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お葬式

葬儀の喪主の役割とは?喪主のやることや挨拶の例文などを紹介

更新日:2023.05.27

喪主

葬儀の手配を進めるには、まず喪主を決める必要があります。

喪主は、葬儀をする際、葬儀内容の取りまとめや会葬者と僧侶への対応など、一番重要な役割を担います。

そこで、この記事では、喪主とその役割、マナーについて以下の項目に沿って紹介、解説していきます。

  • 喪主とは
  • 葬儀の喪主は誰が務める?
  • 葬儀で喪主がすべきこと
  • 葬儀後に喪主がすべきこと
  • 葬儀で喪主が気を付けたいマナー
  • 葬儀での喪主の挨拶とコツと例文
  • 葬儀で喪主への挨拶の仕方は?

また、葬儀での挨拶の仕方についても記載しておりますので、ぜひ最後までお読みください。

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  1. 葬儀の喪主とは
  2. 葬儀の喪主は誰が務める?
  3. 葬儀で喪主がすべきこと
  4. ご危篤時にするべきこと
  5. 納棺前にするべきこと
  6. 葬儀後に喪主がすべきこと
  7. 葬儀で喪主が気をつけたいマナー
  8. 喪主の女性・男性の服装マナー
  9. 葬儀での喪主の挨拶のコツと例文
  10. 葬儀での喪主への挨拶の仕方は?
  11. お通夜の流れ
  12. よくある質問
  13. 葬儀の喪主についてまとめ
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葬儀の喪主とは

葬儀の喪主とは、上述した通り、葬儀内容の取りまとめや、会葬者や僧侶への対応など、葬儀を行う上で一番重要な役割になります。

葬儀では喪主とは別にもう一つ、重要な役割として施主があります。

施主は葬儀の費用を負担する方のことを言います。

しかし現代では一般的な葬儀の場合は「喪主」=「施主」となることが多いので、施主の役割は喪主と同じという考えで問題ありません。

また、葬儀の大事な役割を果たす喪主ですが、喪主は1人だけと限定する必要は無く、複数人で担当しても全く問題ありません。

葬儀の流れや費用|葬儀の基本事項や注意点について詳しく解説

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葬儀の喪主は誰が務める?

葬儀の喪主を誰が務めるべきなのかについては、法的なルールはありません。

基本的には血縁関係の深い順から決めることになっています。

ここからは様々なケースに沿って、喪主の決め方を詳しく紹介していきます。

一般的には故人の配偶者

一般的に葬儀の喪主は故人の配偶者が行うことが多いです。

そのため故人に配偶者がいる場合は、その方が喪主を務める可能性が高いです。

故人の遺言で決める

喪主を選ぶ時に1番権限のあるのは、故人の遺言です。

もし、喪主をやってほしい人物を故人が生前決めていたらその人に、そうで無い場合は故人の配偶者であったり、子供達などの血縁関係のある人から決めることが多くなっています。

配偶者以外の喪主の優先順位

離婚していたり配偶者に先立たれたりしていて配偶者がいない場合や、入院などにより配偶者が葬儀に参加できない場合もあると思います。

そういった場合の多くは長男や長女が喪主を務めることが多くなっています。

喪主を決める際の基本的な順番は以下の通りです。

  1. 配偶者(故人の夫・妻)
  2. 故人の長男
  3. 故人の次男・三男
  4. 故人の長女
  5. 故人の次女・3女
  6. 故人の両親
  7. 故人の兄弟姉妹

配偶者・血縁者がいない場合

原則として、故人に配偶者や血縁者がいなくても、喪主は誰でも務めることができます。

そのため、故人に配偶者や血縁関係者がいない場合は、故人の友人または施設の代表者などが喪主を務めることになります。

また、このような場合喪主は1人ではなく、複数の友人が喪主を務めるケースが多いです。

家族葬でも喪主は必要?

