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お葬式

喪服が必要になったら?男女別の服装や無い場合の対応方法もご紹介

更新日:2022.11.19

弔問

数珠をもって合掌する喪服の男女

記事のポイントを先取り!

  • 葬儀での参列者の服装は準喪服
  • お通夜での参列者の服装は略喪服
  • 遺族は格の高い喪服を着用する

親族や友人・知人の訃報は突然訪れます。

急な訃報があった場合、喪服をすぐに用意できない方もいらっしゃるでしょう。

そこでこの記事では、お通夜やお葬式に着用する喪服について、男女別に詳しくお伝えします。

喪服が準備できなかった場合の対処法についても触れていますので、ぜひ最後までご覧になってください。

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  1. 喪服とは
  2. 喪服の格式
  3. お通夜・お葬式(葬儀・告別式)での服装
  4. お葬式
  5. お葬式での持ち物
  6. 喪服がない場合の対応
  7. 喪服まとめ
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喪服とは

喪服とは、お葬式のときに遺族や参列者が着用する、黒や薄墨色の礼服のことです。

遺族は悲しみを、参列者は故人を弔う気持ちを表すために、黒い喪服を着用します。

喪服と礼服は混同して使われがちですが、礼服は冠婚葬祭で着用できる正装全般を指します。

礼服の中の1種が喪服ということです。

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喪服の格式

喪服には、正喪服準喪服略喪服の3つの格式があります。

それぞれどのような服装で、誰が着用すべきなのかをご説明します。

正喪服

喪服の中で、最も格式が高いとされるのが正喪服です。

喪主や遺族など、主に葬儀を主宰する側の方が着用します

葬儀・告別式から一周忌までは正喪服を着用するのが昔からの慣習です。

男性の場合、洋装ですとモーニングコートが正喪服となります。

和装の正喪服は紋付羽織袴(正確には黒羽二重五つ紋付)が正喪服です。

染め抜きの五つ門が入った黒紋付に縞地の袴をはき、羽織を着用します。

女性の場合、洋装ですと黒無地のワンピースやアンサンブル・スーツが正喪服です。

正喪服でパンツスーツは、マナー違反とされていますので気を付けましょう。

注意するのがスカート丈で、長いほど格式が高いとされています。

一般的には、膝下5~7cmが正喪服のスカート丈として多いです。

遺族や故人と深い関係だった方が、ロング丈のスカートを着用するものと捉えましょう。

女性の和装の正喪服は、染め抜きの五つ紋付で黒無地の着物です。

帯・帯揚げ・帯締めも黒色ですが、帯については地域によって袋帯や名古屋帯など異なります。

草履は布製の黒色のものを履き、半襟と足袋・襦袢(じゅばん)は白色を身につけましょう。

一般の参列者は、遺族よりも格式の高い服を着用しないのがマナーとなっています。

そのため、一般の方は準喪服を着用しましょう

準喪服

一般的に「喪服」といわれているのが準喪服です。

一般の参列者は、準喪服で葬儀へ参列するのが基本となります。

男性の場合はブラックスーツが準喪服にあたります。

弔事で最もポピュラーなスーツで、光沢のない漆黒の色をしているのが特徴です。

黒色のビジネススーツは、ブラックスーツの代わりにはならないので注意しましょう。

黒色の深さが全く異なるため、ブラックスーツの方と並ぶとすぐにわかってしまいます。

女性の準喪服は黒いワンピースとジャケットのスタイルや、アンサンブル・スーツなど正喪服とほぼ変わりません。

スーツの場合、正喪服も準喪服も黒いブラウスが基本であることは覚えておきましょう。

近年は、遺族も準喪服で参列することが多くなってきているようです。

略喪服

弔事でいう「平服」のことを略喪服といいます。

男女とも紺色やグレーなど、ダークカラーのスーツを着用するのが基本です。

略喪服であれば、女性はパンツスーツでも大丈夫です。

子供を連れて参列することもあると思いますが、子供は葬儀でも略喪服で問題ありません

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お通夜・お葬式(葬儀・告別式)での服装

お通夜とお葬式では、どちらも喪服を着用するのでしょうか?

