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お葬式

葬儀のために準備するものは?葬儀の流れや葬儀準備のチェックリストなどを紹介

更新日:2024.03.17

喪主

記事のポイントを先取り!

  • 喪主は配偶者か血縁関係の深い方がする
  • 通夜の前日までには喪主を決めておく
  • 葬儀の場所・形式の決定を行い、葬儀屋を決めて参列者へ連絡する
  • 喪主は僧侶への挨拶と、参列者への挨拶をする

葬儀の準備をおこなう経験は、人生の中でも滅多にありません。
そのため多くの方は経験不足で、満足いかない葬儀で終えてしまう方も多いです。

葬儀の準備で何をすれば、葬儀をスムーズに進めることが出来るのでしょうか?

そこでこの記事では、葬儀の準備について詳しく説明していきます。
この機会に葬儀までの流れや、喪主のやることを覚えておきましょう。

葬儀準備のチェックリストもご用意しているので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 葬儀までの流れについて
  2. 通夜の流れ
  3. 葬儀・告別式の流れ
  4. 葬儀で押さえておきたい準備のポイント
  5. 葬儀で喪主になった場合に準備すること・やること
  6. 葬儀に出席する時の準備
  7. 葬儀で服装を準備する際のポイント
  8. ペットの葬儀で準備するもの・必要なもの
  9. 葬儀で必要になる喪主の挨拶を準備
  10. 葬儀準備のためのチェックリスト
  11. 葬儀のお金はいくら準備すれば安心?
  12. 危篤の連絡を受けた時にする準備
  13. 葬儀場に泊まる場合の準備
  14. 生前にできる準備
  15. 葬儀の形態を選択する
  16. 葬儀後のやること
  17. 葬儀で孫ができること
  18. 葬儀で孫が気になるポイント
  19. 葬儀の準備のよくある質問
  20. 葬儀の準備のまとめ
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葬儀までの流れについて

故人が亡くなってから葬儀に至るまでは多くの段階があり、4〜6日程度かかるといわれています。

火葬場の状況によっては日程が前後することもありえますので、余裕を持った日程管理をしておくべきです。

葬儀までの流れを間違えないためにも、それぞれの段階の注意点をご紹介します。

故人が亡くなる(ご臨終)

危篤の連絡があれば最後の顔合わせになりますので、心残りがないように対応してください。
故人がご臨終してからは、医師に死亡判定してもらいます。

医師の死亡判定

まずは医師に「死亡診断書」を書いてもらいます。

病院で亡くなった場合はその場で書いてもらい、自宅で亡くなった場合はかかりつけの医師などを呼ぶようにして対応してください。

死亡判定後におこなう儀式は、末期の水(まつごのみず)、着替え、死化粧です。
それぞれの儀式について簡単に解説します。

  • 末期の水…喉を潤して安らかに旅立ってほしいという願いを込めて、臨終に立ち会った全員が故人の口に水を含ませます。
  • 着替え…遺体をアルコールやお湯で丁寧に拭き、清らかな体にします。
    遺体を清めたら、故人が生前好んでいた服装や、遺族が用意した浴衣に着替えさせます。
  • 死化粧(エンゼルメイク)…個人を最期にふさわしい格好にするために、髪を整えて、爪を切り、薄化粧を施すことです。

遺体安置について

故人が亡くなられてから24時間は火葬できないため、遺体を安置する必要があります
遺体に末期の水、着替え、死化粧を施した後は葬儀屋に連絡を取ります。

自宅で保管することもできますが、安置する場所が見つからない場合には、契約している葬儀屋に運べます。

葬儀屋・斎場との打合せ

病院でできることを一通り終えたら、次は葬儀屋との打ち合わせです。
葬儀を執り行う日程を確認し、葬儀の内容を検討します。

遺体搬送先の決定

ご遺体は自宅か葬儀屋の安置施設に搬送するようにします。
この時、病院からおすすめされた葬儀屋を選ぶ必要はありません。

事前に搬送先が決まっていればそこに搬送するようにします。

葬儀の準備手続き

喪主などを決めて、葬儀の準備を葬儀屋の担当の方と一緒に打ち合わせします。
この際、死亡診断書を葬儀屋の担当に渡して、役所へ死亡届の手続きや火葬申請の手続きをおこなうようにしてください。

死亡届の提出期限は故人が亡くなってから7日以内です。
死亡届が受理されると「火葬許可証」が発行されますので、発行された火葬許可証を火葬場へと提出してください。

火葬場の空き状況確認

火葬場が空いていないと葬儀はおこなえません。

ご臨終を迎えたら、火葬場の空き状況を確認し、万全の準備をしておくようにします
この際、故人が亡くなってから24時間経過していないと火葬ができないため注意してください。

また仏式の葬儀をおこなう際には、僧侶にも手配を済ましておくと安心です。
僧侶の日程が確定すれば、葬儀の日程も確定します。

葬儀を告知する

日程が決まれば、葬儀の参列者へ連絡を入れるようにしてください。
参列者への連絡は、家族、親族、友人、知人、職場の順番で連絡するようにします。

できれば生前のうちに連絡リストを作っておくと、告知がスムーズにいきます
また、この際遠方に住んでいる方は移動の時間がかかりますので、間柄の関係なしに早めに連絡するようにしてください。

納棺について

納棺とは遺体を棺の中に納める作業のことです。
さらに納棺には遺体の身なりを整えることで、旅立ちの準備を整える意味もあります。

納棺するまでには以下の3つの手順があります。

  1. 湯灌(ゆかん)
    故人を水で清める儀式のことです。
    単に清潔にするだけではなく、生前の穢れや煩悩を落とすためにおこなわれます。

  2. 死装束を着せる
    仏式で納棺の儀式をおこなう場合には死装束を着せる必要があります。
    全身白色の衣装で、左前を合わせて着させます。この際に死化粧を施すこともあります。

