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お葬式

葬儀のお礼状の書き方は?パターンごとの例文に沿ってマナーを解説

更新日:2023.11.21

弔辞

記事のポイントを先取り!

  • 会葬礼状には敬具を使わないこと
  • お礼状のマナーは忌み言葉や重ね言葉・句読点は使わないこと
  • 会葬礼状は葬儀当日、お礼状は四十九日の後に送る

葬儀のお礼状は主に、会葬者に返礼品とともに参列者全員に渡す会葬礼状と、葬儀を手伝ってもらったり、香典やお供え物、弔電を送ってもらった方に渡すお礼状の二つの分けられます。

そこで、今回は会葬礼状や書き方を中心に解説していきます。
神式やキリスト式の例文やコロナ禍に多い家族葬の場合についても触れているので、最後までご覧ください。

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  1. 葬儀のお礼状について
  2. お礼状は誰に送るべき?
  3. 葬儀のお礼状に書く内容
  4. 会葬礼状の例文
  5. お礼状の例文
  6. 葬儀のお礼状を書く時のマナー
  7. 葬儀のお礼状を渡すのはいつ?
  8. 葬儀のお礼状は何に書く?
  9. 他の宗教の返礼品に添えるお礼状の文例は?
  10. 葬儀の返礼品は何を送れば良い?
  11. 葬儀の礼状の例文まとめ
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葬儀のお礼状について

どんなに小さな葬儀であっても、葬儀は周りの方のサポートを受けて行われます。
そのため、そのお礼の気持ちを表わす礼状はとても重要です。
ここでは、そもそもお礼状とは何か、お礼状のポイントを紹介します。

お礼状とは

お礼状とは、葬儀の参列者や、香典や供物をいただいた方に対して送る手紙です。

葬儀の参列者に感謝を伝えるための「会葬礼状」とは別に用意します。


お礼状を送ることには、香典などの心遣いや葬儀に力を貸してくださった方に感謝を伝える意味があるとされています。


また、参列できなかった方にお葬式が無事に終了したことを伝える意味もあります。

葬儀のお礼状のポイント

ポイントはおおまかに3つあります。
このポイントさえおさえておけば、問題ないでしょう。

  1. 故人の名称の記載
  2. 差出人の名称の記載
  3. 葬儀の参列者に対するお礼

1つずつ詳しく解説していきます。

故人の名称の記載

まず1つ目ですが、葬儀のお礼状には、誰の葬儀であるかを明記しなければいけません。
故人の名称並びに俗名や「故○○」と記載しましょう。
「亡母」「亡父」という書き方でも問題ありません。
この時、故人に戒名が付与されている場合は、あわせて記載してください。

なお、この戒名は浄土真宗では、「法名」といいます。
法名とは浄土真宗の仏弟子となった名告り(なのり)です。

差出人の名称の記載

お礼状を記載する際には、故人の名称だけでなく、差出人の名称も記載してください
基本的に、喪主〇〇のように喪主の氏名を差出人の名称として記載します。
このとき、家族ぐるみで付き合いがある場合は、「親族一同」と連記してください。

故人としか付き合いがない場合は、喪主と故人の続柄を書いておくとよいでしょう。
また、「社葬」として故人の葬儀を行った場合、葬儀委員長の名前を喪主の前に記載するといいです。

葬儀の参列者に対するお礼

お礼のことばをしっかり記載してください。
葬儀に参加した方には、遠方から尋ねられた方もいると思います。

また、ご多忙の中、時間を作ってくれた方々も多数いらっしゃいます。
そんな方々へ、今後の関係維持のためにも感謝の気持ちを伝えるのが良いです。

用意してくださったお供え物やお香典のご厚志への感謝の気持ちも記載するのが大事です。

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お礼状は誰に送るべき?

