お葬式
献花台はいつ置かれるの?献花の使われる花やマナーも解説
更新日:2024.02.03 公開日:2021.12.18
キリスト教式での葬儀や無宗教の葬儀では、焼香を行わないのが一般的です。
焼香の代わりに献花という儀式を行いますが、そこで使用される献花台をご存知でしょうか?
そこでこの記事では献花台の役割や、献花をする理由について解説していきます。
キリスト教の葬儀の服装にも触れているので、ぜひ最後までご覧ください。
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献花台とは
献花台とは、主にキリスト教式の葬儀で行われる献花の儀式をする際に花を置く台のことです。
献花とは参列者が1人ずつ花を持ち祭壇へ手向ける儀式で、日本独自の慣習です。
献花台には白い布がかけられているのが一般的です。
スポンサーリンク献花をする理由
献花は、故人へ哀悼の意を表すために行われます。
仏式で行う焼香や、神式でいう玉串奉奠(たまぐしほうてん・榊を神棚にお供えする)に近い儀式といえるでしょう。
仏式の焼香は故人へのお供え物を原点として派生しているため、仏式の葬儀でしか行えない儀式とされています。
献花は宗教を問わない儀式なので、近年は無宗教の葬儀やお別れの会、慰霊祭などでも行われています。
こちらの記事で献花について解説しているので、ぜひご覧ください。
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献花台が置かれる場面
キリスト教の葬儀
祭壇の前に献花台を置くのは、キリスト教の葬儀では一般的です。
参列者は仏式の葬儀の焼香のように、一人一輪ずつ献花台に花を手向けます。
お別れの会
お別れの会は、家族や親族だけで葬儀を執り行った後に、改めてお世話になった人たちを招いて故人を偲ぶための会合です。
大人数の場合、ホテルやレストランなどで行われることもあります。
ホテルやレストランでは、防災上の理由から焼香はせずに献花台が置かれることが多いようです。
事故や事件があった場所
葬儀やお別れの会のように関係者だけで献花を行う場合以外にも、事故や事件があった場合にも献花台が置かれることがあります。
不特定多数の人が献花に訪れる可能性がある場合は、自治体によって献花台が設置されるケースもあります。
有名人が亡くなった場合
政治家や芸能人などの有名人の葬儀会場では、一般の弔問者向けに献花台用の特設スペースが設置されることがあります。
支持者やファンといった一般の参列者は、この献花台で順番に献花することが可能です。
献花でよく使われる花の種類
ユリ
白いユリは、花言葉が「純潔」で、貞節や無垢を象徴する花とされています。
また、聖母マリアや大天使ガブリエルの花としても有名で、献花にふさわしい花といえましょう。
カーネーション
キリスト教の献花には白い花が用いられますが、ホワイトカーネーションが用いられることも多いようです。
ホワイトカーネーションは、「亡き母を思う」という花言葉があり、献花にふさわしいでしょう。
故人が好きだった花
献花は白い花が多いのですが、特に形式にとらわれない無宗教の葬儀やお別れ会では故人が好きだった花を献花しても問題ないでしょう。
しかし、葬儀やお別れ会によっては、葬儀社が用意した花しか使えない場合もあります。
念のために、事前に葬儀社に相談しておいた方がいいでしょう。
こちらの記事で献花の花について解説しているので、ぜひご覧ください。
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献花で避けた方がいい花
献花では棘のある花は避けるべきです。
棘がある花の他にも、見た目が美しくても、すぐに萎れてしまう花、茎が短い花あるいは茎がない花、一輪咲きではない花は献花にふさわしくないので避けるべきでしょう。
献花の花でふさわしくない花は梅、バラ、彼岸花、スイセンなどがあります。
献花のやり方
献花する際の作法と注意点についてお伝えします。
花の持ち方や置き方にも決まりがありますので、この機会に覚えておきましょう。
献花する際の手順は以下の通りです。
- 献花する花を受け取る
- 祭壇の前へ進む
- 献花台に花を置く
- 黙祷
- 席へ戻る
それぞれの手順における作法などについて説明します。
献花する花を受け取る
担当の係員から花を受け取って献花台へ進みます。
花は両手で受け取りましょう。
受け取った花は横にして持ちますが、左手側に茎、右手側に花がくるようにします。
左手は甲が上を向く形で茎を持ち、右手は手のひらの上に花を乗せるようにして持ちます。
花は胸の高さくらいで持つのがマナーです。
祭壇の前へ進む
祭壇の前に献花台が設置されていることが一般的です。
花を持って進み、遺族に向かって一礼してから祭壇前で再度一礼します。
献花台に花を置く
献花する際は茎の根元が祭壇の方へ向くように置きましょう。
持っている花を時計回りに回して献花台へ供えます。
黙祷
献花したあとに手を合わせ黙祷します。
カトリック系は十字を切って黙祷し、プロテスタント系は胸の前で手を組んで黙祷します。
黙祷後2~3歩下がって祭壇へ一礼し、遺族へ向かって再度一礼しましょう。
キリスト教の信者でない場合は黙祷もしくは一礼だけでも構いません。
席へ戻る
献花が終わったら自分の席へ戻ります。
こちらの記事で献花のやり方について解説しているので、ぜひご覧ください。
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献花台の花は持参しない
献花の花は葬儀社が用意するのが基本ですので、持参しないようにしましょう。
用意された花で献花を行うことは、故人や遺族の気持ちを尊重することにもつながります。
例外として、有名人の献花式などでは、花を持参するように依頼されることがあります。
そういった場合は葬儀場や会場のスタッフの指示に従うようにしましょう。
献花が行われる葬儀
ここからは献花を行うことが多い宗教・葬儀についてお伝えします。
献花は主に、キリスト教式の葬儀や無宗教の葬儀で行われることが多いようです。
キリスト教式葬儀
キリスト教式の葬儀では、献花が行われるのが一般的です。
キリスト教にはカトリック系とプロテスタント系がありますが、どちらの葬儀でも献花は行われることが多いようです。
ちなみに海外では、日本と同じような意味では献花を行わないそうです。
遺族を慰めるために、自宅や教会にお花を贈るのが慣習となっています。
無宗教葬儀
無宗教の葬儀でも、献花が行われることがよくあります。
宗教色を出さず、なおかつ故人への弔意を表すのに献花は最適の儀式といえるでしょう。
お別れの会でも用いることがある
著名人や会社の創始者が亡くなった場合、家族葬で葬儀を済ませたあとに後日お別れの会が開かれることがあります。
お別れの会は宗教色をあまり出さないのが特徴の一つです。
そのため、焼香よりも献花の儀式を行うことが多いです。
本来は仏式であるのに、会場のホテルで焼香など火気の取り扱いができない場合も献花を行うことがあります。
こちらの記事でお別れ会の献花について解説しているので、ぜひご覧ください。
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献花台のまとめ
ここまで献花台についての情報や、作法など中心に書いてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- 献花台とはキリスト教式の葬儀で行われる、献花を供える台
- 献花とは仏式の焼香の代わりに行われる儀式のこと
- 献花はお別れの会や無宗教の葬儀でも行われることが多い
- キリスト教式の葬儀でも、服装は基本的に仏式と変わらない
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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監修者
田中 大敬(たなか ひろたか)
厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター
経歴
業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。
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