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お葬式

葬儀の打ち合わせ内容は?打ち合わせの流れや服装、いつ打ち合わせするかなどを解説

更新日:2024.03.22 公開日:2021.08.11

喪主

相談 説明

納得のいく葬儀にするためには、事前の打ち合わせが大切です。

近年では葬儀社に依頼して葬儀を執り行う方が増えていますが、葬儀社とする打ち合わせ内容がどのようなものかご存知でしょうか。

事前に内容を把握しておくと、円滑に葬儀の打ち合わせを進められるでしょう。

そこでこの記事では、逝去後の遺体搬送時の打ち合わせ内容や、葬儀の打ち合わせのタイミング、打ち合わせ内容と必要なものについてご紹介します。

葬儀社を選ぶ際に役立つ葬儀社の種類についても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 遺体搬送時の打ち合わせ内容
  2. 葬儀の打ち合わせをするタイミング
  3. 葬儀の打ち合わせ内容
  4. 葬儀の打ち合わせで決めるべきもの
  5. 葬儀の打ち合わせの時に必要なもの
  6. 葬儀の打ち合わせは故人の存命中にもできる
  7. 葬儀社の種類の紹介
  8. 葬儀形態を決めるときのポイントとは?
  9. 葬儀の打ち合わせでの注意点
  10. 葬儀社スタッフに感謝の気持ちを表すには?
  11. よくある質問
  12. 葬儀の打ち合わせまとめ
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遺体搬送時の打ち合わせ内容

葬儀を依頼する葬儀社と打ち合わせをする前に、遺体搬送時にも電話での打ち合わせが必要になります。

病院などで故人が逝去すると、ご遺体を安置場所に搬送するために葬儀社や遺体搬送専門の業者に電話で連絡します
その際の電話での打ち合わせ内容は以下の通りです。

  • 故人の氏名、住所、電話番号
  • 病院の住所、病棟や部屋番号などの詳細情報
  • 依頼者の故人との続柄と電話番号
  • 搬送する安置場所の確認(自宅、葬儀社の安置室、寺院など)
  • 宗教宗派の確認
  • 死亡診断書の原本の有無

遺体搬送時には死亡診断書の原本が無いと搬送出来ないため、医師から発行された死亡診断書を用意しておきましょう。

自宅に搬送する場合は、集合住宅であるかどうか、駐車場やエレベーターの有無など搬送先の詳細情報を伝えることが大切です。

駐車場が自宅から遠かったり、エレベーターがなかったりしても搬送は可能ですが、事前に伝えておくと安全にご遺体を搬送できるからです。

また、宗教宗派によってご遺体を安置する作法が異なるため、故人の宗教宗派の確認もしておくと良いでしょう。

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葬儀の打ち合わせをするタイミング

葬儀 お辞儀

故人の安置が終了したら、次は葬儀の打ち合わせを行います。
葬儀社と打ち合わせをするタイミングは、2つ考えられるためご紹介します。

遺体の安置後

故人が亡くなった際は、自宅や安置施設まで故人を安置することになります。
このタイミングでどの葬儀社に葬儀を依頼するのか打ち合わせを行うことができます。

搬送を依頼した葬儀社とは別の葬儀社に葬儀を依頼することもできます。

遺体の搬送後に打ち合わせを行うことも

遺体を安置後、そのまま同じ葬儀社で葬儀をすることが多いです。
遺体の安置をしてからしばらくして、葬儀の打ち合わせをすることになります。
打ち合わせのためにわざわざ時間を作る必要がないため、効率的です。