お礼状を送る相手は、下記の方に送りましょう。

  • 生前お世話になった方
  • 喪主の会社の関係者
  • 弔辞奉読者
  • 遠方からの参列者
  • お香典・弔電・供花などをくださった方
  • 葬儀委員長

順番に解説します。

生前お世話になった方

故人が生前お世話になった方には、故人だけではなく遺族とも関わりがある方も多いでしょう。

亡くなったときに精神的な支えになってくださった経験もあるかもしれません。


葬儀の当日に渡す会葬礼状とは別に、お礼状を渡すと感謝の気持ちが伝わります。

参列のお礼や、精神的な支えになっていただいたお礼、生前のお世話になったことに対するお礼などを書きましょう。


また、今後の関係性を続けたい気持ちも記入しましょう。

喪主の会社の関係者

忌引き以外にも、葬儀準備や相続の手続きなどで別途休むこともあるかもしれません。

会社から故人に対して、香典や供花をいただくケースもあります。


今後の会社内の円満な人間関係を維持するために、お礼状を書きましょう。


香典をいただいたお礼や休みをいただいたお礼とお詫びを記入しましょう。

弔辞奉読者

社葬などの大規模な葬儀の場合は、故人に対して弔辞を読んでくださる方がいます。

弔辞を読む前には、原稿の用意や、読む練習をする時間をとっています。


お礼状には弔辞を読んでいただいたお礼と、準備していただいたお礼、今後の指導をお願いする内容を記入して、渡しましょう。

遠方からの参列者

新幹線や飛行機を使用し、遠方から参加してくださる方もいます。

外国から故人の最後の別れに携わるために、いらっしゃる方もいるかもしれません。


葬儀の際には、遠くから来ていただいたお礼の言葉を伝えましょう。


お礼状には、改めて遠方から時間をかけて来てくださったお礼や、はるばる来ていただくほど故人と親交を深めていただいたお礼などを書きましょう。

お香典・弔電・供花などをくださった方

葬儀に参列する際に、香典を下さる方は多いでしょう。

また、葬儀に参加したくても、入院や足が悪く参列できないため、弔意を表すために弔電や供花を送る方もいます。

香典を下さった方には、葬儀の際にお礼を伝えましょう。


お礼状にも、改めて書くことがポイントです。


葬儀の場で直接お礼できなかった場合、後日お礼の品とともにお礼状を送りましょう。


お礼状には、葬儀がつつがなく終わった旨と、お心遣いをいただいたお礼を書きましょう。

葬儀委員長

喪主や遺族の他に、会葬などの大規模な葬儀では、滞りなく式が進行するよう葬儀委員長を設けます。

葬儀委員長の役目は、大規模な葬儀の準備から、当日の進行まで負担が大きい傾向があります。

葬儀が終わり次第、必ずお礼状で感謝を伝えましょう。


忙しい中で葬儀委員長を引き受けてくださったお礼、葬儀委員長の働きで故人を見送れたお礼を書きます。

また今後の指導を頼みたい旨を書きましょう。

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葬儀のお礼状に書く内容

以下からお礼状を書く際の中身と書き方のポイントを解説していきます。

会葬礼状の場合

①書き出し
書き出しと結びは、頭語+結語(拝啓+敬具、謹啓+敬具)とする、または省略します。

つまり、「両方入れる」か「両方入れない」に統一します。


②冒頭に故人の氏名と続柄
故人との続柄は、喪主からみた関係を書きます。 例)「亡父」「亡祖父」

③会葬者へのお礼の言葉
忙しい時間を割いて来てくださったことに対するお礼を言います。

④礼状という略儀であることのお詫び

⑤葬儀の日付

⑥差出人としての喪主の名前

⑦氏名

香典返しに添えるお礼状の場合

香典返しのお礼状は、できるだけ手書きで書きましょう。

①書き出し
書き出しと結びは、頭語+結語(拝啓+敬具、謹啓+敬具)とする、または省略します。

②冒頭に故人の氏名と続柄
故人との続柄は、喪主からみた関係を書きます。 例)「亡父」「亡祖父」

③お礼の言葉
通夜や葬儀、告別式への参列や香典をいただいたことへのお礼を書きます。

生前に故人・遺族がお世話になったお礼

忌明けの報告
無事に法要、納骨が終わったことを報告します。

香典返しの贈呈
香典返しを贈ることのお知らせです。

⑦書面での挨拶についてのお断り
お礼状は略儀で、本来なら直接お礼を言うべきであるためです。

⑧差出人の名前


ただし、香典返しを直接手渡しする場合は、お礼状は必要ありません。

お礼状が必要なのは、香典返しを忌明けに郵送にてお返しする場合のみです。

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会葬礼状の例文

会葬礼状の例文を紹介します。

会葬礼状の例文


拝啓 
この度(続柄)〇〇(俗名)儀 葬儀に際しましては ご多忙であるにもかかわらずご会葬を頂きまして 
ご丁重なご弔意とご厚志を賜り誠にありがたく 親族一同心より厚くお礼申し上げます 
本来ならばさっそく拝眉の上お礼を申し上げるべきでございますが
略儀となりますが書中をもちまして お礼のご挨拶とさせていただきます 
敬具 
令和〇年△月□日 
A市B町 
喪主 ◎◎ 親族一同

家族葬の場合、会葬礼状は必要?