  3. 副葬品を納める
    故人に縁のある品物を一緒に棺の中へ埋葬します。
    この際、燃えずに残ってしまうものは一緒に納められませんので注意してください。

葬儀の流れとは?通夜・葬儀・告別式まで徹底解説

お通夜・告別式

お通夜と告別式は本来、その目的が違います。

故人の死をいたんで、親族や親しかった友人などが集まり、一晩中灯りをともして遺体を見守る儀式お通夜です。

一方、故人と生前にお付き合いがあった方たちが集まり、故人との最後のお別れをするとともに、あの世での冥福を祈るための儀式告別式です。

しかし、最近ではお通夜を省略した「一日葬」や、火葬のみ執り行う「直葬」が多く見られるようになってきました。

一日葬や直葬は、費用を抑えることができ、心身の負担も少ないのが特徴です。

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通夜の流れ

通夜は、故人を偲びながら遺族や親しい人々が集う大切な儀式です。

その流れと準備における主要なポイントをご紹介します。

喪主と遺族の準備と集合

喪主と遺族は通夜開始の約1〜2時間前に式場に到着し、受付の準備を始めます。

ここで重要なのは、香典受け取り係や参列者案内係などの役割分担を事前に確認し、必要な筆記用具や芳名帳を準備することです。

受付の開始

通夜開始の30分前には受付を開始し、喪主を含む遺族が参列者を迎えます。

挨拶は全員が参加することが理想的ですが、開式15分前には遺族は着席準備をします。

通夜の開式

通夜の儀式は、招聘した僧侶の入場とともに開始されます。

葬儀社のスタッフが式の進行を手助けするため、喪主は儀式がスムーズに進むよう見守ります。

読経と焼香

僧侶が読経を行い、その後、喪主、遺族、そして一般参列者の順に焼香を行います。

この際、宗派に応じた正しい順序で進めることが大切です。

通夜の閉式

読経と焼香が終わった後、喪主が閉式の挨拶を行い、通夜は終了します。

一般的に、通夜の所要時間は開始から約1時間です。

通夜振る舞い

式終了後は、故人を偲びながら遺族や親族、親しい友人たちが集う通夜振る舞いが行われます。

この時間は故人との思い出を語り合う貴重な機会であり、お清めの席やお斎とも呼ばれます。

通夜の儀式においては、遺族の心づもりと準備が参列者を迎える上で非常に重要です。

故人との最後の時間を大切にし、尊重するためにも、これらのポイントを踏まえた準備と進行を心がけましょう。

葬儀と告別式は、故人との最後のお別れの時間を大切にするための重要な儀式です。その流れと準備のポイントを丁寧に解説します。

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葬儀・告別式の流れ

葬儀の開始約1時間前には、喪主と遺族が式場に集まります。

この時、喪主は葬儀社のスタッフと最終的な打ち合わせを行い、受付の準備状況をチェックします。

必要な文具や芳名帳の準備を確認し、役割分担を再確認することが重要です。

受付の開始と遺族の着席

葬儀開始の約15分前までに遺族は着席しておくことが望ましいです。

受付は、葬儀開始の30分前から始めることが一般的ですが、葬儀の規模に応じて調整します。

葬儀の開式

葬儀は、招聘した僧侶が入場したことをもって開式されます。

進行は葬儀社のスタッフが行いますが、喪主は全体の進行がスムーズかどうかを見守ります。

読経と弔辞・弔電の紹介

僧侶による読経後、弔辞や弔電の紹介が行われます。

この時点で、故人との思い出や故人に対する感謝の気持ちを共有します。

焼香の順序

焼香は、僧侶に始まり、喪主、遺族、一般参列者の順で行います。

故人への最後のお別れの時間として、静かに心を込めて行いましょう。

閉式の宣言

全ての参列者の焼香が終わったことを確認後、閉式を宣言し告別式を終了します。

通常、閉式の挨拶は司会者または喪主が行います。

出棺の準備と実施

棺に最後のお別れをして、生花で飾ります。

棺の蓋を閉じ、遺族や親族が釘打ちを行います。

現代では、この風習が省略されることもあります。

その後、霊柩車へと棺を移送します。

火葬場での読経と焼香

火葬場にて、再び僧侶による読経があり、焼香を行います。

火葬の時間は、火葬場や故人の状況により異なります。

骨上げ

火葬が終了したら、遺骨を骨壺に納める骨上げを行います。

喪主を始めとする遺族が、故人の遺骨を丁寧に骨壺に収めていきます。

還骨法要

火葬後、自宅や葬儀場で僧侶による還骨法要を行い、故人の魂の安らぎを祈ります。

精進落とし

法要が終わった後は、遺族や親族が集まり精進落としを行います。

この時間は、故人を偲び、家族や親族が絆を深める大切な時間です。

葬儀・告別式の準備と進行は、故人への最後の敬意を表し、遺族が心を一つにする重要な機会です。

これらのポイントを参考に、故人に相応しい儀式を行いましょう。

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葬儀で押さえておきたい準備のポイント

葬儀までの流れはご紹介しましたが、まだまだ葬儀の準備で知っておくべきことがあります。
葬儀の準備で慌てないためにも、押さえておくべきポイントを記載します。

喪主の決め方

喪主とは、故人に代わって弔問を受ける役目の人、いわば葬儀の代表者です。
通夜の前日までには喪主を決めておくようにします

しかし、喪主の決め方には、配偶者がいないパターンや、血縁者がいないパターンなど、様々なパターンが予想されます。
喪主を決める際の優先順位を知っておくことで、喪主の決め方に困らないようにします。