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葬儀の打ち合わせ内容

相談 説明

葬儀の事前の打ち合わせでは、何を決めればいいのか気になるところです。
ここでは葬儀の打ち合わせで、決めるべき内容についてご紹介します。

喪主の決定

一般的には故人と近しい親族から順に、喪主を務めます。
具体的な優先順位は以下のようになっています。

  1. 遺言で指名された人
  2. 故人の配偶者
  3. 故人の長男
  4. 故人の長女
  5. 故人の両親
  6. 故人の兄弟姉妹

故人が喪主の指定をしている場合にはその指示に従います。

宗教や宗派の確認

故人や遺族の宗教や宗派を確認しておきます。
仏式の場合は、戒名や僧侶の交通手段などについても決めておく必要があります。

また、菩提寺がある場合は、葬儀社に連絡先などを伝える必要があるため、事前に確認しておきましょう。

葬儀形態の決定

どのような形で葬儀を行うのかを相談します。

以下のような葬儀形態があります。

  • 一般葬…身内だけではなく、故人との関係のあったさまざまな方を呼んでおこなう葬儀形態

  • 家族葬…家族や親しい方を中心としておこなう、小規模の葬儀形態

  • 一日葬…通夜を行わずに、告別式から火葬までを一日でおこなう葬儀形態

  • 直葬…遺体を安置している自宅や病院から直接火葬場に運び、火葬する形態

  • お別れ会…宗教色のない、故人とのお別れの会

予算や故人の生前の付き合いに応じて、どの葬儀にするのかを決めます。

場所を決める

葬儀の形態に応じた葬儀会場を決めます。

葬儀の主な場所としては、

  • 葬祭ホール
  • 寺院
  • 自宅
  • 集会所

などがあります。


葬儀会場を決めるときには、葬儀に参列される予定人数や火葬場までの距離、交通アクセスなども考慮しなければなりません。

予算に応じた葬儀のプランを決める

葬儀には、祭壇・骨壺・棺・霊柩車などのプランのほか、湯灌やエンバーミングのサービスの有無、場合によっては料理や香典返しなどの有無も決めます。


セットプランも参考にしながら、故人の意向や自分たちの希望に合わせたプランを決めましょう。

お手伝いの有無を確認する

葬儀会場では、受付や会計、会場案内などにも人数が必要となる場合があります。

これらの人出を自分たちで出すのか、家族以外の方にお手伝いを頼むのかも確認しておかなくてはなりません。

お支払い方法を確認する

葬儀代金の支払い方法には

  • 現金
  • 銀行振り込み
  • クレジットカード払い
  • 葬儀ローン
  • 電子マネー

などの葬儀会社によってさまざまな方法があります。


しかし業者によっては、支払方法が限られている場合もあります。

自分たちの希望に合う支払い方法が、葬儀会社に用意されているかどうかを確認しておきましょう。

葬祭用品を選ぶ

葬祭用品とは故人を祀る祭壇や、故人を納める棺のことを表します。

特にこだわりがなければ葬儀社が提案している葬祭用品一式を選べば問題ありません。

葬儀の日時を決める

葬儀の日時を決めます。
以下の4点に注意して決めるとよいでしょう。

  • 葬儀をおこなう場所の空き状況
  • 火葬場の空き状況
  • 寺院の都合
  • 遺族の都合

葬儀の流れを確認

滞りなく葬儀を進めるためにも、以下の点をしっかりと確認してください。

  • 通夜までに用意しなくてはいけないもの
  • 式場内では誰がどの位置に座るのか
  • 納棺式をおこなう流れの確認
  • 喪主の挨拶の用意はできているのか

家族以外に人員が必要かを調べておく

特に一般葬の場合、葬儀の当日は、たくさんの人員が必要です

