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お葬式

海で葬儀できる?海洋散骨のメリット・デメリット、注意点を解説

更新日:2022.11.21

喪主

僧侶

記事のポイントを先取り!

  • 海洋散骨は海に散骨すること
  • 海洋散骨の許可証は不要
  • 海洋散骨は形に残らない

世界には色々な方法で死者を弔う儀式があります。

日本は火葬後お墓へ埋葬するのが一般的ですが、最近では宗教や価値観の変化により供養の形式も多様化しています。

そうした中で人気が出ている形式の一つに、海に散骨をする海洋散骨があります。
この記事では、海洋散骨の特徴について解説します。

海洋散骨のメリットやデメリットも解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 海洋散骨とは?
  2. 海洋散骨の注意点
  3. 海洋散骨をオススメな人
  4. 海洋散骨するメリット
  5. 海洋散骨するデメリット
  6. 海洋散骨の費用
  7. 海洋散骨は許可書が不要
  8. 海洋散骨のまとめ
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海洋散骨とは?

最近では供養の仕方も多様化が進み、様々な方法が選択できるようになりました。
中でも注目されている方法に海洋散骨というものがあります。

海洋散骨とは、墓石を作らず故人の火葬を終えた後、遺骨を細かい粉状にし海へ撒き供養することを指します。

散骨の際は、献酒や献花をして故人を弔います。

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海洋散骨の注意点

海洋散骨を行う場合、いくつか注意するべき点があります。
正しい方法で散骨しないと死体損壊などに問われる可能性もあります。

不安な方は、専門業者などもあるので問い合わせることをおすすめします。

遺骨の粉末化

遺骨をそのまま散骨することはトラブルの原因にもなります。
そのため必ず遺骨を遺骨だと分からない程度に粉末状にし、散骨することがルールです。

沖に散骨すること

必ず船に乗って沖合で散骨をしましょう。
人が立ち入ることが出来る陸地から1海里以上離れた海洋上のみで散骨を行わなければなりません

漁場、養殖場、航路は避ける

一般の船客から見える位置での散骨は避けましょう。
人目につく場所での散骨はマナー違反です。

自然に還らないものは撒いてはいけない

環境に配慮し、 自然に還らないものは撒かないようにしましょう。
献花や献酒をする際も、花束などについたビニールはとり、花びらだけを撒くなどしましょう。

参列者の安全を確保する

船舶に同乗する場合、定員を守るなど参列者の安全の確保に十分配慮しましょう
船舶から散骨を行う際は一人当たり3000万円以上の船客賠償保険に加入した船舶で行う必要があります。

喪服の着用は避ける

散骨をするにあたり、桟橋やマリーナの他の利用者の心情にも配慮しましょう。

故人を偲ぶ気持ちで喪服を着用してしまいがちですが、葬儀だとわからないような服装を心がけましょう

海洋散骨自体は違法ではありませんが、周辺の他の利用者などへ配慮をし、節度を持って行いましょう。

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海洋散骨をオススメな人

海洋散骨は、自然に還すという特徴や、墓石購入の負担が軽減されるという長所から選択される方が多いようです。

  • 自然が好きな方、特に海が好きな方
  • 子供や孫に負担を掛けたくないとお考えの方
  • お金をかけたくない方
  • お墓を継ぐ人がいない方
  • 宗教とは無縁の方
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海洋散骨するメリット

これまで海洋散骨について説明してきましたが、海洋散骨を選ぶメリットはあるでしょうか?

墓石・管理費が不要

まず初めに、金銭的な負担が少ない点です。
東京郊外にお墓を購入するのは、平均200万円程度かかると言われています。

管理していくとなるとそれに上乗せして費用がかさみます。
それに比べ海洋散骨はお墓を購入する必要がありません。

船をチャーターし散骨しても20万円程度で済み、約10分の1の価格で供養することができます。

故人の希望を尊重できる

次に、故人の生前からの希望を叶えることができる点です。
海洋散骨を選ぶ方の大半は自然や海が好きで死後は自然の一部になりたいと希望している方です。

故人がそうした考えをお持ちの場合は海洋散骨に向いているといえます。

後継者の心配がない

最後に、お墓の後継者の心配が無いことです。
お墓を購入し維持していくには後継者の問題が付き物です。

日本では近年少子化問題や結婚の多様化が進みお墓の後継者になる方が減っています。
誰も後継者がいない「無縁墓」も社会問題となっています。

そんな中、お墓を持たない海洋散骨には後継者の心配もないです。

残された親族への負担を減らしたい方や、後継ぎがいらっしゃらない方におすすめです。

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海洋散骨するデメリット

物事にはデメリットもあります。メリットとデメリットを見比べ、ご自身や故人に最適な選択をしましょう。

親族間で意見が分かれる

一つ目のデメリットは、親族に理解してもらう必要があることです。

海洋散骨は一般的な供養と違うので故人が希望していても周りからの理解が得にくい場合が多いです。

しかしお墓のない散骨の場合、「お参りができない」と悲しむ親族もいらっしゃると思います。

後悔しないよう、皆様が納得のいく形で行えるとよいでしょう。

形として残らない

二つ目のデメリットは、形として残らないという点です。

散骨をする際は、遺骨を粉状にするのがルールですので手元に遺骨が残ることがありません

そのため、後になって故人を偲ぶためにお墓が欲しいと思っても、弔う遺骨が残らないことになります。

また、「遺骨を粉状にする」こと自体に心理的抵抗を感じる親族も少なくないと思います。

後悔のないよう、慎重に検討することをおすすめします。

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海洋散骨の費用

費用 電卓

海洋散骨の場合、費用はどのくらいかかるのでしょうか?

依頼する業者により値段の前後はありますが、一般的に約10万~50万円程度と言われています。

複数の遺骨を合同で散骨することで費用を抑え、5万円以下で行えるケースもあります。

また、遺骨を粉状にする必要があるので、その料金が含まれているのかにも注意しましょう。

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海洋散骨は許可書が不要

海洋散骨を実施する際特別な許可書は必要ありません

しかし、自治体により観光地としてのブランド低下などを懸念しガイドラインを設定している地域もあります。

散骨方法によっては法律違反や条例違反になる可能性もあります。

不安な場合は専門業者や自治体に相談してから行うようにしましょう。

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海洋散骨のまとめ

「ま」「と」「め」と書かれた積み木と電卓と時計

ここまで海で行う葬儀形態の1つである海洋散骨のメリットやデメリットなどを中心に書いてきました。
この記事をおさらいすると、以下の通りです。

  • 海洋散骨とは、海に粉状の遺骨を散骨し供養すること
  • 海洋散骨をするには親族の理解が必要
  • 海洋散骨は手元に遺骨が残らないため
  • 海洋散骨の費用は約10~50万円程度

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。



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監修者

評価員(たなか)

田中 大敬(たなか ひろたか)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。

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