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お葬式

葬儀の喪主挨拶はどうする?例文や家族葬の喪主挨拶も解説

更新日:2022.05.18

喪主

挨拶 マイク

記事のポイントを先取り!

  • 喪主の挨拶は通夜や告別式でする
  • 忌み言葉や重ね言葉を避ける
  • 喪主の挨拶は3~5分程度

葬儀の喪主になると、参列者の対応などの他に、様々な場面で挨拶をします。
葬儀の喪主になる機会は多くないため、どのタイミングで挨拶をするか、何を言えばいいか不安だと思います。

そこでこの記事では、葬儀の喪主の挨拶について解説します。
挨拶の例文や、家族葬での喪主挨拶にも触れているので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 喪主が葬儀で挨拶をするタイミング
  2. 喪主が挨拶する際の例文
  3. 喪主が葬儀で挨拶するときの注意点
  4. 葬儀後にも関係各所への挨拶が必要
  5. 葬儀で喪主が挨拶に含めた方がいい内容
  6. 挨拶をする時に気をつけるポイント
  7. 喪主挨拶で不安を覚えがちなポイント3つ
  8. 家族葬での喪主挨拶
  9. よくある質問
  10. 葬儀での喪主挨拶まとめ
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喪主が葬儀で挨拶をするタイミング

通夜

喪主が全体に挨拶する最初のタイミングは通夜の際になります。


僧侶の読経を終えた後などに喪主の挨拶のタイミングが用意されているので、参列してくれた方への謝意を述べましょう。

地域によっては通夜振る舞いといった行事もありますが、多くの場合で喪主は後から食事をとることとなるため、この場面では喪主の挨拶がない傾向にあります。


とはいえ、地域によって通夜振る舞いに喪主も最初から参加することもあるため、そうした場合には開式と閉式の挨拶もしましょう。

告別式

次に喪主が挨拶するのは告別式です。

多くの場合は、故人の出棺時に参列者への謝意を述べますが、地域によって閉式の言葉の前に挨拶を行うケースもあります。

基本的には葬儀社との打ち合わせなどで決まっていると思いますが、そうでない場合は事前に確認しておくと良いでしょう。

精進落とし

火葬を終えたあとに精進落としをするケースでは、精進落とし中でも喪主の挨拶があります。

この場合は、式を滞りなく終えることができたことの報告にくわえて、協力してくれた方々への謝意を述べましょう。

いずれの場合の挨拶も、参列者への感謝の述べる挨拶となるため、心からの感謝を込めるとともに、短くまとめるようにしてください。

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喪主が挨拶する際の例文

喪主の挨拶では主に感謝の意を伝えますが、これは参列してくれたことや生前の故人との付き合いに関しての謝意になります。

謝意にくわえて次の儀式に向けての案内なども兼ねるケースがありますので、以下の例文を参考にしてください。

通夜の挨拶の例文

本日はご多忙の中、(故人)の通夜に参列していただき、誠にありがとうございました。
(故人)の生前には、多くのご厚情を賜りましたこと、厚くお礼申し上げます。

なお、明日の葬儀は(日時)時より予定していますので、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

告別式の挨拶の例文

本日はご多忙の中、(故人)の葬儀へご会葬いただきまして、誠にありがとうございます。
このように多くの方に見送っていただいたこと、(故人)も喜んでいることかと存じます。

遺された私どもはまだ未熟者ではありますが、故人同様に今後もご指導ご鞭撻のほど賜わりたいと思っております。
簡単ではございますが、これにてお礼の挨拶とさせていただきます。

本日はありがとうございました。

上記の空白部分に故人とのエピソードなどが入るケースが多いので、ちょっとしたことであっても故人とのエピソードを考えておきましょう。

精進落としの挨拶の例文

精進落としでは開会と閉会での挨拶がありますが、開始では謝意を述べながら故人のことを想って食事をしてほしいことを伝えましょう。

閉会でも謝意を述べつつ、今後も付き合いがあることをお願いします。

開会の挨拶

本日はご多忙の中、(故人)のためにご参列いただき、誠にありがとうございました。

ささやかになってしまいますが、粗食をご用意いたしましたので、(故人)との思い出などをぜひお聞かせくださいますよう、お願いいたします

それでは、ごゆっくりおくつろぎください。

閉会の挨拶

本日は(故人)のためにお付き合いいただき、誠にありがとうございました。
皆様に心からお見送りいただき、(故人)も喜んでいることと存じます。

(故人)との思い出はまだお聞かせいただきたく思うところではありますが、皆様もおつかれのことと存じますので、この辺でお開きとさせていただきます。

皆様、お気をつけてお帰りください。
本日はお付き合いいただき、誠にありがとうございました。

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喪主が葬儀で挨拶するときの注意点

喪主が葬儀で挨拶する際の注意点について解説しますので、ぜひ参考にしてください。

長く話しすぎない

故人のことを考るからこそ、話したいことが多くあるでしょう。
しかし、葬儀にはある程度の段取りがあることと、参列者の方々も多忙の中参列してくれているため、挨拶は長くなりすぎないようにしましょう。