コロナ禍の今、遺族や近親者のみで開催する家族葬が主流となっています。
家族葬の場合、会葬礼状は必要です。
たとえ、身内であったとしても喪主とその家族以外は「参列者」であります。

会葬礼状は、参列していただいたことに対する礼状であります。
お礼の気持ちは相手が誰であっても変わるものではないです。

家族葬の場合でも会葬礼状を用意しておきましょう。

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お礼状の例文

葬儀で頂いた香典やお供え物、供花などに対してはお礼の意を込めて香典返しをします。

その際に香典返しの品だけでなく、お礼状も入れて送るのが良いです。

実際の例文を紹介していきます。

香典返しのお礼状


謹啓
先般 母〇〇永眠の際にはご多忙にもかかわらずご弔問頂き その上ご丁寧なご芳志まで賜りまして 誠にありがとうございました
本日〇〇(戒名)七七日忌にあたり 内々にて法要を営みました
つきましては供養のしるしとして 心ばかりの品をお送りさせて頂きました
何卒お納めくださいますよう御願い申し上げます
まずは略儀ながら 書中を持ってご挨拶申し上げます
敬具

弔電へのお礼状


謹啓 
夫〇〇の葬儀に際しましてご丁寧なご弔電をいただき 誠にありがとうございました
生前の夫を最もよくご理解くださっていた貴方様に 心のこもったお別れの言葉を贈っていただきましたことで 亡き夫もさぞかし喜んでいることと思います
おかげさまで葬儀も滞りなく行うことができました
今後ともご厚誼を賜りますよう御願い申し上げます
略式ながら 書中を持って御礼申し上げます
敬具

お悔やみ状へのお礼状


拝復
先日はご懇篤なるご弔慰のお手紙を頂き、感謝の気持ちでいっぱいです
○○様には 生前お世話になりましたこと 父になりかわりまして 改めて御礼申し上げます
私どもも温かいお手紙に励まされ おかげ様で葬儀もとどこおりなく相営むことができました
今後とも変わらぬご指導ご厚誼を、何卒よろしくお願い申し上げます
未筆ながら〇〇様 そしてご家族の皆様のご健康をお祈り申し上げます
敬具

供花へのお礼状

拝啓
この度は 亡父〇〇〇〇の葬儀に際しましては 立派な御供花を賜り 誠に感謝申し上げます 多くの温かな気遣いを賜り おかげさまで葬儀も無事に終えることができました ○○○○様のお心遣いに心からお礼申し上げます 本来であれば直接みなさまにご挨拶に伺うべきところ 略儀となりますが書状をもちまして 挨拶にかえさせていただきます
敬具
令和〇年〇月〇日
差出人の住所
喪主 〇〇〇〇 親族一同

年忌法要のお礼状

拝啓
亡祖父 〇〇〇〇儀 〇周忌法要に際しましては 御多用の中 遠路お運びいただき 心から感謝申し上げます この〇年 公私にわたり多くの励ましの言葉を賜り 故人を失った深い悲しみを乗りこえ 前向きに生活をできるようになりました 心から厚く御礼申し上げます 本来はお伺いすべきところ 略儀ではありますが書中にて失礼いたします
敬具
令和〇年〇月〇日
差出人住所
施主 〇〇〇〇 親族一同

病院や施設でお世話になった人へのお礼状

拝啓
〇〇〇〇様を始め病院の皆様には 故〇〇〇〇の入院中 大変お世話になりました 亡祖母の葬儀もつつがなく終え 落ち着きを少し取り戻したところでございます 亡祖母の生前には 多くの温かな心配りを賜り 心より御礼申し上げます 本来ならお伺いするべきところですが 略儀ながら書中にて失礼いたします
敬具
令和〇年〇月〇日
差出人住所
喪主 〇〇〇〇 親族一同

