お葬式
葬儀(葬式)での受付のやり方は?挨拶の仕方や受付係へのお礼を解説
更新日:2022.11.15 公開日:2021.06.22
葬儀にはさまざまな方が参列するため、円滑な運営のためには受付の存在が欠かせません。
しかし、葬儀の受付は誰がやるのか、また、何をやるのかをご存じでない方は多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、葬儀の受付について、やり方やマナー、誰がやるのかについて解説します。
挨拶の方法のような細かいマナーから受付を担当してくださった方へのお礼についてまでご紹介しています。
ぜひ最後までご覧ください。
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- 葬儀の受付の役割と流れ
- 葬儀の受付での挨拶・受け答え
- 葬儀の受付は誰がやるのか
- 葬儀の受付に必要な事前準備は?
- 葬儀の受付のマナーとは
- 葬儀の受付の服装・持ち物は?
- 葬儀の受付が焼香するタイミングは?
- 葬儀の受付で注意するべきこと
- 受付を代行してくれる業者やプランもある
- 葬儀の受付を頼まれた時の心得3つ
- 葬儀受付へのお礼について
- よくある質問
- 葬儀の受付のやり方まとめ
葬儀の受付の役割と流れ
それでは、葬儀の受付の順序について説明します。
実際に行う際に困らないために、確認しておきましょう。
葬儀の受付の役割
葬儀の受付とは、遺族側の立場として葬儀に参列された方を出迎え、芳名帳に名前を記入して頂き、香典や返礼品を受け渡す係のことです。
マナーや手順をしっかりと理解し、失礼のない形で弔問客をお迎えしなければなりません。
葬儀の受付の流れ
お葬式の受付で何を行えば良いのかわからない方も多いのではないでしょうか?
ここでは、お葬式の受付の一連の流れをご紹介します。
①挨拶をする
厳かなシーンですから、穏やかな落ち着いた声で挨拶をします。
②香典を受け取る
葬儀の受付係は、香典を受け取る際には「お預かりします」と一言添えて両手で受け取ります。
弔問客は、遺族に対して香典を渡しているため、「頂戴します」は不適切です。
受付係は遺族の代表であることを自覚し、ご挨拶の際には相手のお顔を見て丁寧に一礼し両手で受け取るようにします。
③芳名帳への記帳をお願いする
葬儀に「誰が弔問に訪れたのか」ということは喪主にとって大切な情報です。
そのため、弔問客に芳名帳への記帳をお願いすることを忘れないようにしましょう。
内容に漏れがないかもしっかりと確認します。
葬儀に参列された方がごく親しい方でも、名前だけではなく住所まできちんと記入されているか確認することが重要です。
ご高齢や外国の方が参列した場合代筆を頼まれることもよくありますので、快く引き受けましょう。
また最近だと、芳名帳の代わりに芳名カードというものを提出してもらうこともあります。
④返礼品を渡す
香典の返礼品を当日渡す場合もあります。
当日香典の返礼品を渡す場合は、記帳(または芳名カード)と香典の受け取りが済んだタイミングでお渡しします。
記帳と香典は前後することもあります。
香典を連名で行ったり、出席できなかった方の分も持参する方もいらっしゃいます。
間違いのないよう、お渡しする返礼品の数を確認することも大切です。
⑤お供物や弔電を受け取る
弔問者がお供え物や弔電などを持っている場合は、お礼をいって受け取りその旨を記帳します。
その後でお供え物は、会場係や葬儀社のスタッフに渡し、祭壇にお供えをしていただきます。
弔電は近くの葬儀スタッフ、司会者や進行係に渡します。
⑥荷物や上着を預かる
最近の葬儀会館では、参列者自身で上着や荷物を管理する場合が多いです。
しかし大規模な式場でのお葬式の場合、受付係の中で、荷物、上着をお預かりする係を決め、預かるケースもあります。
