お葬式
葬儀・告別式での挨拶とは?マナーを意識した言葉選びを
更新日:2022.11.18 公開日:2021.06.21
葬儀で喪主などを務めることになった場合は、さまざまな場面で挨拶をする必要があります。
また、参列者として葬儀に参列する場合でも、遺族の方への挨拶が必要になります。
この記事では、葬儀での挨拶を例文を伏せて解説します。
挨拶に使ってはいけないタブーな言い回しも合わせて紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
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- 葬儀の喪主として挨拶する
- 喪主の挨拶の例文
- 挨拶に含めたい事柄
- 葬儀での挨拶に失敗しないために
- 葬儀後には関係者へのお礼と挨拶も忘れずに
- 葬儀の参列者として挨拶する
- 葬儀の参列者として挨拶する
- 葬儀で使ってはいけない単語と言い回し
- よくある質問
- 葬儀での挨拶まとめ
葬儀の喪主として挨拶する
以下から、葬儀の喪主としての挨拶を場面別に紹介していきます。
通夜
通夜は喪主として最初の挨拶を行う場所です。
通夜振る舞い開式の前に周りの方に通夜へ来て下さった感謝や故人の最期の様子を伝えます。
葬儀の開始時間などの諸連絡も合わせて伝えておきましょう。
葬儀:受付
来てくださった参列者の方に1人ずつ挨拶を行っていきます。
なお、葬儀の受付は喪主以外の方に依頼することも多いため、その場合は依頼する方へ「よろしくお願いします」と伝えておきましょう。
葬儀:出棺
故人の棺に生け花を喪主から順に入れ、棺を閉める際に喪主から挨拶を行います。
火葬場まで同行しない参列者の方には最後の挨拶となります。
精進落とし〜始め〜
喪主の挨拶を開始の合図に、精進落としの会食が始まります。
ここでは葬儀に参列して下さった方々に再度感謝の挨拶をします。
式が滞りなく行われた感謝を述べるのも忘れずにしてください。
宗教や宗派によっても変わりますが、挨拶と共に献杯を行います。
精進落とし〜終わり〜
喪主の挨拶によって、精進落としの会食が終了します。
この時に納骨や初七日・四十九日の法要の予定が決まっていれば伝えます。
参列者の方だけでなく、僧侶にも挨拶し、お布施を渡して感謝を伝えます。
初七日法要
初七日で参列して頂いた方々に感謝の気持ちを、親族を代表して喪主が述べます。
葬儀が終わり、初七日を無事に行えたことを言葉で表します。
故人が亡くなってからの気持ちや、初七日を行うまでの日々のことといった親族の心情を伝えるのが大切です。
四十九日法要
四十九日でも集まって下さったことに対して、感謝の挨拶をします。
悲しくなる話だけでなく前向きな明るい気持ちになれる話をします。
最後には親族のこれからについても良い関係性を続けていくような言葉が大切です。
喪主の挨拶の例文
葬儀において、喪主はさまざまな場面で挨拶しなければなりません。
それぞれの場面によって挨拶の内容も異なりますので、各場面に合わせて挨拶の一例を紹介します。
通夜での喪主挨拶の例文
本日はお忙しい中、故人(故人の名前)の通夜に参列していただき、誠にありがとうございます。
生前に賜りましたご厚情、厚くお礼申し上げます。
なお、明日の葬儀につきましては、(葬儀の時間)より執り行わせていただきます。
なにとぞ、よろしくお願い申し上げます。
本日はご参列いただき、誠にありがとうございました。
告別式での喪主挨拶の例文
本日はご多忙にもかかわらず、父(故人の名前)の葬儀にご会葬いただきまして、誠にありがとうございます。
父はちょうど昨年の今頃に倒れ、長い闘病生活を強いられました。
それでも強く生きていた父ですが、先日容態が急変し、静かに永眠することとなりました。
父を失ったことはまだ信じられない思いですが、病に耐えていた父は開放され、穏やかに眠れたことにほっとしていることでしょう。
父の生前にいただいたご厚情に対し、厚くお礼を申し上げます。
本日はお悔やみいただきまして、誠にありがとうございました。
精進落としの喪主挨拶の例文
精進落としの挨拶は開会および閉会の2回ありますので、それぞれ紹介します。
開会の挨拶
本日はお忙しい中、亡き父のためにお集まりいただき、誠にありがとうございました。
皆様のおかげさまで、葬儀の方も滞りなく終わったこと、お礼申し上げます。
ささやかではございますが、粗食の方を用意させていただきましたので、ごゆっくりとおくつろぎください。
閉会の挨拶
本日は父のためにお付き合いいただきまして、誠にありがとうございます。
皆様に心からお見送りいただけたこと、父も喜んでいることと思います。
皆様の父との思い出をもっとお聞きしたいところではありますが、夜も更けて参りましたのでこのあたりでお開きとさせていただきます。
