お葬式
オンライン葬儀で必要なマナーとは?費用や服装のマナーも紹介!
更新日:2022.11.17 公開日:2022.02.26

記事のポイントを先取り!
- オンライン葬儀ではビデオ通話で葬儀に参列できる
- ツールの登録や通信環境が必要
- 参列するときは喪服を着用する
- 上の世代はオンライン葬儀に抵抗がある
新たな葬儀の形として、オンライン葬儀と呼ばれる形式が注目を集めています。
まだ新しい形式であるため、そのマナーを知らないという方も多いでしょう。
そこでこの記事では、オンライン葬儀のマナーについて詳しく説明していきます。
この機会にオンライン葬儀の準備やマナーを覚えておきましょう。
オンライン葬儀の需要についても触れていますので、ぜひ最後までご覧ください。
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- オンライン葬儀とは
- オンライン葬儀までの準備マナー
- オンライン葬儀で必要なマナー
- オンライン葬儀の香典・供花マナー
- オンライン葬儀の費用のマナー
- オンライン葬儀の服装マナー
- オンライン葬儀はまだ需要が少ない?
- オンライン葬儀のマナーのまとめ
オンライン葬儀とは
オンライン葬儀が普及し始めたのは、新型コロナウイルス感染症の流行が関係しています。
人の移動や参列者の人数を制限しなくてはいけなくなり、葬儀もオンライン化が進みました。
オンライン葬儀は新たな葬儀の形式として、現在多くの葬儀社でサービスが展開されています。
オンライン葬儀では、読経や焼香などの葬儀の様子をライブ映像で流します。
また、ビデオ通話によって遠隔で葬儀に参列することができます。
オンライン葬儀で使用されるツールは、ZoomやLINE、Skypeなどの広く普及しているツールを使用したり、葬儀社が提供するツールを使用したりします。
オンライン葬儀を行なえば、事情により会場に来られない場合や参列者数を限定する場合にも、オンラインを介して参列することが可能です。
葬儀社によりサービス内容は様々で、香典・供花などのオンライン決済ができる会社もあります。
どういったサービスが提供されているかは、葬儀社によって異なるため事前に調べる必要があります。
オンライン葬儀までの準備マナー
ここからは実際にオンライン葬儀をするにあたって、準備しておくべきことやマナーを紹介します。
以下の準備をしておけば、万全の体制で葬儀を行えるでしょう。
オンライン葬儀が出来る葬儀社を探す
まずはオンライン葬儀が出来る葬儀社を探しましょう。
そのため、葬儀社を決める前に様々な葬儀社を比較・検討しておく必要があります。
葬儀のポータルサイトなどを通して探すと、オンライン葬儀に対応した葬儀社を見つけやすくなります。
また、会社によってサービス内容も異なりますので、遺族で相談して納得できるサービス内容を受けられる葬儀社を選ぶことも必要です。
葬儀社とサービス内容の打合せ
葬儀社が決まったら、葬儀の打ち合わせを行いましょう。
オンライン葬儀を行う場合であっても、葬儀会場では通常通り葬儀を行います。
そのため打ち合わせではまず、祭壇や会場の規模なども決める必要があるでしょう。
葬儀会場のことを決めつつ、オンライン葬儀の形式についても併せて話し合いを行います。
事前にツールの登録と通信環境を確認
オンライン葬儀に参加するには、事前に参列者がビデオ通話用のツールを利用可能な状態にしておく必要があります。
ツールは葬儀社によって異なり、Zoom、LINE、Skypeなどの既存ツールを利用する場合は事前に登録が必要です。
また、葬儀社独自のツールを使用する場合には、そのツールへのアクセスが可能な状態にしておかなければなりません。
ツールと併せて通信環境の確認も重要です。
インターネットへの安定した通信が可能でなければ、ライブ映像を配信することは難しくなります。
事前に通信環境に問題ないかどうかを調べておきましょう。
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オンライン葬儀で必要なマナー

ここからは一般的な葬儀とは異なる、オンライン葬儀ならではの必要なマナーを解説します。
以下のようなことに気を配る必要があるため、今のうちに確認しておきましょう。
オンライン葬儀で必要な環境の打合せ
オンライン葬儀では、ビデオ配信に必要となる環境の打ち合わせも必要です。
参列者が参加するためには、どういった環境が必要となるのかを調べておきます。
どういったサービスを提供するのか、オンラインの参列者はどのように葬儀にアクセスするかなども事前に調べておきましょう。