結論から言うと、家族葬であっても、喪主は必要になります。

喪主は、葬儀における責任者です。

そのため、葬儀の準備を率先して行う喪主は家族葬であっても必要となります。

また、家族以外の親族含めて数十人で行う場合は、喪主の挨拶を行わなければならないこともあります。

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葬儀で喪主がすべきこと

それでは、実際に葬儀で喪主がすべきことをご紹介していきます。

葬儀の手配

喪主の一番大切な役割として、葬儀の手配が挙げられます。

遺体の搬送

現在は病院で亡くなられる方が8割以上と大半を占めています。

故人が病院で亡くなられた場合は、まずご自宅、または葬儀会館などの霊安室に搬送する必要があります。

そのため、葬儀の連絡をする際、お迎え専門の会社が保有する寝台車を手配する必要がありますので、覚えておきましょう。

菩提寺への連絡

菩提寺や葬儀社に連絡を取りましょう。

早いに越したことはありませんが、身近な方が亡くなって冷静さを失ってしまうのは仕方がないことなので、焦る必要はありません。

葬儀社の選定と打ち合わせ

葬儀社が決まったら、打ち合わせをする必要があります。

火葬場や参列者のスケジュールなどを踏まえて、葬儀の日程を決めたり、葬儀のプランや費用などについて打ち合わせを行います。

葬儀社によって葬儀プランや費用が異なりますので、前もって葬儀社を選んでおくと、スムーズに葬儀を迎えられます。

葬儀の形式の確認

故人の宗教や宗旨など、信仰やしきたりによって葬儀の形式を決定します

仏式の他に、神式やキリスト教や無宗教、音楽葬など葬儀の形式を決めた後は、お葬式をどのような規模で執り行うのかを確認しましょう。

その後はご家族や親戚、生前の勤め先や近所の方や会社関係から参列者の人数を算出します。

通夜、告別式の日時・場所を決める

「友を引く」という意味から縁起が悪いということで、通夜や告別式は地域によって異なりますが、歴が友引の場合は葬儀を行わない場合が多いです。

その後は葬儀社によって、火葬場や葬儀場などの日程の調整をお願いしましょう。

会葬者の人数を決める

通夜・告別式の日時と場所が決定したら、会葬者の人数を決めましょう。
葬儀の時に弔辞を読む方に依頼をするのは、この時になります。

この他に、受付や会計、接待や僧侶案内などの細かい調整や、式場に宿泊できる場合は誰が宿泊することができるのかを同時に決定しましょう

宿泊可能人数を確認することも、忘れないようにしてください。

葬儀の費用、詳しい内容を確認する

日程、場所、役割分担が決まったら、葬儀の費用について内容を確認します。

式場や火葬料、祭壇や棺や骨壺、会葬令状や食事代など色々と細かい費用で分かれていますので、もし見積書を見て不備または気になることがあれば、すぐに葬儀社の担当者の方に相談しましょう。

最近はセット料金になることが多いので、どんな場合に追加料金がかかるのかを事前に調べておくことも大切です。

死亡届の提出

葬儀の手配が完了したら、死亡届を提出します。
死亡届は、故人の本籍地である役所へ提出するのが一般的です。

死亡届は、亡くなられてから7日以内に「同居の親族」「そのほかの同居人」または「家主や地主、町の管理人」などが提出する必要があります。

また、死亡届を作成するには、医師から「死亡診断書」または「死体検案書」を発行してもらわなければいけませんので、注意が必要です。

亡くなった後、医療機関から渡される死亡届を行政機関に提出し、火葬許可証を発行して火葬ができるようになります。

火葬許可証の発行は、葬儀社が代理で手続きしてくれるので、死亡届をもらったら迅速に葬儀社に渡すようにしましょう。

無くしてしまった時の対応として、コピーを取っておくのもありです。

親族などへの連絡

葬儀の手配が済んだら、個人と縁のあった方々に訃報を伝えます

訃報の連絡手段として、以前は新聞や電報などが一般的でしたが、最近ではメールや電話、SNSなどで連絡する方も増えています。

電話での訃報連絡が一番望ましいですが、平日の昼間などは仕事をしている方がほとんどで、連絡が取れない場合が多いです。

何回も連絡をしているとその分時間が取られてしまいますので、電話に出ない場合はすぐにメールなどで訃報の連絡をすると良いです。

葬儀の進行の確認

葬儀の大まかな流れとして、多くの場合以下の順番に葬儀が行われます。

  1. 開式
  2. 読経
  3. 弔辞・弔電の読み上げ
  4. 焼香
  5. 閉式

葬儀の内容によっても異なりますが、一般的にはこの順番で葬儀が行われます。

葬儀の進行はほとんどの場合葬儀社などが行いますが、スムーズに葬儀を行うためにも、喪主は葬儀の進行をしっかり把握・確認しておくことが重要です。

通夜・告別式・精進落としでの挨拶

通夜や告別式、精進落としでの挨拶も喪主が行います。

挨拶のコツと例文については後ほど紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

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ご危篤時にするべきこと

ご危篤になった時は、臨終の際に立ち会って欲しい人に対して連絡を取ります
緊急を要することになりますので、なるべく早く集まってもらうようにしましょう。

なので、もし危篤が深夜や早朝になった場合でも連絡してもかまいません

こちらの連絡をするのは、離れて暮らしている家族や三等親までの親戚、親しい友人になりますが、あくまで目安となりますので生前の付き合いをよく調べて連絡をするようにしましょう。