足元も暗くなっておりますので、お気をつけてお帰りください。
本日はご多忙の中、誠にありがとうございました。
キリスト教の挨拶の例文
「本日はご多忙の中、父(故人の名前)のためにお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。
亡き父は真面目な人間であり、定年退職まで勤め終えた後も穏やかに過ごしておりました。
半年前に病に伏してからも、自分のことより家族である私達を思い、辛い顔も見せることはありませんでした。
生前の皆様の温かい思いがあったからこそ、父は安らかに眠ることができたのだと思います。
生前の父への皆様からいただいたご厚情に対し、心より感謝いたします。
皆様に見守られながら主の御許に召すことができ、父の心にも平安が訪れたものと存じます。
ご参列いただいた皆様にも、主の平安と慰めがあらんこと、お祈り申し上げます。
本日は父のためにお集まりいただき、誠にありがとうございました。」
神式の挨拶の例文
本日はお忙しいところ、父(故人の名前)の葬儀にご会葬いただき、誠にありがとうございました。
皆様にお見送りいただき、父も喜んでいることでしょう。
父の生前に皆様からいただいたご厚情に対して、厚くお礼を申し上げます。
また、今後は我々遺族にも故人と同様のご指導、ご鞭撻いただきたく思います。
簡単ではありますが、これをお礼の挨拶とさせていただきます。
本日はご参列いただき、誠にありがとうございました。
初七日法要での挨拶の例文
初七日であっても、基本的に挨拶の違いはありません。
葬儀から少し時間が経っていることを考慮して、参列者への感謝も込めて挨拶しましょう。
「本日はご多忙にもかかわらず、父(故人の名前)の初七日法要にご参列いただきましたこと、誠にありがとうございます。
皆様からも励ましいただき、少しずつではありますが心の整理もできたこと、心よりお礼申し上げます。
今後とも、私達家族と変わらないご縁をよろしくお願いいたします。
本日はご参列いただき、誠にありがとうございました。」
家族葬での挨拶
家族葬は身内だけでの葬儀になりますが、礼節などはしっかりと重んじる必要があります。
多少砕けた表現でも問題ありませんが、基本的には通常の葬儀と同等に考えて良いでしょう。
「本日はご多用の中でもご会葬いただきましたこと、誠にありがとうございます。
おかげさまで、本日の葬儀もすべてつつがなく終えることができました。
皆様に最後まで見送りいただき、父も喜んでいることと存じます。
残された私達家族にも、故人と同様のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。
本日はお忙しい中、誠にありがとうございました。」
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挨拶に含めたい事柄
実際に挨拶に含めたい事柄を説明します。
葬儀へ参列してもらったことへの感謝
葬儀は予測して行われるものではないため、参列者の方は仕事を休んだりして時間を作って参列しています。
故人に関しての話をする前に、まずは参列者への感謝の気持ちを伝えましょう。
生前お世話になった方々へのお礼
故人が生前お世話になった方へのお礼も忘れてはいけません。
故人との関係性を考慮してお礼を言うのが良いでしょう。
故人との思い出
故人と長い期間会えていなかったという方も参列する場合があります。
そういった方には特に、故人の生前の様子や故人との思い出話をするのが良いでしょう。
今後の法要に関する案内
最後に、今後の法要に関しての案内をしましょう。
スポンサーリンク葬儀での挨拶に失敗しないために
葬儀の際は悲しみもあり、挨拶が滞りなく行えるとは限りません。
もちろんスムーズに行うことが最重要なことではないのですが、事前に対策をすることで少しは負担を和らげることができます。
そういった場合の対策を紹介します。
事前に流れをシミュレーション
葬儀は行う行程が多く、喪主に方は特に仕事も人一倍あります。
宗教や宗派によっても葬儀の流れは異なるので、事前に確認してシュミレーションしておきましょう。
他の人に読み上げる内容を確認してもらう
自分一人では、挨拶で述べる内容に不安がある方もいるのではないでしょうか。
他の人の目を通してダブルチェックすることで、内容の確認ができます。
声に出して挨拶を練習する
声に出して読み上げることで、自分自身で間違えや駄目な言い回しに気付けます。
通夜や葬儀では、普段言い慣れない言葉を言うことが多いと思うので、できるだけ言葉に慣れておくことが重要です。
不安な時はメモを見て挨拶
メモを見ながら挨拶しても参列者の方々には失礼にあたりません。
もし話そうと思っていた内容を忘れてしまった時のためにメモを持参しておくのも一つの手段です。
