お葬式
葬儀の芳名帳とは?書き方のルールやマナー、準備方法も解説
更新日:2023.11.24 公開日:2021.07.18
葬儀の芳名帳(ほうめいちょう)の正しい書き方を知っていますか。正しい知識を知った上で、芳名帳を書かなければ、マナー違反となってしまいます。
そこでこの記事では、葬儀の芳名帳の書き方やルール、マナーなどについて解説していきます。この記事を読むことで、芳名帳に関する疑問を解消できるので、ぜひ最後までご覧ください。
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葬儀の芳名帳とは?
葬儀の芳名帳は、芳名録(ほうめいろく)とも言い、名前の通り葬儀に参列した人の名前や住所を記帳するものです。
芳名帳に記録することで、香典返しなどの手続きをスムーズにする効果があります。
出席者の把握
芳名帳に記帳いただくことで、葬儀に誰が参列し、いくら香典をいただいたのかがすぐにわかるようになります。
親族や友人などが参列した場合、ある程度把握することも可能ですが故人の会社関係者の誰が参列してくれたのかまで把握することはなかなかできません。
しかし芳名帳に名前が記入されていれば、後日お礼の連絡や香典返しなどもスムーズに行うことができるため葬儀の芳名帳はとても大切になります。
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香典帳との違い
芳名帳と香典帳の一番の違いは、誰が記入するかです。芳名帳は参列者が受付などで自分で記入しますが、香典帳は喪主や故人の遺族が作成します。
また、香典帳には参列者の名前と住所だけでなく、頂いた香典の金額も記入します。
香典帳に記入しておくことで、香典返しを適切に行うための準備をします。参列者は芳名帳のみ記入することを覚えておきましょう。
葬儀の芳名帳の種類
葬儀などで使われる芳名帳の種類を紹介します。書く内容はほとんど同じですが、タイプによって書き方が異なります。
ノートタイプ
罫線のみのシンプルなノートタイプです。
一番多く使われているのはこちらのノートタイプになります。
基本的には、住所から書き始めることが多いです。
表タイプ
表タイプは、記入欄が表になっているタイプで、あらかじめどこに何を書けばいいのかが上の項目を見るだけで一目で分かります。
表に従って住所や名前などを書けば良いので、初めて記入する方でも間違えることはほとんどありません。
カードタイプ
カードタイプは一人一人独立したカード状になっている芳名帳です。
カードタイプにはノート型と同じ罫線のみのタイプと、表になっているタイプがあります。
こちらも上記と同様に住所や名前などを記入していけば特に問題はありません。
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葬儀の芳名帳の書き方
葬儀の芳名帳の書き方は、大きく分けて4種類あります。
それぞれ詳しく紹介していきますので、参考にしてください。
個人
葬儀に個人で参列する場合は、自分の住んでいる住所と名前を記帳するだけで問題ありません。
名前はフルネームを書きましょう。
指定がある場合は郵便番号などを記帳することもありますが、書き方は基本シンプルで大丈夫です。
住所や名前を記帳する際は、漏れなく記帳するようにしましょう。
会社関係
故人の会社関係者が個人で参列する場合も同様に、自分の住所と名前の記帳のみで問題ありません。
ただし、会社を代表して参列する場合は、自分が住んでいる住所ではなく、会社の所在地を記帳しましょう。
支社や部署などが複数ある場合は、自分の所属している支社や部署名をしっかり記帳しましょう。
代表して参列する場合は、「株式会社〇〇 〇〇支社 名前」を記帳します。
代理
諸事情により参列できない方の代理で参列する場合は自分の名前ではなく、代理で参列を頼んだ方の名前を記帳します。
いざ記帳するときに「あれ?住所どこだっけ?」とならないように参列する前にしっかり確認し、事前にメモしておくなどの準備をしておきましょう。
代理の場合は、代理を頼んだ方の名前の横に「(代)」と入れることも忘れないようにしましょう。
夫婦連名
夫婦一緒に参列する場合は、住所と名前をそれぞれ別々に記帳するように求められることが多いです。
基本的に両名共に記帳する必要がありますが、どちらか一方の記述のみでも問題ない場合もあります。
カードタイプの場合は、それぞれ別々に記入することがほとんどです。
芳名帳を書く際には、基本的に近くに受付の親族の方がいらっしゃると思いますので記帳する前に確認することをおすすめします。
葬儀で芳名帳を書く時のマナー
葬儀で芳名帳を書く時にはいくつかのマナーがあります。