家族や親族だけでは人員が足りなさそうであれば、葬儀社に手配してもらいましょう。

料理や返礼品を決める

通夜振る舞いや火葬場での飲食、会葬御礼品や香典返しなどについて決めます。

葬儀の規模も踏まえて相談しましょう。

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葬儀の打ち合わせで決めるべきもの

葬儀の打ち合わせでは次のようなことを決めなければなりません。
いざという時に戸惑わないように前もって確認をしておきましょう。

祭壇の種類

祭壇は、打ち合わせの際にカタログなどを見て、遺族で選ぶことが一般的です。

簡単に選べないなら、葬儀会社のwebサイトなどで前もって確認しておく事をおすすめします。

祭壇には、主に白木祭壇花(生花)祭壇の2種類があり、予算や葬儀会場の規模などに合わせて選びます。

花祭壇を選んだ場合は、飾り付ける花の種類の希望も考えておきましょう。

故人の好きだった花や希望していた花を飾り付ける葬儀も多いので、もしも希望を聞いていたなら、この時点で業者に依頼しておきましょう。 

ひつぎの種類

火葬が一般的な日本では、棺は木棺が基本となっています。

ただ、そのデザインや材質にはさまざまありますので、打ち合わせの際に決めなければなりません。

材質には、檜や桐、もみなどがあり、外側に彫刻が入れられたもののほか、棺の表面を麻・木綿・絹などで覆った布張棺もあります。

遺体をエンバーミングした場合は、専用のエンバー棺というものがあります。
また近年では、地球環境に優しいエコ棺を用意している業者も増えてきました。

骨つぼの種類

骨つぼのサイズは、直径2寸(約6cm)から8寸(約25cm)以上とさまざまあります。
材質は、陶器や焼き物が多く、高価なものでは大理石製の骨つぼもあります。

骨つぼを選ぶ際には、納骨する場所に合わせて決めなければなりません。

一般墓なら、一般的なサイズの骨つぼでもんだいはありませんが、納骨堂の場合ならスペースが限られているため、小ぶりの骨つぼにする必要があります。

戒名を決める

戒名は、菩提寺の僧侶に付けてもらう方法が一般的です。
菩提寺が無ければ、納骨先の寺院や、葬儀社から紹介してもらった僧侶の方に付けてもらいます。

もしも、戒名に入れたい文字があるなら、お願いすることもできます。
なお、戒名にはランクがあり、料金にも差があります。

供花を飾る

故人の霊を慰めるために、祭壇の周りに飾る供花は、地域や宗教によって異なります。

供花のスタイルは、葬儀の形態に合わせ、可能なら故人の好きだった花も加えてあげてください。

霊柩車を決める

葬儀の後、火葬場へご遺体を運ぶための霊柩車には、伝統的な宮型とバンタイプの洋型があります。
近年は、洋型を選ぶ方が多いようです。

会食や演出の準備

葬儀形態によっては、通夜や葬儀の後に参列者へ会食の席を設ける場合があります。 

会食は、懐石料理の他に、ビュッフェ形式などもありますので、予算や希望に合わせたものを選びましょう

その他、葬儀の演出として、生演奏やメモリアルビデオの放映などを希望する場合は、この時点でどのような形にするか、具体的に決めておきます。

打ち合わせで葬儀の詳細が決まったら見積書を確認する

葬儀の詳細なプランが決まったら、葬儀社から見積書が提示されます。

見積書には、葬儀プランに関する様々な項目が記載されていますので、しっかりと確認をしてください。

  • 打ち合わせ通りのプランになっているか
  • 抜けている項目はないか
  • それぞれの料金に間違いはないか
  • 参列者に合わせたサービスになっているか
  • 返礼品や料理に間違いはないか
  • 見積書記載が本当に総額なのかどうか