弔問客用の荷物一時預かりの為に、番号札を用意しておくと慌てずにすみます。
葬儀の規模などにより異なりますので、事前の確認が必要となります。
⑦式場へ案内する
葬儀の規模によっては、受付係が式場の案内係も兼ねることがあります。
受付が済んだら式場へスムーズに向かえるよう誘導します。
そのために、受付係は事前に会場の全体図を知っておくことが大切です。
⑧会計係に香典と芳名帳を引き継ぐ
弔問客が受付を終え、離れたら会計係に香典を渡します。
参列者が多い葬儀の場合、受付係の手元に香典袋がたまってしまうことがあります。
香典の盗難や紛失を防止するためにもできるだけ早めに会計係に渡すようにしてください。
受付係は、弔問でいただいた香典袋にわかりやすいよう芳名帳に記載されている番号を入れておくと、あとから確認しやすくなります。
会計係は、受付係から受け取った香典袋の中身と記載金額に相違がないか確認をします。
万が一金額に相違があった場合は速やかに該当の弔問客に確認をとってください。もしお帰りになっていた場合はご遺族の方に相談しましょう。
葬儀の受付での挨拶・受け答え
葬儀の受付での挨拶はなんというべきなのでしょうか。
普段とは異なる厳粛な場ですから、きちんと事前に確認しておく必要があります。
お悔やみの言葉を言われた時
受付の場でお悔やみの言葉を言われた時は以下のように返答すれば問題ありません。
- 恐れ入ります
- ご丁寧にありがとうございます
- お心遣いありがとうございます
- 生前はお世話になりました(受付が遺族の場合)
香典を受け取った時
葬儀の受付係は香典を受け取る際には「お預かりします」と一言添えて受け取ります。
弔問客は、遺族に対して香典を渡しているため、遺族でない場合は「頂戴します」という言葉は不適切になります。
芳名帳に記帳してもらう時
「恐れ入りますが、こちらにお名前とご住所をご記入ください」とお声かけをし、芳名帳に記帳していただきます。
お供物や弔電を受け取った時
弔問者からお供物や弔電を受け取った際は、お礼の言葉「ありがとうございます」と言います。
その後でお供え物は会場係や葬儀社のスタッフに渡し、祭壇にお供えしていただきます。
預かった弔電は、葬儀中に読み上げる進行係や司会者の人にお渡しします。
荷物やコートを預かる時
冬場だと、参列者のコートをお預かりする機会も多いです。
その際、何も言わずに預かるのではなく、一言おかけしてから預かるようにしましょう。
「◯◯様のコートをお預かりします。お帰りの際、またお声がけください」などと言いましょう。
返礼品を渡す時
「こちら返礼品でございます」と言います。
葬儀受付で弔問客が記帳を済ませてお香典を頂いたら、事前に用意してある返礼品を丁寧に差し出し、相手のお顔をみて一礼し丁寧に手渡しします。
会場に案内する時
「式場、控室はあちらです」などお声掛けをし、式場まで案内します。
式場の配置によっては、手差しで「こちらへお入りください」等のお声掛けですむ場合もあります。
しかし、ドアを開けて式場に入る場合には、ドアを押さえておくなどの気遣いがあるといいです。
ご年配の方や妊婦の方には、特に優しいエスコートを心がけたいものです。
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葬儀の受付は誰がやるのか
葬儀の受付を誰がやるのかということに関しては明確な決まりはありません。
葬儀形式にもよりますが、遺族は式の進行や参列者への挨拶など、他にもやらなければいけないことがたくさんあるため、喪主の友人や遠い親類が受付を務めることが多くなります。
参列者から受け取った香典など金品の管理も必要になるので、信頼のおける人に頼むことが一般的です。
葬儀の受付に必要な事前準備は?
