閉じる

法事法要

中袋なしの香典袋の時のお金の入れ方は?香典の書き方や包み方を解説

更新日:2022.12.24

香典

記事のポイントを先取り!

  • 中袋なしが正しいマナーとする地域がある
  • 金額や住所は外袋の裏面に書く
  • 外袋に直接お金を包む

香典には通常中袋というお金を包むための袋が入っています。
ですが、中には中袋がないものやあえて使用しない地域などが存在します。
中袋がない場合はどのように金額を書き、どのようにお金を包むのでしょうか。

この記事では中袋なしの香典の書き方とお札の入れ方を中心に解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください。

都道府県一覧から葬儀場を探す

こちらでご希望のエリアから葬儀場を検索できます。

  1. 中袋なしの香典がある理由
  2. 中袋ありとなしで何が違うの?
  3. 中袋なしの香典の書き方
  4. 中袋なしの香典のお札の入れ方
  5. 香典袋の封の仕方
  6. 袱紗での香典袋の包み方
  7. 香典袋は包む金額に見合う袋を準備しよう
  8. 香典の金額に関する注意点
  9. 香典の書き方まとめ
スポンサーリンク

中袋なしの香典がある理由

香典袋を購入する際、中袋がない商品も売っているかと思います。
中袋がない理由は、中袋を使用しないことが正しいマナーとする地域があるからです。

中袋をするとお金を二重で包むことになってしまいます。
二重で包むことは「不幸が重なる」という意味合いから葬儀の際には好ましくないとされているのです。

しかし、近年では略式と認識されてしまう場合も多くあるため、心配な方は葬儀社に相談することをお勧めいたします。

スポンサーリンク

中袋ありとなしで何が違うの?

結論から述べますと、香典の中袋がある場合とない場合では、香典の金額と住所を書く場所とお札を入れる袋が変わります

通常金額と住所は中袋に書きますが、その中袋がないため外袋の裏側に書く必要があり、お金は香典袋に直接包む必要があります。

書き方や包み方にはそれぞれ細かいルールがあります。
以下で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。

みんなが選んだ法事法要の電話相談

みんなが選んだ法事法要では葬儀や法事法要のご相談に対応しております。 お悩みにある方はご相談ください。

category_3_block_title_img
専門相談員が丁寧に対応します
24時間365日無料相談

0120-33-3737

電話をかける

telIcon
平均よりも低額!
5万円からご案内!
葬儀の宗教者手配
平均よりも低額!
4万円からご案内!
法事法要の宗教者手配

中袋なしの香典の書き方

中袋がある場合、金額と住所は中袋に記入します。
ですが、中袋がない香典の場合はどのように書くのでしょうか。
表書きの書き方に違いはあるのかについても解説します。

金額の書き方

中袋がある香典の場合、中袋の裏面に金額を書きます。
一方で中袋なしの香典の場合では、金額を外袋の裏面に大字で金〇〇圓」と書きます。

以下で五千円以外の大字による金額の書き方もご紹介します。

包む金額大字での書き方
3,000円金参仟圓
5,000円金伍仟圓
10,000円金壱萬圓
50,000円金伍萬圓
100,000円金壱什萬圓

住所の書き方

中袋がない場合の住所と金額の書き方

中袋なしの場合、住所は外包みの裏面に金額と隣り合わせに書きます

縦書きで書かれるため使用するのは算用数字ではなく漢数字です。
しかし、金額のように大字で書く必要はありません。

香典の中袋がない場合、表書きと名前は香典袋の表面に書き、金額と住所は裏面に書きます。
一つずつ書き方にルールや注意点があるので以下で詳しく解説します。

濃墨を使う

表書きは薄墨で書くのに対して、濃墨(黒のボールペンやサインペンも可)を使います。
住所や金額が読みやすいようにするためです。

表書きの書き方

表書きの書き方は、中袋がある場合でもない場合でも変わりません

香典の表書きを書く場合、四十九日までは主に薄墨の筆を使うのが一般的です。

香典の上段(水引よりも上)には表書きを書きます。

表書きでは故人や喪主の宗派によって、表書きに書く文字が変わります
例えば、49日の法要では御霊前、それ以降に香典を贈る時は御仏前と書きます。

表面の下段(水引よりも下)には名前を書きます。
「御霊前」などの表書きの直下に自身の名前をフルネームで書くのが特徴的です。
夫婦(連名)で書く場合は、夫の名前をフルネームで書いた後、その左に妻の名前を書きます。

