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法事法要

四十九日の時間に決まりはある?開始時間と所要時間の目安を解説

更新日:2022.11.17

回忌

記事のポイントを先取り!

  • 四十九日法要の開始時間に明確な決まりはない
  • 開始時間は、会食の時間に合わせるのがおすすめ
  • 開始時間は、遠方からの参列者も考慮して決める

故人の命日から数えて四十九日目に行われる法要を、四十九日法要といいます。
忌日法要の中では最後の法要になるため、参列する方も多く、開始時間などには悩まれるかと思います。

そこでこの記事では、四十九日の時間について詳しく説明していきます。

この機会に、四十九日の所要時間についても知っておきましょう。
四十九日法要を途中退席する場合の対応方法についても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 四十九日の時間に決まりはある?
  2. 四十九日の開始時間の目安
  3. 四十九日の所要時間の目安
  4. 四十九日法要を途中退席する場合
  5. 四十九日をお開きにするタイミング
  6. 四十九日法要での注意点
  7. 四十九日の時間のまとめ
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四十九日の時間に決まりはある?

結論からいいますと、四十九日の開始時間について明確な決まりはありません。
自身や僧侶の都合はもちろんのこと、式場や参列者にとって都合の良い時間で決めて良いでしょう。

しかし、そうはいっても、どのように時間を決めるべきか悩まれる方も多いかと思います。
ここでは、一般的な開始時間やその理由について説明していきます。

午前中に開始するのが一般的

四十九日法要の開始時間は午前中に設定するのが一般的です。

その理由として、四十九日法要後にお斎(おとき)と呼ばれる食事会を行う場合が多いからです。
会食の席では、近しい親族や所縁の方とともに故人を偲び、思い出を語り合います。

そのため、四十九日法要の終了時間を逆算し、法要終了が丁度お昼どきになる時間、つまり午前中に開始するのが好ましいといえます。

午後からでも問題はない

先述通り、開始時間に明確な決まりはないため、午後からの開始でも問題ありません。

四十九日に限らず、回忌法要の場合は会食をともなうケースが多いため、午前中は菩提寺の都合がつきにくい場合も考えられます。

また、菩提寺のみならず親族や参列者が集まりやすい土日に法要が組まれるケースも多いので、式場が混み合うこともあります。

そのため、午後からのほうが菩提寺や式場の都合がつきやすい場合もあるようです。

食事会を執り行う場合は、開始時間によって軽食や持ち帰り用の折詰を用意したり、夕食会の準備をすると良いでしょう。

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四十九日の開始時間の目安

ここでは、会食などを踏まえ、四十九日の開始時間の目安を説明していきます。

午前10時が一般的

四十九日の開始時間は午前10時に設定するのが一般的です。

四十九日法要の所要時間は地域や宗派により若干異なりますが、およそ60〜90分程度となります。
そのため、午前10時の開式は法要終了後の会食に合わせやすくなります。

儀式の所要時間については寺院ごとにも若干の差異がありますので、直接菩提寺に確認するのも良いでしょう。
もちろん、法要後に納骨がある場合などはその時間も考慮する必要があります。

午後から開始する場合

菩提寺や式場の都合がつかない場合などは、午後から法要を執り行うケースも少なくありません。

午後から法要を開始する場合は、菩提寺や式場の都合に合わせることが多くなるでしょう。
たとえば、法要が15~16時の開式になりそうなら、軽食や持ち帰り用の折詰を準備するのが無難です。

17時以降の開始になる場合は、食事会を夕食会と捉えてお斎料理などを用意します。

また、あまり遅い時間になると遠方から来る参列者が宿泊しなければならない場合もあるため、注意しなければなりません。

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四十九日の所要時間の目安

ひと口に四十九日法要といっても、その所要時間の目安は状況に応じて変わります。

ここではそれぞれの状況に応じた所要時間を詳しく解説していきます。
開式からお見送りまでの全体の所要時間になるので、ぜひ参考にしてください。

法要・納骨・会食それぞれにかかる時間

四十九日法要を執り行い、納骨の儀式、法要を経て会食を行う場合の所要時間は大体4~5時間程度です。

開式のあと、僧侶に読経していただき、ご焼香をし、お経が終わるとお説法をいただきますが、ここまでで概ね60〜90分程度になります。

そのあと、お墓や納骨堂に移動し、納骨法要を経て納骨を行いますが、こちらも60分程度で終了する場合が多いしょう。

そして、改めて会食の式場に移動し、喪主または施主の御挨拶をいただき、会食に移ります。
会食の時間は概ね2時間程度が一般的で、最後に喪主または施主の御挨拶をいただき、お開きとなります。

ただし、納骨場所であるお墓や納骨堂が、法要式場から距離がある場合は、さらに移動時間が加算されます。
たとえば、菩提寺の式場で法要を執り行い、敷地内のお墓に遺骨を納め、式場で会食するような場合は移動も少なくスムーズといえるでしょう。