お通夜・お葬式のシーンにおいての服装や小物を男女別でご紹介します。

お通夜

まず、お通夜での服装について男女別にお伝えします。

急に参列することになるお通夜では、喪服ではなく平服で参列しても問題ありません

平服での参列は「喪服を支度する間もなく駆けつけた」という意味も含みます。

お通夜から喪服を着用するのは、死を予見していたとされてしまうため避けましょう。

ただし、遺族に関してはお通夜もお葬式も基本的に喪服で参列します。

一般の参列者でも、お通夜の日まで数日空くのであれば喪服を着用しましょう。

男性

男性がお通夜へ参列する際は、濃紺やダークグレーのスーツを着用します。

仕事帰りであればビジネス用のスーツでもいいですが、できればネクタイだけでも黒にしましょう。

ネクタイピンなどの光るものは外して参列します。

女性

女性がお通夜へ参列する際は、黒や紺・グレーのワンピースやスーツを着用します。

パンツスーツでも問題ありません。

スーツの場合は、中に着るブラウスもダークカラーが基本です。

ダークカラーのブラウスがないのであれば白色でも問題ありません。

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お葬式

続いてお葬式の服装について、詳しくご説明します。

男性も女性も光沢のない黒の服・小物を身に着けるのが基本です。

男性

男性がお葬式で着用するのは、準喪服であるブラックスーツが一般的です。

ダブルとシングルはどちらでも問題ありません。

ビジネススーツのブラックは、マナー違反となるので気を付けてください。

光沢のない漆黒に近い黒で、細かいストライプなどの模様が入っていないのが基本です。

髪型

お通夜や葬儀では、清潔感のある服装を心がけることが大切です。

男性は短髪の方が多いですが、前髪が長すぎたりワックスなどの整髪剤を使いすぎるのは避けてください

髪色も金髪など明るい色は、髪色戻しなどで黒に近づけたほうが良いでしょう。

長髪の方は後ろで束ね、お辞儀するときに前へ垂れ下がってこないよう気を付けます。

ネクタイ

ネクタイは弔事用の黒い無地のタイプを身に着け、ネクタイピンは外してください。

近年は弔事用のネクタイピンもあるので、活用するのもいいでしょう。

ワイシャツ

ブラックスーツの下に着るワイシャツは、白無地が基本です。

ワイシャツの襟は、レギュラーカラーやワイドカラーにしておきます。

襟が大きく開くホリゾンタルワイドカラーなど、肌が露出するものは避けてください。

細かいストライプが入ったようなワイシャツも、マナー違反となります。

ベルト・靴下・靴

ベルト・靴下・靴などの小物は、すべて黒色無地のもので統一してください。

殺生を連想させる動物の皮は厳禁ですが、合成皮革であれば問題ありません

靴は内羽根式(バルモラル)のストレートチップがベストです。

内羽根式とは、靴ひも周りにUの字のステッチが入っているタイプをさします。

ストレートチップとはつま先と足の甲の中間くらいに、真一文字のラインが入っている靴です。

一般的に、内羽根式とストレートチップの組み合わせがもっともフォーマルな靴とされています。

靴下も黒色無地で短いソックスは避けましょう。

ベルトはシンプルなデザインでバックルがシルバーのもの、ベルト部分に模様の入っていないものを選びましょう。

鞄 

男性の場合、葬儀では基本的にカバンを持たないことが多いかもしれません。

持っていく場合は黒色で光沢のない、小さめのカバンがおすすめです。

カバン素材は、布製もしくは合成皮革を選びましょう。

女性

女性が葬儀へ参列する際は、ブラックフォーマルを着用します。

黒のワンピースやアンサンブル、スーツなどでも問題ありません。

男性と同様に光沢のない生地を選び、スカート丈は短すぎないよう気を付けましょう。

スーツの場合、中に着るブラウスは多少レースが施されていても問題ありません。

ただし正喪服として着用するのであれば、装飾のないブラウスを着用しましょう。

髪型

ロングヘアの方は後ろで1つにまとめます。

まとめるときの注意点は、耳より高い位置で結ばないことです。

高い位置で結ぶのは結婚式などの慶事(けいじ)をイメージしてしまうためです。

また、ヘアアクセサリーなども黒色にしてください。

メイク

メイクは、ベージュを基本としたナチュラルメイクです。

マスカラやラメの入ったアイメイクは、基本的に避けましょう。

また口紅は大丈夫ですが、グロスは光ってしまうのでやめましょう。

派手なメイクは厳禁ですが、フォーマルな場ですのでノーメイクは失礼にあたります。

アクセサリー

お通夜や葬儀の席では、基本的にアクセサリーは身に着けません

結婚指輪は大丈夫ですが、金色のものや宝石のついているものは避けた方が無難です。

しかしパールは唯一、葬儀で身に着けてよい宝石とされています。

ネックレスとピアス(イヤリング)はセットでつけましょう。
ネックレスは2連や3連は避け、1連のタイプにするのがマナーです。

不幸が度重なるという意味に捉えられてしまうためです。

どうしてもつけたい場合は、宝石を手の内側にまわしてつけるか、黒い手袋の着用をおすすめします。

ジェルネイルをしているときも、黒い手袋は役立ちます。