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納棺前にするべきこと

故人様を浄めてお棺に納める納棺は、お通夜が始まる前に行われます。
なるべくお身内の方々にも同席していただくようにしましょう。

一部の安置所では、納棺後にお棺を安置するという規則があります。
その場合は、搬送後すぐに納棺が行われます。

故人様の大切な愛用品などをお棺に一緒に納める際は、燃えにくい素材や製品など金属は避けるようにしましょう

判断が難しい場合は、葬儀社に確認することをおすすめします。

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葬儀後に喪主がすべきこと

葬儀が終了しても、喪主がすべきことはまだまだたくさんあります。

ここからは、葬儀後に喪主がすべきことについて順に紹介していきます。

世話役などから引継ぎ・香典返し準備

喪主は葬儀前や葬儀中などは忙しいことが多いため、親族や葬儀に来てくれた方の世話役を誰かに任せていることが多いです。

そのため、葬儀が一通り終わったら葬儀後の挨拶回りなどのために引継ぎを行う必要があります。

また、葬儀中に受け取った香典への返礼品である香典返しの準備も行う必要があります。

お世話になった方へ挨拶回り

葬儀には故人の友人や仕事仲間などいろいろな方がいらっしゃいます。

もちろん、会ったことがない方もいらっしゃると思いますが、故人のために足を運んでくれた方全員に、挨拶回りをしっかり行います。

参列者が多かった場合、挨拶回りや香典返し準備など、やるべきことはたくさんあります。

そのため、前もって挨拶回りは喪主が行う、香典返しの準備は兄弟が行うなど役割分担を決めておくと良いです。

各種手続き

葬儀が終わりましたら、故人の各種手続きも忘れてはいけません。

必要な手続きの中でも、優先度が高い順に紹介します。

  • 生命保険の死亡保険金請求(期限3年以内)
  • 所得税準確定申告、納税(期限4ヵ月以内)
  • 国民健康保険の脱退(期限14日以内)
  • 年金受給権者死亡届(国民年金:14日以内、厚生年金:10日以内)
  • 相続税の申告、納税(10ヵ月以内)
  • 相続の放棄(3ヵ月以内)

その他、パスポートや運転免許証などの返却などは期限はありませんが、早めに手続きするようにしましょう。

埋葬先の決定

葬儀後に喪主は、遺骨の埋葬先をどこにするかを考えなければいけません。

基本的に、四十九日法要の際にお墓に納めることが多いですが、海や山に散骨をしたり、樹木の隣に遺骨を納める樹木葬も近年増えてきているので、手配を忘れずにしましょう。

お墓・仏壇の準備

納骨・お墓参りは、基本的に四十九日法要後に行います。

そのため、お墓や仏壇は、四十九日までに準備することが望ましいです。

お墓や仏壇がない場合は四十九日までに購入するようにしましょう。

また、仏壇の引っ越しやお墓の改装など、必要な手続きがないかを早めに確認することも重要です。

四十九日法要の準備

お墓や仏壇の準備の他にも四十九日法要の際に準備するものはたくさんあります。

下記にて箇条書きでまとめましたので、四十九日が来る前にチェックしておきましょう。

  • 喪服
  • お寺への予約
  • 料理や飲み物
  • 香典の返礼品や引き出物
  • お布施、お車代の用意
  • 供花
  • 出欠の確認
  • 線香やロウソク
  • 数珠

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葬儀で喪主が気をつけたいマナー

ここからは、葬儀で喪主が気を付けたいマナーについて紹介していきます。

弔問客への対応

弔問客への対応をする際、喪服を着ている場合はそのままで大丈夫です。

喪服を着ていない場合もわざわざ着替える必要はなく、普段着で十分ですが、あまりにラフすぎる服装は失礼にあたりますので、スウェットや部屋着は避けます。

また、派手な色の服やアクセサリーを身につけるのも避け、色合いは落ち着いたものを選ぶと良いです。

また、遺族に気をつかい、香典だけを渡して帰ろうとする方もいらっしゃいますが、一言「ぜひお線香をあげて頂けませんか?」などの言葉をかけ、部屋へ上がっていただくように促すことが必要です。