あまり短すぎるのも挨拶に気持ちが乗らないこともあるため、3分程度の文章を考えておきましょう。

明確にどの程度の時間といった決まりはないので、1分程度の誤差を考慮にいれた24分程度にまとめておくことで、丁度いい挨拶となります。

忌み言葉・重ね言葉を使わない

弔事や慶事では使用をタブーとしている言葉があります。
弔事におけるタブーとなる言葉は、死や不幸を連想させる忌み言葉不幸が繰り返すことを連想させる重ね言葉です。

忌み言葉は、死や生存などの直接的に死と関わるような言葉や、苦しみなどの不幸や悲しみを連想させる言葉が該当します。

重ね言葉は、色々や重ね重ねなど同じ言葉を重ねる言葉や、再びなどの同じことを繰り返す表現です。
他にも忌み数字にあたる4や9、キリスト教や神道などの別宗教の言葉も避けるようにしましょう。

メモを見てもいい

喪主の挨拶は葬儀において重要な部分であり、カンペなどを用意して読むことをマナー違反と考える方もいるでしょう。

しかし、挨拶で最も重要なのは故人への想いと参列者への謝意であり、その過程に厳密なルールはありません。

何も考えられずにまとまりのない挨拶をするよりも、事前に作っておいたカンペを読みながらまとまった挨拶をすることも大切です。

とはいえ、メモを読むことに集中して気持ちがおろそかになることも避ける必要があるため、ただ読むだけといった行為はしないようにしてください。

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葬儀後にも関係各所への挨拶が必要

葬儀 お辞儀

挨拶状は、亡くなった直後ではなく、四十九日あたりを目安としてお送りします。

年末が近い場合は、喪中はがきとして出す場合もあります。

葬儀の際にはお世話になったり、忙しい中で参列してくださった方がたくさんいます。
そのため、できるだけ早めに挨拶状をお送りすることがマナーです。

次に挨拶状をお送りする相手別に詳しく解説していきます。

法要をお願いした寺院

葬儀後、お世話になった寺院に出向き、お礼を手渡すことが慣例となっています。
葬儀が終わった時点で、寺院関係者に挨拶の予定を伝えておけばスムーズに進められます。

お世話になったご近所の方々

葬儀を終えたあとの挨拶は、翌日か翌々日に行うことが望ましいです。
遅くとも初七日を迎える前までには挨拶を済ませて、感謝の気持ちを伝えましょう。

故人の勤務先

初七日までに直接挨拶に出向くことがマナーです。

故人の上司や同僚への挨拶では「葬儀中は取り込んでおり、ご挨拶もできずに失礼しました。」
などとお詫びの言葉を述べるといいでしょう。

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葬儀で喪主が挨拶に含めた方がいい内容

墨汁が付いた筆の先

次は実際に挨拶する内容について、例文を使って詳しく説明していきます。

故人との関係性を踏まえた自己紹介

喪主は、故人とゆかりのある親族が務めることが多いです。
参列者の中には喪主と面識のない人もいることが多いため、まずは自己紹介をするようにしましょう。

喪主が妻もしくは夫の場合

【挨拶の例】
遺族を代表いたしまして、皆さまに一言ご挨拶を申し上げます。
私は故人〇〇の妻(もしくは夫)〇〇でございます。

喪主が長男の場合

【挨拶の例】
遺族を代表いたしまして、皆様に一言ご挨拶を申し上げます。
私は故人の長男〇〇でございます。

喪主が親族代表の場合

【挨拶の例】
遺族を代表いたしまして、皆様に一言ご挨拶を申し上げます。
私は、故人〇〇の〇〇(関係性)である、〇〇です。

弔問してくださった参列者へのお礼

参列者の方々に、忙しい中足を運んでくださったことを感謝します。

【挨拶の例】
故人の生前と同様に、皆様のお力添えをいただければ幸いです。
本日は、お忙しい中ご会葬いただきまして、故人と共に心よりお礼申し上げます。

故人が生前に受けた厚意へのお礼

故人が生前や療養中に受けたご厚誼に関しても、故人に代わってお礼の言葉を述べましょう。

【挨拶の例】
本日はご多用のところ、ご会葬・ご焼香をお贈りいただき、誠にありがとうございました。
父に対して寄せられました皆様のご厚情に心よりお礼を申し上げます。
今後とも父の生前同様にご厚誼いただき、ご指導をうけ賜りたく存じます。
本日はありがとうございました。