代理人を立て代読してもらう
代理人に挨拶してもらうことはマナー違反ではありません。
喪主は他の仕事などでの忙しさもあるため代理人を立てても大丈夫です。
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葬儀後には関係者へのお礼と挨拶も忘れずに
葬儀が滞りなく進み、その安心感から関係者へのお礼や挨拶は忘れがちです。
葬儀後に行う関係者へのお礼や挨拶を忘れずにするのが大切です。
寺院および僧侶へ
寺院や僧侶へのお礼や挨拶は欠かすことは大変失礼にあたります。
寺院や僧侶へのお礼や挨拶は手短に済ませると良いです。
お布施も同時に渡し、次の法要についても打ち合わせを行います。
お世話になった近所の方々へ
故人の近所に住んでいた方は、直近の姿や様々な状況の故人を見ていることだと思います。
生前お世話になった方がほとんどですので、深く感謝を述べるのが良いです。
また最期の故人の姿や思い出を話してあげると近所の方も喜ぶと思います。
故人の勤務先・友人関係へ
葬儀で忙しいとは思いますが、なるべく多くの思い出や感謝を伝えることが大事です。
普段から故人と関わりあってきた方々ですので、きっと寂しさや悲しさは多いと思います。
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葬儀の参列者として挨拶する
ここから先は参列者として葬儀に参列する際の挨拶を紹介します。
葬儀では使用してはいけない言葉があるため、注意が必要です。
よく使用されるお悔やみ言葉
故人の喪主や親族の方に声を掛ける場合、どのような言葉を掛けたらいいのか難しいと思います。
そこでよく使用されるお悔やみの言葉を紹介します。
- この度はご愁傷様です。
- この度は心からお悔やみ申し上げます。
- 心よりご冥福をお祈り申し上げます。
- この度は思いもかけないことで、さぞお力落としのことでございましょう。
これらの言葉を知っておくと、葬儀の際にもお悔やみ言葉を伝えることができます。
献杯の挨拶を行う場合
故人の親しい仲だと献杯の挨拶を求められることが多くあります。
献杯では堅苦しい言葉ではなく、故人との楽しかった思い出を話すのが良いです。
最後の言葉は「故人を偲びまして、献杯させて頂きたいと思います、献杯」で締めくくると良いです。
挨拶する時の注意点
喪主や親族の方に挨拶する際に、気を付ける注意点があります。
急な葬儀に喪主や親族の方は忙しく、常に参列者の方を気にしながら動いています。
特に喪主の方は、来てくださった参列者の方に1人1人挨拶しています。
お悔やみの言葉を送る時は出来るだけ手短にします。
参列者の方々から話しに来た際には出来るだけ相手の話を聞いてあげると良いです。
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葬儀の参列者として挨拶する
葬儀の中では、喪主だけではなく参列者も挨拶をするケースがあります。
このケースでは、故人への弔辞として挨拶することが多くなりますが、どのような言葉を選べば良いのか迷ってしまうこともあるでしょう。
基本的には、事前に遺族から連絡があると思いますので、以下で紹介する例文を参考に考えてみてください。
友人・知人が挨拶する場合の例文
「(故人の名前)さん、あなたへのお別れの言葉、謹んで申し上げます。
先日まではとても元気な声を聞かせてくれたあなたも、今は帰らぬ人となってしまいました。
あなたの急逝を受け、あまりの絶望感に言葉もありませんでした。
目を閉じてあなたのことを思い出せば、楽しい思い出が幾重にも思い浮かび、尽きぬ思いでいっぱいです。
(故人の名前)さん、また天国であなたと会えるまで、どうか安らかにお眠りください。」
仕事関係の人が挨拶する場合の例文
社葬などにおける挨拶とは別として、あくまで通常の葬儀において仕事関係の方が挨拶する場合もあります。
「(故人の名前)くん、君の訃報はあまりに突然で、今でもまだ受け止めきれていません。
真面目な君は、仕事にはいつも真剣に取り組み、ちょっとした失敗でもめげずに自分の力としていました。
そんな君と励まし合って仕事ができたこと、誇りに思っています。
(故人の名前)くんには、本当にお世話になりました。
職場全員の代表として、君へのお礼を心より申し上げます。
(故人の名前)くんの冥福を祈り、お別れの言葉とさせていただきます。
どうか、安らかにお眠りください。」
葬儀で使ってはいけない単語と言い回し
ここからは葬儀で使ってはいけない単語や言い回しについて紹介します。
葬儀では失礼のないように、なるべく礼儀正しくするために覚えておきましょう。
重ね言葉
重ね言葉とは同じ言葉が繰り返されたものを言います。
不幸が「重なる」ということを連想させるので葬儀では勿論使ってはいけません。