スポンサーリンク

中袋なしの香典のお札の入れ方

香典用の封筒と万札

香典袋にどのようにお札を包めばいいのか解説していきます。

新札を避ける

香典としては、一般的には旧札を用います。
新札だと不幸があることを前もって予測し、お金を準備していたと捉えられるためです。

ただし、旧札でもあまりに損傷が激しいものを香典として贈るのは、避けた方が良いでしょう。
最近では旧札にこだわる習慣が薄れてきています。

そのため、新札しかない場合はそのまま使っても何も言われない可能性は高いです。

中袋がない場合の入れ方

香典袋に中袋がない場合には、香典袋にそのままお札を入れます。
この際、お札の肖像がある面が、香典袋の裏を向くように入れます。
これは、「不幸に対して顔を背ける」「悲しみにより顔をあげられない」という意味があります。
また、中袋なしの場合は住所や金額は香典袋の裏に直接記入して問題ありません。

地域差のあるマナーですので、自分の地域ではどうすべきか迷ったら葬儀社にぜひご相談ください。

中袋あり・奉書紙の場合

市販の香典袋には、中袋がついていることが多いです。
中袋がついている場合には、中袋にお札を入れます。
お札の向き等のルールは中袋がない場合と変わりません

中袋が奉書紙になっている場合は、まずザラザラしている面を上にしてお札の裏面を表にして奉書紙におきます。
次に、下・左・右の順におって上を下側に向けて折ります。

中袋がある場合と奉書紙で包む場合は以下の記事で非常に詳しく解説しています。
ぜひご参照ください。

みんなが選んだ法事法要の電話相談

みんなが選んだ法事法要では葬儀や法事法要のご相談に対応しております。 お悩みにある方はご相談ください。

category_3_block_title_img
専門相談員が丁寧に対応します
24時間365日無料相談

0120-33-3737

電話をかける

telIcon
平均よりも低額!
5万円からご案内!
葬儀の宗教者手配
平均よりも低額!
4万円からご案内!
法事法要の宗教者手配

香典袋の封の仕方

中袋がない香典袋の封をする際、糊付けすべきか悩んでしまう方も多いようです。

そこで以下で、香典袋の正しい封の仕方について解説していきます。

「〆」や「封」は書かない

第三者に封筒を開かれないようにするため、しばしば封筒に「」や「」と書きます。

しかし、香典は直接手渡しするため、第三者に開けられる心配がありません。

そのため、香典袋には基本的に「〆」や「封」を書きません

ですが、地域によっては中袋がない場合「〆」を書くところもあるようです。

その場合は、お住まいの地域の慣習に従いましょう。

糊付けはしない

中袋がないと、お金が落ちてしまわないか不安に感じられる方もいるかもしれません。

しかし、原則として香典袋に糊付けはしません

理由は、糊付けをすると、お金の確認をする際に手間がかかってしまうからです。

受付の方や会計係の方は、多くの数の香典を確認しなければいけません。

その際、糊付けされていると開ける手間と時間が増えてしまうため、糊付けは不要とされています。


中袋がない香典袋の場合、たまに付属でシールがついているものがあります。

お金が落ちてしまうか心配な方は、シールを貼って封をするとよいでしょう。

シールが付いていない場合は、セロハンテープ等で軽く留めておくのも1つの手です。

スポンサーリンク

袱紗での香典袋の包み方

中袋がない香典袋を使用する場合でも、香典を持運ぶときは袱紗(ふくさ)を利用しましょう。
袱紗とは、祝儀や不祝儀を包んで運ぶための布包みのことです。

袱紗には種類があり、袋状になっているものを金封袱紗といいます。
また、一枚の布状になっているものには爪付き袱紗、台付袱紗というものがあります。

袱紗は色に注意!

