法事法要
一周忌法要はいつするの?準備期間や当日の流れも紹介
更新日:2022.09.30 公開日:2022.02.18

記事のポイントを先取り!
- 一周忌は命日から1年後の命日に行われる法要のこと
- 一周忌にはいろいろな準備があるため早めに取り掛かる
- 一周忌後の年次法要は、最大で五十回忌まである
法要の中でも代表的な存在の一周忌ですが、いつ行われるかご存じでしょうか。
一周忌がいつ行われ、準備開始はいつごろから始めればいいのか知っておくことが大切です。
そこで、この記事では一周忌法要の時期について詳しく説明していきます。
この機会に、一周忌当日の流れも覚えておきましょう。
定期的な法要はいつまで行うのかについても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。
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一周囲とは
一周忌とは故人が亡くなった命日から、1年後に執り行われる法要のことです。
一周忌には親族や関係性の深い友人・知人を招き、僧侶による読経で故人の供養を行います。
一周忌法要はいつすれば良い?
一周忌法要は、具体的にいつ行えばよいのでしょうか。
遺族のみならず複数の人が集まる一周忌法要のタイミングについて解説します。
法要は命日に行う
一周忌法要をいつ行うかといえば、故人の命日にできればそれに越したことはありません。
定義では命日の1年後の命日を一周忌としているためです。
都合が悪い場合は?
1年後の命日は都合が悪いこともあります。
故人にとって関係性の深い方は、1人だけではありません。
理想である命日に都合がつかない方もいると思います。
そのような場合、いつ一周忌法要するのかというと、命日を少しずらして、関係者が揃う日に設定するとよいでしょう。
命日が過ぎてしまったけど大丈夫?
一周忌法要の日取りが、命日をすぎてしまうことを気にされる方もいるかもしれません。
仏事は先延ばしにしないという習わしがあるためです。
一周忌法要は命日を過ぎても執り行えますが、それをマナー違反とする考えもあるようです。
そのため、一周忌法要はできるだけ命日か命日より前倒しで予定を組めるとよいでしょう。
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一周忌の準備はいつから始める?
一周忌の準備はいつから始めるのがよいのでしょうか。
実は一周忌には事前に準備すべきことが複数あります。
いつから準備すべきか、具体的なタイミングと準備する内容について解説します。
準備は2~3ヶ月前から始める
一周忌の準備は2〜3ヶ月前から始めるのがおすすめです。
一周忌でお経をあげてもらう僧侶の手配や会場の予約、参列者への連絡も早い方が予定を合わせやすいためです。
準備すること
一周忌を行うにあたって、準備することはさまざまな日程調整や予約と品物や謝礼の用意です。
日程の取り決め
命日を基準にいつが都合の良い日なのか、お寺に連絡して僧侶の手配しましょう。
僧侶にも都合があるため余裕を持って連絡し、日にちも候補火を複数用意すると日程を決めやすいです。
参列者の確認・連絡
日程をいつにするかが決まったら、参列者に呼ぶ方を選びます。
参列者への連絡は1ヶ月前には届くように、案内状の作成を早めに取り掛かりましょう。
会食・式場の予約
一周忌を行う場所が必要な場合は、参列者の人数や法要を行う時間帯での予約が必要です。
一周忌法要の後に会食するケースも多くあります。
その場合は会食を行う場所を決めなければなりません。
食事内容や人数の調整などを会場側と連絡を取り合って決めていきます。
返礼品の準備
参列者へ渡す返礼品の準備もあらかじめ行う必要があります。
一周忌で準備する返礼品には、消え物と呼ばれる食べ物や飲み物かタオルや洗剤といった日用品が好まれます。
お供え物の準備
故人の供養のために用意するお供え物の準備も忘れてはいけません。
一周忌のお供え物にはお花やお菓子、果物などが一般的です。
ろうそくやお線香が会場に用意されていない場合は、持参する必要があります。
お布施の準備
一周忌で忘れてはならないのが、僧侶へお渡しするお布施です。
お布施は葬儀や法要、地域によって金額相場が異なる場合があります。
一般的な一周忌のお布施の相場は、3〜5万円程度です。
一周忌当日の流れ
一周忌法要当日はどのように進行するのか、一連の流れを確認しておきましょう。
一周忌当日の流れは下記の通りです。
- 僧侶の入場
- 施主の挨拶
- 僧侶による読経
- 参列者全員でお焼香
- 僧侶による法話
- お墓参り
- 会場へ移動して会食
- 施主による挨拶
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法要の開催時間は?
家族を亡くし葬儀を終えて数年の間は、定期的に法要が執り行われるものです。
この記事では、一周忌法要をいつ行うかに焦点を当てて解説してきましたが、当日の時間についてもご紹介します。
法要そのものの開催時間は、どの程度の時間を要するものなのでしょうか。
また、一般的には何時くらいから始まるのかも気になるところです。
法要の所要時間
法要の所要時間は法要や会食、納骨を行うなど当日に組み込まれる内容で異なります。
法要単独であれば、おおよそ1時間〜1時間30分くらいが目安です。
会食を行う場合は加えて2時間、納骨を行う場合は加えて1時間です。
会食と納骨も法要と同時に行う場合は、4〜5時間ほどの長丁場になります。
法要の開催時間
法要の開催時間は、多くの場合午前中にスタートします。
一般的には10時もしくは11時を開始時間に設定するケースが多く見られます。
法要は午後からでも問題ない?
法要の開始は午前中に行われることが多いですが、都合によって午後から始めたいという場合もあるかもしれません。
法要の開始は午後からでも問題ないのでしょうか。
午後からの法要も特に制限はなく執り行われますが、一般的には16時ごろからのスタートが多いようです。
午後開始の場合、会食を夕食のタイミングに合わせる傾向があります。
また、日が暮れてからの法要は特別な事情がない限り滅多に行われません。
法要はいつまでやるの?
葬儀後に行われる法要は、何回忌まで行うのでしょうか?
ここでは一周忌以降の法要と1つの区切りとされているところまで解説します。
一周忌以降の法要
一周忌以降の法要は下記の通りです。
- 三回忌
- 七回忌
- 十三回忌
- 十七回忌
- 二十三回忌
- 二十七回忌
- 三十三回忌
- 五十回忌
三十三回忌で一区切り
一般的に年次法要は三十三回忌を一区切りとするケースが多いようです。
その理由は仏教に、どんな罪を犯した人でも三十三回忌を迎える頃には極楽へ行ける、という教えがあるためです。
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一周忌はいつまとめ

ここまで一周忌の情報や、一周忌はいつ行われるのかを中心にお伝えしてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- 一周忌のタイミングは、故人の命日から1年後の命日
- 一周忌の準備を開始するのは、2〜3ヶ月前からがよい
- 法要の所要時間は1時間〜1時間30分くらいかかる
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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監修者

田中 大敬(たなか ひろたか)
厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター
経歴
業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。
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