香典返しの選び方

香典返しの選び方として、これらのルールがありますので、注意して返礼品を選びます。

  • 金額の目安は「半返し」
  • 消えものを選ぶ
  • 即返しには軽いものを
  • 「祝い」を連想させるものは避ける

返礼品の金額の目安は半返しです。いただいた香典金額の半分に相当する品物を贈るのが基本です。

消え物とは、食品やタオルなどの消耗品を指します。

即返しの場合は当日に持ち帰らなければいけませんので、できるだけ荷物にならない軽いものを選びます。

さらに、祝い事を連想させるものは避ける必要があります。

例えば、冷凍の豪華な海老などは結婚式などのお祝いを連想させてしまいます。

会食の席

葬儀の後に、親しい方だけで会食を行うことも多いです。

その場合は、故人とあまり関係のない話題や、故人の死に直結する話題は避け、大声で騒がないことがマナーです。

葬儀後の精進落としの会食は、葬儀後の僧侶や親族、弔問客や参列者の労を労うという感謝の意味を込めて行われます。

そのため、もてなす側である喪主や遺族の方は末席の方に座るようにしましょう

また、その後のお勤めのスケジュールによっては、僧侶が精進落としの会食に同席できなくなったというケースもよくあります。

その場合は、予め用意してあった料理をタッパーなどに入れて持ち帰ってもらったり、御膳料として現金を包んで渡すようにしましょう。

僧侶へのお布施の渡し方

お布施を僧侶に渡す最も一般的な方法が、袱紗(ふくさ)に包む方法です。

はじめに、袱紗の角が向かって自分のおなかにくるように広げ、袱紗の中心よりやや右側に封筒をのせます。

次に、ひし形の右の角を封筒に被せるように折り、順番に上の角、左の角を封筒にかぶせて包めば完成です。

袱紗に包んだら、直接僧侶に手渡しします。

僧侶が会食に同席しない時

僧侶が必ず会食に同席するとは限りません。

僧侶が会食に同席しない場合は、渡しそびれないように、葬儀や法事の後にお布施を渡します

家族葬の場合の訃報の知らせ方

家族葬を行う場合、参列してほしい方以外には、訃報を案内せず、葬儀が終わった後に報告するのが一般的です。

しかし、中には「なんで前もって報告しないんだ!」という方や、「参列はお断りしたいけれど、逝去したことは知らせておきたい」という方もいるはずです。

そのような場合は、訃報には「葬儀は近親者のみで行うので、弔問はお断りする」ことを明記します。

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喪主の女性・男性の服装マナー

喪主を務める場合、どのような服装で臨むべきなのでしょうか?

通夜式前と後の服装や、男性・女性によっても服装は異なります。
それぞれ紹介していきます。

通夜式までの間の服装

お通夜の服装は喪服でなく平服でも問題はありませんが、お通夜に参列される方のほとんどは喪服でいらっしゃいます。

そのため、できれば喪服、準備ができない場合も正装が望ましいです。

通夜・告別式での男性の服装 

通夜や告別式での男性の服装は黒や濃いグレー、濃紺といった色調のダークスーツが基本です。

喪服がある場合、それを着ていれば問題ありません。

通夜・告別式での女性の服装

女性の場合も喪服が一番適していますが、無い場合は黒いワンピースやセットアップ、黒スーツなどを着用します。

ピアスなどの飾りについては、派手にならない程度のホワイトゴールドやシルバーなど銀色の金属であれば問題ありません。

一番気を付けたいのが、スカートの丈の長さです。

短くてもひざが隠れる程度のものにしましょう。

喪服はひざ下からふくらはぎくらいまでの丈が一般的とされていますので、なるべく肌の露出は控えます

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葬儀での喪主の挨拶のコツと例文

それでは、ここからは失敗しないための喪主の挨拶のコツと例文を紹介していきます。
初めてでわからない方は、ぜひ参考にしてください。

通夜での挨拶のコツと例文

通夜や通夜振る舞いでの挨拶の場合、忙しい時間を割いて参列してくれたことに対するお礼の言葉を最初に述べます
通夜の時の挨拶では、通夜振る舞いの案内を挨拶の後半に述べると良いです。

