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お葬式

葬儀のふくさとは?選び方から包み方まで解説

更新日:2022.11.18

弔問

記事のポイントを先取り!

  • ふくさとは、冠婚葬祭で金封を包むために使われる包みのこと
  • 葬儀で使うふくさは、主に寒色系の色で、無地か、菊・蓮・蘭などの柄を選ぶ
  • ふくさが手元にない場合は、暗めのハンカチや小さな風呂敷を代わりにする
  • ふくさが汚れた場合は、ドライクリーニングに出せば汚れが取れやすい

葬儀に参列する際、お布施や香典を持参しなくてはいけないことはご存知の方も多いと思います。
では、香典を持参する際に、包むふくさと呼ばれる布についてはご存知でしょうか。

そこでこの記事では、葬儀のふくさについて詳しく説明していきます。
この機会に葬儀のふくさについて覚えておきましょう。

ふくさの選び方やマナーについても触れていますので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. ふくさとは?
  2. 葬儀のふくさの選び方
  3. 葬儀でのふくさの包み方
  4. 葬儀のふくさの渡し方
  5. 葬儀のふくさがない場合
  6. ふくさが汚れたら洗っても大丈夫?
  7. 葬儀のふくさのまとめ
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ふくさとは?

ふくさ(袱紗)とは、冠婚葬祭で持参するご祝儀袋や香典袋などを包むために使われる布のことです。

近年では、ふくさに包まずに香典をお渡しになる方も多く見受けられます。
しかし、綺麗な状態で誠意を尽くしてお金をお渡しするため、ふくさに包んだ状態で持参するのがマナーとされています。

素材や色の種類が多く存在するため、選ぶ際にどのふくさにするべきか悩む方も多いと思います。
葬儀に適している、マナーに沿ったふくさを選ぶようにしましょう。

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葬儀のふくさの選び方

葬儀で使うふくさの種類がある程度決まっているため、それぞれの特徴を知っておくと良いです。
色や柄に注意するとともに、金額に応じて使い分けることも大切です。

色は寒色系のものを

葬儀などの弔事では、寒色系のものを使います。
葬儀は故人を弔う厳粛な場であるため、明るい色や派手な外見は避けるべきです。

具体的には紺色や青色、緑色などの落ち着いた印象を与えるものが良いです。
なお濃い紫色のものはおめでたい行事でも使えるため、1枚あると非常に便利です。

柄は無地のものを

ふくさを選ぶ際は、柄にも気を配ります。
何も施されていない無地のものが、最も無難です。
また弔事向けの柄として、蓮・蘭・菊のものがあります。

加えて名前や家紋が入っているものは、慶事・弔事に関係なく使えます。
一方で金色の刺繍が施されているものや、柄が鶴や亀などおめでたいものは不適切です。
間違って選ばないように、一緒に覚えておくと良いでしょう。

包む金額によって種類が変わる

ふくさの種類は、包む金額によって異なることも知っておくべきです。
ふくさには以下の3種類があり、包む金額によって使い分けます。

金封袱紗

中に香典袋を挟み込めるタイプのふくさです。
たたんで包むタイプよりも使いやすい分、1万~3万円と低めの額の香典を持参する際に使われます。

爪付き袱紗

シンプルに四角い形となっているタイプのふくさです。
包む際に開かないようにするための爪が付いています。
金額が3万円以上の場合に使われるのが一般的です。

台付き袱紗

爪付きの袱紗に台が付いているタイプを指します。
香典をお渡しする際、香典袋を載せられる簡単な台が付いているのが特徴です。
爪付きのものと同じく、包んだ香典が3万円以上の場合に使われます。

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葬儀でのふくさの包み方

葬儀で香典を持参する際、ふくさの包み方は知っておくと便利です。
ふくさの包み方は種類によって異なるため、以下で詳しくご紹介します。

爪付き袱紗、台付き袱紗の包み方

爪付きのものと台付きのものは、同じ包み方で包みます。

ふくさの裏面を上にした状態でひし形に広げ、真ん中よりも少し右側に香典袋を置きます。
そして香典袋に沿って、右・下・上・左の順に折りたたんでいきます。
最後に右側の余分な部分を内側に折り込めば完了です。
なお爪付きタイプについては、輪っかに爪を通します。

金封袱紗の包み方

金封のふくさを使う場合は、右側のポケットに香典袋を差し込むだけです。
葬儀などの弔事では、ふくさが左開きになるようにする点に注意します。

なお右開きは結婚式などの慶事での作法であるため、葬儀では避けるべきです。

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葬儀のふくさの渡し方

ふくさに香典袋を包んだら、会場でお渡しします。
お渡しする際も一定のマナーがあるため、以下で詳しくご紹介します。

葬儀でお渡しする場合、受付でお渡しするのが一般的です。
芳名帳に名前などを記載した後、ふくさから香典袋を取り出します。
簡単に畳んだふくさの上に、自分が表書きを読みやすい向きで香典袋を置きます。


次に香典袋を右に半回転させ、受付係が読みやすい向きにしましょう。
最後にご霊前にお供えしてほしい旨を伝えつつ、両手でふくさごと差し出します。

渡す際の注意点

香典袋をお渡しする際は、いくつか注意点があるため合わせて知っておくと良いでしょう。
主に以下のような点です。

  • 香典袋を包んだ状態でふくさでお渡ししない。(不幸をお渡しすることを連想させるため)
  • 香典袋を直接手渡ししない。
  • 挨拶ははっきり伝える。

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葬儀のふくさがない場合

職場から直接参列する場合など、ふくさがなくて困る場合もありますよね。
手元にふくさがない場合は、以下のような方法で対応できます。

暗めのハンカチ

ふくさが手元にない場合は、暗色系のハンカチがあれば大丈夫です。
特に黒色やグレーのものなどが無難です。

小さめの風呂敷

ハンカチ以外にも、小さめの風呂敷でも問題ありません。
ふくさは小さめの風呂敷とサイズが変わらない分、持参しても十分に使えます。
色はハンカチの場合と同じく、黒色など落ち着いた暗色のものが良いでしょう。

100均やスーパーでも買える

ハンカチや風呂敷がない場合は、100円ショップやスーパーでも手軽に購入できます。
大手チェーンの店舗でも販売されているため、急ぎで対応したい場合に便利です。
なお値段が安い分、質も低いため、後日都合の良い時に良質なものを買うのがおすすめです。

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ふくさが汚れたら洗っても大丈夫?

ふくさも使っているうちに、汚れが気になってきますよね。
ふくさが汚れた場合は、ドライクリーニングに出せば無難に汚れが取れます。

自分で洗濯機などを使って洗うと、傷んだり縮んだりしてしまうため避けた方が良いでしょう。

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葬儀のふくさのまとめ

「ま」「と」「め」と書かれた積み木と電卓と時計


ここまで、葬儀のふくさの選び方や包み方を中心にお伝えしてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • ふくさとは、冠婚葬祭で金封を包むために使われる包みのこと
  • 葬儀で使うふくさは、主に寒色系の色で、無地か、菊・蓮・蘭などの柄を選ぶ
  • ふくさが手元にない場合は、暗めのハンカチや小さな風呂敷を代わりにする
  • ふくさが汚れた場合は、ドライクリーニングに出せば汚れが取れやすい

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(たなか)

田中 大敬(たなか ひろたか)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。

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