これらの点に注意して、細かく確認しておく必要があります。

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葬儀の打ち合わせの時に必要なもの

step

葬儀の打ち合わせでは様々なことを話し合います。
そのため、事前に用意しておくと打ち合わせがスムーズになるものがあります。

故人の遺影

遺影として選ぶ写真は、故人の顔が鮮明に写っているものでなるべく新しい写真が好ましいです。

故人が病気などで亡くなっている場合は、故人の体調がよかったときの写真を遺影に使うことが多いです。

印鑑

葬儀の打ち合わせでは、死亡診断書の記入や火葬許可書の受け取りが行われます。

その際に印鑑が必要になるため、忘れないようにしましょう。

宗教が確認できるもの

葬儀の際は、故人の宗教を確認できるものがあると便利です。
宗教や宗派によって、葬儀の内容は大きく異なります。

宗教によっては選択できる葬儀のプランが限られてる場合もあります。
もしも故人の宗派がわからない場合は、菩提寺や親族に確認するなどしておきましょう。

お墓や位牌などからもわかるため、それらの写真を持参するのも一つの手段です。

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葬儀の打ち合わせは故人の存命中にもできる

葬儀の打ち合わせでは、喪主の決定、宗教宗派の確認、葬儀形態の決定、さらに葬儀内容を詳細に打ち合わせしていきます。

これらの打ち合わせは基本的に故人の逝去後に行われることが多いですが、近年では故人の存命中に葬儀の打ち合わせを行う「生前予約」が注目されています。

生前予約が注目されている理由

葬儀の打ち合わせにかかる時間は約1〜2時間ほどですが、打ち合わせが終了すると通夜の準備や参列者への連絡、葬儀の際の喪主の挨拶文の作成などを行います。

故人の逝去後に葬儀の打ち合わせを行うと、葬儀までにやらなければいけないことが多く、心の整理をつける時間がないため近年では葬儀の生前予約が注目されています。

予約とありますが葬儀の日程を予約するのではなく、喪主や葬儀形態の決定、宗教宗派の確認、葬儀内容の詳細などの打ち合わせを故人の存命中に行います。

生前に葬儀内容を打ち合わせても、直前で変更したくなるのではと心配になる方もいますが、葬儀社によっては打ち合わせた予約内容を変更できる場合があります。

そのため、事前に予約内容の変更が可能な葬儀社を選ぶと、満足のいく葬儀を執り行いやすくなるでしょう。

存命中の葬儀の打ち合わせをするメリット

生前予約を利用して存命中に葬儀の打ち合わせを行えれば、本人の望む葬儀を実現しやすくなります。

近年では、終活の一環としてエンディングノートを作成して葬儀の希望を記述している場合があります。

しかし、逝去後にその希望が打ち合わせで採用されるかは葬儀社によってしまいます。

遺族はできる限り故人の希望を尊重しようと動いてくれますが、逝去後の時間がない中では、すべての希望を実現できる葬儀社を探すのは難しいためです。

そのため、時間に余裕がある段階で葬儀の打ち合わせをすると良いでしょう。
また、生前予約が可能な大半の葬儀社では、葬儀費用の割引も実施しています。

葬儀の打ち合わせに十分な時間が取れ、葬儀費用の削減にも繋がる点が、存命中に葬儀の打ち合わせをするメリットになります。

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葬儀社の種類の紹介

葬儀社には主に次のような種類があります。

葬儀専門業者

葬儀サービスが主な事業となっているのが葬儀専門業者です。

霊柩車運営会社やギフト業者など、複数の葬儀関連の企業をまとめて、葬儀を行う遺族の負担を減らすことも葬儀専門業者の仕事の1つとなります。

企業規模には、地域密着の小規模な会社や全国展開を行っている葬儀業者など、さまざまあります。

葬儀業者によっては、自社で斎場を持っている場合もありますが、斎場を持っていない業者は、公営の斎場や寺院が持っている斎場を利用することが一般的となっています。

冠婚葬祭互助会

冠婚葬祭に備えて、毎月一定の金額を積み立てて、いざという時に積立金をその費用の一部に充てるという仕組みを持っているのが、冠婚葬祭互助会で、短く互助会と呼ぶことが多いです。

契約金額に応じた割引サービスが受けられるというメリットがありますが、途中で解約すると解約手数料が発生することがあります。

その他、葬儀プランや葬儀会場は、互助会で決められた中からしか選べ無いという点はデメリットです。

共済

入会金を払って会員登録をすると、葬儀費用の割引が受けられたり、葬儀費用の何割かを弔慰金として受けられたりできるシステムを共済と言います。

共済ごとにシステムや受けられるサービスが異なりますので、入会するときにはしっかり規約を読んでください。

生協・JA(農業協同組合)

生協やJAなどの協同組合では、組合員向けに葬儀に関するサービスを提供しています。
具体的な葬儀は、決まった葬儀会社に委託する形となっています。

JAでは、自社で葬儀会館を持つ業者もあり、組合員以外の葬儀を行うこともありますが、組合員と非組合員では料金が異なることが一般的です。

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葬儀形態を決めるときのポイントとは?