一般的な喪主の決め方

絶対的なルールは存在しませんが、一般的には血縁者が喪主を務めるようにします
故人からの喪主の指定がない場合には、配偶者が喪主を務めるようにしてください

故人から喪主の指定がある場合は、指定された方が喪主を務めても構いません。

故人に配偶者がいない場合

故人に配偶者がいない場合、もしくは配偶者が病気している場合などには血縁関係の深い方が喪主を務めるようにしてください。
具体的な優先順位は以下のようになっています。

  1. 故人の長男
  2. 故人の次男以降の直系の男性
  3. 長女
  4. 長女以降の直系の女性
  5. 故人の両親
  6. 故人の兄弟姉妹

血縁者がいない場合

故人に血縁者がいない場合には、友人や知人が喪主を務めるようにします。
万が一喪主を引き受ける方がいない場合には、お寺の住職や後見人が喪主を務めてくれます。

通夜と葬儀の日程

火葬は故人がお亡くなりになってから24時間経過しないとできません。
その他にも遠方からの参列者の到着時間、僧侶や火葬場の状況を加味した上で、通夜と葬儀の日程を決めてください。

一般的には亡くなった日に納棺し、翌日に通夜、翌々日に葬儀と告別式をおこないます。

この際注意してほしいことが、友引の日には「死者が親しい人を呼び寄せる」という考えもあるため、葬儀をおこなってはいけません。

葬儀の規模

生前に故人が残した希望があれば、希望に沿った規模の葬儀にしてください。
近年では、葬儀の規模としてはある程度簡略されている葬儀が一般的です。

葬儀の時の喪主の服装は?マナーや持ち物などを詳しく解説

死亡診断書の提出と火葬許可証の受領

死亡したら、死亡診断書の提出火葬許可証の受領が大切です。
死亡診断書は、故人の本籍地、あるいは、死亡した場所にある自治体に提出します。

死亡した場所が病院であれば担当医が、死亡した場所が自宅であればかかりつけ医が、死亡を知った当日から7日以内に「死亡診断書」を作成します。

かかりつけ医が不在で、自宅で死亡した場合は、警察が取り調べを行い、「死体検案書」を書きます。

死亡診断書を自治体に提出すれば、自治体から引き換えに納骨に必要な「火葬許可証」が発行されますが、火葬後も火葬許可証は必要なので、大切に保管しましょう。

葬儀会社の決定

葬儀の概要が決まったら、葬儀会社に連絡し、葬式の日程や内容を詰めていきます。

葬儀会社選定にあたっては、予算や葬式の種類などを想定して、ふさわしい葬儀会社を見つけるのがおすすめです。

いくつかの葬儀会社から見積もりをもらって比べてみるのがいいでしょう。
見積もりの金額は、葬儀社によってまちまちで開きもあります。

わかりやすく、予算に応じて柔軟に対応できるプランがある葬儀社であるかを見極めましょう。

葬儀会社との打ち合わせ

選定した葬儀社のスタッフと打ち合わせをします。
特に以下の点についてはよく話し合っておきましょう。

  • 火葬場や葬儀場が空いている日
  • 葬儀費用総額
  • 葬儀の種類
  • 必要なサービス
  • 搬送のみの依頼か

火葬場や葬儀場の空き状況を踏まえて、葬儀の日程を決めていきましょう。

場合によっては、斎場の安置施設などに、数日間遺体を安置しなければならないこともあります。

見積もりにある費用とサービス内容をよく検討し、不要なものは省略したり、グレードを下げたりすることも必要です。

また、故人の家の宗教に対応した葬儀であるかの確認も大切でしょう。

親族・知人への連絡

葬儀に参列して欲しい親族や知人などへ葬儀の日時と場所を連絡します。
可能であれば、故人の遺言などから、あらかじめ連絡リストを作成しておくと安心です。

この時、訃報の連絡のみの人と、参列をお願いする人とを分類しておくと混乱しません。

また、訃報連絡を他の方に依頼する場合は、誰に依頼するのかを前もって決めておくといいでしょう。

葬儀形式の決定

葬儀形式の特徴と費用について解説します。

一般葬

日本で最もよく見られる葬儀形式です。

特徴は、前日に通夜が行われ、続いて当日に告別式が行われる点で、斎場や寺院など、いろんな場所で行われることです。

遺族や親族以外にも故人の友人や知人、職場の同僚などたくさんの人が参列します。
昔からの風習に従ったものなので、準備もしやすいし、トラブルが少ないのも特徴です。

ただし、喪主は、参列者への挨拶などに追われることが多く、ゆっくりとできません。
費用は、100~200万円が相場で、他の葬儀形態に比べて高めです。

家族葬

少子高齢化や核家族化の影響で、最近はよく行われるようになってきました。

身内や親しい知人のみで小規模で行われることが多く、参列者へのあいさつといった対応に追われる心配がないので、故人をゆっくり送ることができます。

費用は、50万円~100万円程度が相場で、一般葬よりも安く行うことが可能です。

しかし、親戚に前もって了解を得ていないと、後でクレームになるおそれがあります。

一日葬

お通夜を行わずに葬儀・告別式だけを行う葬儀形態です。
葬儀の費用を抑えることができます。

しかし、前日に準備がある場合は、2日分の会場費を請求されることがありますし、寺院の場合は、1日で行うことの了解を得ておく必要があります。

30万~50万円が費用相場です。

火葬(直葬)

