しく文章を書くのはためらわれてしまうこともあるでしょう。
親戚にお礼状を送るときのポイントを見ていきましょう。
最低限の礼儀は守る
お礼状は極めてフォーマルなものです。
普段仕事をしていてもなかなか使うことのないような尊敬語や謙譲語を多用するため、どうしても堅苦しくなってしまいます。
普段から付き合いがあり、関係も良好な親戚であればそこまで堅苦しくし過ぎなくとも失礼ととられない可能性が高いです。
しかし、最低限の礼儀は守らなくてはなりません。
特に相手が目上の方であれば敬語や丁寧語などには気を配り、砕け過ぎないようにします。
今後もお付き合い願う旨を伝える
普段からお世話になっている親戚へ送る場合は、お礼状に今後のお付き合いをお願いする旨を書き添えておくと良いです。
親戚との間柄によっては、葬儀の後に付き合いが少なくなる場合もあります。
例えば父の兄弟姉妹、つまりおじ・おばと甥・姪の間柄だと、父が亡くなった後に関係が途絶える可能性もあります。
そのためお礼状に今後もお付き合い願う旨を書いておきましょう。
些細なことかもしれませんが、このようなひと手間が関係をつなぐこともあります。
文例
上記の内容を踏まえて、例文をご紹介します。
お礼状を書く際の参考にしてください。
拝啓
この度 亡父○○永眠に際し ご多忙の中 ご会葬とご香料をいただき誠にありがとうございました
おかげをもちまして このたび○月□日 滞りなく四十九日の法要を済ませることができました
感謝のしるしとして 心ばかりの品をご用意しましたのでご受納ください
生前の亡父へのご厚情に御礼申し上げると共に 今後も変わらぬ関係を築けますと幸いです
本来であればお目にかかりお礼を申し上げるところ 略儀ながら書面にてご挨拶申し上げます
敬具
令和○年○月△日
(住所)
喪主 ○○
親族一同
葬儀のお礼状を書くときの注意点
葬儀のお礼状を書くときには、内容面以外にも注意しなければならないマナーがいくつも存在します。
マナーを守らなくては相手に失礼に思われ、不快な思いをさせてしまいかねません。
葬儀のお礼状を書くときの注意点を紹介します。
忌み言葉は使わない
葬儀のお礼状では忌み言葉を使ってはいけません。
忌み言葉には、死や生を直接連想させる言葉や同じ言葉を繰り返す重ね言葉があります。
例えば「死」や「生きる」、「不幸」、「大往生」、「四」、「九」、「たびたび」、「ますます」などがあげられます。
他にも「続いて」、「繰り返し」などの表現も避けたほうがいいです。
生死をストレートに指す言葉は死を連想させ、重ね言葉は「不幸が重なる」として縁起が悪いとされています。
また弔事ですので、「楽しい」、「嬉しい」といったポジティブな言葉も避けるようにしましょう。
句読点を使わない
お礼状には句読点を使わないようにします。
句読点を打つ場所には1文字分の空白を入れます。
時候の挨拶はいらない
一般的に、ビジネスレターなどかしこまった手紙では時候の挨拶を添えることがマナーです。
しかし葬儀のお礼状では時候の挨拶は不要です。
拝啓・敬具などの頭語・結語は書いても構いませんが、両方とも省略し、略儀で済ませても大丈夫です。
お礼状は1枚に収める
お礼状は、内容を1枚に収めるようにします。
二枚以上重なっていると、「不幸が重なる」ことを連想させるためです。
薄墨・濃墨を使う
現代ではお礼状をはがきに印刷して送ることも珍しくありません。
しかし本来、葬儀のお礼状は伝統的に奉書紙という和紙の一種に、墨で書くものです。
薄墨には「流した涙で墨が薄くなった」、「突然の不幸で墨をする時間がなかった」という意味があります。
そのため四十九日法要までは、薄墨を用いるようにしましょう。
四十九日法要以後は濃墨(こずみ)を使います。
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お礼状を送るタイミング
お礼状は通常、忌が明けたタイミングで送ります。
そして滞りなく法要を終えたことの報告と感謝の気持ちを伝えます。
ただし、忌が明けるタイミングは宗教によって異なります。
仏教であれば四十九日法要です。
神道では五十日祭、キリスト教ではカトリックの追悼ミサ、プロテスタントの召天記念式が四十九日に当たります。
弔電だけの人にもお礼状は送るの?
葬儀に参列せず、弔電のみをいただいた場合でもお礼状は送ります。
弔電が無事に届いたことと葬儀がつつがなく終わったことの報告を兼ね、1週間以内に送るようにしてください。
香典や供花を送って頂いた場合も同様です。
文面は基本的に他のお礼状と同じで大丈夫です。
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親戚に送る葬儀のお礼状まとめ
ここまでお礼状の書き方や、親戚にお礼状を送るときの注意点などを中心にお伝えしてきました。
- お礼状は葬儀を共に成り立たせてくれた人へお礼の気持ちを示すためのもの
- お礼状にはお礼の挨拶や故人の戒名、手紙での挨拶であることの断りを書く
- 親戚にお礼状を送るときは今後の挨拶も含める
- お礼状は忌が明けたタイミングで送る
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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監修者
田中 大敬(たなか ひろたか)
厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター
経歴
業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。
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