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お葬式

友人葬はどんな流れで行われる?友人葬のマナー・特徴・納骨を説明

更新日:2024.03.29

宗教

友人葬の流れは?

記事のポイントを先取り!

  • 友人葬とは創価学会が行っている独自の葬儀
  • 友人葬の葬儀の流れと納骨の流れは一般的な葬儀と変わらない
  • 友人葬を行う場所として寺院で貸し出している斎場は利用を断られるケースがある
  • 友人葬では香典は不要である

昨今では近親者のみで行う家族葬の需要が上がるとともに、葬儀の形も変わってきています。
その中でも友人葬という葬儀があることをご存じでしょうか。

友人葬は皆さんがイメージするような葬儀とは違う部分もありますので、友人葬についてしっかり知っておきましょう。

この記事では友人葬の流れについて解説していきます。
友人葬がどのようなものなのか、特徴や納骨の流れについてもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 友人葬とは
  2. 創価学会とは
  3. 友人葬の基本的な流れ
  4. 友人葬の納骨の流れ
  5. 友人葬の葬儀はどこで行われる?
  6. 友人葬に香典は必要ない?
  7. 友人葬に参列する際の服装
  8. 友人葬の流れのまとめ
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友人葬とは

友人葬とは

友人葬とは創価学会が1991年頃に始めた独自の葬儀のことを指します。

友人葬の友人とはこの創価学会の信者のことを意味していますが、学会員の方でなくても参列することはできます。
特に一般的な葬儀との一番の違いは、僧侶を呼ばずに葬儀が行われるということです。
その代わりに友人の代表が導師を務め、亡くなった遺族と友人らが南無妙法蓮華経(なんみょうほうれんげきょう)の題目を唱えて故人を供養をします。

読経を行わず、戒名もないのでお布施の準備の必要がありません。
戒名は生前の名前のまま弔います。

位牌は白木位牌といって仮の位牌を用意しますが、本位牌は作りません。
なぜなら創価学会の考えとしては、位牌とは、もとはといえば中国の儒教の文化を仏教が取り入れたものであり、故人の名札のようなものだとされているためです。

そのため拝んだり故人を成仏するためのものではないので、葬儀が終わったら処分してしまっても問題ないとされています。

また友人葬と一般的な葬儀の違いは祭壇にも見られます。
一般的な祭壇は白木祭壇といってお寺の本堂を意味する白木が使われている祭壇を用いるのですが、友人葬ではしきみという植物を使った祭壇を用いています。

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創価学会とは

創価学会とは釈尊に始まり、インドの竜樹・天親ら、中国の天台大師・妙楽大師、日本の伝教大師、日蓮大聖人へと発展的に継承された大乗仏教の一つである日蓮大聖人の仏法を信仰している日本の宗教団体で、192カ国の地域にあります。

「創価」とは「価値」の「創造」を意味しており、万人の幸福と世界の平和を実現を目指して活動をしています。

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友人葬の基本的な流れ

友人葬の基本的な流れ

ではここからは友人葬の基本的な流れについてご紹介をします。一般的な葬儀と流れにあまり変わりはありませんが、友人葬独自のマナーもありますので注意しましょう。

1.開式の辞

司会の方が葬儀開始する旨アナウンスをします。
創価学会独自の葬儀ではありますが、参加の時は一般的な葬儀と同じく喪服でかまいません。

2.読経・唱題

導師を中心として読経・唱題を行います。
法便品(ほうべんぽん)を1回、寿量品(じゅりょうぼん)の自我偈(じがけ)を2回読誦します。

この方便品とは法華経の前半部分のことを指すのですが、誰もが仏になれるが仏の悟りは凡人には理解しがたいものであると説いています。

寿量品も法華経の一部分で、その中の自我偈は特に重要な部分とされており、仏の寿命は永遠のものであることを説いています。

3.焼香

1回目の自我偈のところで焼香に入ります。
基本的に導師、副導師、親族、参列者の順で焼香をしていきます。

この時、必ず係の案内に沿って行うようにしましょう。

4.御祈念文・題目三唱

参列者が焼香を済ませたら、導師が鈴で合図をして唱和を終わらせ、追善供養の祈念を行います。
祈念が終わったら再び導師の鈴の合図に合わせて参列者全員で題目を3回唱和します。