弔辞へのお礼状

拝啓
故 〇〇〇〇儀 葬儀に際しましては 御多忙にかかわらず御参列いただきましたうえ ご丁寧なご弔辞を賜り 心から感謝申し上げます 亡父にかわりまして 謹んで感謝を申し上げます 今後とも 整然と変わらぬお付き合いを賜りますよう御願い申し上げます 本来であれば 拝眉の上ご挨拶申し上げるところですが 書中をもちまして御礼にかえさせていただきます
敬具
令和〇年〇月〇日
差出人の住所 
喪主 〇〇〇〇

拝眉(はいび)」とは、相手に逢ったことを敬う表現です。

他にも心が通じ合う交際のことを指す「厚誼(こうぎ)」や、相手が親切に行ってくれた行動を敬う「芳志(ほうし)」などの表現があります。


お礼状で使うことが多いため、頭に入れておきましょう。

家族葬の場合のお礼状はどうするの?

家族葬の場合家族や近親者以外は参列していません。

そのため会葬へのお礼は書かないことがマナーです。

内容としては季節の挨拶は避けるのが良いです。

また家族のみで葬儀を済ませたことや遺族の近況や現在の様子、香典へのお礼を書くと良いです。

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葬儀のお礼状を書く時のマナー

故人の呼び方

故人の呼び方は、施主(喪主)と故人との関係性で書きます。

施主の祖母であれば「亡祖母」と記入しましょう。


関係性を書いた後ろに「儀」を添え、「亡祖母○○○○儀」と記入します。「亡」ではなく「故」を使用しても問題ありません。

正しい言葉遣い

故人が仏教を信仰しており、戒名が授けられている場合は、お礼の言葉の後、略儀の前に戒名を記入しましょう。

最近では戒名を付けずに俗名のまま葬儀を行うケースも増えています。


神式では、香典のことを「御玉串料」、永眠のことを「帰幽」と言います。

「供養」や「ご愁傷様」は仏教用語のため、使用は控えましょう。

御玉串料のお返しとして、「五十日祭」の後に、「偲草」と表書きした返礼品に挨拶状を添えて送ります。


キリスト教では永眠のことを、カトリックでは「昇天」、プロテスタントでは「召天」と記入します。香典は「御花料」になるため、注意しましょう。


天理教では、永眠のことを「出直し」と表します。神教の流れを汲んでいますが、異なる宗派のため、永眠の表記には気を付けましょう。


また、忌み言葉・重ね言葉は使わないようにしましょう。

悪いことが続いたり、不吉なイメージがあるので使用しないように注意が必要です。

例)重ね重ね、度々、再三、次々、益々、死、生存

お礼状の封筒・はがき

お礼状のような手紙は1枚で内容が完結するように書き、縦書きで記入します。


白の無地のものを選ぶようにしましょう。


弔辞専用の封筒やはがきを使用すると、相手への敬意が伝わりやすいでしょう。


格式があり伝統的なお礼状には、江戸幕府の時代から使われる「奉書紙(ほうしょし)」を使いましょう。

奉書紙とは、公文書を作成するときに使われていた和紙です。

お世話になった人や、高額な香典を頂いた場合に使いましょう。

印刷でも大丈夫?

手書きのお礼状のほうが丁寧で心のこもった印象にはなりますが、印刷したものでも問題ありません。

葬儀関連のお礼状は、「悲しみの涙で墨が薄くなってしまった」意味を込めて、薄墨を使用することをオススメします。

四十九日以降は、一般的に濃墨を使います。

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葬儀のお礼状を渡すのはいつ?

お礼状はどのタイミングで渡すのが良いのでしょうか。

以下から解説していきます。

会葬礼状の場合

葬儀当日に葬儀会場にて会葬御礼の品を添えて手渡しする形になります。

また葬儀を終えたのちに郵送する場合もあります。

葬儀当日に参列できなかった方や、弔電・供花を頂いた方には後日郵送します。

その際会葬礼状とは文面を変え、手書きが好ましく、葬儀が終わってからなるべく早く出す事が大切です。

お礼状の場合

香典へのお礼状は忌明けである四九日法要が無事終わったタイミングで送るのが最適とされています。
ただし、郵送で送る場合のみお礼状が必要となります。

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葬儀のお礼状は何に書く?