法要と会食を行う場合

四十九日法要と会食を行う場合の所要時間は、大体3時間程度が目安となります。

四十九日に納骨を行う慣習はまだまだ根強く残っていますが、必ずしも同じ日に行わなければならない訳ではありません。

先述通り、お墓や納骨堂が遠方で移動に時間がかかる場合などは、別の日に納骨をするケースも多くあります。

納骨を行わない場合は、法要に60〜90分、会食に2時間程度と考えておくと良いでしょう。

法要と納骨を行う場合

会食の席を設けず、法要と納骨のみを行う場合の所要時間は大体2時間程度が目安です。

最近では法要などの儀式も小規模化の傾向にありますから、食事なしで執り行う場合も増えています。

また、会食の有無は事前に案内されているケースがほとんどですが、万一知らされていない場合は喪主又は施主に確認しましょう。

法要のみの場合

四十九日法要のみを執り行う場合の所要時間は、大体60~90分程度が目安です。

開式、僧侶の読経、お焼香、説法、喪主または施主の挨拶という流れが一般的でしょう。

遺族のみで法要を執り行う場合は挨拶を省略する場合があります。

地域・宗教により所要時間は異なる

法事の慣習は、葬儀と同様で地域や宗派によって異なる場合があります。

そのため、何かしら不安なことがある場合は菩提寺や慣習を良く知る親類に確認するのが無難です。
菩提寺に確認する際は、お布施の金額やお経の時間などもまとめて聞くことができます。

お布施の金額が決まっておらず、明確な金額を伝えられなかった場合は年配の親族に聞くのも良いでしょう。

また、おおよその所要時間などは法要を執り行うセレモニーホールなどへ電話で確認することも可能です。
法要の場合は式場の貸切時間が決まっている場合もあるので、閉式までのおおよその目安として判断できるでしょう。

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四十九日法要を途中退席する場合

四十九日法要に参列する場合、開式から食事会終了まで参列することがマナーです。

しかし、仕事や諸事情などで途中退席をしなくてはいけない場合もあるかと思います。
その場合は、法要のみの参加でも問題ありません。

ただし、その際はあらかじめ法要を取り仕切る喪主または施主に法要のみで退席する旨を伝えておきましょう。

法要後の会食では、人数分のお斎料理が用意されるのが一般的です。
そのため、途中退席を知らされていない場合は用意したお斎料理が無駄になってしまい、金銭的な負担も生じます。

退席する必要がある場合は、なるべく早く喪主又は施主にお伝えしましょう。

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四十九日をお開きにするタイミング

四十九日法要を終え、食事会も一定時間経つと、喪主又は施主の挨拶をもって終了となります。

お開きのタイミングや挨拶の文例などを紹介します。

お開きのタイミング

お開きのタイミングは式場の利用時間から会食の進み具合などで判断される場合が多いでしょう。

概ね2時間前後が目安にはなりますが、アルコールがある場合や、小さい子供がいる場合など状況に応じて判断しても構いません。

また、事前に式場の利用時間についてしっかり確認しておくと良いでしょう。

挨拶の文例

お開きの挨拶は法要のすべてを締めくくる必要があります。

四十九日法要に参列いただいたお礼、お開きとすること、今後変わらぬ付き合いを望むこと、引き物のご案内を行い挨拶を締めましょう。

法要後や会食前にもご挨拶のタイミングがありますので、お開きの挨拶は短くまとめても構いません。

以下、例文を参考にしてください。

皆様、本日は何かとご多用のなか、亡き〇〇のためにお集まりいただき誠にありがとうございました。
故人の思い出話をたくさんお伺いすることができ、大変懐かしく拝聴させていただきました。
故人もとても喜んでいることと思います。
お名残惜しくはありますが、終わりの時間が近づいて参りましたため、これにてお開きとさせていただきます。
いたらない部分も多々ありますが、今後とも〇〇の生前同様のご指導、ご鞭撻をよろしくお願いします。
また、心ばかりの品物をご用意させていただきました。
お荷物になるかと存じますが、お帰りの際にお持ち頂ければ幸いです。
改めまして、本日は、誠にありがとうございました。

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四十九日法要での注意点

ここまで、四十九日法要の時間について解説してきましたが、時間以外にも注意すべき点があります。

この機会に確認しておきましょう。

四十九日法要の日程の決め方

四十九日を過ぎてから四十九日法要を行うことはマナー違反に当たります。

しかし、四十九日法要を前倒して行うことはマナー違反ではありません。

四十九日ちょうどでは都合が悪いという場合は、四十九日よりも少し前の土日に行うと良いでしょう。

四十九日法要での服装

施主や遺族は正喪服や準喪服を着用しましょう。

その他の参列者は略式喪服を着用するのが無難です。
施主や遺族よりも格式が高くならないような服装で行くことがマナーとなります。

四十九日法要でのお布施

四十九日法要でのお布施の相場は3~5万円です。

ただし、これに加えてお車代や御膳料も別で用意する必要があるので注意しましょう。
お車代と御膳料の相場はどちらも5000~1万円です。

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四十九日の時間のまとめ

ここまで、四十九日の時間についての情報を中心にお伝えしてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 四十九日法要の時間に明確な決まりはない
  • お斎(食事会)をともなう場合は午前10時頃からの開始が一般的である
  • 法要の所要時間は地域や宗派によって若干の差異がある
  • 四十九日法要で途中退席する場合は事前に喪主又は施主に伝えておく

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(やまぐち)

山口 隆司(やまぐち たかし)

一般社団法人 日本石材産業協会認定 二級 お墓ディレクター

経歴

業界経歴20年以上。大手葬儀社で葬儀の現場担当者に接し、お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、位牌や仏壇をはじめ、霊園・納骨堂の提案や、お墓に納骨されるご遺族を現場でサポートするなど活躍の場が広い。

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