火葬のみを行う葬儀形態です。

火葬の前に、火葬場で簡単な儀式を行うため、短時間で費用をかけずに葬儀を執り行なうことができます。

注意点としては、菩提寺の許可が必要になることや、後々になって、あの時一般葬をあげておけばよかったと後悔することもありうることです。

15万円~30万円程度が相場です。

遺影の選択

遺影写真は、かつては、和服やスーツなどのきちんと着込んで、正面を向いたものがよく使われていました。

しかし、最近では、笑顔などの自然な表情のもの、故人の気に入っていた服装をしたもの、正面ではなく横を向いたものといったものが選ばれるようになってきました。

写真は、なるべく最近写したもので、故人が大きく写っており、画素数も高く鮮明でピントが合っているものを採用しましょう。

宗教者との打ち合わせ

宗教者とも、葬儀の日程や内容について、打ち合わせを行います。
菩提寺の僧侶に、葬儀の日までに戒名をつけてもらうようお願いしておきましょう。

戒名は、位が上がるほどお布施も高くなるので注意が必要です。

戒名のほかに読経をあげてくれたことに対する謝礼として、半紙や白封筒に包んだお布施を渡します。

戒名には、「信士・信女」、「釋・釋尼」などといったランクがあり、相場は15万円〜30万円程度です。

棺に入れたいものの準備

副葬品として棺に入れたいものの準備をします。

火葬の際の一緒に納めるため、基本的に燃やせるものにすべきで、金属やプラスチック製品などは避けましょう。

花や手紙などの副葬品がよく見られますが、故人が好きだった食べものや、故人の写真、手紙・寄せ書きなどもよく選ばれます。

葬儀で着用する喪服の準備

葬儀に参列するには、黒や薄墨色の礼服を着用しますが、これを喪服といいます
喪服の黒は、悲しみや、故人を弔う気持ちを表しています。

よく似た言葉に礼服がありますが、礼服は冠婚葬祭全般に着用するもので、喪服は礼服の中の1種です。

喪服には、正喪服・準喪服・略喪服の3つの種類がありますが、喪主か参列者かなどによって使い分けます。

男性の場合は、黒でそろえたスーツ、無地のネクタイ、靴下、革靴、ワイシャツは白が基本です。

女性の場合は、飾りのないシンプルな黒でそろえたスーツ、バック、ストッキング、パンプスがよいでしょう。

子どもの場合、制服を着るのが望ましいのですが、制服がない場合は、黒を基調とした服装にします。

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葬儀で喪主になった場合に準備すること・やること

初めての喪主で不安な方も少なからずいるはずです。

しかし、葬儀に向けて入念な準備をすることで不安は解消されます。
葬儀での不安を解消するために、喪主になった場合にやることを解説します。

葬儀をする場所

遺体の安置を終えたら葬儀の準備に入るのですが、その際に葬儀をどこでおこなうかを決めます。
葬儀場には一般的に、公営斎場か民営斎場を選ぶことが多いです。

もしくは寺院、ホテルでも葬儀はできます。
それぞれの場所の特徴を簡単に記載しますので、葬儀をおこなう場所を選ぶ際の目安にしてください。

公営斎場

市区町村などの自治体が経営している施設のことです。

喪主か故人が、運営している市区町村の住民であると、民営斎場よりも料金が安いことがメリットです。

また公営斎場には火葬場が併設されている場合が多いため、葬儀の一連の流れを一箇所で完結できます。

民営斎場

主に企業や宗教団体が運営している施設のことです。施設数が多いため、予約が取りやすい点がメリットです。

しかし、公営斎場よりも料金が高いことが予想されますので注意してください。

寺院

寺院や教会でも葬儀はおこなえます。
しかし、寺院の場合は檀家、教会であれば信者でなければ利用できません。

ホテル

ホテルも葬儀の場所の選択肢として挙げられますが、ほとんどの場合は遺体の搬入ができません。

そのため告別式の代わりにお別れ会や偲ぶ会としてホテルで開かれるのが一般的です。

葬儀形式の決定

続いて喪主がやることは葬儀形式の決定です。
葬儀の形式は規模が大きい順に、一般葬、家族葬、一日葬、直葬があります。

一般葬や家族葬は通夜、葬儀、告別式と一連の流れでおこなわれます。
しかし、一日葬は違います。

一日葬は通夜がおこなわれないため、時間的や金銭的に余裕がない場合に選ぶようにします。
なお直葬とは火葬のみをおこなう、さらに簡略化された葬儀の形式です。

葬儀屋の選定・打合せ

後悔のない葬儀をおこなうために、葬儀屋の選定は慎重におこないます。
対応が細かく、親身に相談に乗ってくれる葬儀屋を選ぶようにしてください

後悔のない葬儀屋を選んだら、葬儀の内容について打ち合わせします。
故人の希望があれば故人の希望をもとに、どのような葬儀にするか入念に打ち合わせしてください。

特に後ほどのトラブルを避けるためにも、葬儀にかかる費用については特に細かく打ち合わせを行うようにします。

葬儀の流れについて

喪主が葬儀でやることの流れは主に以下の点です。

受付準備

喪主は葬儀がおこなわれる1時間前に式場に集合しておきます。
葬儀屋の担当の方と一連の流れを確認した上で、受付の準備を開始します。

具体的には、香典を受け取る係や、参列者を案内する係の決定など役割分担を確認して、必要なものを準備します。

食事や飲み物の提供

通夜ぶるまいや、精進落としに必要な食事や飲み物を手配します。

葬儀屋が予算のもと食事を準備してくれる場合もありますが、時間に余裕があれば自分で準備するようにしてください。

香典返し

葬儀当日に必要な香典返しのためのお返しの品を用意してください。

こちらも予算に合わせて葬儀屋が準備してくれる場合があります。

葬儀の喪主の役割とは?喪主のやることや挨拶の例文などを紹介

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葬儀に出席する時の準備

葬儀に出席する時に、必要なものにはどういったものがあるのでしょうか。
ここでは葬儀に必要なものを解説します。

バッグ

男性の場合、バッグを持たないのが一般的です。
とはいえ、ツヤのないセカンドバッグなどを持参しても問題ありません。

派手なバックや、革製のもの、取手付きのものなどは避けましょう。

女性は、布製の黒い小さなハンドバッグを持参します。