「故人からの感謝の気持ち」が伝わるようにしますが、あまり長くならないように完結にするのも大事です。

例文)(通夜終了時)
本日は誠にありがとうございました。告別式は明日午後〇時〇〇にて執り行います。ご都合がつくようでしたら、お見送りに来ていただければと存じます。

例文)(通夜振る舞い)
ささやかではありますが、別室にお食事の用意をさせていただきました。故人を偲びながら、お召し上がりいただければと存じます。故人の思い出話などをお聞かせください。

告別式での挨拶のコツと例文

告別式のあいさつでは、時間を作って参列してくれたことと、告別式を無事終えることができたことに対して感謝の言葉を述べます。

生前、故人がどのように過ごしていたのか、どのような性格の人だったのかなど喪主と故人とのエピソードなどを沿えて伝えると良いでしょう。

挨拶の最後には、故人が充実した人生を送れたことに関して、周りの人たちへお礼の言葉を述べて終えます。

例文)(出棺前)
本日はお忙しい中故(〇〇)の葬儀に参列いただき、誠にありがとうございます。このような大勢の方に見送られ、〇〇もさぞ喜んでいると思います。

おかげさまで葬儀、告別式を滞りなく進行し、無事出棺の儀を執り行わせていただくことができたことを厚く御礼申し上げます。

精進落としでの挨拶のコツと例文

精進落としでの挨拶では、無事に告別式を終えたことに関して、お開きの挨拶では、通夜と告別式への参列に対して、感謝の言葉を述べます。

例文)(始まる前)
本日は誠にありがとうございます。
おかげさまで、滞りなく葬儀を終えることができました。

これも皆様のお力添えのおかげでございます。

誠にささやかでございますが、お食事をご用意しましたので、故人の思い出話などを話ながら、くつろいでいただけたらと思います。

例文)(終了時)
本日は誠にありがとうございました。

思い出話などをもっとお聞きしたいところですが、お疲れのことと思いますので、本日はこれにてお開きとさせていただきます。

どうぞ、お気をつけてお帰りくださいませ。本日はありがとうございました。

忌み言葉に注意

挨拶をする際、忌み言葉にも注意する必要があります。

例えば、「いよいよ」や「ますます」などの重ね言葉は不幸が重なることを連想させてしまうので使わないようにしましょう。

他にも、「消える」「大変」「落ちる」「とんでもないこと」「数字の四」「再び」「続いて」「繰り返し」など様々な忌み言葉がありますので、事前に調べておくと良いでしょう。

葬儀・告別式での挨拶とは?マナーを意識した言葉選びを

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葬儀での喪主への挨拶の仕方は?

