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日本で安楽死は選べますか?日本と外国の安楽死の現状を紹介

更新日:2022.08.18

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記事のポイントを先取り!

  • 日本の法律では安楽死は認められていない
  • 本人の希望により消極的安楽死が行われるケースはある
  • アメリカの一部やスイスでは安楽死が認められている

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安楽死という言葉は多くの方に知られていますが、その定義や内容についてご存じでしょうか。

安楽死の基礎知識や日本での取り扱われ方を知っておきましょう。


そこでこの記事では、安楽死について詳しく説明していきます。


この機会に安楽死を覚えておきましょう。

後半には安楽死に関する考え方の調査結果についても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 安楽死とは
  2. 安楽死は殺人罪に該当する?
  3. 消極的安楽死とは
  4. 海外における安楽死の現状
  5. 安楽死は必要?それとも不要?
  6. 安楽死まとめ
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安楽死とは

安楽死とは不治の病などによる、耐え難い痛みもしくは苦痛から解放させるために、医師が意図的に死なせる行為のことです。

また、安楽死は苦痛を与えないまま、患者を死なせる方法であることでも知られています。


その一方で、どんな事情があったとしても、生きている患者を意図的に死なせる安楽死は犯罪にならないのでしょうか。

また、安楽死という言葉が広く認知されているにもかかわらず、実際に知り合いが安楽死したという話を聞いたことがない方がほとんどでしょう。

まずは日本においての安楽死の考え方について解説します。


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安楽死は殺人罪に該当する?

意図的に患者を死に至らしめる行為である安楽死は、見方によっては殺人罪に該当するのではないか、と思う方もいらっしゃるでしょう。

実は日本で安楽死を行うことは違法で、同意殺人罪に該当します。

たとえ本人や家族の希望や承諾があったとしても、日本で安楽死は認められていないのです。


ただし、積極的に患者を死に至らしめるのではなく、間接的な行為によって結果的に死なせるケースが一部存在します。


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消極的安楽死とは

消極的安楽死とは、医師の処置によって患者の延命が可能でありながら、その処置をしないという選択をして結果的に死なせる行為です。

消極的安楽死は別名「尊厳死」とも呼ばれ、近年認められる事例が日本でも増えています。

消極的安楽死は医師による判断ではなく、あくまでも患者や家族の希望があることが前提の行為です。


しかし、事例が増えているとはいっても法律的にはグレーゾーンであり、患者や家族の希望が証明できないと違法行為とみなされます。


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海外における安楽死の現状

日本では違法行為にあたる安楽死ですが、海外の一部では現状認められているところがあります。

世界的に見て多くの国では安楽死を禁止とする国家が多い中、スイスやアメリカの一部ではさまざまな条件のもと安楽死が選択できます


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安楽死は必要?それとも不要?

日本でも多くの方に認知されている安楽死ですが、海外の安楽死の事例が取り上げられた際に、その是非が問われることがあります。

さまざまな意見がある中で、安楽死を支持するかどうかのアンケート結果では、おおむね支持する割合が80%以上になることが多いようです。


一方、医療従事者を志す医学生および理系学生を対象とした、安楽死に関する調査結果があります。

そこで本記事の最後に、その調査における安楽死を望む割合や安楽死を依頼する場合・しない場合の考え方についてご紹介します。

安楽死を望む割合

安楽死を望む割合は下記の通りです。

テーマ選択肢総数
家族の安楽死依頼する45.2%
依頼しない11.9%
わからない42.9%
自分の安楽死希望する38.7%
希望しない12.5%
わからない48.8%

それぞれの考え方

それぞれの理由・考え方についての回答結果は下記の通りです。

・家族の安楽死を希望する

(希望理由)

本人の意思を尊重したい

53.9%

本人の苦痛を除去したい

32.9%

苦しむ姿を見たくない

13.2%

・自分の安楽死を希望する

(希望理由)

苦痛から逃れたい

38.5%

これ以上の苦痛が恐ろしい

4.6%

苦しむ姿を家族に見せたくない

15.4%

家族を普通の生活に戻したい

40%

経済的理由

1.5%

・家族の安楽死を希望しない

(拒否理由)

本人に少しでも長く生きてほしい

60%

社会的に許されない

10%

医師に刑事罰がくだると申し訳ない

5%

寿命は全うすべきである

25%

・自分の安楽死を希望しない

(拒否理由)

少しでも長生きしたい

38.1%

社会的に許されない

9.5%

家族に刑事罰がくだると申し訳ない

9.5%

寿命は全うすべきである

42.9%


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安楽死まとめ

キーボードの上に載っている「ま」「と」「め」と書かれた積み木

ここまで安楽死の情報や、安楽死の概要などを中心にお伝えしてきました。

この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 安楽死とは本人や家族の希望によって苦痛なく死なせる行為
  • 安楽死は日本で認められておらず刑罰の対象となる
  • 安楽死に対する考え方は人によって様々で賛否両論ある

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(たなか)

田中 大敬(たなか ひろたか)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。

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