お葬式
葬儀で代理参列するためには?参列や香典の書き方などを紹介
更新日:2022.11.21 公開日:2021.08.29

葬儀での代理参列についてあまり知らないという方が多くいらっしゃると思います。
上司に頼まれたときなど、代理参列の仕方など不明なことが多いでしょう。
そこで、この記事では
- 葬儀に代理参列しても良いの?
- 代理参列の仕方
- 代理で出す香典の書き方
以上の内容について解説していきます
葬儀の代理参列について知り、いざ頼まれたときにも冷静に対応できるようになっておきましょう。
喪主の代理の可否についても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。
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葬儀の代理参列

結論から言うと、通夜や葬儀は代理参列しても問題ありません。
それは葬儀は予期せぬときに執り行われるため、どうしても参列が叶わない場合があるからです。
そのときには参列を見送るよりも、代理を立てて参列をすることが礼儀といえるでしょう。
代理を立てるべき状況として考えられるのは以下の通りです。
- 職場の上司の代理
職場の取引先や下請けの会社の担当者、またはその家族の方が亡くなった場合、職場の上司がどうしてもいくことができない場合も出てくるでしょう。
そのような時に、部下などへ依頼して代理出席を頼む場合があります。 - 両親の代理
職場以外にも、自分の両親の友人や地域のお世話になった方の葬儀のときに両親が高齢や遠方で出席できない状況もよくあります。
そのようなときに代理を立てる場合もあり得ます。 - 配偶者の代理
配偶者の知人や友人が亡くなった時、本人がどうしても葬儀に出られない場合も考えられます。
そのようなときにも代理で参列することができます。
代理参列の仕方

代理参列の場合、通常の参列との違いに戸惑ってしまうかもしれません。
ここで、代理参列の仕方について下記の通り解説していきます。
- 挨拶の仕方
- 受付での芳名帳への記帳の仕方
- 記帳後の振る舞い
- 香典返しの扱い
順番に解説します。
挨拶の仕方
代理で参列する場合、挨拶をする際は誰の代理で来たのかを必ず伝えましょう。
本人と自分との関係、本人と故人との関係も含めます。
<例文>
○○の部下の△△です。
故人様とご縁の深かった○○が都合により参列できず、私が代理で参りました。
この度は誠にご愁傷様でございます。心よりお悔やみ申し上げます。
受付での記帳の仕方
代理参列の受付での記帳の仕方は、普通に参列するときと少し異なるので注意しましょう。
- 香典を受付の方に渡す前に、一言挨拶をする
- 香典を渡し、記帳を行う
- 記帳する住所と名前は、参列ができなかった方のものを記入する
- 代理とわかるように横に「代」もしくは「代理」と自分の名前を記入する
代理人が配偶者の場合は「内」と記入します。
代理を頼まれた方の名前や住所に不安がある場合は、名刺などを預かっておくとスムーズに記帳を済ませることができます。
記帳後の振る舞い
受付での記帳を終えた後の振舞いは、通常の葬儀の参列と同じです。
通夜や葬儀へ参列し、焼香も通常通り行います。
その後の通夜振舞いなどの食事の席に関しても、なるべく出席するとよいです。
お断りしても失礼には当たりませんが、少しでも食事をとると故人の供養にもなります。
香典返しの扱い
香典への返礼品で香典返しは後日郵送されることが多いですが、たまに葬儀当日に渡されることもあります。
その場合、後日代理参列を頼まれた上司や家族の方に渡すようにしてください。
手渡しが望ましいですが、都合がつかない場合は郵送することもできます。
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代理で出す香典の書き方

代理で出す香典の書き方は、通常の場合と多少異なります。
香典の外包みに書く表書きには、「御香典」や「御霊前」と書きます。
このとき各文字については故人の宗教や宗派によって変わってくるので、事前に確認しておきましょう。
下半分には、代理を依頼した本人の会社名やお名前を書くようにしましょう。
代理の場合には、左下に「代」の字を添えます。
夫婦の場合は、「内」と書いてください。
中袋には依頼主の氏名、住所、金額を記入します。
中袋がない場合は裏面に住所と金額のみを記入しましょう。
複数人分の代理参加

葬儀で代理参列するのに、1人で複数人分の代理をすることもできます。
ただ芳名帳への記載については、後ろの方を待たせてしまうことになります。
名刺や代理者の一覧表をあらかじめ作成しておくとよいです。
連名の香典の場合、3名以内であれば全員分の名前を記入しましょう。
部署など4名以上の団体で出す場合は、部署名か代表者の名前を記入しましょう。
代表者名を書くときは、「他一同」と付け加えましょう。
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喪主の代理

参列者だけが代理を頼めるわけではありません。
たとえば、喪主も代理を頼むことができます。
基本的には、喪主は故人の配偶者や長男・長女が喪主を務めるのが慣習です。
しかしどうしても葬儀に参加できない場合、兄弟や近しい親族などにやむを得ず代理をお願いする場合もあります。
遺族たちと以下についてよく話し合ったうえで決めるとよいです。
- 四十九日忌の法要はどうするか?
- 納骨はどうするか?
- それまで故人をどこに預けておくか
などをよく話し合い決めておいてください。
葬儀の代理まとめ

ここまで葬儀での代理参列について、参列のマナーや香典の書き方などを中心に書いてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- 通夜や葬儀は、代理参列しても良い
- 受付での挨拶の仕方や芳名帳への記帳の仕方など気を付けなければいけない
- 代理の場合、香典袋の左下に「代」と書く
- 喪主も代理を頼むことができる
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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監修者

田中 大敬(たなか ひろたか)
厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター
経歴
業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。
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