靴・ストッキング

靴は、あまりかかとの高すぎない、黒いパンプスを履きましょう。

かかとがピンヒールのタイプや、光沢のある素材は避けてください。

ストッキングは黒を着用しますが、30デニール以下のタイプを選ぶようにしてください。

タイツは基本厳禁ですが、寒冷地のお葬式では着用しても良いでしょう。

タイツを着用する場合は、60デニールくらいまでの厚さにします。

コート

冬場のお通夜やお葬式では、喪服の上からコートを着用しても問題ありません。

コートの色は黒やグレーなど暗めの色で、デザインもシンプルなタイプを着用します。

できればボタンに光沢のないタイプが望ましいでしょう。

ただし、コートは斎場に入る前に脱ぐのがマナーとされています。

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お葬式での持ち物

お葬式に必要な持ち物についてご説明します。

忘れるとマナー違反となるものもありますので、持ち物はしっかり確認しましょう。

カバン

カバンは小さめの黒いハンドバッグを持参するのが一般的です。

光沢がないタイプで、素材はできれば布製がいいでしょう。

動物の皮は厳禁ですが、合成皮革であれば問題ありません。

ただし男性の場合は必要な持ち物が少ないことからも、カバンを持たないのが一般的となっています。

数珠

数珠は持ち主のお守りであり、分身でもあるとされています。

そのため、数珠を忘れたからといって人から借りるのはあまりおすすめできません

数珠には宗派毎に異なる本式数珠と、どの宗派でも使用できる略式数珠があります。

略式数珠を1つ用意しておくと安心でしょう。

ハンカチ

お通夜やお葬式に持参するハンカチの色は、白もしくは黒です。

デザインが派手でなければ、淡いブルーやピンクも問題ないです。

袱紗

袱紗(ふくさ)とは、持参する香典を包む小さな風呂敷のようなものです。

弔事の袱紗は青やグレーなどの寒色系を選びましょう。
赤やピンクは慶事用となります。
紫色は慶弔両用で使えて便利な色です。

袱紗に包まず香典を手渡しするのは、マナー違反となるため気を付けてください。

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喪服がない場合の対応

会社へ行く直前に訃報を受け取ってしまった場合、スーツの準備が難しくなります。

急に喪服が必要になった場合には、どんな選択肢があるのかをお伝えします。

スーツで代用する

まずビジネススーツで代用する方法ですが、お通夜であれば問題ありません

むしろ一般の参列者は平服で参列する方が「急いで駆け付けた」という意味にもなります。

ただし、お葬式では喪服の着用がマナーとなりますので、スーツで代用はできません。

男性の場合は、ブラウスやネクタイが無地であればそのままお通夜に参列しても良いでしょう。

しかし、パンツの裾がダブルなど全体的にカジュアルな場合は、早退して着替えた方が無難です。

女性もビジネススーツで代用可能です。

大学生はリクルートスーツでも問題ないでしょう。

ブラウスは、胸元があまり開いていないデザインを着用しましょう。

量販店で買う

紳士服の量販店や、全国チェーンの衣料品の量販店などでも喪服は購入できます。

パンツの裾上げを、即日仕上げで行っている店舗もあるようです。

お通夜の前日に訃報が届いた場合など、多少時間に余裕がある場合に量販店はおすすめです。

20~30代が着用するような喪服は、1万~2万円ほどで購入可能です。

40代以降になると、通販よりも少し高額になる傾向があります。

試着できるため、自分のサイズに合った喪服が選べる点が量販店のメリットです。

在庫商品の中からしか選べない点や、ウエスト直しなど難度の高いお直しは即日仕上げが難しい点はデメリットです。

レンタルサービスを利用する

近年は喪服のレンタルサービスもたくさんあります。

葬儀場や貸衣装店など実店舗のレンタルのほか、ネットで申し込むレンタルサイトも便利です。

葬儀場での貸衣装は少し割高ですが、自分にぴったりのサイズを選べる点がメリットです。
ネットでのレンタルは、5000円ほどの安価な価格でレンタル可能な点がメリットといえます。
時間帯によっては、即日発送で翌日届く場合もあります。

デメリットは試着できない点と、時間的に余裕がない点です。

ネットレンタルの店舗の地域によっては、翌日の到着が難しいかもしれません。

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喪服まとめ

キーボードの上に載っている「ま」「と」「め」と書かれた積み木

ここまで、お通夜やお葬式で着用する喪服についての情報や、持ち物などを中心にお伝えしました。

この記事のポイントをおさらいすると以下の通りになります。

  • 喪服の格式には正喪服・準喪服・略喪服の3種類がある
  • お通夜での一般参列者の服装は略喪服が基本
  • 喪服がない場合は量販店やレンタルサービスを利用する

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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