金具や飾りがあるもの、革製のものは避けましょう。

荷物が増えた場合は、葬儀用のサブバッグを使用し、大きなバックは使わないようにしましょう。

財布

葬儀では、小さめのバッグを持参することが一般的ですので、財布もバックにあわせて小さめのものがおすすめです。

大きめな長財布を使用している方は、コンパクトな財布を用意しておくといいでしょう。

袱紗・香典

香典袋は白黒結びきりの水引を使用し、袱紗に包んで持参します。
香典袋の表には自分の姓名を記入し、旧字体で金額を記入しましょう。

香典を連名で出す場合は、3名までなら、目上の人から順に右側から書いていきます。
4名以上の連名の場合は、代表者の名前と「外一同」と記入しましょう。

個人名は、別紙に記入して袋の中に入れます。

仏教であれば香典の表書きは「御香典」で、神道やキリスト教であれば「御霊前」と書くのが一般的です。

袱紗の色は、葬儀の場合、黒、藍色、グレーなどの寒色系にします。
また、新札を香典に使うことは、死を予期していたかのような印象を与えます。

新札しか持ち合わせがない場合は、縦に折り目を付けますが、シワになったお札は避けましょう。

ティッシュ・ハンカチ

ティッシュやハンカチも忘れないようにしましょう。

ハンカチは、柄がプリントされているものや、ラメなどで装飾されているものは避けます。

数珠

仏式では、葬儀に数珠を使用します。

貸し借りはマナー違反で、自分用のものを用意しなければなりません。
仏教以外の宗教の葬儀には、数珠は使用しません。

雨が降っていたり、天気予報が雨だったりした場合は、傘を持参しましょう。

地味な黒、グレー、紺色のものやビニール製のものがおすすめです。
葬儀で服装を準備する際におさえておくべきポイントを確認しておきましょう。

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葬儀で服装を準備する際のポイント

葬儀で服装を準備する際におさえておくべきポイントを確認しておきましょう。

ご遺族の服装のマナー

ご遺族の服装を性別ごとに解説します。

男性の服装

男性の場合、黒の礼服に白のワイシャツを合わせます。
黒無地のネクタイを使用し、タイピンは使いません。

ベルト、靴下、靴なども黒で統一します。
通夜の場合は、紺やグレーのスーツなどでも問題ありません。

女性の服装

女性の場合、肌の露出が少ない黒のスーツ・ワンピースなどにし、光沢のないバッグや靴を合わせます。

和装の場合は、染め抜き日向紋が五つある黒無地のきものにしましょう。

参列者の服装のマナー

続いて参列者の服装を解説します。

男性の服装

男性は、黒のスーツに黒ネクタイ、白のワイシャツが基本です。

女性の服装

女性は、黒か地味な色のスーツ、ワンピース、スーツを着用し、アクセサリーを付ける場合は、真珠の一連のネックレスのみ可能です。

子どもの服装

制服があれば制服を着用します。

幼児はブレザーか、白のブラウス、シャツ、紺のセーターとスカート・ズボンの組合せで、靴下は白にします。

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ペットの葬儀で準備するもの・必要なもの

ペットの葬儀では何を準備すればいいのでしょうか。

写真

火葬はペットの遺体をお骨にすることが最大の目的ですので、燃えるものが望ましいです。
従って、写真なら、ペットと一緒に火葬することも可能です。

あるいは、火葬の前のお別れの際に、お焼香をあげる際に飾ることもできます。

大好きだったおやつ

大好きだったおやつは缶や袋などから少し出して、ティッシュに包んで、ペットの口元に添えてあげるといいでしょう

そのままの状態でお別れをして、出棺をし、火葬することができます。

お花

家族みんなで、ペットのご遺体の周りにお花を添えてあげるといいでしょう。

濃い色の花がたくさんあると、色素が遺骨に移る可能性がありますので、淡い色のお花がいいでしょう

必要なものは葬儀場に直接お問い合わせください。

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葬儀で必要になる喪主の挨拶を準備

葬儀では喪主が参列者に向けて挨拶する場面があります。
挨拶が必要なタイミングと、それぞれのタイミングの挨拶例を記載します。

受付時の挨拶例

受付時には、弔問客が訪ねてお悔やみの言葉をかけていただきます。

お悔やみの言葉に対しては、「本日はお忙しい中わざわざお越しいただき、誠にありがとうございます。」と返すようにします

挨拶の際には相手の顔を見て、丁寧にお辞儀するようにしてください。
香典を差し出された際は、「お預かりいたします」と言って預かるようにします。

式の前の挨拶例

参列者より早く僧侶がついた場合には僧侶に挨拶します。

「お忙しい中お越しいただき、誠にありがとうございます。私どもは不慣れですので、何卒ご指導お願いいたします」

などと挨拶するようにしてください。

式の後の挨拶例

読経や焼香が済んだ後には精進落としがあります。
喪主は、精進落としの後に挨拶することが多いです

今回は精進落としの後の挨拶を例として記載します。
精進落としが始まってから1時間経過したら、タイミングを見計らって挨拶してください。

「本日はご多忙の中、わざわざ故人のためにご足労いただき心よりお礼申し上げます。
最後のお見送りまでいただきまして、故人もさぞかし感謝していることと存じます。

なお、残された(配偶者の名前)と(子供の名前)にも、亡き故人の生前と同様にご指導を受け賜りますようお願いいたします。」

などと挨拶できれば十分です。

葬儀の喪主挨拶はどうする?例文や家族葬の喪主挨拶も解説

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葬儀準備のためのチェックリスト

葬儀の準備を行うにあたって、やることをチェックリストでまとめました。
是非ご活用ください。

喪主の決定
通夜・葬儀の日程の決定
葬儀の規模の決定
葬儀場所の決定
葬儀形式の決定
葬儀屋の選定
受付時の挨拶
式前の挨拶
式後の挨拶

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葬儀のお金はいくら準備すれば安心?