5.弔電の紹介

弔意文と弔電がここで紹介されます。
葬儀の流れで導師の挨拶のなかで紹介することもあります。

6.導師による挨拶

導師が挨拶を行います。

7.謝辞

喪主もしくは親族の代表の方から謝辞を述べます。

8.題目三唱

導師の鈴の合図に合わせて参列者全員で題目を3回唱和します。

9.閉式の辞

司会者の方が葬儀の終了を案内します。

10.出棺

葬儀と告別式を終えた後に導師と参列者一同で題目を唱和しながらしきみや花などを棺の中におさめて別れの儀式を行います。
その後に近親者で棺を霊柩車へ運び、喪主が挨拶をして終了となり、その後出棺となります。

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友人葬の納骨の流れ

葬儀の流れについて一般的な葬儀との違いを紹介しましたが、納骨の場合はどのような流れになるのでしょうか。
ここからは友人葬の場合の納骨の流れを解説します。

骨上げ

遺骨を遺族や親族が骨壺におさめる儀式のことを骨上げといいますが、骨上げについては一般的な葬儀と流れは変わりません。

遺族、親族が2人1組でそれぞれ箸を持ち、一つの骨を2人で同時に拾い上げます。
拾い上げたら、その骨を配偶者は例外に血縁関係の濃い順で骨壺へおさめていきます。

納骨堂への納骨

骨壺に収めた遺骨は公営の墓地の他に、創価学会が所有する納骨堂への納骨を希望するケースが多いです。
ただし創価学会が所有する納骨堂へ納骨する場合、創価学会会員であることが条件となります。

創価学会の納骨堂には遺骨を長期的に管理する「長期収蔵型納骨堂」と永久的に保管する「常楽納骨堂」の2種類があります。

ほとんどは長期収蔵型納骨堂へ管理を依頼し、その後は常楽納骨堂へ移して永久的に供養をしてもらうという流れとなります。

費用としては長期収蔵型納骨堂の管理費用は20万円常楽納骨堂への費用は5万円からとされています。

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友人葬の葬儀はどこで行われる?

葬儀や納骨の流れについてご紹介しました。
では友人葬を行う際、場所はどこで行うものなのでしょうか。

友人葬の場合、公営の斎場や地域の自治会館人数が多くなれば民間の貸しホールで行うのが一般的です。
ですが、寺院で貸し出している斎場ですと利用を断られるケースがありますので気を付けましょう。

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友人葬に香典は必要ない?

一般的な葬儀との大きな違いとして香典の準備の必要がないという点が挙げられます。
ではなぜ友人葬では香典を不要としているのでしょうか。

その理由は創価学会の方針にあります。

創価学会では、葬儀において大切なことは親しいもの同士が、葬儀に参列して心を込め読経し、故人の冥福を祈ることが最大の供養であるという考えを持っているためです。

そのため会場の運営や葬儀費用などは、ほとんど実費負担となります。
とはいえ身近な人たちだけで行うため、そこまで多額の費用がかかるというわけではありません。
参列者の人数や地域によって異なりますが、会場費用の相場はおおよそ15万円とされているようです。

ですが、絶対に香典を受け取らないのかというとそうではありません。
この点に関しては遺族の香典に対する考え方によって変わってきます。
「基本的には受け取らない方針だが、もし持参いただいたのであれば受け取る」ということもあれば「どんな場合でも香典の受け取りを断る」ということもあります。

もし、香典の受け取りを辞退していないのであれば香典を持参し、そこで受け取りを断られたのであれば渡さないようにしておくのがベストでしょう。

もし事前に友人葬であることがわかっている場合は表書きは「御香料」、そうでなければ「ご霊前」をしておくのがおすすめです。

水引も黒白もしくは双銀の結び切りのもので大丈夫です。
このように香典を準備するのであれば一般的な香典のマナーと変わりはありません。

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友人葬に参列する際の服装

友人葬であっても通常の葬儀と服装は同じです。

同様に喪服で参列しましょう。

ただし、一点だけ身につけるもので通常の葬儀と異なる点がございます。

創価学会の会員は友人葬で両手にかけられる長い数珠を使用します。
人の目が気になる方は周りを見渡して、もしかしたらマナー違反にあたるかも、と思うかもしれませんが、会員でなければ普段使用している数珠を使用して問題ありません。

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友人葬の流れのまとめ

キーボードの上に載っている「ま」「と」「め」と書かれた積み木

友人葬のマナーとその流れや特徴、納骨などについてご紹介しましたがいかがでしたか。
今回の記事の内容をまとめると以下の通りです。

  • 友人葬とは創価学会が行う独自の葬儀である
  • 基本的な葬儀の流れは変わらないが、僧侶を呼ばないのが特徴
  • 友人葬を行う際、寺院で貸し出している斎場だと断られるケースもある
  • 友人葬では基本的に香典は不要である


これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。


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監修者

評価員(たなか)

田中 大敬(たなか ひろたか)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。

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