香典を包む袱紗は、色に注意しなければいけません。

慶事用には赤などの暖色系弔事用には紺などの寒色系を使用します。
知らずに暖色系の袱紗に香典を包んでしまうことがないようにしましょう。

なお、紫色の袱紗は慶事・弔事兼用なので持っていると何かと便利かもしれません。

包み方は画像を参考にしてください。

香典 包み方

渡す時には袱紗から出す

香典を渡す時には、袱紗から取り出して渡します。

右手に袱紗を乗せ、左手で包んでいる袱紗を開き、中の袋を取り出すようにしましょう。

みんなが選んだ法事法要の電話相談

みんなが選んだ法事法要では葬儀や法事法要のご相談に対応しております。 お悩みにある方はご相談ください。

category_3_block_title_img
専門相談員が丁寧に対応します
24時間365日無料相談

0120-33-3737

電話をかける

telIcon
平均よりも低額!
5万円からご案内!
葬儀の宗教者手配
平均よりも低額!
4万円からご案内!
法事法要の宗教者手配

香典袋は包む金額に見合う袋を準備しよう

中袋がない香典袋にも種類が多々あります。
包む金額に見合う香典袋を選びましょう

近親者であればあるほど、高額の香典を包むことになります。
包む香典が高額な場合、本格的な香典袋を用意する必要があります。

スポンサーリンク

香典の金額に関する注意点

香典を包む際、金額も非常に重要です。

香典の金額については、以下の点に注意します。

関係性に応じた金額を入れる

香典の金額は、故人との関係性に基づいた額を入れるのが一般的です。

具体的な相場は以下の通りです。

  • 両親の場合:5~10万円
  • 兄弟姉妹の場合:3~10万円
  • 祖父母の場合:1~3万円
  • 叔父・叔母の場合:1~3万円
  • 叔父・叔母以外の親族の場合:5,000~3万円
  • 知人・友人の場合:3,000~1万円
  • 会社の上司の場合:5,000~1万円

より具体的に包む金額を決める際は、故人との関係の深さも考えると良いでしょう。

例えば知人・友人でも比較的親しい場合は1万円程度、あまり親交が深くない場合は3,000~5,000円程度を包みます。

お札の枚数に注意

香典を包む際は、お札の枚数にも注意すべきです。

まず4枚や9枚は、「死」や「苦」を連想させる縁起の悪い数字であるために避けます。

偶数の枚数も故人との縁が切れるとされており、同じく避けるべきです。

1枚や5枚など奇数で包むことを心掛けましょう

みんなが選んだ法事法要の電話相談

みんなが選んだ法事法要では葬儀や法事法要のご相談に対応しております。 お悩みにある方はご相談ください。

category_3_block_title_img
専門相談員が丁寧に対応します
24時間365日無料相談

0120-33-3737

電話をかける

telIcon
平均よりも低額!
5万円からご案内!
葬儀の宗教者手配
平均よりも低額!
4万円からご案内!
法事法要の宗教者手配

香典の書き方まとめ

「ま」「と」「め」と書かれた積み木と電卓と時計

ここまで中袋のない香典袋の包み方や、香典袋への記入の方法などを中心に書いてきました。
この記事でのポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 中袋なしの香典に住所、金額を記載する時は、裏側、左寄りに記載する
  • 中袋なしの香典の入れ方は、お札の表面を外袋の裏面に向けて、肖像が底側に向くように入れる
  • 中袋なしの香典袋でも、贈る金額にあった香典袋を用意する

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

スポンサーリンク

都道府県一覧から葬儀場を探す

こちらでご希望のエリアから葬儀場を検索できます。

法事法要の関連記事

コラム一覧へ

あなたにぴったりのお墓を診断!

色々種類があってわからない.

お墓選びで後悔したくない.

diagnosis_woman_img

最短30秒で診断

葬儀・お葬式を地域から探す

みんなが選んだお葬式は葬儀場・葬儀社をご案内/