事前に準備しておくべき事項があるので以下から解説していきます。
受付の担当者をしっかりと決めておく
葬儀の前に受付の担当者を決めておきましょう。
一般的には、関係が少し離れた親族や地域の町内会の方々に依頼することが多いです。
また、会社関係の方が多く参列される場合は会社の同僚に依頼することもあります。
近年では、受付代行業者に依頼するケースも増えています。
受付の担当者は大切なお金を扱うので 、会計係の方と事前に顔合わせしておくと良いです。
受付係と会計係を兼務することもあります。
式の流れを把握する
葬儀の流れを把握しておくことで、受付の際に参列者の方から葬儀に関して聞かれたとしても慌てずに対応することができます。
また、スケジュールや時間を把握しておくことで、遺族や葬儀社の方と円滑にコミュニケーションを取ることができます。
そのためにも、受付係はあらかじめ葬儀の流れを把握することはとても大切なことです。
待合室やお手洗いの場所を把握する
葬儀での受付係はお手洗いの場所や終了時間、タクシーの利用など、さまざまな質問に対応できるよう準備しなくてはいけません。
そのため、時間に十分な余裕をもって会場に到着し、会場のレイアウトは頭に入れておきます。
お手洗いや親族待合室などは実際に足を運び確認しておく必要があります。
記帳用の筆記用具を確認する
葬儀の受付での筆記用具は、黒のボールペン以外にもサインペン、筆ペンなどがあれば用意しておきます。
この際に、必ずインクが出るかどうかを確認しておきましょう。
インクの出が悪かった時のために記帳用具は少し多めに用意すると良いでしょう。
受付が席を離れる場合の対策をする
受付を頼む方が葬儀に参列する場合やお手洗いに行く場合など、葬儀中に受付が席を離れることもあります。
しかし、お金の管理などを任せられている受付には必ず誰かが席についていなければなりません。
葬儀に遅れてきた方がいた場合などに受付に人がいないことで混乱が起きてしまうこともあるでしょう。
お願いする受付担当者を複数人にすることや、前もって葬儀場の業者の方と相談しておくことで、そうした事態に対策しておきましょう。
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葬儀の受付のマナーとは
葬儀の受付のマナーに関しては注意する点が多々あります。
今回は、知っておいたほうが良いマナーなどについてお伝えします。
挨拶や言葉遣いは丁寧にする
あくまでも喪主やご遺族の思いを代行して、参列者へ最初にご挨拶をする立場であることを心得ておきましょう。
弔問に来て下さった方々は「個人を偲び、最後のお別れにわざわざお越し下さった」と思えば、自ずと感謝の気持ちで言葉遣いや態度は丁寧にになるはずです。
声のトーンを落とす
葬儀は厳かなシーンですから受付係は穏やかな落ち着いたトーンで話しましょう。
ゆっくり分かりやすいトーンで弔問客に伝わるような気配りが必要です。
香典、返礼品の受け渡しは両手を使う
弔問客から香典を受け取った時には、必ず両手で受け取るようにしましょう。
そして、ゆっくりと一礼します。
記帳を済ませお香典を頂いた後、事前に用意してある返礼品を丁寧に差し出し、手渡します。
香典辞退の場合は受け取らない
近年では、香典を受け付けない葬儀が増えています。
理由としましては、「参列者の方に金銭的な負担をかけたくない」「一般の方の弔問をお断りし身内だけで葬儀を行いたい」などの理由があります。
香典辞退の場合は、受付では決して受け取らないようにしてください。
弔問客のお気持ちを考えると受け取りたくもなると思いますが、後々トラブルもとになります。
お気持ちに感謝を述べ、遺族または故人の思いを伝えはっきりとお断りしましょう。
葬儀の受付の服装・持ち物は?
受付は遺族に代わって行なう側面もありますので、いつも以上にマナーに配慮して、適切な立ち振る舞いをすることが求められます。
ここでは、服装から持ち物まで詳しく説明します。
服装について
基本的に、参列者と同じ服装で構いません。
そのため、葬儀の受付を担当する服装は準喪服もしくは略礼服です。
男性
- 上下黒のブラックスーツ
- ワイシャツは白
- ネククタイの色は、光沢や模様のない黒色
- 靴は光物の飾りが付いていない黒い革靴
- 靴下も黒色
- 腕時計をする際は金属製のベルトや光が反射しやすいものは避ける
- ハンカチは白や黒の無地のものを使用する
- 清潔、或いは慎みのある髪型にする
また、ジャケットボタンが3つついている場合、一番上と真ん中をとめて、一番下のボタンは外しておきましょう。
二つボタンの場合、上だけとめて下はとめません。
女性
- 黒かグレーのスーツ、スリーピース、ワンピース
- ストッキングは黒か肌色
- 靴はシンプルなデザインの黒。
- バックは光沢のない革製や合皮の黒
- アクセサリーをつける場合は涙を象徴する真珠かグレー系
- 結婚指輪以外の金や銀の目立つ指輪は避ける
必要な持ち物は?
数珠、ハンカチ、袱紗(ふくさ)、お香典、筆記用具など、葬儀の受付を担当する際の持ち物も基本的には参列者と変わりありません。
その他、筆記用具など事前に準備すべきものがあるかどうか、あらかじめ喪主に確認しましょう。
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葬儀の受付が焼香するタイミングは?
