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お葬式

死装束のドレスは人気?特徴や準備するポイントを徹底解説!

更新日:2024.01.24 公開日:2022.01.10

喪主

葬儀の祭壇

記事のポイントを先取り!

  • エンディングドレスは華やかなものが人気
  • 店舗販売は少ないため通販が無難
  • デザインにこだわる場合には早めに用意する必要がある
  • 4万~6万円が相場だが、フルオーダーだと30万円するものもある

死装束とは故人様に着せる服のことですが、死装束にはドレスもあることをご存知でしょうか。
どのようなもので、どこで準備したらいいのか、相場はどのくらいなのかについて知らない方も多いでしょう。

そこでこの記事では、死装束のドレスについて詳しく説明していきます。
死装束を着せるタイミングについても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。

https://www.eranda.jp/column/funeral

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  1. 死装束とは
  2. 死装束のドレスは人気?
  3. エンディングドレスの特徴
  4. エンディングドレスを準備するポイント
  5. エンディングドレスの相場
  6. 死装束を着せるタイミング
  7. 死装束のドレスのまとめ
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死装束とは

死装束(しにしょうぞく)とは、故人様が納棺する前に着る最後の衣装のことです。

仏教では、「亡くなられた方は、旅をしながら仏様の元へ向かう」という考え方をします。

そのため日本の従来の死装束は、白帷子(しろかたびら)という巡礼者や修行僧の服を模した白い着物で、仏衣(ぶつえ)とも呼ばれます。

その他にも足袋や草履などの着用、頭陀袋(ずだぶくろ)といった小銭の入った小物入れを首から下げるなどします。

「浄土までの厳しい道のりを乗り越え、無事に仏様の元へ辿りつけますように」という願いが込められた服になっているのです。

近年では、白以外の死装束もみられるようになりましたが、死装束の主流は白色になります。

これには諸説ありますが、「何にも染まっていない綺麗な状態で浄土(天国)へ旅立ってほしい」という意味が込められているといわれています。

また、日本人は昔から紅白に特別な意味合いを感じており、「紅が出生を表しているのに対し、白は死を表すもの」と考えられているため、死装束が白になったともいわれています。

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死装束のドレスは人気?

日本の死装束は「浄土まで無事にたどり着けるように」という願いが込められたものになっていますが、世界では「最後の姿としてふさわしい服」という意味の死装束があります。

近年の日本では、終活を前向きなものとして捉え、生前に死装束を選ばれる方が多くなってきています

その際に「最後に自分らしい、好みの服を着たい」という理由で、エンディングドレスを選ぶ方が多くみられるようになりました。

エンディングドレスは、別名「ラストドレス」や「エピローグドレス」ともいわれています。

「ドレス」の名がついていますが、エンディングドレスには和装や男性用のものもあり、今後さらに普及していくことが予想されています。

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エンディングドレスの特徴

エンディングドレスは、日本の従来の死装束のように白のシンプルな着物ではなく、華やかなものであることが多いです。

人気の色や華やかにすることのメリットについて説明していきます。

特徴

エンディングドレスは、ボリュームがあり、華やかでおしゃれなデザインであることが特徴です。

従来の死装束は白色のシンプルな着物ですが、エンディングドレスは様々な色や花柄やコサージュ付きなどの装飾が施されており、そのデザインが魅力的です。

人気の色

エンディングドレスは顔色が明るく見える華やかなデザインが好まれるため、花柄やピンクのものが人気となっています。
濃い色よりも淡い色のエンディングドレスが好まれ、その他にもブルーのエンディングドレスや、白色でもコサージュの付いたものが人気となっています。