葬儀費用は事前に準備しておくと安心です。

葬儀の費用は、葬儀の形式や参列者の人数によって変わりますが、一般的な葬儀を行う場合、葬儀自体にかかる費用、接待にかかる費用、お布施の費用で200万円程になります。

香典で葬儀費用を賄うこともできますが、香典にはもらった金額の3~5割の香典返しが必要なので、全額を葬儀の費用に充てることはできません。

そのため、葬儀費用として100万円ほど準備しておいた方が安心です。

葬儀保険で葬儀費用を準備する

少額短期保険と呼ばれる葬儀保険があります。
この保険は契約期間が短く、保障内容が葬儀費用に限定されています。

少額短期保険では、比較的少額の金額から加入することができます。
保険期間も1年または2年と短く設定されており、利用しやすい特徴があります。

この保険に加入すると、約300万円の保険金を受け取ることができます。

葬儀保険のメリットとしては、短期間で利用できる点や、月々の料金が比較的低額で済む点が挙げられます。

また、生命保険では保険金の支払いまでに時間がかかることがありますが、葬儀保険では支払われるまでの期間が短いため、葬儀費用の準備にスムーズに充てることができます。

さらに、葬儀保険には医師からの診断が必要ないため、高齢者の方でも比較的入りやすいという利点もあります

これにより、葬儀費用の準備に適した保険と言えます。

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危篤の連絡を受けた時にする準備

危篤の連絡を受けた時は、まず冷静に受け止めることが重要です。
パニックになってしまうと、病院への移動中にミスやトラブルが生じる可能性があります。

そのため、予期せぬ事態を避けるためにも、冷静な対応が求められます。

また、万が一の事態に備えて、事前に葬儀社を選んでおくと、精神的な負担も軽減されるでしょう。

臨終後に急に葬儀社を探し始めると、時間的な制約や感情的な影響により、冷静な判断が難しくなるかもしれません。

葬儀の打ち合わせでは、多くのことを決める必要があります。

事前に考えておかないと、冷静な判断ができない場合がありますので、あらかじめ検討しておくことが重要です。

また、危篤を迎える前に葬儀社を探すことで、複数の葬儀社から見積もりを取り寄せることができ、より適切な葬儀社を選択することができます

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葬儀場に泊まる場合の準備

葬儀場に宿泊し最後の別れの時間を過ごす場合があります。

通常、配偶者や子ども、孫など親しい人が宿泊しますが、生前親しかった友人なども宿泊が可能です。

ただし、葬儀場によって宿泊人数制限があるので注意が必要です。

宿泊する場合、通夜後にそのまま泊まり、翌日に葬儀が行われるのが一般的です。そのため、葬儀の準備を考慮して持ち物を用意しましょう。

数珠は宿泊中は不要ですが、葬儀や通夜で必要ですので、忘れずに準備しましょう。

また、宿泊できる葬儀場でもアメニティがないこともありますので、歯ブラシ、タオル、洗顔フォームなど自分で持参することをおすすめします。

翌日の葬儀のために、身だしなみを整えることができるように整髪料、ヘアドライヤーなどもあると便利です。

さらに、リラックスできるよう、宿泊用の着替えも忘れずに用意しましょう。

通夜で着用した喪服は翌日の葬儀でも使用するため、シワや汚れがつくと困ります。

また、喪服姿で一晩過ごすとくつろげないかもしれませんので、夜から翌朝までの着替えも用意しておくと良いでしょう。

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生前にできる準備

故人の逝去後に遺族が行う準備はたくさんあります。
その中で、故人が生前中にできる準備についてご紹介します

もしもの時のために事前に準備しておくことで遺された家族の負担を減らすことができるので、参考にしてください。

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葬儀の形態を選択する

葬儀を行うにあたり、まず最初に決めるべきは葬儀の形式です。

大規模な一般葬から、親しい人だけが参加する家族葬、さらには儀式を省略した直葬まで、選択肢は多岐にわたります。

葬儀の形式は、予算や準備するもの、参加者の規模に大きく影響するため、故人や遺族の意向を尊重して決定することが大切です。

葬儀の宗教・宗派を決定する

次に、葬儀を行う宗教や宗派を選ぶことが重要です。

日本では仏教式の葬儀が一般的ですが、神式、キリスト教式といった他の宗教式葬儀も選択肢にあります。

故人の信仰を尊重することはもちろん、無宗教の場合は遺族が葬儀の形式を決定する必要があります。

生前に故人の希望を確認しておくことで、遺族が迷うことなく葬儀を進めることができます。

葬儀の具体的な内容を検討する

葬儀の規模、開催場所、喪主の選定など、具体的な内容についても事前に検討し、決定しておくことが望ましいです。