重ね言葉は以下のように言い換えましょう。
重ね言葉 | 言い換え |
重ね重ね | あわせて |
たびたび | 何度も |
ますます | 一段と |
いよいよ | ようやく |
くれぐれも | 十分に |
つぎつぎ | たくさん |
皆々様 | 皆様 |
死を彷彿とさせる言い回し
葬儀の際、死を彷彿させる直接的な言い回しは使ってはいけません。
直接的な言い回しは以下のように変更しましょう。
直接的な言い回し | 言い換え |
死ぬ | 逝去 |
亡くなる | 永眠 |
急死 | 突然のこと |
生きていた頃 | お元気な頃 |
不吉なことを連想させる言葉
不吉なことを連想させる言葉は、葬儀では使ってはいけません。
日常的に使っている言葉が多いので注意が必要です。
以下のように言い換えましょう。
言葉 | 言い換え |
大変 | 大いに |
終わりに | 結果 |
流れる | 過ぎる |
壊れる | 形が変わる |
別れる | 独立する |
仏式葬儀での禁句
宗教や宗派によって禁句の言葉や言い回しがたくさんあります。
仏式葬儀では「浮かばれない」「迷う」といった不吉なことを連想させる言葉は使ってはいけません。
「天国」という言葉も普段使いますが、仏式では「浄土」に行くことになるので誤解が生じます。
仏式の宗派によっては言葉を使わない言葉もあるので、注意が必要です。
キリスト教式葬儀での禁句
仏式で普通に使われている言葉がキリスト教式葬儀では使用禁止の場合があるので、注意が必要です。
お悔み言葉として例えば「安らかな眠りにつかれることを願っております」が挙げられます。
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よくある質問
Q:仏式の挨拶で使ってはいけない言葉は?
大前提として、挨拶であっても弔事において使ってはいけない言葉は使用してはいけません。
また、挨拶に限った話ではありませんが、仏式において他宗教の用語は使わないようにしましょう。
神道やキリスト教では死への考え方もちがうため、それぞれの宗教における用語は他宗教では使えません。
重ね言葉や忌み言葉、他宗教の言葉を避けて挨拶を考えましょう。
Q:神式の挨拶で挨拶で使ってはいけない言葉は?
神式であっても、大前提となる重ね言葉や忌み言葉は避けましょう。
そのうえで、神道以外の宗教で使う用語を使わないようにしてください。
宗教ごとに考え方が異なりますので、宗教に合わせた用語を選ぶようにしましょう。
Q:喪主挨拶でメモを見てもいいの?
葬儀などでの挨拶は、長過ぎることはないものの決して短いものでもありません。
そのうえ、大切な方の死による悲しみで、冷静な思考もままならないでしょう。
挨拶を完璧に覚えるのは難しいため、メモを見ながら、挨拶をしてもマナー違反とはなりません。
挨拶においてもっとも大切なのは、故人への哀悼の意であり厳格なマナーや外聞は二の次です。
必要であれば必ずメモを用意し、自分の想いを故人と参列者に伝えるようにしましょう。
Q:喪主挨拶はどのタイミングでするの?
喪主の挨拶は、式の終わりや場所の移動、食事の場などで行います。
葬儀の進行や故人への哀悼において、喪主の挨拶はとても大切なこととなるので、内容やタイミングはしっかりと把握しておきましょう。
進行役の方がいれば挨拶を促してくれる場面もあるので、安心して葬儀を進められます。
詳細なタイミングなどは別項で紹介していますので、そちらを参考にしてください。
葬儀での挨拶まとめ
葬儀で挨拶が必要な場面に関する情報や葬儀での言葉の使い方などを中心にお伝えしていきました。
今回の記事をまとめると以下のようになります。
- 喪主としての挨拶は参列者へのお礼を第一にする
- 参列者として親族の方には簡潔にお悔やみ言葉を言う
- 重ね言葉や忌み言葉や使ってしまいがちなので気を付ける
- 喪主の心得として故人を想い葬儀は滞りなく進める
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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監修者
鎌田 真紀子(かまた まきこ)
国家資格 キャリアコンサルタント ・CSスペシャリスト(協会認定)
経歴
終活関連の業界経歴12年以上。20年以上の大手生命保険会社のコンタクトセンターのマネジメントにおいて、コンタクトセンターに寄せられるお客様の声に寄り添い、様々なサポートを行う。自身の喪主経験、お墓探しの体験をはじめ、終活のこと全般に知見を持ち、お客様のお困りごとの解決をサポートするなど、活躍の場を広げる。
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