法事法要
十三回忌のお布施はいくら?お布施袋の選び方や書き方も解説
更新日:2022.06.11 公開日:2021.11.26
十三回忌では、自分が施主の場合僧侶へお布施を渡さなければなりません。
しかし、十三回忌のお布施の金額相場や渡し方などが分からない方も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では十三回忌のお布施について詳しく解説します。
お布施以外に必要な持ち物についても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。
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十三回忌とは
十三回忌は、故人が亡くなってから12年目に行われる年忌法要のことを指します。
年忌法要は基本的に3と7の付く年に行われます。
その中でも、十三回忌というのは故人と大日如来が一体になる日であると考えられていて、重要な意味を持つ回忌法要です。
年忌法要は年を追うごとに参加する人数も少なくなるのが一般的であり、十三回忌は身内のみで行われることが多いです。
しかし、前述の通り十三回忌は重要な意味を持つ年忌法要であるため、故人と仲の良かった知人を招くこともあるようです。
十三回忌法要の流れ
十三回忌法要は寺院や自宅で行うのが一般的で、普段の年忌法要と流れ自体は変わりません。
具体的な法要の流れは以下の通りです、
- 僧侶が入場
- 施主による挨拶
- 僧侶による読経
- 焼香を行う
- 僧侶による法話
- 僧侶が退場
僧侶が退場すると、法要は終了となりますが、その後は一般的に会食や故人のお墓参りなどが行われます。
スポンサーリンク十三回忌のお布施の相場
ここからは十三回忌のお布施について詳しく解説していきます。
必要な情報を分かりやすくまとめているので、ぜひ参考にしてください。
十三回忌のお布施の相場
十三回忌でお布施を渡す際の金額相場について解説していきます。
十三回忌のお布施は、一般的に1万〜5万円程度となることが多いようです。
具体的に納める金額が決まっている訳ではありませんが、もしお布施の金額が気になるようであれば菩提寺に尋ねても問題ありません。
また、お布施を渡す時に注意しなければならないのが、金額に4や9という数字が含まれないようにすることです。
これらの数字は「死」や「苦」を彷彿とさせるので、弔事の場では好ましくありません。
御車代
僧侶が自宅まで来る際には別途、御車代が必要になります。
これには、僧侶がわざわざ自宅まで足を運んでくれたことに対しての心付けという意味合いもあるようです。
御車代は5,000〜1万円程度包むのが一般的です。
県外などの遠方からお呼びする場合は、自宅まで来るのにかかる金額分に多少上乗せをしてお渡しするようにします。
お膳代
御膳料は僧侶が自宅での会食に参加しなかった場合にお渡しするものです。
会食に僧侶が参加しなかったことでおもてなしができなかった分、御膳料としてお金を包みます。
相場では僧侶1人あたり5,000〜1万円程度が妥当だとされているようです。
また、こちらの都合で会食を行わなかった場合も僧侶に対して御膳料を包むようにします。
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宗派別の十三回忌のお布施の相場
浄土真宗の相場
浄土真宗の十三回忌のお布施の相場は1~5万円です。
信心し、念仏を唱えれば極楽浄土に行けるという教えがあります。
浄土宗の相場
浄土宗の十三回忌のお布施の相場は1~5万円です。
南無阿弥陀仏を唱えれば極楽浄土に行けるという教えが特徴です。
真言宗の相場
真言宗の十三回忌のお布施の相場は1~5万円です。
心を修行することで誰でも仏になれるという教えがあります。
曹洞宗の相場
曹洞宗の十三回忌のお布施の相場は1~5万円です。
座禅を組むことで悟りが開かれる教えがあります。
日蓮宗の相場
日蓮宗の十三回忌のお布施の相場は1~5万円です。
日蓮宗は法華経を唱えることで全ての人が救われるという教えがあります。
お布施袋の選び方
お布施は、必ず袋に入れて渡すようにしましょう。
しかし、お布施を入れる袋は何でも良い訳ではありません。
奉書紙
奉書紙は儀式や公文書に使われる紙で、お布施を包む際に使われているものです。
法要においても奉書紙で包むのが最も丁寧とされています。
白の無地の封筒
奉書紙を用意できなかったら、白の無地の封筒でお布施を包んでも問題ありません。
郵便番号欄などがない無地のものを選ぶようにしましょう。
また、一重の封筒を選びましょう。
二重の封筒は不幸が重なると連想させるので避けましょう。
基本的に水引は不要
基本的に13回忌のお布施に水引は不要です。
