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法事法要

十七回忌法要とは?服装マナー・香典・お布施などを徹底

更新日:2022.06.11

回忌

数珠をもって合掌する喪服の男女

記事のポイントを先取り!

  • 十七回忌の香典の相場は1~3万円程度
  • 十七回忌のお布施の相場は3万円
  • 併修とは複数の年忌法要をまとめて行うこと

十七回忌法要とはどのようなものかご存知でしょうか?
年忌法要は年月がある程度経過してから行われる法要です 。

故人の十七回忌法要を施主として迎える方、あるいは参列する方も初めての経験の場合が多いのではないでしょうか。

この記事を読むことで、十七回忌の基本的な知識やマナーについての知識が深まります。
十七回忌を迎える前に確認しておくことで、スムーズに法要を営むこと、あるいは参列することができます。

少し読むことで理解できる簡単な内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 十七回忌とは
  2. 十七回忌に適した服装
  3. 【参列者】十七回忌に持参する香典
  4. 【参列者】十七回忌に持参するお供え物・御供物料
  5. 【施主者】十七回忌で僧侶に渡すお布施
  6. 十七回忌の次の法要
  7. 七回忌以降で可能となる「併修」とは
  8. 十七回忌のまとめ
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十七回忌とは

十七回忌とは、故人が亡くなって16年目の命日に行う年忌法要の一つです。
年忌法要は、節目の年に家族や親族、親しい友人、知人で集まり、故人を偲ぶ仏教の儀式です。

十七回忌の内容は家族によって異なります。
僧侶を招き読経、焼香を行った後、お墓参りや会食を催すこともあるでしょう。

家族だけでも問題ない

一般的に年忌法要は、年月が経つにつれて規模を縮小して行います。

七回忌以降は親族や家族で行われることが多いため、十七回忌の場合は家族のみで行っても問題ありません。

祥月命日を過ぎてはいけない

十七回忌の日程を決める際、故人の祥月命日を過ぎないように注意が必要です。

仏教では、祥月命日を過ぎて法要を行うことはマナー違反となります。
法要を行う日程を変更する場合は、祥月命日より前になるように調整します。

故人の命日が平日となる場合は、より多くの方に参列いただけるように、直前の土日祝日に行うと良いでしょう。

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十七回忌に適した服装

喪服を着てお腹の前で手を重ねる女性

十七回忌の法要に参列する際、服装に悩む方もいらっしゃるでしょう。

基本的に十七回忌には略礼装や平服が一般的です。

ここでは、十七回忌に適した服装についてそれぞれ解説します。

男性

男性の場合は

  • 黒や濃紺、灰色などの暗めのスーツ
  • シャツは白無地
  • ネクタイは黒
  • 靴・靴下も黒で統一

のものを着用します。
光る装飾や光沢のない素材のものが好ましいでしょう。

女性

女性の場合は

  • 黒色や濃紺、灰色などのワンピースやアンサンブル、スーツ、パンツスーツ
  • ストッキング・靴は黒色

のものを着用します。

スカートは、膝が隠れる程度の長さのものを選び、露出は極力控えましょう。

女性の場合も光る装飾や光沢のあるものは控えます。

アクセサリーについては、結婚指輪以外は不要です。
ただし、真珠のネックレスやイヤリングであれば問題ありません。
真珠のネックレスを付ける場合、二連のものは不幸を連想させるためマナー違反となります。
必ず一連のものを選びましょう。

子供

子供の場合は、学校の制服があれば着用します。

制服がない場合は、黒色や紺色など暗色系のフォーマルな恰好が無難です。
男の子であれば、暗色系のズボンと襟のあるシャツ、一方女の子の場合は、地味な色のワンピースがおすすめです。