故人の人柄が伝わるエピソードの紹介

故人に関する印象的なエピソードがあれば、それを交えてお話するのもいいでしょう。

【挨拶の例】
父は、生前仕事中心の生活で家族の時間は少なかったですが、私たちの誕生日は必ず覚えていてお祝いしてくれるような心優しい人でした。
また、悩んでいた際にさりげない父からのアドバイスに助けられることもありました。
本日は多くの方々にお別れの場にお集まり頂いたことで、父の外での姿が少し理解できたような気がします。

葬儀に関する今後の案内

今後の法要などの日程が決まっている場合は、こちらも伝えるといいでしょう。

【挨拶の例】
49日法要に関しましては、〇月〇日〇曜日、場所は〇〇で〇〇時開始を予定しております。
宜しくお願いいたします。

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挨拶をする時に気をつけるポイント

葬儀

挨拶する際のポイントをおさえておけば、参列者や主催者側にとっても失礼がなく、スムーズに葬儀が進みます。
では、さっそく挨拶する時のポイントについてみていきましょう。

挨拶は3分以内におさめる

挨拶の長さは、約1~3分におさめます。
伝えたい思いがたくさんあったとしても、長々と話すことは避けます

忌み言葉を使わない

挨拶の際に、弔事では避けるべき言葉があります。

例えば、「ますます」、「重ね重ね」、「しばしば」、「再び」などの重ね言葉は、不幸が重なることを連想させてしまいます。

また、「死亡」、「急死」、「生存中」なども禁句とされています。
挨拶の場面で使用したいときは、以下のように言い換えます。

  • 「死亡」→「逝去(せいきょ)」
  • 「急死」→「突然のこと」
  • 「生存中」→「生前は」

「九や四」、「浮かばれない」、「迷う」など不吉なことを連想させるような言葉も控えましょう。

宗派で違う言葉遣いを知っておく

日本での葬儀の多くが仏教葬です。

ただ、神道式・キリスト教式といった宗教や地域によっては違いがあるため、挨拶の表現方法も変える必要があります。
例えば、キリスト教では、「ご冥福」という言葉は使うべきではなく、「安らかなる眠り」というような表現をします。

不安な場合は、葬儀社に相談してみましょう。

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喪主挨拶で不安を覚えがちなポイント3つ

喪服を着た男女の胸元

喪主挨拶では、人前で話さなければいけないので誰もが緊張して不安になるかと思います。
ここでは、不安点を3つにしぼり、対策をまとめましたので参考にしてください。

1.挨拶が苦手で内容がまとめられない

喪主挨拶の内容は、会場で既に用意されている場合もあります。
そのため、どうしてもまとまらない時には、そちらをそのまま読んでしまっても構いません。

喪主の気持ちが伝われば問題ありませんので安心してください。

2.挨拶中に号泣してしまったら

言葉につまってしまった場合、代理人の方が喪主と一緒に立ち、寄り添いながら挨拶をすることも一つの選択肢です。

途中で挨拶を変わる場合には、代理の人と故人の間柄を紹介してから挨拶をします。
あらかじめ、こういった場合に挨拶を代理する意思があることを喪主本人や葬儀スタッフにあらかじめ伝えておくとスムーズにいきます。

3.挨拶の内容が覚えられない

挨拶の内容が覚えられないときには、メモを読みながら話すことも一つの選択肢です。
参列者に気持ちが伝われば、メモを読んでもマナー違反には当たらないので安心してください。