しかし、地域や考え方によって水引をつける場合があります。
水引をつける場合は白と黒の水引にします。
関西では黄白の水引をつけることが多いです。
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お布施の書き方
表書きの書き方
お布施の表書きにはお布施であることが分かるように「お布施」「御布施」などと明記します。
中央の下には施主のフルネームか、家の苗字を「○○家」という形で書きましょう。
また、お布施では薄墨ではなく濃墨を使用するのがマナーになります。
裏書きの書き方
中袋がない封筒を使用するときに裏書きを書きます。
封筒の裏面の左側に住所・名前を書きます。
裏面右側には金額を書きます。
中袋の書き方
中袋がある封筒を使用する場合は、中袋に住所・名前、お布施の金額を書きます。
中袋がある場合は、外袋の裏には何も書きません。
金額の書き方
お布施の金額を書くときは大字(旧字体)で書きます。
例えば、3万円のお布施を包んだら、「金参萬圓也」と書きます。
最後の「也」は書いても書かなくても問題ありません。
十三回忌でお布施を渡すときのマナー
ここからは十三回忌で僧侶にお布施を渡すときの渡し方のマナーについて解説していきます。
お世話になった僧侶に対して、礼を尽くせるようにお布施の渡し方のマナーを知っておくようにしましょう。
お札の肖像画が上になるようにする
お札を封筒に入れる向きは、肖像画が描かれている面が封筒の上側に来るようにします。
お札は新札でなくても構いませんが、できるだけ綺麗なものを選びましょう。
袱紗か切手盆に載せて渡す
お布施を渡す時には、切手盆に載せて渡すのがマナーとして最良だとされています。
しかし、切手盆が用意できない場合には、袱紗に載せた状態で渡すという方法もあるようです。
お布施は手渡しをするのではなく、必ず捧げるように袱紗か切手盆の上に載せ、相手から見て正面になるように渡します。
お布施の渡し方のマナーとして覚えておくと良いでしょう。
読経終了後に渡す
お布施を渡すタイミングはマナーとして決められている訳ではありません。
そのため、タイミングを見て渡すこととなりますが、1番渡しやすいのは読経終了後だとされています。
もし読経終了後に渡すのが難しい場合には、会食後や僧侶がお帰りになる際でも問題ありません。
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お布施以外で必要な持ち物
自分が施主である場合は、お布施以外にも必要となる持ち物があります。
参列者のときとは違い、施主側であるからこそ準備しなければならないものもあるため、この機会に確認しておきましょう。
自分が法要の施主である場合に、お布施以外に必要となる持ち物は以下の通りです、
- 位牌
- 遺影
- お供え物・花
- 線香
- 数珠
- ハンカチ
- ティッシュ
- 引き出物
遺影は葬儀で使ったものでも構いませんが、会場のサイズに合ったものを使用する必要があるため、事前に問題ないかを確認しておきましょう。
お供え物や花などは施主側も用意する必要があるため、事前に準備しましょう。
また、参列者に配る用の引き出物も、事前に渡しやすいように準備しておきます。
自宅ではなくお寺で法要を行う場合にも、上記のものを忘れずに持っていくようにします。
十三回忌というのは、故人にとっても身内にとっても重要な意味を持つ年忌法要です。
そのため、不足のないように十分な準備をして当日を迎えるようにしましょう。
よくある質問
Q:13回忌は何年目にするの?
A:13回忌の法要は故人の死後12年目に行われます。
Q:13回忌のお布施の封筒は?
A:13回忌で使用するお布施の封筒は、奉書紙が最も丁寧ですが、白の無地の封筒でも問題ありません。
Q:浄土真宗の13回忌のお布施の相場は?
A:1~5万円が相場です。
他の宗派も1~5万円程度が相場です。
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十三回忌のお布施まとめ
ここまで十三回忌の概要や十三回忌のお布施についての情報を中心に書いてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです
- 十三回忌は故人と大日如来が一体になる日であるため、重要な意味を持つ年忌法要である
- 十三回忌のお布施の金額相場は1万〜5万円程度
- 十三回忌でお布施を渡す際は、袱紗か切手盆に載せて渡すようにする
- 施主は位牌や遺影の準備を必ず忘れないようにする
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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