また、参加者をどのような形でツールに案内するのかも、スタッフから聞いておきます。
併せて、サービス内容についても確認しておきましょう。
オンライン上での香典や供花などの受付の方法を明確にしておき、葬儀当日に混乱が生じないようにしておきます。
パソコンなど端末が必要
オンライン葬儀に参列するためには、パソコンやスマホなどの端末が必要となります。
参列者がライブ配信の動画が閲覧できる端末を持っているかどうか、事前に確認しておきましょう。
また、ライブ映像を見るには、インターネットに接続できなければなりません。
インターネットへの接続が可能な端末であるかも確認する必要があります。
4G回線だと葬儀中に通信制限になってしまう可能性があるため、可能であればWi-Fiに接続できる環境が良いでしょう。
葬儀会場内をカメラで撮影される
オンライン葬儀では、葬儀会場にカメラを設置して、葬儀の様子を撮影し、ライブ配信します。
そのため、葬儀会場で葬儀に参列している人はカメラに写ってしまいます。
カメラで撮影していても、葬儀の進行は通常と変わりません。
しかし人によってはカメラで撮影されることに抵抗がある場合もあるでしょう。
また、中には葬儀をカメラで撮影するという行為そのものが、故人に失礼だと考える方もいます。
こうした声があることを考え、事前に親族などの故人に近い人と相談をして、了解を得ておくと良いでしょう。
オンライン葬儀の香典・供花マナー
ここではオンライン葬儀の香典や供花に関してのマナーをご紹介します。
一般的な葬儀の形式とは違う方法で申し込む必要があるため、注意しましょう。
受付・支払い方
オンライン葬儀では、葬儀社が香典・供花受付の専用ホームページを持っていることがあります。
その場合には、専用ホームページから申し込むことでオンライン上からの申し込みが可能です。
オンライン葬儀の場合は、香典や供花の支払いはクレジット決済が主流となります。
また、葬儀社によってはオンライン上での香典・供花の受け取りシステムがない場合があります。
その場合は、香典は現金書留などで郵送する必要があるため注意しましょう。
供花については電話などで葬儀社に問い合わせて、供花の手配をお願いする必要があります。
専用ホームページの有無によって、香典・供花の受付や支払いの仕方が変わるため、マナーに気をつけましょう。
香典の相場
オンライン葬儀の香典の費用相場は、一般的な葬儀に参列する場合と変わりません。
香典の費用相場は自身と故人との関係性や、自身の年齢によって変わってきます。
以下では、自身と故人の関係性に応じた費用相場をご紹介します。
- 自分・配偶者の両親:5〜10万円程度
- 自分・配偶者の祖父母:1〜3万円程度
- 自分・配偶者の兄弟姉妹:3〜5万円程度
- 叔父・叔母:1〜2万円程度
- 友人・知人:3,000〜1万円程度
上記は関係性に応じた費用相場ですが、自身の年齢や住んでいる地域などによっても相場は変わってきます。
いくら香典を包めば良いかは、状況によって変わるため柔軟に対応しましょう。
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オンライン葬儀の費用のマナー
次はオンライン葬儀でかかる費用についてご紹介します。
一般的な葬儀と比べて、費用がどのように変わるのかを知っておきましょう。
以下では葬儀一式の費用と、オンライン葬儀の利用料について詳しく解説します。
葬儀一式の費用
一般的な葬儀の場合には、葬儀一式の費用は80万円〜150万円程度が相場となっています。
地域によって変動はありますが、基本的に上記の費用相場に収まるものと思って良いでしょう。
また、家族葬であれば上記の相場よりも安く、50〜100万円程度となる場合が多いと考えられます。
オンライン葬儀利用料
オンライン葬儀を行う場合は、上述した葬儀一式の費用にプラスして利用料が必要となります。
サービスの利用料の相場は、0円〜5万円程度に収まることが多いでしょう。
場合によっては、葬儀社が無料でZoomなどのビデオ通話での配信のみ行ってくれることもあるようです。
しかし、その場合には他の付帯サービスなどの利用は難しいと考えましょう。
香典・供花の受付などを望む場合は、利用料がかかってもサービスが充実している葬儀社を選ぶ必要があります。
また、葬儀の規模が大きくなるとそれだけ費用も大きくなるため、相場よりも高くなる可能性があります。
上記の相場は一般的な葬儀におけるものだと考えておきましょう。
オンライン葬儀の服装マナー

ここからはオンライン葬儀に参列する際の服装マナーをご紹介します。
基本的に、一般的な葬儀に参列する場合と同様に喪服で参列することが望ましいでしょう。
しかし参列者が映し出されない場合には、喪服の着用は必要ありません。