相談 説明

初めての葬儀で、どのような葬儀形態にしたらいいのかわからない方も多いと思います。
葬儀形態を決めるときのポイントをご紹介します。

予算に応じた葬儀形態を選ぶ

どうしたらいいか迷ってしまった場合は、予算をもとに決めるのがおすすめです。
以下でそれぞれの葬儀形態の予算相場についてご紹介します。

一般葬の相場は150万円ほど

一般葬にかかる費用の相場は150万円程度といわれています。
実際にはお布施や返礼品などの費用が重なることも覚えておいてください。

家族葬の相場は100万円ほど

家族葬にかかる費用の相場は、100万円程度といわれています。
一般葬に比べて規模が小さいことから、費用が安くなりやすいです。

故人との最後の時間を大切にしたい方や、葬儀の費用を抑えたい方におすすめです。

直葬の相場は20万円ほど

直葬にかかる相場は20万円程度といわれています。
葬儀を簡略化している分、費用も少なく済むのが特徴的です。

どうしても葬儀の費用を安く抑えたい場合には、直葬がおすすめです。

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葬儀の打ち合わせでの注意点

書類

葬儀を満足いく内容にするためには、葬儀社との徹底的な内容のすり合わせが必要です。
葬儀の打ち合わせを進める上で、注意すべき点をご紹介します。

葬儀プランの中身を確認

葬儀に必要な道具やサービスは、葬儀社が提示するプランの中で揃っている場合が多くあります。

遺族が必要だと考える道具がプランの中に入っているかは必ず確認してください
場合によってはプランの変更や、遺族側で用意する必要があります。

葬儀の希望を葬儀社に伝える

家族が亡くなった後は精神が不安定になりやすいです。
そのため、葬儀社の言われるままにプランを選択してしまうことも考えられます。

故人の意思と異なる葬儀形態を選ばないように注意が必要です。

葬儀費用の支払い方法をチェック

どのような支払い方法があるのかも事前に確認してください。
現金払い以外にもクレジットカードの決済が可能なところも多いです。

メモリアルローン(墓石の購入資金や葬式費用などの個人ローン)が可能な葬儀社もあります。
希望する支払い方法がある葬儀社を選ぶようにしましょう

自分が希望する葬儀の具体的なイメージ

葬儀をどのような形で行いたいのか、故人が生前に希望していたことはないか、遺言エンディングノートにどのような葬儀を行って欲しいかなどについて書かれていないか確認してください。

前もって決めておかなくてはならないことには、

  • 葬儀の規模
  • どの範囲まで参列をお願いするか
  • 棺や祭壇のお花、飾りつけ
  • 遺影の準備
  • 精進落としの有無

などがあります。

例えば、家族葬を希望するなら、親族は誰に声をかけるのか、友人・知人は参列してもらうのか、通夜は行うのか、葬儀場にはどのようなお花を飾るのか、予算に応じて出来るだけ具体的に葬儀の形を考えておけば、葬儀業者との打ち合わせがスムーズに進みます。

葬儀の打ち合わせの服装について

葬儀の打ち合わせの時は、普段通りの服装で問題ありません。

葬儀の事前準備段階で、時間がかかる場合もありますので、リラックスできる服装で打ち合わせに向かいましょう。

ただ肌の露出が多い服や派手な色使いの服装は避けた方が無難です。

葬儀費用で追加料金が発生する場合がある

葬儀費用は、前もって決めたプランについての料金以外に、状況によっては追加料金が発生することがあります。

追加料金が発生する具体的な原因としては、次のようなものがあります。

  • 葬儀場や火葬場の予約が取れずに安置日数が規定以上になった

  • 寝台車・霊柩車の移動距離が想定より長くなった

  • 参列者が想定よりも多かった

  • 移動用のマイクロバスが必要になった

  • エンバーミングや遺体のメイクアップをお願いした

追加料金が発生して慌てないように、契約時にはプラン内容とオプション扱いになるサービスについてしっかりと確認してください。

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葬儀社スタッフに感謝の気持ちを表すには?