メリット

「きれいな姿で見送ってもらえる」というのが、エンディングドレスの最大のメリットです。

華やかなエンディングドレスを身にまとうことで、故人の印象が明るいものへと変わります。

さらにボリュームがあることから、痩せてしまった体型をカバーしてくれため、綺麗な姿で見送ってもらうことができます。

エンディングドレスを着ることで全体の印象も明るくなり、残されたご家族の悲しみを少しでも緩和してくれるのです。

このような理由から、遺されたご家族のためにエンディングドレスを選ぶ方も増えてきています。

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エンディングドレスを準備するポイント

エンディングドレスを用意する際には、サイズや装飾等、気を付けなければならない部分がいくつかあります。

また、エンディングドレスはまだ主流とは言えないため、販売されている場所も限定されています

ここでは、エンディングドレスを購入できる場所や、エンディングドレスを購入する際に気を付ける部分について説明していきます。

通販サイト、専門店で購入する

エンディングドレスを用意する場合には、通販サイトや専門店を利用することがおすすめです。

「エンディングドレス 専門店」で検索すると、いくつかのサイトが表示されます。

店舗で実際にエンディングドレスを見て選ぶことで、わからないことがあればその場で店員さんに聞くことができますし「写真の印象と違う」というようなことは避けられます。

しかし、エンディングドレスの店舗販売はまだ普及していないのが実情です。

近くに店舗がない場合や店舗までいけない場合には、通販を活用するのも良いでしょう。

しかし、通販には「写真の印象と違う」や「素材が好みではなかった」といった心配事もあります。

通販サイトによっては記事のサンプルを無料で届けてくれる場合もあるので、そちらを活用しながら納得のいくエンディングドレスを用意してみてください。

金属や革素材を避ける

エンディングドレスを着て火葬をするため、金属や皮革、プラスティックが使用されていると燃えずに残ってしまい、遺骨を傷める可能性があります。

また、仏教では生きものを殺す、殺生(せっしょう)を最大の罪としています。
そのため、動物の皮革を使用したエンディングドレスは縁起が悪く避けた方が良いといわれています。

着せやすいドレスを選択する

人は亡くなってから3時間ほど経つと、「死後硬直」というものが始まります。

また、火葬まで日にちが空く場合や夏場には、ご遺体の腐敗を防ぐためにドライアイスを入れたり、クーラーを効かせた部屋に故人様を寝かせておくため、より硬くなるのです。

硬直がおこると、普段は着られていた服でも着られなくなってしまう場合があります。

そのためエンディングドレスは、大きめのサイズでゆたりをもたせ、ファスナー等の留め具が少ない、着衣が楽なものを選ぶようにしましょう。

ご家族に伝えておく

「終活」をする方が増え、生前にエンディングドレスを用意される方も増えてきました。

エンディングドレスをご自分で用意される場合には、事前にご家族に伝えておきましょう

そうすることで、ご家族が新たに用意してしまうなどの間違いがおこることなく、ご自分で選んだエンディングドレスを着ることができます。

その際、口頭で伝えられない場合には、エンディングノートを活用するのも良いでしょう。

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エンディングドレスの相場

エンディングドレスの相場は、4万~6万円の価格帯が一番多くなっています。

しかし、素材やデザインによって10万~25万円するものもあり、値段に幅があります。

エンディングドレスは最後に着る衣装のため、値段よりも素材やデザインにこだわる方が多く、オーダーメイド仕様のものも多数あるようです。

フルオーダーの場合には、価格も30万円~と大幅に上がってくるため、こだわりがある場合には早めに調べ始めるようにしましょう。

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死装束を着せるタイミング

死装束はどのタイミングで着せれば良いのでしょうか。

納棺の時に着せる

一般的に、死装束を着せるタイミングは納棺の際になります。

現在は病院で亡くなったあとに、自宅に戻ってくる場合が多いです。

病院で亡くなると、看護師が死後硬直が始まる前にぬるま湯で濡らしたタオルで故人様の体を清拭(せいしき)し、故人様の身なりを整えてくれます。

その後故人は霊安室→自宅の順番で安置され通夜に移りますが、納棺は通夜の前に行い、死装束はこのタイミングで着せるのです。

湯灌(ゆかん)を行う場合には、湯灌後に着せる

湯灌とは、故人様の体をぬるま湯で綺麗に洗うことで、洗面器などを使用して故人様の手浴や足浴などを行います。

湯灌は納棺の前に行われることが多いですが、しっかりとした決まりはなく、一般的な湯灌のタイミングよりも早まる場合もあります。

しかし現在は、上記したように故人様は病院で清拭をして、身なりを整えてから戻ってくるため、衛生面でも整容面でも湯灌を行う必要がありません。

また、湯灌を行う場合には追加料金がかかってしまうこともあるため、行わなくなってきています。

スタッフの方に着せてもらう

死装束は、故人様が自宅に戻られてから着せますが、そのときには死後硬直が始まり、ご家族様で服を着せることが難しくなっています。

また、死装束は右襟が上にくる左前にするなどのいくつかのマナーがあり、戸惑う場面が多くみられます。

そのため近年では、葬儀業者の担当の方や納棺師(のうかんし)といった故人様の身なりを整えてくれる専門の方が、死装束を着せてくれることがほとんどです。

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死装束のドレスのまとめ

喪服でお辞儀をする二人の女性

ここまで死装束のドレスについての情報や、用意の仕方などを中心にお伝えしてきました。

この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 死装束とは、故人様が納棺される前に最後に着る衣装
  • エンディングドレスは華やかなことが特徴
  • 死装束には避けるべき素材や着せやすくするための特徴がある
  • 死装束を着せるタイミングは納棺前

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(はかまだ)

袴田 勝則(はかまだ かつのり)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴25年以上。当初、大学新卒での業界就職が珍しい中、葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから皇族関係、歴代首相などの要人、数千人規模の社葬までを経験。さらに、大手霊園墓地の管理事務所にも従事し、お墓に納骨を行うご遺族を現場でサポートするなど、ご遺族に寄り添う心とお墓に関する知識をあわせ持つ。

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