葬儀の受付が焼香するタイミングは、弔問客が来られる前や弔問客があまり訪れていないうちに交代で済ませる場合が一般的です。
また葬儀場のスタッフから促されたタイミングでご焼香を行うこともあります。
いずれの場合でも、お香典など現金の管理する人を受付に残す必要があります。
葬儀の受付で注意するべきこと
突然受付をしなければならなくなった時に困ることのないよう注意すべき点についていくつか説明します。
香典の扱い方
基本的に受付担当者の中から会計係を選び、選任された人が香典の取り扱いを行います。
その際は参列者から受け取ったお香典を会計係に渡し、受け取ったお香典の中から現金を取り出して金額を確認します。
会計係がいない際は受け取った人が、香典袋の中身と記入された金額が合っているか確認する必要があります。
しかし弔問客の前で香典袋を開けるのは失礼にあたるので葬儀の弔問客も途絶え、一段落したところで確認するべきです。
お香典を置いたまま席を外すことは厳禁です。
返礼品の渡し方
返礼品を渡す際にも以下の事項で注意が必要です。
返礼品の数
連名の際は返礼品の数を間違えやすいので気をつけます。
連名の場合は、書かれている人数分の返礼品を渡す必要があります。
また〇〇部一同表記の場合は一つだけ返すというやり方もあります。
受付係だけでの判断は難しいので、ご遺族の意思確認もできる葬儀会社スタッフに問い合わせましょう。
返礼品を渡すタイミング
香典を受け取った時に渡す場合と葬儀の帰りに渡す場合があります。
どちらの場合にせよ、ご丁寧に手渡しすることを心がけます。
葬儀参列者が多い葬儀の場合、会計係、返礼品係が別々に設けられている事が多いです。
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受付を代行してくれる業者やプランもある
葬儀は結婚式などと違い前もって予定をたてられるものではありません。
ですので急な葬儀で受付をお願いしようとしても相手の方に予定があり引き受けてもらえないことがあります。
そのような場合は葬儀の受付を代行してくれる業者に依頼しましょう。
葬儀場やお葬式のプランによっては、葬儀受付のオプションがある場合もありますので業者の方に確認してみてください。
葬儀の受付代行を依頼するメリット・デメリット
受付代行を依頼した際のメリットとしては、急な葬儀のため受付係が決まらないときに専門のスタッフを利用できることが挙げられます。
専門のスタッフのためテキパキと受付業務をしてもらえることもメリットです。
受付代行のデメリットは、故人との接点がない方なので業務的な受付になってしまうことです。
受付代行業者の方は受付のプロなので受付は非常にスムーズに行ってもらえますが、親しい方の方が心のこもった受付をしてくれるでしょう。
葬儀の受付代行の費用
受付代行の費用は業者によって変わってきますが、受付1人(1夜)につき1万円前後が相場です。
葬儀の規模によっては受付をスムーズにするために3、4名お願いする可能性もあります。
葬儀の受付代行業者の選び方
受付代行業者の選び方としては、行われる葬儀の形式に対応した実績のある業者を選ぶのがおすすめです。
例えば、冠婚葬祭すべてに対応した業者でも結婚式しか依頼を受けたことがない業者では不安を覚えるかと思います。
当日は、慌ただしくなることが多いので、安心して任せられる実績のある業者を選ぶようにしましょう。
葬儀の受付を頼まれた時の心得3つ
葬儀の受付を頼まれた際、心がけることを三つに厳選しました。
以下から説明していきます。
なるべく引き受ける
依頼があった場合には、特別な事情がない限りは引き受けるべきです。
葬儀の受付を引き受ける場合には、「この度は大変なことでした。私でお手伝いできることがあれば、もちろん引き受けさせていただきます」などといってお引き受けします。
止むを得ない事情がある場合にはお断りしなければなりません。
「この度はご愁傷様です。お伺いしたいのですが、〇〇の事情がありまして、どうしてもお伺いすることができません。◯◯さまのご冥福をお祈りしております」のように一言告げると遺族の気持ちに寄り添うことになります。
遺族の一員だと自覚する
葬儀の受付係はご遺族が信頼される方に依頼します。
そのため、ご遺族の信頼を受け止め、葬儀の受付はご遺族やご親族の立場になって行います。
受付係は葬儀に訪れる方に対してはマナーや手順をしっかりと理解し、失礼のないよう弔問客をお迎えしなければなりません。
信頼を裏切らない
受付係を依頼されるのは信頼の証です。
香典の受け取りなど金銭を扱う業務があるため、間違いや粗相のないように注意することが大切です。
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葬儀受付へのお礼について