スーツ

葬儀社のスタッフの方にどのようにお礼をすればよいのかについてご紹介します。

感謝の気持ちを記したお礼状を渡すことがおすすめ

葬儀を一通り終えた後に、お礼状を書いて渡すことをおすすめします。
葬儀社のスタッフへ感謝の気持ちを表したい場合は、お礼状は効果的な手段だと言えます。

金銭は受け取れないことが多い

社内規定により、金品の受け取りができない葬儀社もあります
「心づけ」として金銭を渡したい場合には、事前に葬儀社に確認をとっておくとスムーズです。

霊柩車の運転手などには、不祝儀袋に包んで5000~1万程度の「心づけ」を渡すこともあります。

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よくある質問

葬儀の打ち合わせでよくある質問についてご紹介します。

葬儀社との打ち合わせにかかる時間を教えてください。

基本的に葬儀社との打ち合わせは約1〜2時間ほどかかります。

打ち合わせでは、喪主や宗教宗派の確認、葬儀プランの決定、参列者へのもてなし内容、葬儀と宗教者の日程調整、葬儀費用の見積りをします。

限られた時間で円滑に打ち合わせを進めるには、事前に家族と葬儀内容について相談しておくと良いでしょう。

直葬のメリットとデメリットはなんですか?

直葬とは、葬儀を行わずに安置場所から直接火葬場へ向かう形態です。
亡くなられてから、すぐに火葬されるために、短時間・低コストで済む点がメリットです。

しかし、故人を悼む時間が少ないため、あとで後悔したり、お別れができなかった親族とのトラブルが起こる可能性があるという点がデメリットです。

一日葬のメリットとデメリットはなんですか?

一日葬とは、通夜を行わずに告別式と火葬を一日で終わらせる葬儀の形態です。

告別式を行うことで、故人とお別れする時間が取れる、通夜を行わないためにコストが抑えられるという点がメリットとなります。

しかし、一日葬とは言え、告別式の前日から葬儀場の準備をする必要があるので、葬儀会場の費用は一般葬とあまり変わらない場合があります。

また、通夜を行わないため、あまり多くの参列者にきていただけないというデメリットもあります。

家族葬のメリットとデメリットはなんですか?

家族と限られた親族のみで行う家族葬は、周囲に気を使うことなく、ゆっくりと故人を偲ぶことができ、コスト的にも抑えられます。

しかし、家族葬に参列できなかった親族とのトラブルが起こる可能性がある点や、故人の友人が、後日になってから弔問に訪れることがあり、その対応が必要になる点などがデメリットと言えます。

一般葬のメリットとデメリットはなんですか?

一般葬なら、多くの知人や親族に参列していただけますので、生前に故人がお世話になった多くの方に挨拶ができます。

また、多くの方に参列していただくことで、葬儀後の対応も少なくて済みます。

ただし、葬儀の規模としては大きくなりますので、参列者の人数によっては費用が高くなる傾向があります。

社葬のメリットとデメリットはなんですか?

社葬の場合は、広報活動の一環として葬儀が行われるので、福利厚生費として、経費扱いに出来ます。

また、企業の代表者の社葬なら、後継者のお披露目の場ともなり、企業にとってもメリットが大きくなります。

ただ、万一不手際があると、企業のイメージダウンになりかねません。
葬儀の段取りや演出、受付の対応などには、参列者に失礼のないように細心の配慮が必要です。

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葬儀の打ち合わせまとめ

葬儀 祭壇

これまで葬儀の打ち合わせの情報について中心にお伝えしてきました。

  • 葬儀の打ち合わせをおこなうタイミングは、遺体の安置前後

  • 葬儀の打ち合わせでは、まずは喪主や葬儀の日時や流れを決める

  • 葬儀の打ち合わせには故人の遺影と印鑑、宗教を確認できる何かがあれば便利

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(たなか)

田中 大敬(たなか ひろたか)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。

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