家族で話し合っておく

十七回忌法要を家族や親族だけで行う場合、事前に当日の服装について話し合います。
事前に合意があれば、堅苦しくない地味な服装で参列できます。

ただし僧侶に読経を依頼する場合は、参列者も適切な服装をするべきでしょう。
普段着で参列するのは、僧侶に対して失礼に当たります。

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【参列者】十七回忌に持参する香典

十七回忌法要に参列する際も、香典は必要です。

ただし年月が経過してからの法要ため、香典相場は気になるところです。

ここでは、十七回忌法要でお渡しする香典について解説いたします。

家族や親族でも渡す必要がある場合も

故人が家族や親族であっても、本人が経済的に自立、または結婚している場合は香典を渡す必要があります。

施主も法要を行う際に金銭を負担しているため、経済的に援助する意味でも持参しましょう。

香典の金額相場

十七回忌の香典の相場は故人との関係性で異なります。

故人が両親など比較的近い関係の人物である場合は、1~3万円程度とされています。
友人の場合は、5,000~1万円程度が相場です。

法要後に行われる会食に参加する場合は、上記より5,000~1万円多めに包むべきです。

また夫婦で参列する場合は、上記の2倍の金額を包みます。

香典袋の種類・表書き

十七回忌で使う香典袋は、不祝儀袋を用いるのが一般的です。

地域差はありますが、基本的に水引は黒白や黄白で、結び切りや淡路結びのものを選びます。

表書きについては、御仏前・御香典・御香料とするのがマナーです。

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【参列者】十七回忌に持参するお供え物・御供物料

地域によっては、お供え物を持参する場合もあります。

お供え物のみを持参する場合は、5,000~1万円程度が相場です。
香典を一緒に持参する場合は、3,000円程度が相場とされています。

お供えする品物は果物やお菓子、お花などがおすすめです。
故人が生前に好んでいたものであれば、ご遺族からも喜ばれます。

お菓子については、日持ちのする個包装のものが良いでしょう。

お供え物を持参する際、品物に掛ける掛け紙も欠かせません。
のし飾りのない弔事用の掛け紙を使い、表書きは御供や御供物とします。

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【施主者】十七回忌で僧侶に渡すお布施

法要を行う場合、読経していただく僧侶へのお布施も必要です。

ここでは、十七回忌のお布施の相場について解説していきます。

お布施

十七回忌法要のお布施の相場は3万円程度です。

あくまでも相場であるため、厳密に決まっているわけではありません。

わからない場合は、周囲の方か、直接菩提寺に相談すると良いでしょう。

御車代・御膳料

僧侶に会場までお越しいただく場合は、実費に応じて御車代が必要です。
基本的な相場は5,000〜1万円程度です。

御膳料は僧侶が会食に参加されない場合、あるいは会食がない場合にお渡しします。
相場は御車代と同じく5,000〜1万円程度となります。

お布施の金額は聞いても良い

お布施で包むべき金額がわからない場合は、僧侶に直接聞いても問題はありません。
お布施の相場を僧侶に尋ねると丁寧に答えてもらえます。

ただし、一度聞いた際には、お気持ちだけでと濁されることがあります。
その場合は、「お布施を差し上げるのが初めてなので、教えてもらえますか」と尋ねます。

どうしても僧侶に直接聞きにくい場合は、周囲の方や葬儀社に聞くと良いでしょう。

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十七回忌の次の法要

基本的に年忌法要は、1の位が3と7の年に行われます。

ただし、一周忌以降は2年後の命日に三回忌、6年目の命日に七回忌というように回忌の前の数字から1を引いた年数にそれぞれ年忌法要を行います。

それでは、十七回忌以降いつまでおこなわれるのでしょうか。
十七回忌以降の年忌法要について以下で簡単に解説します。

23回忌・27回忌

十七回忌が過ぎると、次は二十三回忌や二十七回忌が行われます。
それぞれ故人が亡くなってから22、26年後の命日に行う法要です。

十七回忌と同じく家族や親族のみで行うことが一般的です。
年月が経過しているため、限られた家族で行うか、または法要自体をしないことも多いでしょう。

33回忌法要(弔い上げ)

三十三回忌法要は、亡くなってから32年目に弔い上げとして行われる法要です。

仏教では三十三回忌を経た故人は、ご先祖様の一員として扱われます。
三十三回忌法要は他の法要よりも盛大に行うこともあります。

ただし、年月が経っていることから故人のことを直接知っている人も少ないでしょう。

三十三回忌を最後の法要として行うことで、故人の供養に区切りをつけます。

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七回忌以降で可能となる「併修」とは

最近では法要への負担を軽くする意味で、「併修」を行う家庭も多く見られます。

併修とは一体どのようにおこなわれるのでしょう。

ここでは併修について解説していきます。

併修とは

併修とは、同じ年に複数の年忌法要がある場合、まとめて法要を行うことです。

同じ年とされてはいますが、実際には1年程度の違いであれば併修として行う場合もあります。
基本的には2つの年忌法要を合同で行うケースが多いのですが、場合によって2つ以上の法要も併修にて行います。

併修のメリットは、遺族や親族の経済的負担や準備などの手間の軽減です。

併修を行うときのルール

併修を行う際、いくつか注意すべきルールがあります。

併修のルールは以下をご覧ください。

  • 七回忌以降

一周忌と三回忌は重要とされるため、併修は七回忌以降に行います。
仮に一周忌や三回忌と共に行う場合は、家族や親族の了承を得た上で菩提寺に確認が必要です。

  • 命日が早い方に合わせる

年忌法要は、命日を過ぎてから行うことがマナー違反とされます。
したがって、併修は命日が早い方に合わせて行います。

ただし、家族や親族の予定がどうしても合わなかった場合や、菩提寺の僧侶の予定が空いていない場合は、命日が遅い方に合わせて行うことも可能です。

  • お布施は通常の1.5~2倍程度

併修の際のお布施は、複数の故人を1度の法要で供養する意味があるため、通常の1.5〜2倍程度の金額を包みます。

また、参列時に持参する香典は、故人との関係性に応じた金額で問題ありません。

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十七回忌のまとめ

お供え用の線香

ここまで十七回忌法要についてお伝えしてきました。

この記事をおさらいすると以下の通りです。

  • 十七回忌にふさわしい服装は、略礼服または平服
  • 十七回忌での香典の相場は、近親者の場合は1〜3万円、友人・知人は5,000〜1万円
  • 十七回忌でのお布施の相場は3万円程度
  • 併修とは複数の年忌法要をまとめて行うこと

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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