ここまで、喪主側のマナーなどについて紹介してきましたが、逆に、参列した際の喪主への挨拶・言葉の掛け方などはどうすれば良いのか解説していきます。

喪主への言葉のかけ方・注意点

一般的には、「この度はご愁傷様でございます。心よりお悔やみ申し上げます」など短く済ませた言葉が使われます。

忌み言葉(死を連想させるもの)や重ね言葉(たびたび、重ね重ね)などは避けるようにします。

お悔やみの言葉の例文

お悔みの言葉の例文を紹介します。

例文)
この度は誠に残念なことになりまして、心からお悔やみ申し上げます。

例文)
この度は誠にご愁傷さまでございます。突然のことでさぞお力を落とされていることと存じます。

葬儀の喪主挨拶はどうする?例文や家族葬の喪主挨拶も解説

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お通夜の流れ

ご遺族が式場に到着する

遺族は遺族控室に待機し、最低1時間前には喪服に着替えるなど準備を終わらせましょう

式場に行ったら、供花が届いていますので、お返しのことを考え誰から送られてきたのかを記録します。

なお、供花の名札配列順序は、喪主、遺族、親戚、友人知人、関係団体・企業の順番に配列するようにします。

この他にも、礼状や返礼品の内容や数に間違いが無いのかを確認しましょう。

受付の開始

受付を開始するのは、お通夜が始まる30分程前です。

受付の照明はできる限り明るくするようにして、式場の出入口は閉めずに開けっぱなしにするようにしましょう

記帳は芳名カードに記入するようにして、受付を終了した参列者から控え室、または式場内に移動します。

一般会葬者が到着する

喪主や故人の親族は、式が始まる15分前には会場に到着するようにし、僧侶が到着したらお迎えをするようにしましょう

座る位置は、式場や宗教宗派によって異なりますが、一般的には祭壇に向かって右側に喪主と親族、続いて故人と血縁関係の近い人が座るようにします。

逆に祭壇に向かって左側の方には、世話役や故人の友人、知人などが故人と縁の深かった順番に座るようにしましょう。

通夜開式・読経・焼香

通夜の開式と共に、僧侶が会場内に入場し読経が始まります。
読経が終了後、喪主から順番に焼香を行いましょう。

基本的に読経が終了したら焼香に入りますが、参列者が多い場合は読経の途中で焼香に入る場合もあります

焼香のやり方は、まず祭壇前で僧侶に一礼し、遺影に一礼して焼香し、そのまま弔問客に一礼をして席に戻るというのが基本動作です。

焼香の仕方は宗派によって異なりますので、事前に確認するようにしましょう。

喪主さまのあいさつ・通夜閉式

読経から焼香までが一通り終わった後、僧侶が会場から退席したら喪主さまの挨拶になります。

挨拶は、弔問のお礼や故人のエピソード、葬儀告別式や通夜振る舞いの案内など、手短に行いましょう

なお、地域によっては喪主挨拶が無い場合もあります。
挨拶が終わったら、通夜は閉式です。

通夜の振る舞い

通夜後、故人に対する供養と弔問の意味を込めて、食事やお酒を振る舞います。

料理の内容は地域によって異なりますが、お寿司などの大皿の料理やサンドイッチなどの軽食を振舞うのがおすすめです。

このような通夜振る舞いには、僧侶も同席するところも多く、その場合は遺族または親族がご案内します

振る舞いに関しては用意しない場合もありますので、その場合は喪主の挨拶の際に参列者に伝えましょう。

ご帰宅・告別式の打ち合せ

通夜が終了後、宿泊する参列者以外の方はそのままご帰宅します。
参列者が帰られたて落ち着いた後は、告別式の打ち合わせをしましょう

参列人数や、マイクロバスの利用者、火葬後の精進落としに何名が参加するかの確認などをします。

お通夜の晩には、親族が交代で祭壇の灯や線香の火を絶やさないようにしますが、近年は長持ちする渦巻線香などもありますので、必ず番をする必要はありません。

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よくある質問

末期の水(エンゼルケア)とはなんのことですか?

末期の水とは、亡くなった人の口に水を含ませるもので、「亡くなった後も飢えや乾きに苦しまないように」という願いを込めて行うものです。

エンゼルケアとは、亡くなった人の身体を綺麗に拭き、衣服を取り替えて整髪やお化粧をする儀式で、病院の場合では医師や看護師によって行われます。

エンゼルケアは、変わり果てた姿から美しくすることで、葬儀に向けて故人の権限を保たせ、綺麗な姿で天国へ旅立てるようにさせてあげるという大事な儀式です。

葬儀の日程はどうやったら決めたらいいですか?

葬儀の日程は遺体の腐敗なども考慮して、なるべく早めに行うようにしましょう。

故人が亡くなった後なので、精神的にも辛い状況になっている場合がほとんどですので、基本的には葬儀社の担当者を主導に葬儀の日程を決めるようにします。

本来希望していた予定で葬儀をやろうと計画していても、火葬場の予約などで遅れる場合もありますので、そういう時は葬儀社の担当者と相談し対応を決めてもらいましょう

葬儀に参列する人はどうやって決めたらいいですか?

葬儀に参列する人の決め方というのには、明確な決め方はありません

一般葬でも家族葬でも同じですが、基本は三親等以内の血縁関係にあたる親や子、孫、兄弟姉妹に声をかけるのが普通です。

ただ、遠方に住む親族で身体に負担がかかる場合は呼ばなかったり、故人と特に親しい関係のあった友人知人に声をかける場合もあります。

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葬儀の喪主についてまとめ

キーボードの上に載っている「ま」「と」「め」と書かれた積み木

この記事では、喪主の決め方やするべきこと、葬儀のマナーなどについて紹介しました。
本記事の要点を簡単にまとめます。

  • 喪主は一般的に配偶者が行う
  • 葬儀が終わった後各種手続きを行う必要がある
  • 僧侶へのお布施はなるべく手渡しが良い
  • 挨拶をする際は忌み言葉や重ね言葉に気を付ける

ここまで喪主の役割や、挨拶の例文やマナーなどを中心にお伝えしてきました。

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(たなか)

田中 大敬(たなか ひろたか)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。

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