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家族葬での喪主挨拶

家族葬といっても、その規模はさまざまです。
規模や地域、家族の関係などで内容も異なりますが、家族葬における喪主の挨拶について解説します。

家族葬では喪主が挨拶するときもある

家族葬であっても、基本的には喪主の挨拶が必要です。

喪主の挨拶というのは参列者への謝意を述べる場であり、それは近親者かどうかといった部分による違いはありません。

とはいえ、家族葬の規模が極小単位であればその限りではないでしょう。

例えば故人の配偶者と子供、兄弟姉妹や両親程度しか集まらない場であれば、参列者の合意があれば挨拶する必要はありません

もちろん、極小単位の家族葬であっても挨拶して問題ありませんし、僧侶がいる場での挨拶となれば、僧侶への謝意も述べる必要があるため喪主の挨拶は大切です。

家族葬の規模が大きく、親戚も呼ぶようなものであれば喪主の挨拶はあってしかるべきでしょう。

家族葬で挨拶をするタイミング

通夜

最初に喪主の挨拶が必要となるのは、通夜のタイミングです。
この際、僧侶に読経を依頼しているのであれば、僧侶を迎える際にも挨拶しましょう

また、通常の挨拶同様に読経を終えた後や通夜振る舞いの前後で行う挨拶も忘れないでください。

僧侶へは「本日はお忙しい中ご足労いただき、誠にありがとうございます。また、こういったことは不慣れなため、ご指導のほどお願いいたします。」などと挨拶しましょう。

通夜振る舞いの挨拶などは通常通りで大丈夫ですが、小規模での家族葬であれば多少砕けた挨拶となっても問題ありません。

予定が把握できている場合などでは、挨拶の中に故人とのエピソードを加えるなど、多少挨拶が長くなったとしても問題ないでしょう。

また、家族葬となると葬儀にも参加する方がほとんどなため、場合によっては終わりの挨拶を省略したり簡略化するケースもあります。

それぞれのご家庭で相談のうえ、どのような段取りをとるのか考えておきましょう。

出棺時

家族葬であっても、火葬に参加しない方がいることは少なくありません。
そのため、基本的に出棺時の喪主の挨拶も必要になります

この際の挨拶も通常の挨拶と同様の挨拶で問題ありません。

親しい親族ばかりの参列であれば、多少砕けた表現であっても問題ないため、規模に応じて挨拶の文面を考えると良いでしょう。

また、家族葬の場合は参列者全員が火葬に立ち会うケースもあり、そうした場合は出棺時の挨拶を省略しても問題ありません。

精進落とし

火葬を終え、精進落としがあればその旨を伝え、なければ最後の挨拶をしましょう。
この際の挨拶も基本的に通常時と同じで問題ありません。

しかし、家族葬における最後の挨拶であれば、通常時以上に深い思い出を話しても共感してくれる方は多いでしょう。

故人との積もる思い出がある場合は、葬儀社などの関係者の都合を考慮したうえでエピソードを交えると良いかもしれません。

精進落としにおける挨拶も、かしこまりすぎない程度に通常時の挨拶をします。
喪主の挨拶は参列者への謝意の面が大きいため、家族葬かどうかに関係なく必要であると思っておきましょう。

家族葬で喪主が挨拶する際の注意点

家族葬で挨拶する際の注意点も、通常時と大きな差異はありません。

長く話しすぎない

家族葬であっても、基本的には長過ぎる挨拶は避けましょう。
一般的なものと同様に、3分程度を基準として長くとも5分を目安に文面を考えてください。

とはいえ、家族葬は身近な方も多く時間の配分もある程度自由なケースもあります。
そうした場合には全員共通のエピソードなどを交えながら話すことで、より故人を想う気持ちが強くなるでしょう。

また、家族葬では通夜から精進落としまでを通して、同じ参列者で行うケースも少なくありません。
毎回の挨拶でエピソードを交える場合は、同じエピソードを語らないように注意しましょう。

忌み言葉・重ね言葉を使わない

忌み言葉や重ね言葉は家族葬であってもタブーとなる言葉です。

これらの言葉は、弔事や慶事における一般的なマナーであるため、葬儀に限らず今後の法要などでも注意するようにしましょう。

もし誤って使ってしまいそうなときには、事前に一度調べておくことをおすすめします。

メモを見てもいい

基本的に、こうした場面での挨拶はその内容よりも気持ちに重きを置く必要があります。
そのため、家族葬だからといってカンペの確認を咎めることはありません。

もちろん、特にメモを見ずに話すことができれば挨拶もスムーズになるので、何も見ずに話せるのは良いことです。

しかし、何も見ずに話してまとまりのない挨拶をするよりは、メモを用意しておき確認しながら読んで、まとまりのある挨拶をした方が参列者にとっても聞きやすくなります。

必要であればメモを用意しておきましょう

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よくある質問

Q:喪主が挨拶するタイミングは?

A:通夜や告別式、出棺時、葬儀後の会食のときに喪主が挨拶をします。

Q:喪主挨拶のときにメモを用意してもいい?

A:メモを用意して、見ながら挨拶をしても問題ありません。

Q:家族葬でも喪主挨拶は必要?

A:基本的には家族葬でも喪主挨拶は行いますが、小規模の家族葬などでは省略されることがあります。

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葬儀での喪主挨拶まとめ

キーボードの上に載っている「ま」「と」「め」と書かれた積み木

ここまで葬儀での喪主の役割や挨拶のポイントを中心にお伝えしてきました。
今回の記事の要点を以下にまとめます。

  • 挨拶するタイミングは通夜、告別式、出棺、精進落としなど
  • ご自身の言葉で、故人の思い出や気持ちを伝えることが大切
  • 忌み言葉をつかわない
  • 長々話さない

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(はかまだ)

袴田 勝則(はかまだ かつのり)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴25年以上。当初、大学新卒での業界就職が珍しい中、葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから皇族関係、歴代首相などの要人、数千人規模の社葬までを経験。さらに、大手霊園墓地の管理事務所にも従事し、お墓に納骨を行うご遺族を現場でサポートするなど、ご遺族に寄り添う心とお墓に関する知識をあわせ持つ。

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