故人が生前に特別な希望(例:流してほしい音楽、映像など)を示していた場合は、それを遺族が知っておくことで故人らしい葬儀を実現することができます。

また、葬儀をどこで行うかについても、故人や遺族の意向を反映させることが大切です。

参列者の決定

遺族が参列者を決定するうえで重要視されるのは、故人が最後に会いたいと思うかどうかです。

ですが、遺された家族が故人の交友関係をすべて把握しているとは限りません。

近年ではSNSでの交友関係も増えてますが、どれほど親しかったとしても遺族が把握していなければ葬儀に呼ぶことは難しいです。

また家族葬のようなこじんまりとした葬儀を希望する場合、参列者の範囲を限定するので、どこまで呼ぶか悩む遺族の方も多いです。

そのため、事前にエンディングノートなどに記入し呼びたい参列者を家族に伝えておくことをおすすめします

事前に伝えておけば、葬儀に参列してほしい方に必ず来てもらえ、家族が参列者の範囲にも悩むことがなくなります。

遺影の準備

遺族が葬儀の準備に追われる中で、遺影の写真を探し葬儀担当者に渡して、遺影加工についての打ち合わせをするのは大変です。

また、自分で遺影を選んでおけば残しておきたい姿を葬儀に参列してくれた方に見せることができます。

生前に遺影を準備する場合、元々ある写真から選ぶ以外に、写真店や遺影写真を専門に請け負うカメラマンに依頼する方法もあります

プロに依頼すると、ヘアメイクを担当するスタイリストがいたり、準備から撮影まですべて行ってくれるところもありますし、出張してくれるところもあります。

スタジオではなく慣れ親しんだ場所でリラックスして撮影したい場合は出張サービスを利用することをおすすめします。

納骨の方法を決める

納骨の方法は、故人の宗教観や遺族の希望によって大きく異なります。

特に日本では仏教葬が主流であり、一般的には四十九日法要が終えられた後にお墓への納骨が行われることが多いです。

この期間は故人が冥界への旅を終え、成仏するための重要な時期とされています。

キリスト教や神道など他の宗教では、それぞれの信仰に基づいたタイミングで納骨が行われます。

キリスト教では亡くなってから1か月後のミサ、神道では五十日祭を機に納骨することが一般的です。

これらの宗教では、儀式の進行に関して教会や神社が指導するため、生前に詳細を決める必要はありません。

無宗教の場合や、特定の納骨方法を望む場合には、事前に遺族間で話し合い、納骨堂、樹木葬、散骨など、故人や遺族の希望に合った方法を選択することが大切です。

このような方法を選ぶ際には、事前に親族に意向を伝えておくことが重要となります。

故人の最終的な安らぎの場所を決める納骨は、慎重に考慮すべきプロセスです。

宗教的な背景や、故人と遺族の希望を尊重しながら、最適な納骨方法を選ぶことが、故人を偲ぶ上での大切な一歩と言えるでしょう。

葬儀計画においては、故人の意志を尊重しつつ、遺族の負担を考慮した形式を選択することが肝心です。

これらの初歩的なステップを踏むことで、適切な葬儀を計画し、故人を心から偲ぶ時間を持つことができます。

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葬儀後のやること

葬儀が終わった後、喪主や遺族にはさまざまな手続きや準備が待っています。

葬儀の後の手続きは、大きく「葬儀の清算と諸手続き」に分けられます。

以下でそれぞれの要点を詳細に解説します。

葬儀の清算に関する手続き

  • 葬儀事務の引き継ぎ:葬儀で協力してくれた世話役や手伝いの方から、葬儀関連のすべての書類(会葬者名簿、香典帳、弔辞や弔電、会計収支記録、請求書、領収書など)を引き継ぎ、しっかりと確認します。
  • 葬儀の謝礼準備:葬儀でお世話になった僧侶やスタッフへのお布施や献金を準備します。
  • 葬儀関連の挨拶回り:寺院、神社、教会への挨拶回りは葬儀の翌々日までに行うと良いでしょう。

また、近隣住民や葬儀で協力してくれた方々への挨拶は初七日までに実施することが望ましいです。

  • 葬儀社との最終清算:葬儀社からの請求書と見積もりを照らし合わせ、明細を確認後に清算を行います。
  • 勤務先への挨拶:故人が勤めていた場合、会社への挨拶も忘れずに行います。
  • 香典返しと忌明けの挨拶:四十九日法要を終えた後、香典返しを行い、忌明けの挨拶をします。
  • 納骨式の準備:仏式の場合、一周忌までに納骨式を実施します。

葬儀後の諸手続き

  • 各種名義変更:公共料金や住居関連、電話加入権などの名義変更を早めに行います。
  • 各種契約の解約:クレジットカードや携帯電話、固定回線、Webサービスの解約手続きを行います。
  • 公的手続き:運転免許証やパスポートの返納、死亡退職届の提出、健康保険や年金関連の手続きを進めます。
  • 税金関連の手続き:所得税の準確定申告、高額療養費や医療費控除の申請を行います。
  • 保険金の請求:生命保険金や埋葬料、葬祭費の請求を忘れずに行います。
  • 遺族年金の請求:条件に合致する場合は遺族年金の請求も忘れずに。