葬儀のお礼状はどのような媒体で書くのが良いのでしょうか。

以下から解説していきます。

①手紙

縦書きで奉書紙を用いて、一枚に収めて書きます。

封筒も、奉書紙を入れるための白色の奉書封筒を用います。

不幸が重なるという想像を避けるために、二重封筒は使わないのがマナーです。

封筒の表面には「御挨拶」と、裏面に喪主の住所と名前を記します。 

②ハガキ

会葬礼状の際には、ハガキが好まれます。

会葬者全員に対して、通常印刷したものを参列者全員に会葬返礼品とともに渡します。

③メール

メールでのお礼状は基本的にマナー違反とされています。

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他の宗教の返礼品に添えるお礼状の文例は?

日本では多くの人が仏教ですが、中には神式・キリスト教式の場合もありますので参考にしてください。

神式

神式で忌明けに該当するのは「五十日祭」です。

キリスト教式

キリスト教式で忌明けに該当するのは「追悼ミサ」(カトリック)、「記念式」(プロテスタント)です。

仏教と異なる表現の仕方があるので注意が必要です。

以下に例を上げます。

  • 「逝去」、「永眠」→「召された」、「召天」
  • 「極楽」、「浄土」→「天国」、「みもと」、「御国」


実際のお礼状の例文を以下にまとめました。

例)
謹啓 故〇〇 〇〇の葬儀に際しましては
ご多用中にもかかわりませず、遠路はるばる
ご会葬くださいまして誠に有り難うございます
皆様より頂戴致しました生前のご厚誼とご弔慰に心より御礼申し上げます
敬具

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葬儀の返礼品は何を送れば良い?

葬儀の返礼品には何が適していて、何を送ってはいけないのでしょうか。

適しているもの

一般的に葬儀の返礼品は、その悲しみを残さないために消え物・消耗品が良いとされます。

記念品のように残る品物は、一般的に不適切とされているため、注意が必要です。

不幸が消えて流れさるように、消耗する日用品や食品の返礼品が良いとされています。

理由として、葬儀の参列者は性別や年齢層など様々で、全ての人の趣味趣向の把握は難しいため、誰でも使える消え物が妥当と考えられているようです。

返礼品を持ち帰る際に負担にならないように、軽くて持ち運びやすいものが良いでしょう。

適した返礼品の定番は、昔からお茶、日持ちの良いお菓子や調味料などが挙げられます。

普段使いするタオル・洗剤なども実用性が高く、長くは残らないため人気の返礼品です。

近年、相手の好みを問わない「商品券」などの金券を送るケースも増えてきています。

適していないもの

一方で昔から返礼品に適さないとされるものは、「四つ足生臭もの」です。

「生魚」「生肉」は忌明けまで食べないで過ごす風習の地域もあり、タブーとされます。

また、祝い事をイメージさせる「昆布」「鰹節」なども避けるべきです。

昆布は読みが「よろこぶ」と解釈されますし、鰹節は結婚式の引き出物の定番と言われているため、相応しくないとされています。

一般的に不適切とされる品物でも、カタログギフトを送ることで相手様が選ばれる分には問題ありません。

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葬儀の礼状の例文まとめ

「ま」「と」「め」と書かれた積み木と電卓と時計

ここまで葬儀のお礼状のマナーに関する情報や例文を中心にお伝えしました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 会葬礼状には敬具を使わないこと
  • お礼状の内容は会葬礼状のものに加え、生前に故人・遺族がお世話になったお礼を加えること
  • お礼状のマナーは忌み言葉や重ね言葉・句読点は使わないこと
  • 会葬礼状は葬儀当日、お礼状は四十九日の後に送る

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(はかまだ)

袴田 勝則(はかまだ かつのり)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴25年以上。当初、大学新卒での業界就職が珍しい中、葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから皇族関係、歴代首相などの要人、数千人規模の社葬までを経験。さらに、大手霊園墓地の管理事務所にも従事し、お墓に納骨を行うご遺族を現場でサポートするなど、ご遺族に寄り添う心とお墓に関する知識をあわせ持つ。

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