それぞれ紹介していきますので、マナー違反にならないように心掛けましょう。
お悔やみの言葉を述べる
芳名帳に記帳する前に、遺族の方にお悔やみの言葉を述べましょう。
お悔やみの言葉としては、「ご冥福をお祈りします」「この度はご愁傷さまです」などが挙げられます。
一般的に芳名帳は受付で書くため、遺族や親族の方がいらっしゃることが多いです。
そのため、ただ芳名帳を書くだけではなく必ずお悔やみの言葉を述べるようにしましょう。
芳名帳に記入
お悔やみの言葉を告げ終わりましたら、芳名帳に記帳していきます。
先ほど紹介した内容に沿って記帳していきましょう。
住所や氏名などは香典返しのために必要になるため、記帳する際は読みやすい字で書くようにしましょう。
香典を渡す
芳名帳に記帳する際、香典も一緒に渡しましょう。
基本的には、芳名帳を書き終えたタイミングで問題ありません。
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葬儀の芳名帳係をする場合
葬儀で芳名帳係をする場合は、以下の準備が必要となります。
基本的には親族などが行うことが多いので、初めて芳名帳係をする場合は前もって遺族や葬儀社の方などに確認しておくことをおすすめします。
芳名帳の用意
まずは芳名帳の用意をしましょう。
葬儀プランに含まれていて葬儀会社が用意してくれる場合もあるので、確認しておきましょう。
プランに含まれていない場合や、デザインなどにこだわりたい場合は、量販店や文房具店、インターネットなどで芳名帳を購入することができます。
芳名帳には先ほど紹介したように様々な種類があるため、どの種類を用意するか前もって親族同士で話し合っておくことをおすすめします。
数冊準備する
芳名帳を用意する際は、1冊だけでは足りなくなる恐れがありますので数冊用意するようにしましょう。
一般参列者と会社関係者とで分ける場合もあります。
カードタイプの場合も同様に参列者の数に合わせて複数枚用意しておきましょう。
番号をふる
芳名帳に番号をふることもとても大切になります。
後々、名前や住所などを確認する際、番号がふってあると事務作業がとても楽になります。
筆記用具の用意
筆記用具も重要です。
1本だけの場合、受付の時間が長くなってしまいその後の葬儀に影響が出る場合もあります。
芳名帳の記帳をスムーズに行うためにも多めに筆記用具を用意しておきましょう。
丁寧な対応を心がける
芳名帳係をする際は、参列してくれた方全員に丁寧な対応を心掛けましょう。
全員に話をする必要はありませんが最低限の挨拶を交わすようにしましょう。
芳名帳係が一人で、どうしても席を離れなければいけない場合は遺族や親族の方に代わりに席にいてもらいましょう。
受付に誰もいないという事態はできるだけ避けましょう。
葬儀の芳名帳の処分方法
芳名帳の処分には細心の注意が必要です。
個人情報などもたくさん記帳してある芳名帳は法事などの際に必要になる可能性もあるので、基本的には処分せずに自宅に保管しておくことをお勧めします。
どうしても処分したい場合は、個人情報がたくさん記帳されていますので、そのまま捨てるのではなく、必ずシュレッダーなどにかけて細かく細断して捨てるようにしましょう。
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葬儀の芳名帳についてのまとめ
ここまで葬儀の芳名帳について、書き方やマナーなどを中心にお伝えしてきました。
- 芳名帳は、葬儀に参列した方の住所や名前などを後々確認できるもの
- 書く内容は「名前」「住所」など
- 芳名帳を記帳する際は、お悔やみの言葉を述べ、記帳後に香典を渡す
- 芳名帳係をする場合は、複数の芳名帳と筆記用具を準備する
- 芳名帳係をする場合、受付に誰もいない状況をできるだけ作らない
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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監修者
袴田 勝則(はかまだ かつのり)
厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター
経歴
業界経歴25年以上。当初、大学新卒での業界就職が珍しい中、葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから皇族関係、歴代首相などの要人、数千人規模の社葬までを経験。さらに、大手霊園墓地の管理事務所にも従事し、お墓に納骨を行うご遺族を現場でサポートするなど、ご遺族に寄り添う心とお墓に関する知識をあわせ持つ。
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