葬儀後のこれらの手続きは、遺族にとって心身ともに負担が大きい時期に行われるため、計画的に進めることが重要です。

必要に応じて専門家の助けを借りることも一つの選択肢です。

これらの手続きを丁寧に行うことで、故人への最後の責任を果たし、新たなスタートを切る準備が整います。

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葬儀で孫ができること

葬儀では、遺族や親族がさまざまな準備や手続きで忙しい中、孫にも重要な役割があります。

孫が葬儀で積極的に行うことで、故人への敬意を表し、遺族のサポートをする方法について詳しく解説します。

弔辞や感謝の手紙の読み上げ

孫として、故人に対する感謝の気持ちを込めた手紙や弔辞を読むことは、非常に心温まる行為です。

これまでの思い出や感謝を込めた言葉を参列者と共有することで、故人への最後の敬意を示します。

弔辞の読み手は遺族や親族から推薦されますが、孫が自ら進んでこの役割を引き受けることも可能です。

葬儀会場での受付業務

孫は葬儀やお通夜の会場で受付業務を手伝うことができます。

受付では、参列者からの香典を受け取り、芳名帳への記入を案内します。

この責任ある役割を通じて、参列者に敬意を表し、遺族の一員としての礼儀を示します。

受付での対応方法や流れについては、事前に葬儀社のスタッフや遺族から指示を受けるとよいでしょう。

参列者の案内と出迎え

葬儀場の入り口で参列者を出迎え、お焼香や会場内の座席への案内をすることも孫の役割です。

親しみやすい対応で参列者を迎えることで、葬儀の雰囲気を温かくすることができます。

お茶出しと接待

特に顔見知りの参列者や僧侶へのお茶出しは、孫にとって適した役割の一つです。

親族としての心遣いを示し、故人との思い出を共有する貴重な機会となります。

葬儀社が対応する場合もありますが、個人的なつながりがある場合には、自らお茶を出すことが喜ばれることでしょう。

小さな子どもの見守り

葬儀場に同席する小さな子どもたちが、落ち着かない様子を見せた場合、孫が彼らを静かに見守り、適切に対応することが求められます。

子どもたちが安心して過ごせるよう配慮し、必要に応じて遊びや話で気を紛らわせることも重要です。

葬儀において孫が担うことのできるこれらの役割は、故人への敬愛の表現であり、遺族へのサポートとなります。

事前に遺族と相談し、自分にできることを見つけて行動に移すことが大切です。

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葬儀で孫が気になるポイント

葬儀に参列する際、孫として抱える疑問や心配事は多く、特に大切な祖父母の葬儀では、適切なマナーや態度で故人に敬意を表したいと考えます。ここでは、孫が葬儀でよく気にする点について、赤ちゃんの参列可否と供花に関して深く掘り下げます。

赤ちゃんの葬儀参列について

葬儀に赤ちゃんを連れて行くことは、一般の弔問客の場合は避けられがちですが、孫としての立場では状況が異なります。

親族としての参列が望まれる場合があり、故人とのお別れの機会として赤ちゃんも同伴することが許されることもあります。

事前の確認が必要

赤ちゃんを連れての参列が適切かどうかは、家族や主催者に確認することが重要です。

許可が得られれば、赤ちゃんを同伴できます。

対策の準備

赤ちゃんが葬儀中に泣いてしまう可能性に備え、葬儀場に控室や静かに過ごせるスペースがあるか事前にチェックしましょう。

泣いた場合は迅速にその場を離れる準備も必要です。

供花の手配について

供花は故人への敬意として贈られるもので、孫からの供花も意義深いものです。

しかし、供花に関してもいくつか注意点があります。

喪主との相談

供花を手配する前には必ず喪主と相談し、葬儀の全体計画に合わせた対応を取りましょう。

喪主が既に「孫一同」名義で供花の手配をしている場合もあります。

葬儀場の規則確認

葬儀場によっては、外部からの供花持ち込みに制限がある場合もあるため、事前に確認が必要です。

持ち込みが禁止されている場合には、他の方法で故人への想いを表現することを検討しましょう。

孫として葬儀に参加する上で気になるこれらのポイントは、事前の準備と遺族とのコミュニケーションを通じて、適切に対応することが大切です。

故人に対する最後の敬意を表するためにも、心からの配慮をもって行動しましょう。

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葬儀の準備のよくある質問

葬儀の準備に関するよくある質問をまとめました。

親の葬儀の事前準備は何をしたら良い?

ご両親の葬儀の事前準備は以下の通りです。

  • 葬儀会社の決定
  • 死亡診断書の受領
  • ご遺体の搬送・安置
  • 枕経の依頼
  • 遺影写真選び
  • 参列者の決定
  • 葬儀内容の打合せ

葬儀の準備はいつからすればいいの?

葬儀の準備は故人の生前から行うのが理想的です。


お通夜には故人の好きなものや愛用していた品などを副葬品として棺に入れることができます。
そのため、生前から葬儀の準備を始め、事前に棺に入れたいものを聞いておくのが良いでしょう。

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葬儀の準備のまとめ

キーボードの上に載っている「ま」「と」「め」と書かれた積み木

ここまで葬儀の準備や葬儀の流れについてお伝えしてきました。
今回の記事のまとめは以下の通りです。

  • 喪主の決め方は、配偶者が基本的におこなうようにして、配偶者がいない場合は血縁関係が濃い人間から喪主を務めるべきである

  • 喪主になった場合には、葬儀の場所・形式の決定をおこない、葬儀屋を決めて参列者へ連絡しなくてはいけない

  • 喪主は僧侶への挨拶と、読経後に参列者への挨拶が必要である

故人を送る機会は一度だけですので後悔のない葬儀にしてください。
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(かまた)

鎌田 真紀子(かまた まきこ)

国家資格 キャリアコンサルタント ・CSスペシャリスト(協会認定)

経歴

終活関連の業界経歴12年以上。20年以上の大手生命保険会社のコンタクトセンターのマネジメントにおいて、コンタクトセンターに寄せられるお客様の声に寄り添い、様々なサポートを行う。自身の喪主経験、お墓探しの体験をはじめ、終活のこと全般に知見を持ち、お客様のお困りごとの解決をサポートするなど、活躍の場を広げる。

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