ただし遺族から見えないからといって、ラフすぎる格好で参列するのは故人の冥福を祈るのには相応しくありません。
喪服でなくても、ダークカラーのシャツを着るなど、葬儀に相応しい格好を心がけましょう。
以下では、喪服で参列する場合の一般的な服装マナーについて説明しますので、参考にしてください。
一般参列者は、葬儀では男性・女性共に準喪服での参列が基本です。
男性
男性の場合はブラックスーツの着用がマナーとなっています。
スーツの生地は黒で、光沢のないものが最適です。
ワイシャツは白い無地のレギュラーカラーを着用します。
ストライプなどの柄が入ったものやボタンダウンなどは準喪服には相応しくないため注意しましょう。
ベルトは黒で柄のないシンプルなものを着用します。
ネクタイ、靴下、靴は全て光沢のない黒で統一し、デザインがシンプルなものを選びましょう。
男性の場合、アクセサリーは着用しないのがマナーです。
女性
女性の場合もブラックフォーマルである、黒のスーツ・ワンピース・アンサンブルなどを着用しましょう。
弔事では露出をなるべく控えるのがマナーです。
袖丈は長袖か五分袖のものを選び、スカートを着用する場合は膝下のものを選びましょう。
バッグは革製品を避け、光沢がなくシンプルな黒の布製のものを選びましょう。
ストッキングは薄い黒のものを着用するのがマナーです。
また、パンプスは黒のシンプルなデザインで、皮か布素材のものを選びます。
アクセサリーは基本的に着用しませんが、一連の真珠のネックレスであれば着用可能です。
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オンライン葬儀はまだ需要が少ない?
オンライン葬儀は比較的新しい葬儀の形式であることは、この記事で前述したとおりです。
しかし実際に必要としている人はどれだけ居るのか、疑問に思う方もいるでしょう。
ここでは、オンライン葬儀そのものに対しての認知度や需要についてご紹介していきます。
ある調査によると、オンライン葬儀を認知している人は4割程度となっています。
各種メディアで紹介されたことなどから、知ったという方も多いようです。
しかし、未だ5割程度の人は、言葉自体を知らない状態となっています。
また、実際にオンライン葬儀に参加した人はほとんど居らず、新たな葬儀の形式として根付いているとはいえないのが現状です。
オンライン葬儀を良いと思うかという調査では、60代以上の世代のほとんどが抵抗があると答えています。
それに対して20代や30代などの若い世代は、そこまで抵抗を感じておらず、世代間の温度差が目立つ状況です。
何でもオンライン化するのが良いとは思わないという意見がある一方で、葬儀に参列できない方には良いという意見もあります。
世代や人によって、オンライン葬儀への考え方は大きく異なるといえるでしょう。
また、オンライン化に伴う香典のキャッシュレス決済は抵抗感がある方が多い傾向にあります。
調査によると、抵抗感が少しでもある方は全体の7割程度と、オンライン葬儀そのものに対してよりも抵抗感が強い状況です。
しかし、20代では45%程度がキャッシュレス決済に前向きな考えを示しており、こちらも世代によって考え方が異なります。
葬儀を始めとした、弔事のオンライン化は今後も進んでいくと考えられますが、上の世代の抵抗感は拭えない状況です。
しかし調査からも分かる通り、今後は若い世代を中心にオンライン化が進んでいくと思われます。
オンライン葬儀のマナーのまとめ
今回はオンライン葬儀のマナーについて解説してきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りになります。
- オンライン葬儀ではビデオ通話ツールを使って葬儀に参列できる
- オンライン葬儀ではツールの登録や通信環境の確保が必要
- オンライン葬儀で参列する場合も、喪服の着用が基本
- オンライン葬儀に対して、20代と60代ではかなりの温度差がある
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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監修者

田中 大敬(たなか ひろたか)
厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター
経歴
業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。
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