自分が喪主として葬儀を主催する立場となった時には、葬儀受付を担当してくださった方へもお礼をすべきか迷うことでしょう。
ここからはそうした方に向けて、葬儀受付へのお礼はどうするのが良いか説明します。
自身が喪主を担当する時には、以下の内容を参考にしてください。
葬儀受付へのお礼は必要
一般的に、葬儀受付へはお礼が必要と考えられています。
葬儀において、受付というのは葬儀当日の参列者への対応、芳名帳の記入、香典の受け取りなど重要な業務を複数こなさなければなりません。
喪主や故人と親しい関係性の親族は、参列者への挨拶もあるため受付を担当することができません。
しかし、参列者のプライバシーや金銭の授受も関わることから、信頼できる親族に依頼する必要があります。
大きな責任が伴う受付という仕事を依頼したからには、しっかりと受付担当者へお礼を行いましょう。
お礼の品か、現金を渡す
それでは葬儀受付へのお礼にはどういったものが適しているのでしょうか。
多くのケースでは、現金を心付けとしてお渡しするのが無難です。
現金を渡す場合には、お金は無地の封筒に入れるようにし、決して生身のまま現金を渡すことのないようにしましょう。
心付けの表書きには「御礼」か「志」の2種類が使われます。
一般的に「御礼」は自分より目上の方に対して渡す際に用いられ、「志」は自分と親しい関係にある方へ渡す際に用いられます。
相手との関係性によって表書きを変えましょう。
また、親戚など親しい間柄にある方に手伝ってもらった場合、お礼として現金を渡すことが失礼になる可能性があります。
そうした時には、現金の代わりとしてお礼の品物をお渡ししましょう。
お礼の品物として人気なのは、お菓子やお茶などのある程度日持ちがする「消えもの」です。
この他、「悲しみを拭う」という意味を込めて、タオルを送るのも良いでしょう。
上記の2つ以外にも、葬儀後の精進落としで料理や飲み物を振る舞うことでお礼とする方法もあります。
相手がどれを好むかを考えて、お礼の方法を決めると良いでしょう。
葬儀受付へのお礼の費用相場は1日あたり3,000〜5,000円で、通夜と葬儀を手伝ってもらった場合は倍で、6,000〜1万円程度となります。
葬儀受付へのお礼が不要な場合
葬儀受付を依頼できる親戚や知人がいない場合には、家族に依頼したり、葬儀業者に代行してもらったりすることとなります。
この場合には、受付へのお礼は不要となるため、覚えておきましょう。
葬儀社に関しては、事前に受付代行の依頼をしておけば、葬儀代金に代行にかかる料金も含まれるため、別途お礼を渡す必要はありません。
当日依頼しても、葬儀社が対応できない可能性もあるため、打ち合わせで事前に代行を依頼しておきましょう。
よくある質問
通夜と告別式で受付の内容は変わりますか?
通夜と告別式で、内容に変わりはありません。
喪主やご遺族の思いを代行して参列者に挨拶をします。
家族葬の場合の受付は誰がやるのですか?
家族葬では、受付は必ずしも必要ではありません。
しかし遺族の方がわからず故人の方しか知らない人を招く場合があると思います。
そのため受付を設けたほうが良いでしょう。
家族葬の受付では、この人がやらないといけないという決まりはありません。
ただ、葬儀では直系の親族は遺族席に座るため受付の仕事を行うことは難しいので避けた方が無難です。
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葬儀の受付のやり方まとめ
いかがでしたでしょうか。
葬儀の受付は葬儀の顔であり、マナーやルールを守って行うことが大切であると分かったと思います。
- 葬儀の受付は参列者を出迎え、御香典を預かる
- 挨拶や言葉遣いは丁寧に
- 葬儀の受付の服装は「準喪服」もしくは「略礼服」
- ご遺族の信頼を裏切らないような対応を心がける
ここまで葬儀の受付のやり方の情報や、ご挨拶からお礼の例文などを中心にお伝えしてきました。
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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監修者
袴田 勝則(はかまだ かつのり)
厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター
経歴
業界経歴25年以上。当初、大学新卒での業界就職が珍しい中、葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから皇族関係、歴代首相などの要人、数千人規模の社葬までを経験。さらに、大手霊園墓地の管理事務所にも従事し、お墓に納骨を行うご遺族を現場でサポートするなど、ご遺族に寄り添う心とお墓に関する知識をあわせ持つ。
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